二次創作小説(新・総合)

事態の収束と外界の協力者 ( No.511 )
日時: 2022/06/08 21:03
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

前話の続きです。









・・・その後、裏でメガロが色々やったらしく、宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンにかけられていた容疑は真っ赤な嘘だという事と、中村真貝の汚職が発覚。それによる責任もあってか、中村楠音は警察を辞めたらしい。




そして数日後・・・


《未来の首都京都:見鏡探偵事務所》


メガロ「うおおおおおおおおおおおうおおおおおおお!!素晴らしい!!素晴らしいぞ!!嘘じゃないよな本当だよな!?分かったことがさらに新たな予測や仮説を生み出してくる!!!!」

カイ「!!!!!!!」←無言で興奮中



・・・蓮子とメリーが色々説明し、メガロとカイは興奮する。


蓮子「う、嬉しそうで何より・・・」

メリー「結構飢えてたのね・・・」


メガロ「・・・おっとすまない。あまりにも予測が当たり過ぎてつい・・・それでどうなんだ!?実際に僕も行けるか!?」


蓮子「あー、ごめん、他の人間を連れて行かないように言われてて・・・」


メガロ「なっ・・・!?・・・し、仕方がない、そこはまた別で異世界に行ける方法を独自で研究しないとね。」


蓮子「研究熱心なのはいい事だけどねぇまぁ」


メガロ「・・・しかし、アウトローという組織か・・・なかなか面倒なのと戦っているのだな。」


メリー「ええ、主に交戦してるのはあの男の人ほどひどい人達ではないけれども、それでも質が悪いのは同じなのよね。」


メガロ「まぁそうだろうな。・・・話を聞く限り、陣営は2つに分かれているという事か。基本指揮官ベノディアの命令の元に動く『ベノディア側』、一貫性のない歪んだ者達が揃った、お飾りに近い『上層部』・・・これまたややこしい。」

カイ「・・・博麗神社の解体を行おうとしてたのもアウトロー関係者かしらね」


蓮子「えっ、解体!?」


メガロ「ああ。どうやら政府直々の命令なんだとか。






・・・警察の上層部がアウトロー上層部と繋がっていたとなれば、この世界の政府もアウトロー上層部と繋がっているという事だろうな。ちなみに解体は数か月前から行われようとしていたが、そうされるとまずい事になりそうだったものだからみんなとこっそり妨害していたんだ。」


メリー「もし解体されてたら、私達がウルトラワールドの関りを持てなかったどころか、幻想郷にも被害が及んでいたのかもれないわね・・・」


メガロ「・・・話を聞く限り、解体はアウトロー上層部の独断だろうな。かなり闇が見えて来たじゃないか・・・」


蓮子「・・・この事、作者たちにもある程度伝えた方がよさそうね。ややこしくならない程度にだけれど・・・」

メリー「・・・そうね。色々分かったし。「ああ、その前に一つ」えっ?」


すると、メガロはこう言い出す。

メガロ「・・・もし良ければ、僕らもある程度協力させてくれないか。僕らの行き来の許可が下りないのだとしても、それでも君達は様々な面で重要な『鍵』になるのだろうからな。理不尽は防がなければならない。」


蓮子「あー・・・そういうことならいいわよ。」

メリー「そうね。どの道、なんとなくだけど、貴方があんな状況を見て黙って見てる人だとは思ってなかったし。」


メガロ「おお、ありがたい。・・・とりあえずこれからよろしく頼むよ。色々聞きたいことが増えたしね。」


・・・メガロは手を差し出す。・・・蓮子とメリーは、メガロの手を掴んで握手をした。



蓮子「・・・それじゃあ、私達は一旦これで帰るわね。」

メリー「今回は助かったわ。ありがとう!」


・・・そして蓮子とメリーは寮に戻って行った。


メガロ「ふぅ・・・


・・・ところで、姿を現さなくて良かったのかい?」


・・・メガロがそう言ったらそこに、楠音が部屋に入る。


楠音「・・・良いんですよ。私はもうどうこう言う義理は無さそうですし。・・・まぁ、何処かで対面はしておいた方が良いのでしょうけど。」


メガロ「そうかい。・・・ま、とりあえず君もこれからよろしくね。雑用さん」

カイ「・・・よろしく」


楠音「・・・その上から目線はどうにかならないんですか・・・




・・・それにしても、ウルトラワールド、か・・・今考えてみると、夢みたいな話ね・・・」



・・・こうして、外界で起こった事態も無事解決。協力者も増えて頼もしくなってきたのだった。






黒帽子と黒いスーツの男「・・・どうやら良い方向に行ったようですねぇ・・・まぁ、中村さんの心のスキマを埋めるのは少々疲れそうですし、この辺でもういいでしょう。・・・さて、そろそろ私もこの辺で。ホーッホッホッホッホ・・・」






『外界編』

終演




















・・・とある世界。飛行中の飛行機にて






「・・・さあ、目覚めの時間だ。・・・脳髄の空腹が・・・この世界を再び求める。








・・・この『謎』は・・・我が輩の舌の上だ。」























続く。







~後書き~
以上、第4.3幕『外界編』でした。外の世界でもこういう人がいたっていいじゃない(?)
・・・さて、次回もまだまだ色々やります(凄いフワッとしてる)。ネタバレをちょっと言いますと、次はあの超能力女子高生が登場です。誰なのかは考えてみてください
今回はここまで。またまた感想OKです。