二次創作小説(新・総合)

破壊の力と羽を持つ者 ( No.495 )
日時: 2022/06/04 18:14
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。




・・・今回の主役は『破壊王』・・・あの吸血鬼です。





《幻想郷:紅魔館》



・・・この日。ある一人の来客が紅魔館訪れた。



クラウド「・・・邪魔をする。」



レミリア「あら、この前のもそうだったけどまた珍しい客ね。えっとたしか・・・」



クラウド「クラウドだ。」



咲夜「・・・それで、一体何の用で来たのかしら。一応協力している身ではあるから招き入れてあげたけれど・・・」



クラウド「・・・いや、少し前にバトリオシティの福引で当てた食べ物があるんだが、思った以上に量が多くてな。その上長く保たないらしいから、様々な所を回って分けていたんだ。」



レミリア「食べ物?どれくらいあるのよ。」



クラウド「ざっと合計8兆」



レミリア「・・・えっ?」



クラウド「・・・8兆。」

すると、次元の穴から結構な数の野菜(カブ)が。



レミリア「・・・ねぇ、兆ってどれくらいだったかしら咲夜。」

咲夜「0が12個ほどだったかと」

レミリア「・・・」←反応に困っている



クラウド「・・・ティファ達や教会の皆、スマブラ屋敷にも分け与えても消費しきれなくてな・・・」



レミリア「・・・だったら幽々子やカービィにあげれば・・・」



クラウド「その手もあったがカービィはこの日スマブラ屋敷にはいなかったし、そもそも俺は白玉楼の住人達とは面識が薄いから良く分からない」



レミリア「・・・見事にタイミングが悪いわね・・・」



クラウド「むらびとにもあげようとしたが、『別に守銭奴じゃないから』と言って断られた。正直言っている意味があんまり良く分からなかった。」



レミリア「うん、確かに良く分からないけれども」


*どうぶつの森ではカブはお金の取引でよく使われます


咲夜「・・・それで実際どうしましょうレミリアお嬢様。」

レミリア「どうするも何も、美味しいんでしょうけど流石に難しいわよ・・・ちょっと待って何右の表示」←*あまりにも過ぎてカリスマも何も無い

・・・かなり困っているその時・・・



「チュドォォォォン!!!」


地下から爆発音が鳴り、そして誰かが地上に。



フラン「魔法少女フランドール、参・上っ!!」



レミリア&咲夜(・・)

クラウド「?」



フラン「悪を滅ぼしに私は現れる!!邪魔する奴は大体爆破する!!」



レミリア「・・・フラン?どうしたの?ていうか何ソレ」


クラウド「・・・『爆殺少女どくさつさん』の真似でもしているんじゃないか?ウルトラワールドにある漫画らしいが」


レミリア「いや何その物騒な名前の漫画」


クラウド「残酷描写の多さとオマージュの多さでクレームが殺到して1話で即打ち切りらしい」


レミリア「どんだけ酷かったのよ・・・」



フラン「勝負よお姉様!!なんかこう・・・派手に!!」



レミリア「言い方が抽象的すぎて良く分からないわよフラン!!」



フラン「そう言う文句は作者に言って!!とにかく私は特訓したいの!!嫌って言うんだったらなんか適当な場所に行ってやっちゃうもん!!世界を救うのは私だー!!」


クラウド「特訓・・・?」


そのままフランは紅魔館を出て行った。


レミリア「えっ何で!?ていうか日焼け止め塗ったわよね!?・・・じゃなくて!!咲夜!!」

咲夜「はっ!直ちに連れ戻ーー「待ってくれ」あら・・・?」

すると、クラウドが止める。

クラウド「・・・ここは俺が追う。」

レミリア「・・・急に何かしら。これはあくまでもこちらの問題でーー」

クラウド「・・・関係ない。」


そのままクラウドはフランを追っていった。


レミリア「えっ!?ちょっと!?・・・ていうかこの大量のカブはどうするのよー!!!?」








数十分後・・・


《バトリオシティ:アルカ谷》


フラン「勢いに任せたら何かウルトラワールドに着いちゃった。


・・・結局、特訓って言ってもどうしようかなぁ・・・」














「・・・我と同じ『破壊王』の異名を持つ者・・・ようやく見つけたぞ・・・」





一旦区切ります。感想まだ

破壊の力と羽を持つ者 ( No.496 )
日時: 2022/06/04 18:26
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き




