二次創作小説(新・総合)

大事なモノ ( No.545 )
日時: 2022/06/18 17:49
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。





・・・さて、前回喪黒にお守り効果がある首輪もといチョーカーを貰ったさとり。物語はどう動くのか。








《バトリオシティ:喫茶キャノン・ド》


黒須「・・・これを、俺に?」

さとり「・・・はい。・・・日頃の感謝を兼ねて。」

・・・翌日。さとりは、箱に入れた、首輪のようなアクセサリーを黒須に渡す。

黒須「うお、所謂『チョーカー』ってやつか。ありがとうございます。」

さとり「・・・そう言ってくれるとこちらも光栄です。」


・・・早速、黒須はさとりに貰ったチョーカーを付けてみる。


さとり「(意外と似合ってる・・・)」

黒須「・・・お、案外いい感じ・・・「バチィッ!!」!!・・・すいませんちょっと急用!!」


・・・『危機感みかん』の効果で察知能力が反応したらしく、黒須は反応の場所に行く。


さとり「早速ですか・・・待ってくださいって!!」←追ってみる






数分後・・・



黒須「いよしけしからんことしようとしてる輩は」




ニワトリ刑事「オラァ!!ようやく捕まえたぞ連続誘拐犯!!」

ネズミ刑事「刃物も没収!!そんで攫った奴等はどこだぁ!!」

誘拐犯の男「くそおおおおっ!!何でバレたっ!!」



みほ「えっ、誘拐犯!?いつの間に背後に!?怖っ!危なっ!!」


・・・黒須が駆けつける前に、既に何とかなっていた。



黒須「・・・ありゃ・・・(・□・)」




さとり「ゼェ・・・ゼェ・・・あ、あら・・・」←走って来た




黒須「・・・「バチィッ!!」チッ!!またか!!」←また移動



さとり「えっ!?ちょ、ちょっと待って・・・;;;」←また追う




数分後



銀行にて。



強盗「強盗だ!!手をあげろ!!金を出せ」


ドガッ!!バギッ!!ドゴッ!!ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!


大地「・・・アホくさっ」←強盗共の真後ろにいた



黒須「・・・(・ー・)」



数分後



殺人鬼「ぐははははは!!この特性の刀で世の中を荒らして」


銀時「自分のバイクで走ってるゥゥゥゥゥゥ!!」←バイクで走行中


殺人鬼「あっふぉ!!?」←バイクにはねられる


さっちゃん「銀さああああああああああああああああああああああん!!つか誰だお前邪魔ァァァァァァァァァァ!!」←苦無とかを投げまくった後蹴とばす


殺人鬼「ああああああっ!!!?こんなのって無いひ・・・」←ぶっ飛ばされて刀も壊れて失神



黒須「・・・えーっと・・・もしもし警察ですか」←警察呼んだ




・・・と言う感じでまぁ、黒須が駆けつけたその時には、大体自体が解決している感じだった。





さとり「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・勘弁してよ・・・でも、この感じは・・・」←物陰で見ていた

喪黒「どうです?物凄い効き目でしょう?」

・・・いつの間にか喪黒が。

さとり「ひゃっ!!?も、喪黒さん・・・これがあの首輪の効き目なのですか・・・」

喪黒「ええ、その通りです。・・・あの首輪は、身の危険が起きそうな時に反応して、未然に、それもとーっても自然に(?)、それを防ぐようにする効果を持っているのですよ。」

さとり「だからさっきから・・・本当に物凄い効き目ですね・・・」

喪黒「そうでしょう?・・・ただあの首輪、少し注意点があるのですよ。」

さとり「注意点・・・?」


・・・黒須が移動していくのを見て、それを追うように移動しながら、さとりは喪黒の話を聞く。



喪黒「あの首輪、防衛能力が行き過ぎて、たまに無関係の人に被害が及んでしまう場合があるんです。だから、定期的に首輪を外すようにしてください。」

さとり「えっ・・・し、しかし・・・」




黒須「・・・む?」


・・・歩道を歩こうとした黒須だが、横から信号無視のトラックが。


通行人「あっ!!危ない!!「ドォォォォン!!」


すると、トラックのタイヤがパンクし、スリップして通行人の方にぶつかりそうになる。・・・が、たまたま通りかかっていたクッパが怪力でトラックとの衝突を防いだ。


クッパ「ふぅ・・・大丈夫か?」

通行人「え、ええ・・・」



黒須「・・・!?危なっかしい・・・なんちゅう偶然なんだ・・・?悪い意味で・・・」





さとり「・・・・!」

喪黒「・・・ほら言ったでしょう?取り返しのつかない事になる前に、くれぐれもお願いしますよ?」


・・・そう言って喪黒は去って行った。



さとり「っ・・・」







男「くくっ・・・見つけた・・・!!」






一旦区切ります。感想まだ

大事なモノ ( No.546 )
日時: 2022/06/18 17:57
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き



