二次創作小説(新・総合)

二童子と吉原 ( No.550 )
日時: 2022/06/19 18:42
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。




・・・今回はまた出せていないキャラを出す話。前回はブルー・メルキス出せたけど今回は・・・


あ、前置きは意外とストーリーや世界観に関わる話なので結構長いです多分




《スマブラ屋敷》


・・・この日。


おろさん「・・・いよし。今回はこんなもんか。」←何かを沢山入れた袋を持っている&何か人形のような物体を背負っている

隠岐奈「・・・結構調達してきたようだな。」



・・・作者が、隠岐奈に何か手伝ってもらっていたようだ。2体のポケモン・・・『ジュナイパー』と『タチフサグマ』も作者の後ろにいる。


すると、蓮子とメリーがやって来る。

蓮子「・・・あれ、作者に隠岐奈さん。」

メリー「何をやってるんですか?」


・・・同じくこの場に合わせていた大地がこう言う。


大地「・・・所謂『調達』なんだだとよ。」


蓮子「大地さん。・・・調達?」


おろさん「そ。・・・並行世界パラレルワールドから産物を集めてるんだ。」


メリー「並行世界パラレルワールドから・・・?でもそれって・・・」


おろさん「・・・あー、もっと細かく説明すると、並行世界パラレルワールドって言っても、バッドエンドを迎えた故滅んでしまった世界の方なんだ。」


蓮子「滅んだ!!?」


おろさん「ああ・・・もっと厳密に言うと、敵キャラが世界を滅ぼしてしまったり、誰かが自分の欲のために身勝手な行動をとった故何らかのバランスが崩れてしまったり、誰かの目論みや計画が成功して世界を支配されてしまったり等・・・言うなれば非常に最悪な『バッドエンド』を迎えてしまった事で滅んでしまった並行世界パラレルワールドが意外と多くあるんだ。」


メリー「そういう・・・確かに、可能性や選択、事象が異なれば、そう言う結末を迎える世界もおかしくないわよね・・・」


おろさん「ああ・・・だが、住人たちの思いや感情、それらを纏めて『思念体スピリット』と呼ばれるモノがあるんだが、それは何が何でも消えず、延々と世界を彷徨うんだ。


・・・そんで、時間が経つ度に、思念体スピリットは形を取り戻して行き、やがて何らかの『モノ』として発現、具現化し、そして様々な世界に流れ着くことがある。2人が住んでる世界の産物が、幻想郷に流れ着くみたいにな。


・・・俺は『作者』と言う立場上の特権で、それらのモノが誰かに悪用される前に回収する・・・って言う感じの事をやっているんだ。そもそも『作者』にしか行き来が出来ないってのもあるが・・・

で、その際に、特に隠岐奈さんに手を貸してもらってる。」


隠岐奈「私は扉を作りだせるが、単なる移動能力でも使えるからな。通常の転送や移動類の力では滅んだ並行世界パラレルワールドに行けないが、何故か後戸は例外だったらしい。」


おろさん「行くときは、その世界に強引に送って流しておいた俺が作った特殊ダミー人形を使って、そこを伝わせて隠岐奈さんに後戸を作成してもらう。そっから、俺のポケモン達にも手伝ってもらって道具となって具現化した思念体スピリットを回収するんだ。」


メリー「成程成程・・・でも、それって危険だったりしないの?」


おろさん「勿論危険さ。・・・道具として具現化したスピリットの中には、滅んだ並行世界パラレルワールドのエネルギー吸って暴走しちゃってるのもいるからな。・・・そんで、俺が戦って、エネルギーを取り出して正気に戻させるってわけだ。」


蓮子「・・・戦えるの?」


おろさん「いや失礼な。俺だって力は身に着けてある。・・・まぁ、強くなりすぎて多方面から力を基本的に使わないように言われてるもんで・・・」


蓮子「・・・大地さんは?」


おろさん「例外。」


蓮子「例外て・・・;」


おろさん「仕方がないだろ。アイツは結構特別なんだ。・・・まぁ、同じく修行とかで力を身につけた身なのは同じだというのにそこは不公平感があるが」


メリー「・・・修業時代あったんだね・・・」


おろさん「いやだから失礼な。俺だって修業したもん。『ミートピア』や『すれちがい合戦』に『ポケモンスクランブル』だとかいろんな世界で力を身に着けたんだよこれでも。」


メリー「これでも・・・;

・・・ところで、背負ってるのが・・・ダミー人形?」


おろさん「ああ、うん。放置すると付喪神になって、滅んだ並行世界パラレルワールドのエネルギー吸って暴走しかねないから、調達し終わったら回収してるんだよ。」


蓮子「あー・・・・ところで、何でポケモン達にも?ていうか作者ポケモン持ってたんだね・・・」

おろさん「だから失礼な。俺だってポケモン持ってるよ。

・・・俺は修行して浮遊能力とか力を身に着けたから良いんだけど、流石に一人じゃ限界がある。だから、またそれぞれに特殊な能力を持つポケモン達にも手を貸してもらってるんだ。



