二次創作小説(新・総合)
- オカルティズムな探偵 ( No.500 )
- 日時: 2022/06/05 18:06
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。これで閲覧数500かぁ
・・・今回は少し今までとは違う(つもりの)お話をお送りします。
《スマブラ屋敷》
・・・先日、フランドールから抽出された謎のカード。
蓮子「えっと、じゃあ早速・・・」
・・・話を聞いて駆けつけた蓮子とメリー。謎のノートを蓮子が取り出してみると、ノートが開いてカードがそのノートに入って行った。
メリー「これで、4枚入ったけれど・・・何なのかしらねこのカード。」
蓮子「うーん・・・すぐには結論出なさそう・・・」
クラウド「しかし、アウトローは何でフランの事を『破壊王』と呼んで狙ったか・・・ダイアとやらが色々言っていたらしいが理解は追いつかないな」
フラン「・・・ヘヴィ・デス・メタルってのも私をそう呼んでたよ。」
おろさん「どっちにしろ、前々から誰かがそう決めていたんだろうな。」
メリー「ある意味はた迷惑な話ねぇ・・・」
おろさん「・・・とりあえず、アウトローはその『王』だとかを狙ってるのは間違いないし、ひとまず俺は、その『王』だと思われる存在の事を調べておくよ。」←ギルドに戻る
メリー「・・・さて、私達もそろそろ元の世界に戻りましょう。」
蓮子「ええっ、・・・まあ、確かに課題とかもあるし戻らないとね・・・;」
・・・蓮子とメリーも元の世界に戻る。
クラウド「・・・あんまり深刻な事にならなければ良いんだがな・・・」
フラン「・・・だったら、皆で乗り越えるのも良いんじゃないの?」
クラウド「・・・それもそうだな。俺達には仲間がいる。」
フラン「そうでしょクラウドお兄さま!」
クラウド「ああ。・・・お兄さま?」
レミリア「(なんか懐いてるんだけれど・・・)」←陰で見ていた
咲夜「・・・お嬢様、あんまりやると只の変質者です」
《幻想郷》
霊夢「・・・」
・・・霊夢は何か考え込んでいた。すると・・・
紫「あら、何か考えているのね?」
霊夢「あ、紫。」
紫「当ててみようかしら?・・・あの、宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンの事じゃないの?」
霊夢「・・・ええ、まぁそうよ。・・・あの2人、どうも私の知ってる誰かさんに丁度そっくりだからね。それで、どうなのよ?」
紫「・・・さぁ、どういう意味かしらねぇ。少なくともあのマエリベリー・ハーンことメリーの事は、私とは今の所無関係よ。まぁ、アウトロー騒ぎの時に出会った事には少し驚いたのだけれど。
・・・まぁ、宇佐見蓮子に関しては・・・どうなのかしらね。」
霊夢「そういえば『彼女』は高校生だけど、蓮子は大学生・・・だったかしら。・・・歳は私と『彼女』より年上ねぇ・・・
それに、あの2人が持っていた謎のノートだとかから出てくる古代文字・・・あれで実際エネミーに攻撃が通ったし・・・何なのかしら・・・」
紫「・・・まぁ、事実BUGは幻想郷を救ってくれた。今の所は疑うのは止めにしましょう。原因不明な部分が多すぎて結論付けられない。」
霊夢「・・・そうね・・・」
《未来の首都京都:博麗神社》
蓮子「さて、またまた戻って来たわけで、早く寮に戻りますか!」
メリー「そうね。行きましょ。」
「・・・さて、そろそろ・・・「ヴーッ(着信音(バイブレーション)」む、よりによって・・・何だ盟友よ。・・・え、捜索依頼?仕方がない。戻るから待っていろ。」
第4.3幕『外界編』
数十分後・・・
・・・とある探偵事務所らしき施設。ただし町外れにあり、探偵事務所なのかわかりづらい建物だった。
・・・眼鏡を掛けた一人の黒服青年が中に入る。すると、一人の女性刑事が座って待っていた。
楠音「・・・刑事の『中村楠音』です。」
「いやはや、待たせてしまって悪かったねぇ。
僕は『見鏡メガロ』。それで、用件は何だい女性刑事さん。」
楠音「・・・ある人物を探してほしいんです。」
メガロ「・・・人物?何でだい。」
楠音「細かい事は良いです。とにかく、この写真の2人を探してほしいとのことで。」
・・・中村楠音と言う名の女性刑事は、1枚の写真を見せる。それには、蓮子とメリーの2人が写っていた。
メガロ「(!!)・・・この2人は?何故警察がこの2人を。」
楠音「・・・この2人は・・・とくにこの茶髪の少女は、いくつか違法を犯している可能性があるのですが、どうも居場所がつかめないようなので、探してほしいのです。」
メガロ「ほう・・・違法を犯すとなれば実にもったいない行動をとっていると思うが・・・何をしでかしたのだい?」
楠音「それは・・・」
メガロ「・・・おや、『知らない』のかい。」
楠音「!!」
動揺する楠音。続いてメガロと言う青年はこう言う。
メガロ「おかしいねぇ、警察様が罪状を知らないなんて。おかしくないかい?」
楠音「そ、そんなの貴方にはーー」
メガロ「・・・ところで君・・・」
メガロは、何やら書物を開く。
メガロ「『中村楠音』・・・27歳、警視総監『中村真貝』の娘・・・
・・・警察である父にあこがれ警察官を目指し、無事に警察官に。その後コネに近い形で現在の階級に。