フラン「・・・えいっ」



ソルジャー(ハートレス)「ッ・・・!!」


・・・周辺を彷徨っていたハートレスを能力で破壊しながら歩くフラン。



フラン「・・・さっきから弱い奴ばっかり。つまんないしこれじゃあ特訓にもならないよ・・・「ここにいたのか。」!」


そこに、クラウドが。


フラン「あなたはさっきの。」

クラウド「クラウドだ。直接会うのはそう言えば初めてだったな。」

フラン「・・・何の用?お姉様に頼まれて連れ戻しに来たとか?」

クラウド「・・・自分の意志で来ただけだ。それに、すぐにつれ戻すつもりはない。」

フラン「・・・そう。・・・」

・・・フランは何か考え込んでいるようだ。

クラウド「・・・フラン、お前・・・悔しいのか?」

フラン「えっ・・・」

クラウド「・・・前に、お前はアウトローに連れ去られかけた。しかも敵に全く歯が立たなかったとも聞いた。

それだけじゃなく、少し前にも謎の2人組に襲撃されかけたらしいな。その時に咲夜が追い込まれた・・・等とも聞いた。


・・・どっちの時もお前は何もできなかった。だから悔しいんじゃないのか?」

フラン「・・・



・・・そう言われると、そうなのかもしれないわ。何だかんだでお嬢様や紅魔館の皆には世話になってるのは本当だし、そう言うのじゃなくても肝心な時に何もできなかったのは・・・悔しい。」

クラウド「・・・『特訓』と言う言葉を使っていたのはそういう事か。


・・・それなら、俺が手伝ってやろうか。」

フラン「えっ」

クラウド「・・・俺も今まで強者と戦ってきた身だ。・・・特訓、手伝わせてくれないか。」

フラン「・・・いいの?殺すくらい本気でやっちゃっても。」

クラウド「構わない。何かあれば俺が全力で止める。」


・・・こうして、フランとクラウドの『特訓』が始まった。



数時間後・・・



フラン「禁忌『レーヴァテイン!!』」

クラウド「はぁっ!!」←バスターソードで防ぐ



・・・とにかく交戦するフランとクラウド。



フラン「アハハハハッ!!すごい!!すごいわ!!霊夢や魔理沙みたいにこんなに強い人間がまだいるなんて!!」

クラウド「・・・お前もお前で想像以上の狂気性だ・・・セフィロスよりはマシにも見えるが・・・いや、今は関係無い事か・・・!!



・・・(そもそもが中々だが・・・長く戦っているからなのか、少しスピードが上がって来たか・・・能力の成長は早いみたいだ・・・)」


・・・少しづつ、身体能力が上がって行くように見えるフラン。すると・・・






「面白い事をやっているではないか・・・我も混ぜろ!!」




・・・上空から何者かが突っ込んできて、爆発。


クラウド「がっ・・・!!」


フラン「わっ!!?」


2人はそれぞれ木にぶつかる。


クラウド「っ・・・大丈夫か!」


フラン「う、うん・・・」




「ふむ・・・不意打ちを避けようとしたようだが・・・まぁ疲労を襲うのは卑怯だろうな。」



クラウド「お前は・・・!?」



・・・その者は、不死鳥のような存在に、龍のような存在が両方向についている。



ヘヴィ・デス・メタル「・・・我は『破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル』。クリーチャーワールドで『破壊王』の異名を持つ者。破壊の炎に焼かれ続けても尚死なず、髪へと成り上がった存在・・・それが我だ!!」



