二次創作小説(新・総合)

勝手に動く卒業制作品 ( No.459 )
日時: 2022/05/25 21:10
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。




・・・今回は桜木霊歌さん改め大瑠璃音葉さんからの依頼です。良い話を思いつきましたので、その際でまた新キャラ登場だとか!?どっちだ




《スマブラ屋敷:食堂》


ミサ「そんなことになってたんだね。思ったより深刻・・・」

・・・新しくやって来た3人組に色々話す蓮子とメリー。

蓮子「うん、結構危なかったのも多いんだよねぇ;」

メリー「それで、何でミサちゃん達はこの世界に?」

ジン「簡潔に説明すると、元の世界で、学校の帰り道にディスペクターと言う魔物に襲われかけた所をこのBUGの一員に助けられたんだ。」

ハル「そこから何故か作者に(良い意味で)目を付けられたんだよね。まぁ実際その現状は放っておいたらダメそうだったし」

ミサ「・・・どっちにしても、これからよろしくお願いします。」

蓮子「うん!よろしくね!・・・あれっ?」

するとそこに菜乃がやって来た。・・・何かへこんでいた。

菜乃「ハァ・・・」

メリー「な、菜乃?どうしたの?」

ハル「あ、あの時の。」

ジン「何やら様子が変だが大丈夫なのか?」

シンボラー「その辺については我が説明しよう。・・・折れたのだ。」

蓮子「・・・何が?」

シンボラー「菜乃殿が愛用している刀がだ。」

メリー「ええっ!?」

何と菜乃の刀が折れたらしい。実際に見てみると確かに折れている。

蓮子「こ、これって何があったの?」

ジン「・・・なぁ、これってまさか・・・」

シンボラー「ああ、そういう事だ。」

メリー「ちょっと待ってなんか察し良いけどどういう事?」

ミサ「さっき助けてもらったって話したと思うけど、それがこの人で・・・」

蓮子「戦いの最中、もしくはその後に折れたって事ね・・・」

シンボラー「ああ、『ボスゴドラ』と『でかパタメット』が合わせられたディスペクターでな。両方ともかなり固い存在キャラクターだったから、刀では流石にきつかったらしい」

メリー「だったら『炎魔法』を使えばよかったと思うけど・・・」

シンボラー「場所が住宅街の上、あの世界は魔法とは無縁だったからな。遠距離系は迂闊に使えなかったのだ。」

メリー「あ、そっか」

菜乃「(´○_○` )」

蓮子「あ、あの、そんな目で見ないで・・・;と、ところで直せたりは出来ないの?」

シンボラー「この折れ方だと難しいと言われて来たばかりなんだ。加工してもらうにしてもロボット殿も刀鍛冶ではないし・・・結局取り換えるか直さないといけないんだ。」

補足:ロボットは加工技術にも長けている。使用する武器が壊れないよう、超金属オリハルコンと呼ばれる物質で加工しているのだ。うたが愛用するモップやみほのギター等、様々なアイテムを加工しているぞ。

蓮子「直せないんだったら、やっぱり買い替えるとか・・・」

菜乃「(´○_○` )」

蓮子「いや、あの本当にそういう目で見つめないで・・・;;」

シンボラー「この世界に銃刀法違反は無いが、かと言って平然と刀は売っていないし、そもそもナノ殿の剣術技術は特殊でな。故にこの刀事態ナノ殿と相性が良い。他の得物だと結構すぐ折れてしまうんだ・・・」

メリー「結構難しいんだね・・・」

シンボラー「まぁそれ以前にナノ殿はこの刀を豪く気に入っている。なんせ『スライサー』と呼ばれた殺人鬼が使っていたとされる剣だからな。」

ハル「何か今さらっと物凄い事言ったんだけど」

蓮子「どっちにしても困ったわね・・・「お邪魔しまーす」ん?」

すると誰かがスマブラ屋敷にやって来る。魂魄妖夢だった。

妖夢「おや、初めて見る方も多いですが、どうもこんにちは。」

メリー「あ、妖夢さん」

菜乃「(´○_○` )」

妖夢「えっと・・・彼女、どうしたんですか・・・?」

メリー「じ、実は・・・」

事情を説明中・・・

妖夢「そ、そういう事でしたか・・・だったら、良い刀鍛冶を知っています。これくらいの折れもどうにかできますよ」

菜乃「マジでございますつるか!!?!!?」

話を聞いて飛びつく菜乃

ジン「急に立て直したな・・・」

ミサ「何か言葉が変だったけど・・・;」

妖夢「ま、まぁ落ち着いてください・・・;とにかく彼女さんならバッチリ直してくれるはずです。・・・あ、でもアウトローの事があってから最近行方不明だと聞いていたような・・・」

