二次創作小説(新・総合)
- 外界に住む狂信者 ( No.507 )
- 日時: 2022/06/08 16:10
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。
・・・前回、警察に追われ始めた楠音と、蓮子とメリー。中村真貝の目的は一体・・・!?
警官たち「待ちやがれええええっ!!」
蓮子「ちょっとちょっとちょっと!!何が一体どうなってるのコレ!!?」
メリー「分からないけどあの警官たち何か変よ!!捕まったらダメそう!!」
・・・警官たちは、例え誰かにぶつかっても物を倒しても問答無用で
追う。
楠音「・・・(蓮子とメリーを見つける)!!あ、あの2人・・・!!」
警官たち「待てぇェェっ!!」
楠音「っ!!」
通行人「あれ、何か事件でもあったのか?」
通行人「ん?警察?警察が追いかけられてる?それ以外で2人の女の子が追われてるけどどうなってーー」
「申し訳ないが忘れてもらうぞ」
通行人「あれ?何か聞こえーー「バチィッ!!」うっ!!?」
・・・通行人達に目撃されたが何故か全員眠りにつく
「・・・悪く思うな。ややこしい事になるわけにはいかんのだ。・・・さて・・・」
警官たち「待て待て待ちやがれえええええええええええ!!!」
楠音「っ・・・まるでキリが無い・・・まだ追いつかない事ばかりなのに・・・!!」
・・・とにかく警官たちから逃げ回る3名。
蓮子「あの警官たち・・・確かに何かおかしいわね。あれって・・・」
メリー「これどうするの!?街中で弾幕を使うわけにもーー」
真貝『仕方ない。強制転送だ。』
すると、楠音と、蓮子とメリーの真下に黒い穴のようなモノが発生。
メリー「えっ!?何コレ!?」
蓮子「どうなっているのか分からないけれど嫌な予感がするわ・・・!!」
楠音「これは・・・!?」
《謎の研究室》
・・・黒い穴に呑まれた後、謎の研究室に転送された。
蓮子「いててて・・・大丈夫、メリー?」
メリー「ええ、何とか・・・あら?」
楠音「っ・・・ここは・・・?って!?」
メリー「えっと、どちら様で・・・「やぁ諸君。」!?」
するとそこに現れたのは・・・
真貝「・・・」
楠音「お父様!!一体これはどういう事ですか!!・・・というよりここは一体・・・!!」
・・・周りを見渡してみると、そこには奇妙な生物が沢山ホルマリン漬けになっている。
真貝「やあやあ楠音。・・・と、宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンだね?」
蓮子「えっ!?何で私達の名前を・・・」
真貝「教える義理は無いよ。だがねぇ・・・
君達が哀れで余計な真似をしているようだからね。正しさの下に、楠音も君達も始末しなければならないのだよ。」
メリー「始末って・・・ちょっと待って、発現的にもしかして・・・アウトロー!?」
楠音「アウトロー・・・?」
真貝「・・・チッ、そこまで知っているのか・・・ゼノヴァドさんに聞いた通りだったか。・・・秘封倶楽部・・・夢を伝って幻想を巡っていたなどという愚かな行動を行い、更には突如として異世界に飛ばされ様々な体験・・・もとい愚行を行った・・・実に苛立たしいゴミガキども!!」
蓮子「愚行って・・・その言いぶり、狂信者だとかね・・・!!」
楠音「狂信者!?待って何が言ったいどうなって」
真貝「黙っていろ楠音!!」
楠音「っ!!」
真貝「・・・狂信者だと言われると腹が立つねぇ。私はあのお方のために正しい事を行っているだけだというのに。
・・・お前たち2人は、異世界のダニ共と共に今まで、何とか我々が隔離できていた世界の内4つの隔離を解いてしまった・・・しかも4つ目は幻想郷!!あそこは何が何でも潰さなければならないというのに!!ああ愚かな!!哀れな!!最低な!!