・・・趣味はゲームやアニメ、漫画などのエンタメ類。休暇を貰ったら、食費や衣類以外は大体はキャラクターのグッズなどにお金を費やすことが多い。」
楠音「なっ・・・何でそんなことにまで!!?」
メガロ「僕は情報網に長けているからねぇ。この程度の情報分かるのだよ。・・・それに、もしかしたら君には、少なくとも僕の仮説があっていれば興味を示してくれるかなぁ何てちょっと思っただけさ。エンタメ大好きな君にね。」
楠音「仮説って・・・見鏡メガロ・・・話に聞いていた通り変な男ですね・・・」
メガロ「変とは何だ人聞き悪い。確かに周囲にはオカルティズムだと言われることはある。だが研究することの何がいけない。
まあいいこの際だ。僕の研究と仮説などなどを見て行ってくれよ。」
・・・メガロはソファから立ち上がり、奥の部屋にあるカーテンを開ける。
・・・そこには、沢山のホワイトボードに、ゲームやアニメ、漫画などのキャラクター等の写真や、びっしり書かれた文字、文章、そしてそれらをまとめたとされる論文が。
楠音「これは・・・」
メガロ「・・・岡崎氏は、『非統一魔法世界論』を学会で発表したが、理解の無い阿呆達に失笑を買ってしまった。
・・・だが僕には実に興味深くてねぇ・・・それから色々分かることが増えてきたのだよ。
・・・それが、この世界から忘れ去られた存在が流れ着く『幻想郷』と言う、かつてこちら側にもあった場所。そこには、妖怪や神等が実際に存在する。
・・・そして更に分かったのだが、アニメや漫画、ゲーム等に登場する様々な存在『キャラクター』が、作品ごとにそれぞれ存在し、それぞれ分けられた世界で暮らしている。
・・・更に更に!!それらの世界を繋げ、夢の共演が実現する『クロスオーバー世界』!!その1つがまさに『ウルトラワールド』・・・素晴らしいとは思わないかね!!?」
楠音「・・・」
・・・メガロの発言に中村は反応に困り、そして呆れる。
楠音「ハァ・・・何意味不明な事を言っているのですか。ゲームやアニメなどのキャラクターが実在する何てことがあるわけないでしょう!?」
メガロ「そりゃあこの世界では無いだろう。だが異世界ならあり得る事だ。」
楠音「だから!!そんな異世界だとか何てあるわけないでしょうってば!!第一異世界だとか何てどっかの作品でしょう!?尚更有りえませーー」
メガロ「『ありえない』事なんてありえないんだよ中村楠音。
・・・まあ流石に、『見てない』君に言うのは無理も無かったか。」
楠音「っ・・・警察を馬鹿にするのも大概にしてください!!ていうかそんなくだらない事をやっているならもう少し「ヒュンッ!!」!?」
・・・楠音が立ち上がると、頭上に包丁が。
楠音「い、今のは・・・」
メガロ「・・・申し訳ない。僕の盟友の『神谷カイ』だな。盟友、仮にも依頼人だ。包丁を投げるのは止めたまえ。」
・・・メガロがそう言うと、『神谷カイ』と言う、女子高生のような少女が台所から出てくる。
カイ「・・ゴメンナサイ」←また台所に戻る
メガロ「・・・申し訳ないね。盟友は警察を恨んでいるもので・・・」
楠音「恨んでいるって・・・勘弁してくださいよ、確かに警察にも腐敗しているのはいましたけれど・・・ていうか恨んでいるとかそういう理由だけでは無いですよね・・・?」
メガロ「・・・君の父親も腐敗してないと良いんだけどねぇ。」
楠音「・・・どういうことです?」
メガロ「いや何でも無いよ。・・・どちらにせよ、この写真の2人の捜索は引き受けよう。・・・だが、その代わり一つ条件がある。」
楠音「条件・・・?」
メガロ「・・・この2人に手出しをしない事さ。」
楠音「なっ・・・犯罪者を放っておくというのですか!!?」
メガロ「放っておくも何も、ハッキリしないと本当にこの2人が犯罪者なのか確かめようがないじゃないか。第一あくまで可能性だろう?それで冤罪なんて起こったらそっちにも不名誉じゃないのか。」
楠音「それは・・・」
メガロ「いいだろう?見つけることは容易だ。だから色々はっきりするまで2人に手を出すな。」
楠音「っ・・・わかりました・・・」
・・・メガロが条件を取り付けた後、楠音はこの場を後にした。
カイ「・・・それで、どうなの?」←台所から出てくる
メガロ「・・・この捜索の依頼、おそらく彼女の父親中村真貝の独断だろう。
・・・この2人が殺人を犯した経歴は一切無い。何か少し法に触れる行動をとった可能性は否めないが、それでもわざわざ警察が定期的に捜索するようなことではない。
・・・やはり怪しい・・・面倒なのが絡んでいなければ良いのだが・・・」
カイ「・・・まぁどっちにしろこの2人に接触するチャンスなんじゃないの?」
メガロ「ああ。いい機会ではある。
・・・皆のお陰で博麗神社の解体を中止させることが出来たんだ。でなければこんなに真意に近づくことは出来なかっただろう・・・!」
・・・メガロは、冷蔵庫から1つのペットボトルを取り出す。ラベルには、『霊能緑茶』と書かれていて・・・
《銭天堂》
・・・周りから避けるように建っている駄菓子屋『銭天堂』。
・・・女将の紅子は、今日も一回ガラガラを回す。
紅子「・・・本日の幸運のお客様は、■■■■年の5円玉でござんすか。さて、現地に向かいますよ墨丸。」
墨丸「にゃー」
《謎の研究室》
「・・・あの2人さえ・・・あの2人さえ消せば・・・」
続く。感想OK。