菜乃「はーるかぁーとおいそぉーらー(◎□◎)」

妖夢「ひっ!?ちょっと!?何で歌ってるんです!?呪い!?そしてどういう表情ですかソレは!?怖いです怖いです!!」

シンボラー「落ち着けナノ殿;・・・しかし、一体どうしたものか・・・「おーい」む」

すると作者がやって来る。

おろさん「お前らー依頼が来たぞー。」

シンボラー「このタイミングで依頼か・・・ナノ殿は我が見ているから、行って来てくれぬか。」

蓮子「あ、分かった」


・・・と言う事で、(前置きが結構長くなったものの)依頼のためにギルドに行くのだった。


シンボラー「ところで、何の様でここに来たのだ?」

妖夢「おつかいで、この世界の食料を調達することになりまして」

シンボラー「・・・成程」



《BUGギルド》

・・・少しして。


早速、『時継優彼』と言う人物に話を聞く。


依頼人:時継優彼(大瑠璃音葉サイドオリキャラ)
内容:『僕の学校で勝手に動いたり話したりする彫刻や絵画について調べてくれますか?』
僕の通う御伽学園でちょっと不思議なことがありまして・・・
なんでも、夜になると美術室やエントランスに飾られているうちの学園の卒業生たちが作った作品が動き出すんです。
しかも忘れ物を取りに行った生徒がそれを目撃してしまったらしくて、もう大パニックなんです。
幽霊騒ぎが大きくなる前に、調べてくれませんか?

報酬:鬼灯ペンダント
ロケットペンダントの形をしたお守り。
つけている間はちょっとした不幸程度なら起こらなくなるが、うっかりロケットを開けてしまうと今までつけていた人物が避けていた不幸が全て降りかかる(それはつまり敵に開けさせれば敵に不幸が降りかかる)

備考:動いたり喋ったりする絵画や美術品は全て『花路はなみちみちる』という御伽学園の卒業生が寄贈したもの

アウトローとの関係性:なし


蓮子「おー、そういうオカルト案件・・・ようやく私達に回ってきた感があるのはともかく、早速調べてみないとね!」

メリー「まぁ、そうね。」


優彼(大瑠璃音葉)「ありがとうございます。」

国広(大瑠璃音葉)「そういうことなら、早速御伽学園に向かおう。」


・・・そして、早速現場に向かうのであった。


ヴェルナー伍長「にしても良いのか?加入したばっかりの3人をこの依頼に向かわせるなんて」

おろさん「良いんだよ何かあったら俺が連れ戻すし。・・・それに、この依頼って多分・・・」




一旦区切ります。

勝手に動く卒業制作品 ( No.460 )
日時: 2022/05/25 21:51
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き