・・・だからこそだ!!この私が正義の名のもとに、お前らを!!そして知ってしまった楠音も始末しなければならない!!そう!これは正義!!『あのお方』に許された善行なのだよ!!」
メリー「言ってることが滅茶苦茶・・・!!」
蓮子「前にエビテン達に始末されてたのよりずっと狂ってる・・・!!」
真貝「フン、ベノディア側の奴等だって、あのお方が復活すれば毒の持たないアリ同然。・・・とにかくだ!!あのお方の正義の下にひれ伏すがいい!!」
・・・すると真貝の元に先程の警官たちが。そしたらなんと、ハートレスに変わる。
蓮子「ハートレスだったの!?」
メリー「道理で様子が変だったわけね・・・こうなったら・・・」
真貝「行けハートレス共!!攻撃の隙を与えるな!!」
ハートレス達「・・・!!」
ハートレス達が攻撃しようとしたその時・・・
ハートレス達「・・・「バチィッ!!」!?」
・・・謎の攻撃が飛んできて、ハートレス達にヒット。
「やれやれ・・・まさか地下にこんなとんでもない施設を作っていたとは。」
真貝「き、貴様は!!何でここが・・・」
蓮子「えっ!?あの人ってさっきの・・・」
メリー「・・・この感じってもしかして・・・」
楠音「・・・!!」
メガロ「・・・さぁ、逆転劇を開始しよう。」
一旦区切ります。感想まだ
- 外界に住む狂信者 ( No.508 )
- 日時: 2022/06/08 16:30
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
続き
真貝「み、見鏡メガロ!!何故だ!!ここは私やアウトロー側の人間にしか入れないはずなのに!!」
メガロ「残念ながら、『僕ら』にセキュリティシステム等無意味に等しいんだよ。」
カイ「・・・どーも。」
真貝「ぐっ・・・ぐぬぬぬぬっ・・・!!ええい!!お前達!!あの探偵擬きも始末しろ!!!」
・・・ハートレス達は、メガロにも攻撃を仕掛けようとする。
蓮子「よっと!!」
メリー「ええいっ!!」
・・・その前に、蓮子とメリーがキーブレードを使って弾幕を放つ。
楠音「・・・!?」
メガロ「ほう・・・中々の力が身についているのだな。興味深い。」
真貝「何だと!?あんな力持ってるなんて聞いてないぞ!!」
蓮子「数がばらけたから隙が出来たわね。」
メリー「まぁ助かったのかしら。」
真貝「ぐっ・・・な、ならば!!」
真貝は楠音の元に駆け寄り、持っていた拳銃を楠音に渡そうとする。
真貝「楠音!!あのダニ共を撃つんだ!!」
楠音「!?」
蓮子「あっ!!さっきまで始末しようとしてたのに!?」
メリー「良く分からないけど酷い!!」
真貝「黙れ黙れ黙れ!!楠音は私の娘だ!!いざと言う時に役にたってくれるんだ!!
さぁ早くしろ!!今ならゼノヴァドさんに頼んで正式に仲間に引き入れてやっても良いんだ!!」
楠音「・・・」
真貝『そ、そうですね。楠音は実に役立ってくれる手駒ですよ。』
黒帽子と黒いスーツの男『このままだとあなたは職務を全うするだけの、法に従うだけのただの駄犬になり果ててしまいます。』
真貝『・・・君は何も知らなくていい。言われたことに従ってればいいんだよ。それが警察というものでは無いのかね。』
メガロ『おかしいねぇ、警察様が罪状を知らないなんて。おかしくないかい?』
楠音「・・・」
真貝「いいだろう?引き受けてくれたらさっきの愚行も多めに見てーー「ドガッシャアァァァァァ!!!」あぎゃっ!!?!?」
・・・楠音は、真貝の顔面に思いっきり蹴りを入れた。
真貝「く、楠音?」
楠音「始末すると言いながら今度は私に殺人を強要しようとするなんて・・・
ふざけるのも大概にして・・・私はお父様の・・・いや、お前の道具なんかじゃない!!!」
真貝「っ・・・貴様あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
・・・キレた真貝は、どこからかガトリング砲を取り出し、楠音に向けて発砲。
楠音「なっ!?!」
メガロ「いかん!!・・・カイ!!頼む!!」
カイ「はっ!!」
・・・咄嗟にカイが駆け寄り、楠音を庇う。
楠音「なっ!?」
真貝「・・・フン、自らを犠牲にするとはねぇ。・・・まずこれで一匹・・・ん?」
・・・銃弾が直撃したはずなのだが、その銃弾は全て床に落ちる。
カイ「・・・大したことないわね。」
・・・銃弾によってできた傷穴が再生する。
楠音「えっ、えっ!?」
カイ「・・・勘違いしないで。盟友の頼みだし。」
蓮子「・・・ぜ、全然ダメージが入ってないの・・・?」