・・・その夜。夜道を歩く黒須。



黒須「はぁ・・・何か妙な日だったなぁ・・・」




さとり「・・・どうしましょう・・・」


・・・さとりはまた悩み始めた。黒須に渡した首輪、本人は豪く気に入っているため外す気がしないのだ。

・・・だがそのままにしておけば、黒須が望ましくないことになってしまう。と言う事で、とにかく悩みの種が余計に増えてしまったのだ。


さとり「・・・どうしよう・・・・・・あら?」




・・・すると、昨日の不審な男が黒須の背後にいるのを見つける。



男「さぁ・・・俺のライフプランのためにお前にはくたばってもらうぞ・・・」

男は、『無敵クッキー』を缶から出して食べる。



男「うおおおお・・・力がみなぎってくる・・・うおらあああああああああああああああああああっ!!!」



さとり「!!黒須さんっ!!!」




黒須「・・・えっ?」


・・・何故か首輪の効果が発揮されず、男の攻撃が、黒須にクリーンヒットした。黒須は思いっきりぶっ飛ばされる。


黒須「がっ・・・!!」



さとり「黒須さんっ!!」←駆け寄る


・・・黒須はそのまま倒れこんで失神。


男「くくっ・・・邪魔者は消えた・・・これで・・・「ちょーっと待ちなさい。」!!」


・・・男の前に、喪黒が立ちふさがる。


喪黒「いけませんねぇそう言うマネは。」


さとり「も、喪黒さん・・・!?」


喪黒「ここは私にお任せください。」


男「だ、誰だお前!!ぶっ潰してやーー」


喪黒「ドーーーーーーーーン!!」


男「あぎゃっ!!?」


『ドーン』で男を思いっきり突き飛ばした。


男「っ・・・くそっ!!」←逃げる





さとり「黒須さんっ!!しっかりしてください!!」

黒須「うぐっ・・・」


喪黒「・・・これは・・・さとりさん、急いで彼を病院に・・・」




数十分後・・・



《バトリオ病院》


さとり「・・・それで、容態は・・・」


医師「・・・かなり異質な呪詛をかけられています。・・・普通の治療法ではまず目覚めることも・・・」


さとり「そんなっ・・・」






・・・ベッドで寝込む黒須と、それを傍で見るさとり。


さとり「っ・・・何で急にこんな事に・・・「厄介な事になってしまいましたねぇ。」!」


・・・病室に、喪黒が入って来る。


喪黒「どうやら、先程の男が黒須さんを恨んで、かなり悪質な所に頼ったようですね。まさか首輪の力を上回ってしまうなんて・・・」


さとり「・・・出て行ってください。」


喪黒「!しかしーー」


さとり「いいから出て行ってください!!こんなことになるのならあなたなんかに頼るんじゃありませんでしたよ!!!」


さとりは、無理矢理喪黒を追い出した。


さとり「っ・・・ううっ・・・」

・・・さとりは、涙をこぼしてしまった。



黒須「・・・(眠ったまま」


さとり「黒須さん・・・何でこんなことにっ・・・!!」



・・・黒須には、かなり異質な呪詛が植え付けられているようで、どうも現在の方法じゃ解呪が出来ないらしい。

・・・どうにもできないこの状況。・・・さとりは、泣いてもどうにもできないことに悔しさを覚え、病室から出て行った。



黒須「・・・・・・・



・・・「バチィッ!!」










《とある道》


男「くそっ・・・何でだ・・・無敵になれるんじゃなかったのか・・・!!?」


・・・先程喪黒に突き飛ばされたことに怒りを覚える男。


男「・・・いや、違う・・・きっと食べる量が足りないんだ・・これを全部食べて・・・」


・・・そう言って男は、無敵クッキーをバリバリ食べる。


男「ぐ・・・ぐ・・・



・・・ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」





一旦区切ります。感想まだ

大事なモノ ( No.547 )
日時: 2022/06/18 18:31
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き