《御伽学園》



・・・と言う事で、御伽学園に到着。


ミサ「ここが御伽学園・・・」

ジン「何気に並行世界パラレルワールドとやらに来るのも初めてだな。」

ハル「結構面白そうな場所だねぇ。それじゃあ早速・・・あれっ?」


すると一同は、付近に何やら怪しげな人物がいるのを目撃する。



「クククッ・・・忌々しき幽霊共め、この私が成敗してくれるぞ・・・!!」



優彼(大瑠璃音葉)「あの人って誰・・・?」

国広(大瑠璃音葉)「もしかすれば、いわゆる『退魔師』かもしれないな。恐らく今回の騒ぎを聞きつけたか、誰かが彼に依頼したのか、だな。」

蓮子「幽霊騒ぎをどうにかするために来たのは同じみたいだけど、目的は若干違うみたいね・・・」

ジン「面倒な事起こされる前に、幽霊騒ぎの真相を暴いた方がよさそうだな。」

と言う事で、こちらもすぐに御伽学園に入って行った。


ジェニー「あら、またBUG・・・新しく入ったっぽいのもいるわねぇ。」

カットちゃん「ここに来たって言うならあれじゃないか?あの幽霊騒ぎになっちゃったあの。ウケケケケ・・・」

ジェニー「・・・ありえそうね。・・・あら」


偶然この状況を見ていたジェニー。すると御伽学園に誰かが彷徨っているのを見かける。紫色の番傘を持った水色服の少女のようだが・・・


ジェニー「・・・どうなるのかしらねぇ。コレ。」




数分後。



退魔師の男「フム・・・作品がいくつか見当たらないな・・・さては幽霊どもだな・・・!!」←移動する




学園中を捜索してみる一同。エントランスを見てみたら、作品がいくつか見当たらない。


ミサ「この辺りにも作品があったんだよね?」

国広(大瑠璃音葉)「ああ。だが無くなっているというのなら何処かに移動した可能性があるな。」

ハル「あのうさん臭い退魔師?に見つかったりする前に先に見つけた方が良いね。」

そして移動しようとすると・・・

メリー「・・・あら?」

誰かが廊下を走る音がした。

ジン「足音がするが・・・あの退魔師か?」

蓮子「どうなんだろう。一応音のする方に行ってみよう!」

優彼(大瑠璃音葉)「は、はい!」


少しして。


蓮子「いざついたけれど・・・」

メリー「・・・誰もいないわね。」

するとまた『タタタッ・・・』と足音が。

ハル「また足音!」

ジン「今度は手分けをした方が良いかもな。」


また足音がしたため、今度は何名かに分かれて違う方向から行ってみる。



退魔師の男「どこだ・・・どこだ忌々しき幽霊風情共・・・!!」



数分後



メリー「・・・あっ!」


足音がした方向にたどり着く一同。すると物陰が見え、それらがある一室に入るのを見つける。


優彼(大瑠璃音葉)「ここだね・・・ていうか結構疲れた・・・」

国広(大瑠璃音葉)「無茶はするな。・・・さて、早速様子を見るぞ・・・」

と言う事で早速様子を見てみると・・・、




作品「さて、会議の続きだけど・・・この御伽学園のために何かできるか、いい案はあるかな?」

作品「はいはーい!!ここは派手にああしたり・・・」

作品「いいねー!あ、でもこう言うのも良いんじゃないかな?」




ミサ「えっと、あれって・・・」

蓮子「会議・・・みたいね。」

優彼(大瑠璃音葉)「満さんの作品が・・・御伽学園のために話し合ってる・・・?」

・・・何やら、作品達が御伽学園の今後を話し合っているようだ。

ジン「なぁ、そういえば、その『花路満』と言うのはどういう人なんだ?」

優彼(大瑠璃音葉)「たしか、御伽学園の卒業生の女の人で、今は審神者として本丸を運営してる人。とっても優しい人だったんだって。」

蓮子「じゃあ何で作品が勝手に・・・「いひひひひ・・・見つけたぞ・・・!!」げっ;」


すると、退魔師らしき男がそこに。


退魔師の男「見つけたぞ・・・夜を騒がせる幽霊ども・・・この私が・・・・



この私が成敗してやるぜぇぇっぇぇぇっぇぇっぇっぇぇ!!!」


退魔師の男は、松明を持っている。


メリー「えっ!?炎!?まさかの物理で!?・・・ってそういう事行ってる場合じゃない!放っておいたらーー」


退魔師の男「いひひひひいひひひひひひひ!!!燃やしてやーー「驚けーっ!!」えっ」


すると、退魔師の男の頭上に水入りバケツが落下し、退魔師の男に水がぶかっかる。松明の炎も消える。


退魔師の男「いやっややっやっやあああああっ!!水嫌い怖いぃぃぃぃぃぃぃっぃぃぃぃぃっぃぃっぃ!!」

