二次創作小説(新・総合)

霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 ( No.445 )
日時: 2022/05/08 18:24
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。



・・・無事に人里を守り切ったBUG。そして次は・・・!!





《???》


キングテレサ「オイオイ、急に呼んで何の用なんだよ。」


・・・ダイアに呼び出されたキングテレサ。


ダイア「おう、来たかキングテレサ。」

キングテレサ「ああ来てやったよ。んで、もう一回言うけど何の用だよ。さっきゲーチスが追い出されたとか聞いたが。」

ダイア「ああ、それはもうとっくにハルカスがベノディアさんに頼まれて・・・・いや本題はそっちじゃない。




・・・ちょっと、少し大仕事をしてもらおうかと思ってな。」

そう言ってダイアは、『普通の魔法使い』が描かれたカードを取り出す。

キングテレサ「まさか・・・マジかよ・・・」

ダイア「・・・ルイージやBUGの連中を滅多打ちに出来るチャンスだろ?」









《ローア》



・・・後始末(建物を直したり里の人間の記憶操作をしたり等)をした後、ローアに戻って来た。

・・・そして、霊夢にこれまでの事を説明した。


霊夢「・・・アウトローがそこまでやっていたなんて・・・結構とんでもないことに手を貸していたのね・・・」


クッパ「・・・そういう事になる。・・・しかし、そっちもそっちで脅迫か・・・魔理沙の事で脅されているとなれば、やはり魔理沙もアウトローの手中と言う事か・・・」

アリス「魔理沙・・・」

パックマン「何から何まで厄介な話ばかりだなぁ。」

おろさん『・・・それで、そっちは何があったんだ?経緯とかそう言うの聞きたいが・・・大丈夫か?』

霊夢「・・・構わないわ。どの道話さないと駄目だっただろうし。」


・・・霊夢は、何故アウトローに手を貸していたかを話し始める。



数か月前。




霊夢「っ・・・アイツら一体何だったのよ・・・」


・・・霊夢がゲーチスに滅多打ちにされ、更にはその事が新聞(著者不明(恐らくアウトローだが))で幻想郷中に知られ、その上八雲紫からの連絡も途絶え、霊夢本人はどうすればいいのかと悩んでいた。


霊夢「それにしても、妖怪の群れだって退治依頼が来ていたけど、妖怪じゃなくてポケモンだったわよね・・・それに、あの場所は妖精たちが住み着いていた場所・・・

・・・萃香もあうんもどこ行ったか分からないし、しかも紫から連絡も来ないし・・・何が一体どうなってるのよ・・・


・・・どうしたものかしら・・・流石に誰かの手を借りる必要がありそうだけど・・・」


・・・霊夢の脳内に浮かんだのは、紅魔館や守矢神社等の面々。


霊夢「・・・いやダメね。アイツらも単純じゃないし色々あるし。」


・・・幻想郷や幻想郷と関りがある面々はほとんど除外。次に思い浮かんだのが・・・

・・・ウルトラワールドにて知り合った、異世界の面々・・・


霊夢「・・・頼む必要はない・・・と言えば嘘になるけど、紫・・・というより紫くらい偉そうにしてる連中からごちゃごちゃ言われてるんだったわよね・・・」


・・・霊夢はお茶を飲みながらブツブツ言う。


霊夢「・・・あの変な新聞が出回ったままだと博麗の巫女の名折れ・・・流石に弱ったわね・・・「お茶飲みながらそんなことをブツブツ言ってるんだったら、さっさと何かに手を付けたらどうだ。」あー?誰よ。参拝客ならともかくこんな時にーー」