数十分後・・・


・・・夜道。



さとり「・・・」


・・・黒須の事でまだ悲しくなっているさとり。自分が情けない。そんな感情をごまかそうと夜道を歩く。



さとり「・・・「よぉ・・・」!!」



・・・すると、さとりの背後にいたのは・・・


男「くくくっ・・・」


・・・先程の男だった。無敵クッキーの食べ過ぎのせいなのか・・・


男「うがああああああああああああああ!!!」


さとり「ひゃああっ!!?」



・・・逃げるさとり。だが、彼女の体力の低さと足の遅さで、男にすぐさま追いつかれる。



男「クククっ・・・いい女だ・・・まずはお前を・・・」


さとり「い、いやっ・・・!!」



《バトリオ病院》


喪黒「・・・追い返されてしまいましたが、流石に放っておくわけにはいきませんねぇ・・・おや・・・?」

病室に入った喪黒だが、すると病床で眠っていたはずの黒須の様子に変化が。


黒須「ぐおっ・・・あああああっ・・・!!!」


喪黒「これはまさか・・・呪詛を無理やり解こうとしていると!!?しかし見る限り・・・」


・・・黒須は能力で呪詛を破壊しようとしているようだが、その呪詛のせいで体が自由に動かない。だが、必死に抗おうとしている。大事な存在を守るために・・・


黒須「がっ!!ぐっ!!がああああああああああああああっ!!!」


喪黒「・・・貴方のその信念には感心しましたよ・・・良いでしょう。こうなれ手伝ってあげましょう。






・・・・ドーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」


黒須「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」

・・・そして、次第に呪詛が壊れ始め・・・







こいし「店長大丈夫かなぁ。何か通り魔に襲われた・・・らしいけど」

センリツ「だとしても何で病院に・・・何でそんな・・・「チュドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!」!!?」

・・・黒須が入院舌的な話を聞いて、こいし達がバトリオ病院に来たが、すると、激しい大爆発音が響き渡った。

こいし「えっ、何何!!?」

センリツ「・・・行ってみましょう・・・!!」



・・・黒須がいた病室に行くと、眠っていたはずの黒須の姿は無く、病室中が凍り、窓から誰か出て行ったような痕跡が。



センリツ「こ・・・これは・・・!!?」



・・・病床には、壊れた首輪が落ちていた。







男「クククッ・・・さぁ!!ここでーー」

さとり「っ・・・!!」


・・・窮地に陥っていたさとり。そしたら・・・









「させるかゴラァあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」


・・・横から誰かが飛んできて、男を思いっきり殴り飛ばした。


さとり「あっ・・・・・・!!!」




男「ぐっ・・・・何で・・・何で・・・何で復活してるんだよ!!!」



黒須「・・・んなことどうでもいいだろ。・・・立て。仕置きの時間だ。」


さとり「黒須さん・・・!!」


黒須「・・・すみません。色々心配かけてしまって・・・」




男「くそっ!!ふざけやがって!!俺は無敵なんだああああああああああああああああああああああ!!!」



・・・男は、拳にエネルギーを溜め、とんでもない一撃をくらわそうとする。

・・・が


黒須「・・・どういう仕組みかは知らないが・・・




・・・その力、そっくりそのまま返してやるよ。」


黒須は、右腕を能力で凍らせ、レーザー砲のようにする。



黒須「・・・模倣『陽炎砲撃ブルー・メルキス』!!」


・・・そして、右腕から氷のレーザーが放たれる。男に直撃して、更に・・・


男「ぐっ・・・この程度・・・ん?」


・・・男に溜まっていたエネルギーが、黒須の方に吸収され始める。


男「て、テメェっ!!一体何しやがった!!?」


黒須「言っただろ?『そっくりそのまま返してやる』って。これぞメルキスさんから教わった、反撃を許さない究極の兵器の陽炎ようえんの一撃!!相手の呪文・・・この場合お前の能力を・・・こっちが使う!!」


