二次創作小説(新・総合)
- ゲーチスの目論み。霊夢の本音 ( No.435 )
- 日時: 2022/05/03 17:07
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。
・・・さて、ついに終盤(のハズ)の『幻想郷編』。博麗霊夢を助け出すのだ!!
霊夢「今の声って・・・!!」
ゲーチス「・・・邪魔ものが入ってきたようでーー「隙ありだ!!」
・・・背後から、ミミッキュが腕を伸ばす。
ゲーチス「!!」←避ける
ミミッキュ「チッ!!気づかれたか!!メタガラ!!」
メタガラ「ハァッ!!」
・・・メタガラが、ゲーチスの目の前に飛んできて『コメットパンチ』を喰らわせようとする。ただこれも避けられる。
メタガラ「くっ・・・!!」
ゲーチス「!!貴方達はたしかあの寿司屋の子供の・・・目前まで気づけないとはっ・・・!!
・・・霊夢さん!!さっさとやってしまいなさい!!アンヴァースを使うのです!!」
霊夢「わ、わかったわよ!!」
・・・霊夢は、どこからかアンヴァースを呼び出し操ろうとする。
「メイド秘儀『操りドール』!!」
アンヴァース達「!!!?」
・・・アンヴァース達の周りに大量のナイフが飛んできて、一瞬で片付けられた。
咲夜「・・・脆いわね。」
霊夢「さ、咲夜・・・!?「隙ありーッ!!」!!?」
・・・背後からこいしが。霊夢が懐に入れていた物体・・・青色のシャドウブロックを取り出して奪う。
こいし「あれ?これって何?」
霊夢「!!返しなさーー「こいし!!こっちだ!!」
・・・声のする方向に、こいしはシャドウブロックを投げる。
黒須「・・・砕く!!」
・・・投げられたシャドウブロックを黒須はキャッチし、能力で砕く。それによって、霊夢が操っていたアンヴァースが消滅した。
黒須「・・・今のが、アンヴァースを操る道具になってたわけか。」
霊夢「・・・・!!」
ゲーチス「チィッ・・・何をやっているのですか!!・・・こうなれば私が直々にやりましょう!!キュレム!!」
・・・ゲーチスは、モンスターボールからキュレムを繰り出す。
キュレム「キュアアアアアアアアッ「要石『カナメファンネル』!!」!?」
・・・複数の要石が飛んできて、放たれる弾幕でキュレムを取り囲む。
キュレム「・・・・・!?「せりゃああああああっ!!!」ギャッ・・・!!」
・・・上空から、大地がかかと落としをして、うたがモップで思いっきりぶっ叩く。そしてキュレムは気絶
ゲーチス「なっ・・・!!?」
大地「・・・悪いが、手荒な事をさせてもらったぜ。」
うた「助かったわ天子ちゃん。」
天子「これくらいお安い御用よ。」←要石放った人
ゲーチス「っ・・・!!」←キュレムをモンスターボールに戻す
霊夢「な、何から何まで・・・いい加減にし「それはこっちのセリフだ。」・・・!!」
・・・霊夢の後ろにコウが。発現したエネルギー物体で霊夢の両腕両足を掴む。
コウ「・・・」
霊夢「貴方は、あの時の・・・!!ていうか何でさっきからいつの間に・・・」
サニーミルク「そりゃあ私達が手を貸してるんだもん。」
ルナチャイルド「作者だとかの作戦、意外と上手くいったわね。」
スターサファイア「霊夢やゲーチスがここに来るのも分かったわよ。」
蓮子「・・・そういう事よ」
メリー「それで、次はどうするつもり?」
カミツルギ「・・・残念ながら、ゲーチス、貴様が私を騙していたことはもう分かっている。色々と彼らに話してもらったよ。」
ゲーチス「っ・・・そうですか・・・クラキがしくじったせいで里の人間達を元に戻されただけではなく、ポケモン達の事もすでに解決していたとは・・・!!」
クラキ「え、もしかして責任押し付けられてる?(小声」
ミミッキュ「さーな」←未だにonクラキ
クラウンピース「おいゲーチスだとか!!追い詰めたんだから覚悟しろ!!(?)」
ピカチュウ「まさかまだ足掻こうってんじゃねぇだろうな?」
ゲーチス「・・・フン・・・」
・・・何とか止めたのだが、ゲーチスは・・・
ゲーチス「・・・残念ながら、まだ終わっていませんよ。」
黒須「・・・まだ諦めねぇっつーのか。」
ゲーチス「当たり前ですよ。まだ何も目的を達成できていないのですから。
