二次創作小説(新・総合)
- 争い、追われ、騙され、閉じ込められ ( No.431 )
- 日時: 2022/04/30 17:30
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。
・・・さて、森のポケモン達を説得させるために大木に向かい、次に出てきたのはクラウンピース。一体どうなるのか
《人間の里》
・・・人間の里。建物の屋根の上で、瘴気に戻った人間達の様子をうかがっている者が計2名。
ハルカス「これは・・・人間達が正気に戻っているようですね・・・BUGがやったと言うワケですか。」
Re「そうみたいっスよー。
・・・ゲーチスが、クラキとか言う人間と、マギアナと秦こころを合わせたディスペクターのマギアココロ、後あの菓子売りだとかが作った菓子を使って、里の人間をこっちの・・・と言うより彼の都合のいいように感情操作していたらしいっス。」
ハルカス「・・・ゲーチス・・・我々の協力しておきながらやはり何か企んでいますね。
・・・ダイアさんが博麗霊夢を脅すことが出来たのはまだ良いです。・・・だが、彼はそれに便乗したのか、尚更彼女を追い詰める行動をとっている・・・
更には、アンヴァースを利用し、あの大木に住んでいた妖精たちを追い払い、偶然にも迷い込んだポケモン達を支援・・・まぁどうせロクでも無い事を企んでいるとしか思えませんが・・・
・・・Re、貴方から先程聞いた話を含めて考えれば、やはり・・・「ヴヴヴ・・・」・・・!!」
・・・2名は、上空に何かがいるのを見つける。
・・・それは、龍の骨格のような体が、何かで渦巻いた状態で固定されている、5つに枝分かれして手のようになっている頭部が先端に付いているディスペクター。
・・・その何かは、『霊夢に似た、白髪で紅蓮の巫女服を着た存在』だった。
ハルカス「あれは・・・まさか『空間王』を使ったディスペクター・・・!!」
Re「捕まえるのに苦労してた、『銀河王《ギャラクティックナイト》』に並ぶあの『空間王』っスか!?厳重に保管してたのに無くなったから探していたのに・・・」
ハルカス「まさかゲーチス・・・
Re、直ちに動きますよ。」
Re「・・・うっス」
《博麗神社裏の大木》
・・・突然登場したクラウンピース。いきなりポケモン達に攻撃しようとしてくる。
カミツルギ「誰だ貴様!!・・・人間ではなさそうだが・・・何の用だ!!」
クラウンピース「とぼけるんじゃない!!お前達がサニーたちを捕まえてここを占領してるのは知ってるんだ!!返せーっ!!」
有無を言わさずクラウンピースが弾幕を放ってくる。
カミツルギ「チッ・・・!!(弾幕を斬る」
クラウンピース「!?弾幕そのものを斬った!?意外とやるじゃないか・・・」
カミツルギ「・・・お前達、下がっていろ」
ポケモン達「・・・!」
・・・カミツルギは、ポケモン達を避難させようとする。
クラウンピース「待てっ!!」
・・・その前に、クラウンピースはポケモン達に、自身が持っている松明を掲げて炎を見せる。
すると、炎を直接見たポケモン達が喧嘩をし始める。
カミツルギ「!?」
バオップ「ちょっ、お前ら落ち着け!!」←炎を見ていなかった
トロッゴン「どうなっている・・・」←同じく
カミツルギ「貴様何をした!!」
クラウンピース「あたいの能力で狂ってもらったのさ!・・・さぁ!!止めてほしかったらサニーたちを返せ!!」
カミツルギ「だから誰だその者達は!!」
クラウンピース「だーからとぼけるんじゃないっ!!そもそもこの大木はサニーたちが住んでるとこだぞ!!何でお前らみたいな見たことも無い妖怪たちが占拠してるんだ!!」
カミツルギ「我々がここに来たときは既に誰もいなかったぞ!!あと我々は妖怪ではない!!」
クラウンピース「嘘つけ!!そして知るか!!覚悟ーっ!!」
