二次創作小説(新・総合)

嫉妬に染められた色彩 ( No.446 )
日時: 2022/05/09 19:10
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。



・・・さて、今回で遂に幻想郷編完結間近(ネタバレ気味発現)。博麗神社と魔理沙を取り戻すのだ!!




・・・数分後。




《博麗神社付近》


・・・ローアを発進させ、博麗神社へと向かった一同。



アウトローによって封鎖されて通れない。だが・・・


蓮子「さて、早速開錠!」

メリー「これで3回目ね。」


・・・キーブレードを使用し、封鎖を解除した。


霊夢「意外と便利ねぇそのキーブレードってやつ。今度何か頼んでみようかしら」

むらびと「何を?」

おろさん『とにかくさっさと突入せい!!』


・・・そして、早速博麗神社に突入する。



悠「ここが博麗神社・・・」

メタナイト「初めて見るが、中々粋な場所ではあるな。」

霊夢「・・・とりあえず誉め言葉よね。ありがとう「そんな呑気に話してる場合か?」!!この声は・・・!!」



・・・屋根の上に、ダイアがいた。



ダイア「・・・・」




ルーミア「お前がダイアなのかー?」

アルル「良くも色々酷いことやってくれたなー!!」




ダイア「・・・ケッ、何度でも言うがいいさ。・・・まぁここに来たって事は大方、ここを取り返しに来たとでも言うのか。」



霊夢「博麗神社だけじゃないわ。魔理沙も返してもらうわよ・・・!!」



ダイア「・・・今更か?数時間前まではうじうじうじうじしていたクセによぉ・・・」



霊夢「・・・細かい事はどうだっていいじゃない。もうこれ以上はあんたに惑わされないわよ!!」



ダイア「・・・すっかり立ち直りやがって・・・まぁそーでなくっちゃなぁ・・・?



・・・さて、ここまで来たんだ。お前達にチャンスをやろう。」

・・ダイアは、一枚のカードを取り出す。『普通の魔法使い』・・・『霧雨魔理沙』が描かれている。



霊夢「魔理沙・・・!」

パックマン「オイ!早く魔理沙を返すんだ!!」



ダイア「そう早まるな。チャンスをやるって言ってんだろ。・・・そろそろ出て来ていいぞ。」

ダイアがそう言うと、背後にキングテレサが。


キングテレサ「ウケケケケ・・・久ぶりだなぁ?」



ルイージ「キングテレサ!!?」

リツ「ああ?確かテトリスの所の時のだったか?」

ポポ「そう言えば作者がアウトローと結託してるって言ってたな・・・」



ゲッコウガ「お前、一体何をするつもりだ。」



ダイア「何って、今まで世界巡ってきた奴等なら簡単にわかるはずだ。」



ティ「!!まさか・・・」




ダイア「大体察しがついたようだな。




・・・ちょっとは礼を言おう。・・・お前らがもたもたしてくれていたお陰で、無事に『嫉妬』が溜まった。」



早苗「嫉妬・・・?どういう事?」

デデデ「アイツら、隔離している世界1つ1つで特定の感情を集めて、たまったエネルギーで強力なエネミーを作り出しているんだ。インクウェル島で『傲慢』、99コロシアムで『強欲』、かぶき町で『怠惰』・・・って感じでな。」

ソニック「だとして、何で嫉妬なんだ。」



・・・幻想郷で『嫉妬』を集めていたというアウトロー。ダイアはこう答える。



ダイア「『何故自分より、嫌いなアイツが評価されるのか』、『自分の方が有能なはずなのに何故他の奴を認めるのか』、『何で自分は周りと違うのだろうか』・・・等のように、『何故』や、他人と比べて分かる『差』・・・『悔しい』、『ムカつく』、『羨ましい』、『憎い』・・・等のような感情は、いずれも『嫉妬』に繋がる・・・


里の連中に、怒りなどの感情の矛先を妖怪どもに向けることで、上手く『嫉妬』を溜めれるようにしたんだ。


・・・にしてもゲーチスの奴め・・・里の連中をたぶらかしたりして貰うだけでよかったのに、まさか博麗霊夢をハートレスとノーバディに変えようとまでするとは・・・アホ臭ぇ・・・そんなんだから追い出されるんだよ。」



ナナ「クビにしたの!?」



キングテレサ「らしいぞ。ベノディアの命令でとっくにハルカスが追い出してる。」

ダイア「そういうわけだが、話を戻すぞ。



・・・里の人間の『嫉妬』を上手く溜めたのは良いが、嬉しい事に偶然にもあのポケモン共が迷い込んだ。連中は人間に対して良い感情を持ってなかった故、また『嫉妬』を溜めるのにはちょうど良かった。

・・・元々妖精共が住んでいる住居をこっちで強奪し、ポケモン共に住まわせることでまた、少量ながらも『嫉妬』を溜めれた。」



クラウンピース「あたいの事か・・・!!?」



ダイア「まぁ正解の一つさ。使えるモンはじゃんじゃん使わせてもらう。




・・・この魔理沙という女も、無意識ながら『嫉妬』に繋がる感情を持っていた・・・まぁ、利用さえできればどっちでも良かったんだが。




さて、もう御託はいいだろう。・・・本番と行くぞ。キングテレサ!!」

キングテレサ「おうよ!!」




・・・ダイアは、『嫉妬』が溜まったシャドウブロックを取り出し、宙に投げつける。


キングテレサ「いただきっと!!」

それをキングテレサが飲み込んだ。



鈴仙「飲み込んだ!?」




キングテレサ「・・・うおおおおおおおおおお!!力が!!力がみなぎって来るぜええええええええええええええ!!」

・・・キングテレサに、次第に力が溜まって来る。

ダイア「さぁ、これで完成だ!!」

・・・ダイアは、『霧雨魔理沙』のカードをキングテレサに投げる。


キングテレサ「おおおおおおお!!みなぎる!!みなぎる!!ウケケケケケケケケケケケケケ「バチィッ!!」
アハハハハハハハハッハハハッハハハッハハハハハハッハハハハ!!!!アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」


・・・キングテレサの姿が変化し、分裂。3つの額縁のような物体に変化。内1つは口があり、他の2つからは黒い手のような物体が数本出て来た。

・・・残った王冠から、少女らしき人物が出て来る。

片側だけをおさげにして前に垂らした金髪で、金色の瞳を持つ。『霧雨魔理沙』・・・と思われる容姿だが、服装がどこかハロウィン感があり、杖が絵を描く筆のようだった。



霊夢「・・・!!」



ダイア「さぁ・・・完成だ・・・これぞ『嫉妬』と言う絵具に塗りつぶされた色彩の魔女!!」



「フフフ・・・♪」



幻想郷編ボス
ハートレス『嫉妬のアーティスト《エンヴィー・ウィッチ・ギガカイガ》』出現。



ギガカイガ「塗リツブシテアゲル・・・♪」



ダイア「さぁ、せいぜい頑張れ。」←去って行く



GUMI「あっ!!逃げられた!!」



ギガカイガ「アッハッハッハハハハハ!!行クヨ行クヨー!!」



ロボット「アイツは後だ!!まずは魔理沙を助けるぞ!!」

霊夢「ええ!さっさと目を覚まさせてあげるわ!!」





続く。感想OK。