・・・行きなさい!!ディスペクターよ!!」
・・・ゲーチスは、1体のディスペクターを呼び出す。
天面電融《ファラオレックウ》「キュアアアアアアアアッ!!」
・・・『レックウザ』とミートピアの『ファラオ』が合わされたディスペクターである。
カミツルギ「・・・!!お前達!!かなり嫌な予感がする!!迂闊に近づかないようにーー」
ファラオレックウ「ギャアアアアアア!!!」
・・・ファラオレックウは、何か呪詛を放つ。すると・・・
ポケモン達「ヴヴヴ・・・!!」
カミツルギ「なっ・・・!!?」
一部のポケモン達の様子がおかしくなる。
ゲーチス「・・・ファラオというモンスターは、相手に呪詛をかけたファラオ化させて相手を操るらしいのですよ。」
ピカチュウ「んなまた面倒な!!さっさと倒すぞ!!」
ゲーチス「邪魔はさせませんよ!!」
・・・ゲーチスは、もう一度キュレムを繰り出す。短時間でもう体力が回復している。
キュレム「キュアアアアアアアアッ!!」←『こごえるせかい』を放つ
大地「うおっ!?(避ける)かなり強めにやったはずなんだが・・・」
ゲーチス「特殊な回復薬を施していますからねぇ。この程度の疲労やダメージはすぐに回復できます。」
大地「チッ・・・もうさっきみたいな戦法は通じ無さそうだなぁ・・・」
うた「まぁ、どっちにしても攻めればなとかなりそうだけど。」
天子「・・・同意見ね。」
衣玖「(意外と息ピッタリですね総領娘様・・・)」
スティーブ「・・・・」←ステーキを食す
コウ「・・・何かと面倒な事を・・・「っ、放しなさいっ・・・!!」・・まだやるつもりか。」
・・・霊夢は、拘束を振りほどこうとしている。
霊夢「当たり前よ!!あんたたちが邪魔され続けたら、このままじゃ・・・!!」
コウ「・・・
・・・『霧雨魔理沙』とやらの事で何かあるという事か。」
霊夢「!!」
一旦区切ります。
- ゲーチスの目論み。霊夢の本音 ( No.436 )
- 日時: 2022/05/03 18:42
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
続き。
・・・コウの発言で、かなり動揺する霊夢。
霊夢「・・・何で、魔理沙の事を・・・!!」
コウ「・・・これもレミリアから聞いた話だ。行方不明だと聞いていたが・・・
・・・憶測だが・・・その女をダシに、脅迫されているんじゃないか?」
霊夢「・・・・・!!」
コウ「・・・図星と受け取って良いな。・・・色々聞いて分かった話だが、お前と付き合いが長かったり関りが深かったりする奴等がやけに狙われている。
・・・作者曰く、アウトローはお前が頼る相手を失くしている。力の有無は別でな。・・・最初に対面した時、何か思い詰めていた。
・・・魔理沙がお前と友人関係であることを知って、お前がアウトローに脅迫されている理由がなんとなくわかったよ。細かい内容は分からんが。」
霊夢「っ・・・分かったから何だって言うのよ・・・!!あんた達に何が分かるって言うの!!?あんた達が邪魔するせいで魔理沙がーー「バシッ!!」!?」
・・・コウが、霊夢の頬を引っ叩いた。
コウ「・・・」
霊夢「な・・・何するのよ!!」
コウ「・・・何で信じないんだ。」
霊夢「な・・・何を・・・分かってるはずでしょ!?アウトローのせいでみんな・・・それ以前に頼る相手がいないのよ!!それにあんた達が助けたところで今頃遅いわよ!!」
コウ「・・・そうじゃない。
・・・何で『BUG』を信じないんだ。」
霊夢「・・・!?」
・・・コウは続けてこういう。
コウ「・・・お前の事は良く分からない。アイツらの事もそこまで知らない。・・・だが、お前が知っているアイツらは何なんだ。」
霊夢「そ、それはーー」
コウ「少なくとも、俺が見た限りでのアイツらは、例え面識が少なくても、赤の他人でも、意地でも誰も見捨てない。何だかんだでそういう奴等ばかりだ。
・・・そんな仲間がいるのにお前は何だ。・・・自分でどうにかできないことをどうにかできないままにしてただただ自分の弱さに閉じこもる・・・さっきからイライラするんだよ・・・昔の自分を見ているようで・・・!!