・・・とりあえず色々回収できたし、何か欲しいモンあったらあげようかっても思ってる。・・・あ、大地にはこれどうぞ。」


・・・作者は、大地に短刀を渡す。


大地「・・・何で刀?」


おろさん「いやお前、かなり拳で解決すること多いけど、念には念を入れてこういう武器くらいは持っても良いだろう?」


大地「・・・まぁ、そんなもんか・・・」


おろさん「・・・んで、2人は何かいるか?」


蓮子「えっ、そう易々と渡して良いものなの?」


おろさん「所持者が悪意に満ち溢れていなければ特に問題はない。


・・・それに、具現化した武器は『レクスターズ』の力を得るのにも必要だったりするのが最近分かってきた。実の所、みんなが知らない所でレクスターズの力を得た仲間が結構いるぞ。」


メリー「いつの間に・・・;;」

道具として具現化した思念体スピリットが沢山入った袋を見る2人。

蓮子「うーん・・・でも、今は流石にいいかな。そんなすぐに決められないし・・・」


おろさん「・・・まぁ無理にとは言わないさ。・・・さて、折角だし俺も・・・」


・・・作者は、袋から、大きめの青黒色のカメラと、大きめのUSBメモリのような物体を取り出した。メモリの方は、『HEAT』の文字とそれっぽいマークが描かれていたが・・・


おろさん「これは元からアイテムだったのが思念体スピリットになったやつか。役立ってはくれるかもな。


・・・さて、俺は早いところこれらの管理をしとかないとな。・・・んじゃ、また後で。」

隠岐奈「・・・では、私も処理が終わり次第後戸の国に戻るとするか・・・」

・・・そう言って、作者と隠岐奈はBUGギルドに向かっていった。(ジュナイパーとタチフサグマはモンスターボールに戻した)


大地「・・・短刀ねぇ・・・」



・・・尚、大地が貰った短刀と、作者が自分の所持物にしたカメラとメモリ・・・これが、次の章で結構物語に関わることになるというのは、また後の話。



おろさん「・・・そういえば、隠岐奈さんの部下のあの2人はどうしたの?」

隠岐奈「ああ、舞と里乃ならお使いに行かせた。醤油を切らしていたからな。人里内でで売り切れてしまっていたようだから仕方なく別世界に行かせたが・・・心配だな・・・たしか『吉原桃源郷』だとかに・・・」

おろさん「ほう・・・



・・・えっ、吉原?」

隠岐奈「む?何か問題が?銀時とか言う者が住んでる繁華街と聞いたが」

おろさん「・・・ソレかぶき町。吉原桃源郷は元遊郭で、現在は少年誌で載せられないような店が並んじゃってる場所」

隠岐奈「・・・え」




・・・;




一旦区切ります。感想まだ

二童子と吉原 ( No.551 )
日時: 2022/06/19 19:39
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き




《吉原桃源郷》


・・・結構長くなった前置きから数時間前。


舞「わぁ・・・何かあんまり知らない方がよさそうな場所がいっぱい・・・;」

里乃「何でお師匠様はこんなところに・・・?」


・・・地下にある現色町『吉原桃源郷』。摩多羅隠岐奈の部下である『丁礼田舞』と『爾子田里乃』は、隠岐奈の勘違いでこの場所に来ていた。(*醤油を買うつもりで)


里乃「・・・ねぇ、もしかしてお師匠様、何か勘違いをしてるんじゃ・・・」

舞「さ、流石にまさか・・・いやこれに限っては流石に疑わしくなってきたよ・・・;」

里乃「・・・結局どうする?」

舞「いや、普通の店も一応あったし、そもそもこの世界の事は良く分からない部分多いからとりあえずまだここで探してみようよ。」

里乃「そうね。それじゃあ行きましょう舞。」

舞「そうだね里乃!」


・・・と言う感じで、一応2名は醤油を買うために一応まだこの場所で探してみるらしい。・・・一応町ではあるからまぁ・・・流石に食べ物とか調味料くらいは売ってるだろうけど・・・



するとそこに・・・




「・・・む、お主ら、何者じゃ。」



二童子の前に姿を現したのは、金髪紫目で、スリットの入った片袖の無い黒い着物を着ている女性だった。・・・『百華』と呼ばれる吉原桃源郷の自警団の頭領『月詠つくよ』である。