そのまま男は逃走した。


紫色の番傘を持つ少女「ふぅ!ギリギリセーフ!」


ミサ「あ、あれ?誰?」


すると、一室から作品達が出てきた。


作品「ど、どう?あのおっさんいなくなった?」

紫色の番傘を持つ少女「うん!思った以上に一目散に逃げてったよ」

作品「良かったー・・・」


優彼(大瑠璃音葉)「えっ、あ、あのー・・・これってどういう事?」

紫色の番傘を持つ少女「ん?あ、気づかなかった・・・だったら何者だ!あの変な男の仲間か!だったらわちきが盛大に驚かせて」

国広(大瑠璃音葉)「いや違う」

紫色の番傘を持つ少女「・・・そうなの?」


少しして・・・


色々説明をしてもらった。


優彼(大瑠璃音葉)「そっか、審神者としての能力が高いから、満さんの優しさと霊力の強さで短期間で付喪神に・・・」

紫色の番傘を持つ少女「内容あんまり分かんないけどそういう事。そもそも私は付喪神の誕生方法が違う事に驚いちゃった;」

蓮子「じゃ、じゃあ君は幻想郷の・・・?」

紫色の番傘を持つ少女「え、知ってるの!?」

メリー「色々あってね。・・・じゃあ何で君はこの世界に?」

紫色の番傘を持つ少女→小傘「えっと・・・まず、私は『多々良小傘』。番傘の付喪神だよ。・・・簡単に説明すると、夜道を歩いてたら急にこの場所に飛ばされて・・・

その時に、この作品さん達に助けてもらったの。付近にあった空き倉庫にしばらく住み着いてたんだ。見つからないようにするのも大変だったけど・・・;」

ハル「へぇ、そんなことが。」

小傘「・・・でも、この前作品さん達が人に見られちゃったみたいで、それでなのかあの変な人が来るようになって・・・だから、見つからないように移動させてあげたりしてたの。」

ミサ「・・・足音がしてたのってそういう事だったんだね・・・」

メリー「どっちにしても、作品達には全然悪気は無いよ。」

ジン「ああ、分かってる。実際、この学園の今後を話し合っていたしな。「プルルルル・・・」ん?」

すると、通信機から連絡が来る。

おろさん『おーい、さっきから菜乃の様子が変なんだけどー』

菜乃『(´◎_◎` )』

シンボラー『すまないそろそろ限界・・・;;』

蓮子「あっ、そう言えば刀が折れてへこんでたんだった!」

メリー「これってどうすれば・・・」

小傘「えっ、刀?刀だったら直せるかもしれないけど」

菜乃『ほんまでござらりぃましゅかるか!!?!』

おろさん『急に立ち直ったんですけどこの人。ていうか言葉変だぞオイ』

小傘「よくわからないけど任せて!まず見てみないことに越したことはないけど」

おろさん『なら話は早い。今何だかんだで元の世界に戻れるからとりあえず連れて来て。』

蓮子「あ、了解。」

小傘「何が何だか分かんないけど・・・とりあえず、私はそろそろ帰らないといけない。今までありがとうね!!また来るから!」

作品達「うん!!またね!!」



ハル「とりあえず、依頼は達成だね。」

国広(大瑠璃音葉)「ああ。お礼は郵送しておく。」

優彼「ありがとうございました!」



・・と言う事で、無事に依頼を達成したのだった。




数時間後。



《幻想郷:人間の里にある鍛冶屋》


小傘「・・・はい!無事に治ったよ!!」

菜乃「ああああああああああありがとうございますっ!!」

無事に刀が治り、感動する菜乃。

シンボラー「凄いな・・・あの折れで無事に治るなんて・・・妖夢殿の言っていた通りだな・・・」

小傘「へっへーん!わちきにかかればこんなもんだよ!」

おろさん『とりあえず色々助かったよ。ぜひ仲間に入れたいくらいだ。』

小傘「仲間?BUGとか言うのに?・・・だったら直接じゃなくても手を貸したいな。話を大体聞いたけど他人事じゃないし。」

おろさん『お、良いのか。』

小傘「うん!異世界で驚かせ技術を磨き上げたいって言うのもあるし」

シンボラー「・・・本心そっちでは・・・?」

そして、また新たに仲間が加わったのだった。




余談だが、あの退魔師らしき男は、普通に不法侵入罪で逮捕されたらしい(!?)




終演。




~後書き~
今回は桜木霊歌さん改め大瑠璃音葉さんからの依頼でした。結構時間かかっちゃったなぁ・・・;
多々良小傘も仲間に加わりBUGも戦力アップです。
さて、次回はあの駄菓子屋がウルトラワールドでの営業本格始動・・・!?
今回はここまでです。感想OK。