フラン「『破壊王』・・・!?(・・・そう言えば、ダイアって名乗ってた奴は、私の事を『破壊王』って・・・)」

クラウド「っ・・・突然出て来て何のつもりだ・・・!!」



ヘヴィ・デス・メタル「今貴様に用はない。用があるのはその吸血鬼の少女にだ。」



フラン「・・・私に・・・!?」



ヘヴィ・デス・メタル「その通りだ・・・我と同じ『破壊王』の異名を持つ者・・・我としては非常に気になっていたのだよ・・・」




クラウド「・・・フランに何をするつもりだ!!」



ヘヴィ・デス・メタル「・・・決まっている・・・





・・・戦うのみだ!!」




・・・ヘヴィ・デス・メタルは、フランに突っ込んで来る。




クラウド「フラン!!「待って!!」!?」



フラン「・・・私に勝負を持ち掛けてきたんだったら、受けて立つわ!」



クラウド「フラン・・・」




ヘヴィ・デス・メタル「いい度胸だ!!殺す気でかかって来い!!」







一旦区切ります。感想まだ

破壊の力と羽を持つ者 ( No.497 )
日時: 2022/06/04 19:14
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き




突如現れたヘヴィ・デス・メタル戦。




ヘヴィ・デス・メタル「うおおおおおおおおっ!!」


ヘヴィ・デス・メタルは早速光線を放つ。


フラン「禁弾『スターボウブレイク』!!」


フランは弾幕で対抗。光線を防いでさらに攻撃を仕掛ける


ヘヴィ・デス・メタル「甘い!!」


・・・羽であっさり攻撃を防ぐ。



ヘヴィ・デス・メタル「ワールド・ブレイカーである我の力を思い知れ!!」


ヘヴィ・デス・メタルはもう一度フランに突っ込む。


フラン「っ・・・!!」←レーヴァテインで防ごうとする


ヘヴィ・デス・メタル「フハハハハハ!!どうしたこの程度か!!我と同じ『破壊王』の異名を持つ者よ!!」


フラン「っ・・・!!!」



・・・次第に押されていくフラン。



クラウド「フランっ!!」




ヘヴィ・デス・メタル「貴様の力はその程度か!!我と同じ『破壊王』の異名を持つ者よ!!我をがっかりさせるではない!!」


フラン「・・・『破壊王』じゃないわ・・・」


ヘヴィ・デス・メタル「・・・何?」


フラン「私は・・・『フランドール・スカーレット』よっ!!!」

・・・すると、フランが謎のエネルギーを発し、ヘヴィ・デス・メタルを弾き飛ばす。

ヘヴィ・デス・メタル「なっ!!?」



フラン「さぁ・・・第2ラウンドよ!!コンテニュー出来なくしてあげる!!」



ヘヴィ・デス・メタル「面白い・・・出来るモノならやってみろ!!」


炎の弾幕を放ち始めるヘヴィ・デス・メタル。



フラン「!!」←避ける



ヘヴィ・デス・メタル「・・・どうした!!早速避けるとはな!!何故突っ込んでこないのだ!!ならば我の流儀を嫌と言うほど知るが良い!!」



フラン「だから何よっ!!そっちこそ弾幕やスペルカードルールの流儀くらい知ったら?」



ヘヴィ・デス・メタル「悪いがそんないちいち気にしてられんのだよ!!」←交戦を放つ


光線をフランはどんどん避ける


フラン「(・・・あの鳥っぽい生き物・・・ここは能力で一気に倒すしか無さそうね・・・でもさっきから激しい攻撃ばかりだし、隙を作らないと・・・!!)」



ヘヴィ・デス・メタル「・・・さぁどうする!!倒せるものなら倒してみろ!!」



フラン「ここは・・・・!!」


するとフランは、何かに気づく。


フラン「そっか、これを使えば・・・!!」



・・・フランは、一旦下に向かう。



ヘヴィ・デス・メタル「む?何か考えているのか・・・だがそうはさせないぞ!!」


ヘヴィ・デス・メタルは、下に向かって炎弾を放ちまくる。




クラウド「うおっ!!?」←一旦避難




・・・そして、周囲が焼けてくる。




ヘヴィ・デス・メタル「・・・少しやり過ぎたか・・・まぁいい。これなら流石に・・・む?」


・・・ヘヴィ・デス・メタルは違和感を感じ、上空を見る。そこには・・・


フラン「引っかかったわね!!」


・・・大量の木々があったのだ。地面から抉り取ったらしい。



ヘヴィ・デス・メタル「なっ・・・何をどうやって「ドガッ!!」っ!!」


・・・木々が落下してヘヴィ・デス・メタルに激突。それによって地面に落下。


ヘヴィ・デス・メタル「くっ・・・考えたようだがこの程度では・・・む、待て、もしや・・・」



フラン「ふふん・・・




きゅっとして・・・どっっっっかーん!!!」


・・・『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』を持つフランは、ヘヴィ・デス・メタルの『一番弱い箇所』を手中に収め、握る。