・・・結局お前はどうしたいんだ!!現状に甘んじて、今まで積み上げて来たモノを全部諦めるのか!!どうなんーー」
その瞬間、『バシィッ』っと大きな音が鳴る。いつの間にか霊夢が拘束を解き、お祓い棒でコウの頭部を叩いていた。
霊夢「っ・・・さっきから何なのよ!!!嫌よ!!私だって魔理沙を助けたいわよ!!あんたたち側に頼りたいわよ!!でも出来ないのよ!!出来なかったのよ!!博麗の巫女として、異世界の住人に頼ることが!!
どうするべきだったのよ私は!!!あんたに・・・あんたに私の何が分かるって言うのよ!!!」
・・・本音を言って泣き崩れた霊夢。対してコウは・・・
コウ「・・・(立ち上がる)
・・・それが本心だろ。」
霊夢「・・・あっ・・・・」
コウ「・・・さっきも言ったつもりだが、確かに俺はお前の事をよく知らん。・・・だが・・・」
クラウンピース「狂え狂え!!これで元に戻せるかは分からいけど!!」←松明をポケモン達に見せる
ポケモン達「・・・・!!」←能力が相殺されて呪詛が解けていく
ピカチュウ「よし!!マジで出来ちまったぜ!!」
サニーミルク「サニーフラーッシュ!!」←強い光を放つ
ファラオレックウ「ギャッ・・・!!(視界を塞ぐ」
キュレム「キュアアアアッ!!」←『りゅうのはどう』を放つ
天子「これくらい!!」←要石で防ぐ
大地「いよしナイスだ天子!!」
ゲーチス「サザンドラ!!奴等を消してしまいなさい!!」
サザンドラ「ギャオオッ!!」←『あくのはどう』を放ちまくる
蓮子「おっと!!やっぱまだやって来るのね!!」
メリー「だけど、これくらいで折れる私達じゃないわよ!!ええいっ!!」←弾幕を放つ
コウ「・・・まず、頼れない奴なんて滅多にいないと思うぞ。例えアホでも単細胞でも、何かしら得意な事がある。・・・BUGに就いてから良く分かったんだよ。
・・・職務を全うし続けろなんて言うつもりも無いし、だれにも頼るな何て一言も言わん。・・・すぐに誰かに頼るのは良くは無いが、1人で頑張って、それでどうにもできなければ誰かに頼るのは間違った事じゃない。」
霊夢「そう、だけど・・・で、でも・・・」
コウ「・・・異世界に手を貸せない事が決まりのようになっているんだとしたら、それくら勝手に作者がどうにかするだろ。そんな決まり事など所詮、誰かが勝手に決めた事だろうしな。」
霊夢「・・・」
コウ「・・・全く・・・」
・・・コウは、霊夢に手を差し伸べる
コウ「・・・さっさとしっかりしろ博麗霊夢。博麗の巫女だか何かは知らんが、こんな様で良いわけがないだろう。」
霊夢「・・・
・・・ハァ・・・・・分かったわよ・・・正直、負けたわね・・・」
・・・霊夢は、コウが差し伸べた手を掴み・・・
ゲーチス「・・・いい加減うざったいですねぇ・・・ファラオレックウ!!最大出力で奴等を消し飛ばすのです!!」
ファラオレックウ「キュアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
・・・ファラオレックウは、『ガリョウテンセイ』を放とうとする。すると・・・
ファラオレックウ「キュアアアアア「霊符『夢想封印』!!!」ギャッ・・・!!?」
・・・弾幕がどこからか放たれ、ファラオレックウに直撃。
ゲーチス「なっ!?今の弾幕は・・・まさか「そのまさかよ」・・・!!」
・・・ゲーチスの背後には、いつの間にか・・・
霊夢「さぁ・・・観念してもらうわよ。」
・・・今の霊夢の目は、何の迷いも無い、曇りなき目であったという。
続く。感想OK。