月詠「・・・見ない顔じゃが、どこから来た。」


舞&里乃「・・・?」



数分後。吉原の茶屋にて。



月詠「成程、醤油を買いに・・・




・・・何でわざわざここで?」


・・・事情をある程度説明した二童子だが、まぁそう言われてもおかしくなかった。


舞「いやぁ、何でだろうねー;」

里乃「いや思考放棄しちゃだめよ舞;」



晴太「・・・母ちゃん、何かこの2人根本的に怪しいんだけれど」

日輪「まぁまぁそんな事言わないで。とりあえずどうぞ。」


・・・(同じく『晴太せいた』と)しれっと初登場しました『日輪』が二童子に茶を渡す。


舞「あっ、ありがとう」



月詠「・・・しかし、異世界とやらの事は吉原の耳にも入っていたが、こういう形で対面するとはな。(しかも、気配からして人間ではなさそうだ・・・)」



里乃「・・・ところで、ここってどういう場所なの?何か色々言及しちゃいけない気がするお店だらけだったけど」



月詠「・・・まぁ、実際吉原も色々あった。元々は『鳳仙』と言う男が支配し、ここも屋根に閉ざされ日の光が届かなかったのだが、今はこうして屋根が開かれた。


・・・とは言え鳳仙が統治していた時の方が治安は良かったからな。強盗や押し込み、薬物が出回ったり等と百華でも首が回らなくなってきていることも多い。それに、銀時達から聞いたハートレスやノーバディ騒ぎも増えて尚更・・・」


舞「へぇ・・・何か僕たちに手伝えたりしないかな。」

里乃「後ろで踊ってサポートなら少なくともできるよね。」


月詠「・・・踊ってどうにかなる話ではないが・・・」


*あくまでも舞と里乃は自分たちの能力の事を言っている。


すると・・・



ソルジャー(ハートレス)達「カタカタ・・・」



月詠「!!早速現れたか・・・」


・・・月詠は苦無を構え、ハートレスに攻撃しようとしてきたその矢先だった。



ソルジャー(ハートレス)「!!」




・・・一体のソルジャー(ハートレス)が、近くに転がり落ちてた酒瓶を投げる。・・・というより、酒の方が月詠の顔にかかった。



舞と里乃「あっ!!」

晴太「げっ;」

日輪「あら」



月詠「・・・!!」



舞「えっと、大丈夫!?」

里乃「こうなったら私達も直接「ひっく」・・・ん?」



すると、月詠の様子が・・・



ソルジャー(ハートレス)達「・・・」


ハートレス達が攻撃しようとしたその時・・・


ソルジャー(ハートレス)達「・・・「酒が足りんわああああああああああああああああああああああああああ!!!」!!!?」


・・・何か突然思いっきりぶっ飛ばされ一掃された。


月詠「ああ?これくらいでへばるなやまだまだ夜はこれからだろうがァ(*この時はまだ昼間)」


・・・何か暴走する月詠。



里乃「・・・あれって?」

晴太「・・・月詠姉、酒に耐性なさ過ぎてちょっと飲むと大体ああなって・・・」

舞「おおお・・・;;;「舞!!里乃!!」あっ」


すると、日輪の後ろに後戸が出て来て、隠岐奈が。


隠岐奈「申し訳ない色々間違えてこんな場所に、ってーー」



月詠「オイまずは何かかるたでもやるぞそこにいるお前らとどっかから出て来たか分かんないギャルママ風情も来い3秒以内に来いハイ3、2・・・」



隠岐奈「・・・待て何だこの状況!!?ていうかギャルママ風情って私の事か!?褒めてんの貶してんの!!?」


大地「おうおう、何かうるさいけどどうなって「バシャッ」


・・・月詠は、転げ落ちた酒瓶に入った酒を振りまき、偶然にも、様子を見に後戸から出てきた大地の顔にかかる。


大地「あうっ・・・くくっ・・・






・・・いよし大乱闘の開幕者あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」


隠岐奈「ええええええ何故!!?」

おろさん「・・・大地は酒の耐性が皆無に等しくてな。一滴でも飲むと半径6メートルくらいを焼け野原にするくらい暴走する。」←ワープして来た

隠岐奈「いやまるで意味が分からない!!!」




月詠「ああ何だやる気か!!?」

大地「おうよぶっ潰してやるよ殺さないけどぶっ潰してやるよ」




舞「・・・混沌としてるなー・・・」

里乃「意外と面白いねぇ。」




晴太「いやちょっとまって何から何まで何この状況!!?」




・・・とりあえず、月詠と大地の酔いがさめるまでおよそ5時間はかかったらしい。




終演;





~後書き~
今回は二童子が登場しました。前置きでも中々ストーリーに関わる話(のつもり)が出てきました。
・・・とにかく今回はここまで。感想OKです。