カミツルギ「っ・・・仕方ない!!覚悟しろ!!」
・・・何かと争っている2名。そしたら・・・
レムレス「ちょっとストップ!!」
ミミッキュ「落ち着けカミツルギ!!」
「喧嘩はやめてくださいっ!!」
・・・見かねたレムレスが止めに入ったが、同時に誰かがまた茂みから出て来て、クラウンピースとカミツルギを止める。
レムレス「そう言うのはあんまりよくないよ。」
ミミッキュ「・・・」
カミツルギ「!!お前は・・・み、ミミッキュまで・・・!?」
クラウンピース「!?誰だか知らない奴もいるけど、何で邪魔するんだよ乾!!」
・・・クラウンピースを止めたのは、ややハネ気味な茶髪の少年・・・
ゆかり「あ、天田くん!!?」
明彦「アイツもこの世界に飛ばされていたのか・・・!!」
・・・ペルソナ使いである『天田乾』であった。
乾「全く、話を聞かないで一方的に責めるのはダメですよ・・・って、あれ!?何で真田さん達が・・・!?」
コロマル「ワンッ!!」
フェーリ「・・・落ち着きなさい。」
・・・その後すぐにフェーリがカーム的な落ち着かせる術でポケモン達を落ち着かせる。
クラウンピース「っ・・・オイ!!邪魔するなよ!!あたいはサニーたちを助け出さないといけないのに!!」
明彦「何があったのかは知らないが、向こうはそのサニーたちとやらの事は何も知らなさそうだぞ。」
乾「そうですよピースさん。・・・一方的に悪者扱いするのは、あんまりよくないです。」
クラウンピース「うっ・・・わ、悪かったよ・・・」
カミツルギ「・・・いや、細かいことはもういい。
・・・レムレスとやら。お前が言っていたように、これには何か裏があるようだな。」
レムレス「・・・とりあえず、話は聞いてくれるみたいだね。」
メタガラ「結果的に良かったですね旦那。」
ミミッキュ「だな。」
バオップ「・・・えっと、もしやメタグロスさん・・・!?」
トロッゴン「何があったのコレ」
メタガラ「・・・色々あった。」
「カニカニカニ・・・」
一旦区切ります。
- 争い、追われ、騙され、閉じ込められ ( No.432 )
- 日時: 2022/04/30 19:04
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
続き。
・・・と言う事で落ち着かせて、互いに何があったか等を話す。
レムレス「・・・それじゃあ、まずはクラウンピース・・・だっかな?から。」
クラウンピース「えっと・・・あたいは元々、色々あって博麗神社の地下に住んでたんだけれど、急に神社に入れなくなって・・・当てが無いから、それでサニーたちが住んでるこの大木に来てみたら、何かそのポケモンだとかが住み着いてて・・・」
ゆかり「(そう言えば、作者が何か言っていたような・・・)」
クラウンピース「良く分からなかったから一旦別の所に行ってみたんだ。その道中で乾に出会った。」
乾「急にこんなところに飛ばされて、道に迷っていた際に出会って、互いに当てが無くなってしまったらしいので同行していたんです。」
順平「だから面識ある感じだったんだな・・・」
クラウンピース「そんでさっき、変な人間の男に出会って、お前達ポケモンにサニーたちが捕まってるって言われたから、それで焦っちゃて・・・」
レムレス「その人間って言うのは?」
クラウンピース「うーん・・・たしか・・・
・・・『ゲーチス』とか名乗ってたなぁ。」
カミツルギ「なっ・・・!?彼がか!?」
・・・ゲーチスの名を聞いてカミツルギは驚く。それもその筈である。
クラウンピース「えっ、知ってるのか・・・?」
カミツルギ「知っているも何も・・・この場所を提供してくれていたのも彼だ。」
クラウンピース「えええっ!?どういう事だ!?」
フェーリ「・・・センパイ、やっぱり・・・」