ヘヴィ・デス・メタル「がああああああっ!!」


そしてヘヴィ・デス・メタルは大爆発を起こし、撃退された。


フラン「・・・ふぅ・・・」←座り込む


クラウド「大丈夫か?かなり派手にやったみたいだが・・・」←戻る


フラン「あっ・・・大丈夫。でもこれで勝てたと思ーー「バッ」!!」


すると、破壊されたはずのヘヴィ・デス・メタルが。



ヘヴィ・デス・メタル「・・・迂闊だったか。」



フラン「なっ・・・何で!?」




ヘヴィ・デス・メタル「・・・我は不死鳥だからな。流石に焦ったがこれくらいでは死なぬ。」




フラン「っ・・・」←立ち上がって構える




ヘヴィ・デス・メタル「・・・




・・・安心しろ。もうお前の実力は十分見た。」



フラン「えっ・・・?」

クラウド「・・・何を考えている」



ヘヴィ・デス・メタル「・・・単なる興味本位だ。我と同じ『破壊王』の異名を持つお前の実力がどのくらいか、試したかったのだ。」



フラン「私の実力を・・・?」



ヘヴィ・デス・メタル「・・・ああ。・・・事実、お前は我に打ち勝った。てっきりかつて我を倒したあの少年のように真っ向勝負を挑むかとも思ったが・・・まぁ存在キャラクターそれぞれか。



・・・突然すまなかったな。クラウド・ストライフと、我と同じ『破壊王』の異名を持つ者・・・いや、フランドール・スカーレット・・・自信を持つが良い。」


・・・そう言って、ヘヴィ・デス・メタルは去って行った。


クラウド「・・・何故俺の名前を・・・?」

フラン「・・・自信を・・・」






《幻想郷:紅魔館》



レミリア「な・・・な・・・なーんでこんなことになってるのよー!!!?」


・・・紅魔館に戻ったフラン。特訓やヘヴィ・デス・メタルの攻撃でクラウドも結構な怪我を負っている。


レミリア「うおいクラウドぉ!!何でこうなった!!!」←カリスマブレイク兼キャラ崩壊中


クラウド「・・・特訓していた。途中で乱入者が来た。」

フラン「強かったよ。」


レミリア「いや乱入者って!!・・・特訓?」


フラン「実は・・・(少し事情を説明」



レミリア「・・・そう・・・そう言えばそうだったわね・・・



・・・ここまで怪我を負っているのは色々言いたいことあるけど、とりあえず、もういいわよ。どうやら何かつかんだって感じの目をしてるし。」


フラン「・・・」


レミリア「・・・まぁ、成長してくれたら姉として何よりね。」


フラン「・・・うん!!」

・・・すると、フランの胸元が光り出す。

フラン「これって・・・」

・・・そこから、1枚のカードが出てきた。

クラウド「このカードは、たしか・・・作者に伝えておかないとな・・・」

レミリア「・・・さて、とりあえずお風呂に入ったら、晩御飯にするわよ。お腹が空いたでしょうしカブ料理をたくさん食べなさい。」


フラン「分かったわお姉様・・・ところで何でカブ?」

クラウド「変わっているな」


レミリア「・・・あなたが持ってきたの忘れてないかしら・・・」








イヤフォンの少年「・・・『破壊王』のカードも手に入れて、これで4体目・・・あと16体か・・・」










終演











「さて・・・そろそろ確かめないとな・・・」












~後書き~
今回はフランドールのお話でした。破壊関係でヘヴィ・デス・メタルも登場させました。
今回はここまで。感想OK。


















・・・次回、『外界編』。