メリー「・・・ねぇ、あの子ってもしかして・・・」
メガロ「ああ・・・
言い損ねていたが、カイは『幽霊』だ。」
蓮子&メリー&楠音「ええええっ!!?」
カイ「・・・フフッ♪」
真貝「な・・・な・・・なんてことだ・・・なんてことだ・・・!!!こんなことが起きていいはずがない・・・!!!」
メガロ「何か悪い事でもあるのか?妙な黒い魔物を引き連れているお前が言えたことでも無いだろう」
真貝「ふざけるな!!私は正しいんだ!!だからハートレスを操っても問題は無いんだ!!」
メガロ「言っていることに一貫性も何も無いな。」
真貝「ぐっ・・・がああああああああああああああああああああああああ!!!ふざけるな!!ふざけるな!!私は正しいんだ!!私は正しいんだ!!私は許された正義の存在なんだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
・・・すると、真貝の心の闇に反応するように、ハートレスが現れる。
ヒスイドレディアの姿をしている。
真貝「さぁ!!思いっきりやってしま・・・ってぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!?」
そのハートレスは上空から突っ込んできて、真貝を破壊した。
ハートレス《ヒスイドレディア・ダークファントム》「・・・♪」
蓮子「あれって・・・たしか並行世界からの依頼で菜乃たちが言ってた!!」
メリー「アウトローに回収されてたの!?しかもまた呼び出した人が自滅しちゃってるし・・・」
楠音「・・・」
・・・真貝が破壊されたのを目の当たりにして、少し呆然とする楠音。
メガロ「・・・何を突っ立っている。・・・あの程度は僕に任せてくれ。」
楠音「見鏡メガロ・・・何を・・・!!?」
ヒスイドレディア・ダークファントム「・・・!!」
・・・ヒスイドレディア・ダークファントムは、リズムを刻んでまた突っ込んで来ようとする。
メガロ「・・・さて、フィナーレを迎えよう。」
メリー「えっ!?ちょっと待って!!あれは結構危険なーー」
メガロ「ああ、見ればわかりますよ。
・・・けれど、僕は『一人じゃない』のでね。」
ヒスイドレディア・ダークファントム「・・・「ガシッ!!」!?」
すると、ヒスイドレディア・ダークファントムの全身が謎の力で縛り付けられる。
周りには、沢山の幽霊たちが。
メガロ「・・・数年前の事だ。・・・異世界の事を調べようとしていたんだが、何も情報が無くてね。そんなある日我が盟友神谷カイが交通事故で亡くなってしまった。気力を失ってしまった時に、不思議な自販機を見つけた。
・・・『銭天堂』とやらが設置しているようでね。まずこれで、岡崎氏の論や、異世界や不思議なモノが存在することが証明することが出来るようになった。
・・・そして僕は『緑茶』を買った。それによって僕は盟友との再会を果たした。
・・・その緑茶と言うのが、『霊能緑茶』。飲むことで、幽霊が見えるようになったり、霊能力が身に着いたりする緑茶だ。
・・・僕はその後、身に着いた能力を上手く行かせられないかと考えた。そこで僕は、盟友のカイのように岡崎氏の論に関心を持っていた者や、ファンタジーを信じる者達等を集め、同士となった。
・・・そして1年前、僕はこうして、幽霊たちを巧みに操ることが出来るようになり、共に戦えるようになった。それが今の僕さ。
・・・さぁ、思いっきりやるぞ!!」
・・・メガロがそう言うと、幽霊たちは一気に突撃し、ヒスイドレディア・ダークファントムの体を貫いた。
ヒスイドレディア・ダークファントム「・・・・!!!?」
・・・そして、ヒスイドレディア・ダークファントムは消滅した。
メガロ「・・・と言う感じなのだが・・・解ったかね?」
蓮子&メリー「おー・・・」
楠音「す・・・すごい・・・」
メガロ「・・・さて、まず事態は解決した。ここももうじき消滅するらしい。同士達が帰り道を作ってくれたからそこを通って早く戻ろう。
・・・そして、宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン。・・・君達の今まで見てきた幻想を、ぜひ聞かせてくれないかい?」
メリー「えっ!!?」
蓮子「・・・何か、ある程度の事を知られてるんだけど・・・」
楠音「・・・」
・・・完全に消滅した真貝とヒスイドレディア・ダークファントムがいた場所を見つめ、楠音は、メガロ達と共に京都に戻るのだった。
続く。本日もう1話投稿予定ですが感想OK。