レムレス「うん・・・全部ゲーチスが裏で糸を引いてる・・・一体何が狙い何だ・・・?「ゴゴゴゴゴゴゴ・・・」・・・!!」
すると、突然地響きが。
クラウンピース「こ、この音は何だ!?「カニカニカニ・・・」
風花『皆さん!!地中から敵エネミーの反応があります!!』
明彦「何だと!?気を付けてろーー「カニーッ!!」
・・・風花からの通信が着たタイミングで、地中から巨大なアンヴァースが現れる。
カニのような姿をした、中が監獄のようになっている。
アンヴァース《カンゴクガニ》「カニカニカニ・・・」
レムレス「あ、あれがアンヴァース・・・?ていうか何でカニ・・・?」
カンゴクガニ「カニカニカニ・・・」
・・・するとカンゴクガニは、ポケモン達に襲い掛かり、ハサミで掴み、口に入れて腹の監獄に閉じ込める。
カミツルギ「何!?くっ・・・皆を解放しーー」
カンゴクガニ「カーニーッ!!」←バブルこうせんを放ってくる
カミツルギ「うおっ!!」←避ける
フェーリ「・・・アラ・・・?センパイ、アレ・・・!!」
・・・フェーリがカンゴクガニの腹の中を見ると、その中に妖精が3名と、狛犬のような妖怪が一匹閉じ込められている。
・・・妖精の1人は、赤白の服を着ている活発そうな少女、もう1人は、主に青色の服装の長い茶髪の少女、もう1人は、何だか落ち着いた感じの白い服装の少女・・・
・・・光の三妖精『サニーミルク』、『スターサファイア』、『ルナチャイルド』である。
狛犬のような妖怪は、恐らく『高麗野あうん』だ。サニーたち含め、失神している。
クラウンピース「う、嘘・・・!?」
カンゴクガニ「カニカニカニ・・・」
ゆかり「と、とにかく倒さないと!!」
明彦「ああ。邪魔をするヤツは叩きのめすまでだ!」
カンゴクガニ「カニカニカニ・・・」
カンゴクガニは両腕のハサミで、一同を掴もうとしてくる。
カミツルギ「・・・セイッ!!」
・・・何と、カミツルギがすぐに斬った。が・・・
カンゴクガニ「・・・・・」
斬られた腕が再生するどころか切ったところから沢山腕が生えてくる
ミミッキュ「増えただと!?」
カミツルギ「・・・一筋縄ではいかぬか・・・しくじった・・・!!」
順平「行くぜ!!『トリスメギストス』!!」
コロマル「ワンワンッ!!」←ペルソナ『ケルベロス』を召喚
乾「行くぞ!!『カーラ・ネミ』っ!!」
順平とコロマルが炎系の攻撃、乾は光や雷系の技で攻める。
カンゴクガニ「カニッ・・・!・・・カニカニカニ・・・」
・・・カンゴクガニは、泡を沢山吐いてくる。
ゆかり「!!この泡が壁になって・・・!!」
フェーリ「邪魔だワ・・・!!」
カンゴクガニ「カニカニカニ・・・!!」
・・・隙を付いて、ハサミで一同のほとんどを掴む。
順平「げぇっ!!しまった!!」
レムレス「みんな!!」
カンゴクガニ「カニーッ!!」
カンゴクガニは、クラウンピースを捕まえようとする!!
クラウンピース「ええっ!?あ、あたい!!?わあああっ!!」
・・・かなりピンチな状況だったが・・・
「はいストッーーーープ!!」
カンゴクガニ「!!?」
・・・横から弾幕が飛んできて、カンゴクガニがダメージを受ける。それで、掴まれていた一同を離した。
ゆかり「助かった・・・でも今のって・・・!?」
カンゴクガニ「ッ・・・カニーッ!!「パシッ」!?」
・・・攻撃をした者がクラウンピースの前に現れ、カンゴクガニが伸ばした腕を掴む。
「・・・これ以上あんまり変な真似は・・・させないわよん!!」
・・・その女性は、掴んだカンゴクガニを振り回す。それで上に投げ飛ばし、落としてダメージを与えた。
クラウンピース「ご、ご主人様サマ・・・!?」
その女性は、独特なTシャツを着ていて、謎の球体を3つ浮かばせ内1つを頭に付けている。
ヘカーティア「・・・さて、折角だから参戦させてもらうわよん♪」
続く。感想OK。