・・・レーザー弾で男を突き飛ばした後、黒須は吸収したエネルギーで男を思いっきり殴りまくる。

黒須「しゃあああああああああああああああああああらあああああああああああああああああああああああっ!!!」

男「ぐああああああああああああああっ!!!」

・・・最後の一撃で、男を物凄い距離までぶっ飛ばした。



黒須「ゼェ・・・ゼェ・・・何とかなった・・・「黒須さんっ!!」


・・・疲労がたまり倒れかけたところを、さとりがキャッチして抱き着く。


黒須「どっ!!?さ、さとりさん・・・」

さとり「ううっ・・・心配かけないでくださいっ・・・!!」

黒須「それは・・・申し訳ない・・・(ーvー;)」



・・・そして、事態は収まったのだった。




《バトリオシティ:禁断王の神殿跡地》


男「くそっ・・・俺は・・・無敵なんだ・・・」

・・・黒須にぶっ飛ばされ、ここまで不時着した男。無敵クッキーの効果は切れていないようだが・・・



「・・・何者だ。この俺の眠りを妨げるものは・・・」


男「!?・・・誰だ!!出てこい!!俺は無敵なんだ!!どんな奴でもひねりつぶしてやる!!」


「ほう・・・大した自身じゃないか・・・」


男「い、良いから出てこい!!うおおおおお「バチィッ!!」ぎゃっ!!?」


男はなりふり構わずパンチをしようとすると、あっさり弾かれる。


「フン、分かり切った事だったがその程度か・・・まあいい。暇つぶしにはなるか・・・」


男「ぐっ・・・ひ、ひぃぃっ!!!?」


・・・男の目の前に、巨大なクリーチャーが現れる。


ドキンダムX「さぁ・・・この『ドキンダムX』の力の前にひれ伏せ!!そして贄となれ!!」


男「い、嫌だ・・・嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だーー






・・・・嫌だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」








メルキス「・・・む?今何やら断末魔が聞こえた気がするが・・・気のせいか・・・」









数日後・・・




《地霊殿》


・・・さとりの部屋。ある一通の手紙が届いていたが、さとりが読んだ後ゴミ箱に捨てられていた。


手紙の内容『黒須さんにかけられた呪詛を解くのに首輪の魔力を利用させていただいたため、首輪が壊れてしまいました。また首輪が必要な時はこちらへ。喪黒より』←住所が書かれてる





《バトリオシティ:喫茶キャノン・ド》


黒須「・・・はい、コーヒーおまちどうさまです。」

さとり「・・・ありがとうございます。」



・・・この日も、さとりはまた喫茶キャノン・ドに訪れ、黒須が淹れたコーヒーを飲む。



黒須「・・・しかし、この前は大変でしたなぁ・・・あんな不意打ち喰らうなんて・・・」


さとり「・・・ああなるのを避けたければ、自分の事も大切にしてくださいよ。」


黒須「それは・・・そうですよねぇ・・・あの一件で良く分かりましたよ。





・・・それに、『惚れた女』の涙は見たくないですし。」


さとり「・・・えっ?今・・・」

黒須「い、いや何でもないですよ!?あ、心は読ませませんよ!!?ぱーるーぱーるりぱーるりらぁぁぁぁ(?)」

さとり「く、黒須さーん・・・?


・・・フフッ・・・」




・・・ああ、そっか・・・



私、黒須さんの事・・・








喪黒「・・・やはり、首輪なんて最初から必要無かったようですねぇ。




・・・人は、身近な人の身に何かが起こった途端、大事な事に気づくものです。まぁさとりさんは妖怪ですし、それに、気づいた時には遅いなんてこともありますけれど・・・





どうであれ、自分の『思い』に気づけたさとりさんは、運が良かったのでしょうねぇ。ホーッホッホッホッホ・・・」





終演。





《補足・紹介》

~ふしぎ駄菓子~

『無敵クッキー』
とある男にねくろが押し付けた缶入りクッキー。
食べれば物凄い力を得られるが、謎が多い特殊な力や、日々の努力で力を身に着けた者の実力、そもそも規格外すぎる力には全く敵わない。






~後書き~
今回は『笑ゥせぇるすまん回』でした。こんな喪黒さんがあっても良いじゃない(?)
・・・さて、事態はあの秘神の部下2人が・・・銀魂世界のあの場所に?
今回はここまで。感想OK。