・・・霊夢の前に現れたのは・・・



ダイア「・・・ククク・・・俺は『ダイア』。今回はちょっとお前に用があるんだよ。」

・・・アウトロー上級幹部の1人『ダイア』だった。誰か人を担いでいるが・・・


霊夢「!?待って!あなたが担いでるのって・・・」


・・・ダイアが担いでいるのは、友人である『霧雨魔理沙』本人だった。



魔理沙「れ・・・い、む・・・」


霊夢「ま、魔理沙!!あんた何やってーー「おっと、近づくな。」

・・・動揺する霊夢だったが、ダイアは気にせずに銃を霊夢に向ける。


霊夢「それって、菫子が持ってたようなやつ・・・じゃなくて!!魔理沙に一体何をしたのよ!!」


ダイア「何って?ちょっと手伝ってもらうだけだよ。




・・・お前を俺らアウトローの手駒にするための脅迫材料になる・・・ってね」


霊夢「・・・!?何ふざけたことをーー」


ダイア「悪いがもう計画は進んでるんだ。あの新聞で里の人間どもが不安になってるところをゲーチスが・・・おっと、喋り過ぎたか。」


霊夢「ゲーチスって・・・まさか仲間だって言うの!?」


ダイア「仲間というか協力関係だがな。まぁんなことどうでもいいだろ。・・・さて・・・」

魔理沙「霊夢・・・逃げ・・・」

ダイア「・・・一遍黙れ。」

ダイアは魔理沙に謎の瘴気を放つ。すると、魔理沙の体が、1枚のカードのように変わってしまった。


霊夢「!!?魔理沙に何をしたのっ!?」

・・・霊夢は、ダイアに突撃しようとする。が・・・

ダイア「慌てんなよ。死んではいねぇよ。」

・・・ダイアは瞬時に攻撃を避け、かかと落としで地面に叩き落とす。


霊夢「がっ・・・!?」

ダイア「ククク・・・コイツを助けて欲しかったら、俺らのいう事を聞け。



・・・さもなくば、コイツどころか幻想郷諸共お終いだぜ?」

霊夢「っ・・・誰があんたなんかに「ドガッ(蹴られる」っ!!」

ダイア「悪いがもう拒否権は無いぜ?八雲紫はこっちで操らせてもらったし、他の連中が居るところも後々俺らの手中になる。


・・・更にはこっちで作った結界を利用して、一切幻想郷の出入りを出来なくした。つまり、今のお前に味方はいないし誰も助けてくれねぇよ。・・・それでも嫌だと言うなら・・・な?」

霊夢「っ・・・!!」


・・・こうして霊夢は、アウトローに手を貸しざるを得なくなってしまったのだった。






そして現在。



文「私達が何も知らない間にそこまでの事になっていたなんて・・・」

ティ「やり方も行動も酷いな・・・」

明彦「女にそんな暴力をふるう時点で普通は言語道断だが、頼ることが出来る者も関りがある場所も潰そうとするとは・・・」

りんご「ゲッコウガが幻想郷に訪れていなかったら、尚更ひどい状況になっていたかもしれませんね・・・」

シンボラー「・・・まさに、考えるだけで恐ろしいとはこういう事か・・・」

菜乃「・・・だったら、早いところ魔理沙さんを助けに行った方がよさそうですね。」


霊夢「・・・もとよりそのつもりよ。「そうだけど、その前にいくつか。」えっ」

・・・すると、紫と華扇が霊夢の背後に。


紫「・・・まず、アウトローに手を貸していたことで色々説教をしないといけないわねぇ。」

華扇「脅迫されていたとはいえ、今回の件で危うく幻想郷が滅びかけたのは事実・・・今までの体たらくも修行をサボったこと等も兼ねて色々言っておかないとね。」

霊夢「えっ、ちょっと待」


大地「悪いがカバー不可。」

一同「うん;」


霊夢「( ´・_・`)」


・・・というわけで、霊夢は結構長い時間説教されたのであった。



ティ「・・・そういえば、何でエックスはその・・・摩多羅隠岐奈さん?の所に行ったんだ?」

エックス『ああ、さっきも言ったと思うけど、秩序を重んじてる妖怪達が、霊夢に異世界に関わらないように紫を通して固く口留めしていたらしくてね。』

おろさん『結果的に混乱招いちゃってるから、色々ダシにして・・・グフフフフ』←清々しいほど悪い顔をしている

銀時「・・・うん、何したの?俺でも引くくらい笑ってるけどどうしたの?」

うた「・・・この人偉そうな人嫌いだから。」

新八「いやどういう意味!?」


おろさん『・・・そういや、阿求と小鈴が何故か弾幕放てたとか言っていたが・・・後でもう少し聞いてみるか・・・』

隠岐奈『だったら、彼女たちにもスペルカードを与えても良さそうかもな。』

おろさん『おお名案。アウトローの騒動、弾幕でも突き通せる部分も多いし、スペルカード扱える人間の数を増やすのも良いねぇ。


・・・あ、そう言えば、ポケモン達の事もあったな・・・ミミッキュが何か馴染んでるようだし、旧都に住まわせるのも得策か・・・?』

ヘカーティア「・・・あら、何の話をしてるのかしら?」

おろさん『いやお前いつまでローアにいるつもりねん。流石にさっさと地獄戻りなさいよさっきから百鬼姫怯えてんのよ。』



百鬼姫「地獄の女神ぃ・・・(半泣き」←まり花の後ろに隠れてる

まり花「?どうしたの百鬼ちゃん」

ゲムヲ「・・・百鬼サン、地獄出身デスカラ地獄の女神に逆らえないんデスヨキット・・・」

まり花「あー(・▽・)」



・・・説教が終わるまで、そんな会話をしてたりしていたとか。








・・・そして。


霊夢「ハァ・・・ハァ・・・やっと終わった・・・;」


ピカチュウ「・・・お帰り。」

コウ「・・・さて、こっちは準備が整った。そっちもさっさと頼むぞ。」


霊夢「・・・人使いが荒いわね・・・まぁいいわ。




・・・さっさと終わらせて、博麗神社も魔理沙も取り戻してやろうじゃない。」



蓮子「やる気満々みたいね。まぁ私達もだけど」

メリー「それじゃあ行きましょうか!!」



霊夢「・・・ええ!」




続く。感想OK。