二次創作小説(新・総合)

本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。 ( No.59 )
日時: 2021/10/21 17:59
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

どうも。おろさんです。


今回も依頼回。一気に2つやらせてもらいます。







《スマブラ屋敷》


おろさん「さて・・・今回は、桜木霊歌さんの世界と、エイジアさんの世界から依頼が来たわけだが・・・」








依頼人:とき小路こうじゆう

『本探しを手伝ってください』
僕は訳あって叔父の図書館を手伝っているんですが、そこで僕の通う御伽学園の制服を着た女子生徒にある本を探してほしいと頼まれたんですが、虛空図書館と呼ばれる図書館にしかないらしいんです。
ですがこの図書館・・・存在しない本があるとか、夕暮れをすぎると出てこられなくなるとか、司書さんがいないのに勝手に本が入荷されたり貸出されたりとかどうあがいてもやばいとしか思えない噂が流れていて・・・すみません、本探しを手伝ってください

報酬:メメント・モーテム・レプリカ
優の持つ懐中時計のレプリカ。
オリジナルはreturn of the obra dinnに登場するメメント・モーテム
幽霊や死体の前で懐中時計の蓋を開けると、死者がどうして『死ここ』に至ったのかまでの記憶を持ち主に見せてくれる

備考
『虚空図書館』
優たちの探す本があるという図書館。
かなりボロボロで趣がある・・・どころではなく、文字通りの廃墟のように取れる図書館。
白い影が窓から見える、存在しない本がある、夕暮れをすぎると出てこられなくなる、司書がいないのに勝手に本が入荷されたり貸出されたりするなど、心霊系統の噂が流れており、肝試しに来る人間が多い

アウトローとの関係性:なし






依頼人:エイジア

『鏡の世界に閉じ込められた人達を救ってほしい』
近頃失踪事件が多発していた。その原因を独自で調べた結果、失踪者達は皆何者かによって鏡の世界に閉じ込められたと言うのが判明した。何人は不明だが、とても邪悪な存在だと思われる、だからそちらにも協力したほしい。

報酬:エクスポーション×100

備考:鏡の世界には禍々しい光を放つ鏡でないと行けません。ですのでその肝心の鏡も送ります。

アウトローとの関係性:無し




マリオ「わぁお、またまた大変そうな依頼ばかりだねぇ;」


おろさん「まぁそうだが・・・とりあえず、向かわせるグループはこちらで構成しておいたんで、直ちに向かってくれ。」


カービィ「オッケー。」




『本探し』
・マリオ
・シェゾ
・千枝
・雪子



『鏡の世界捜索』
・カービィ
・ピカチュウ
・リツ
・コウ




・・・そういうわけで、それぞれ依頼解決に向かうのだった。




おろさん「・・・にしても、どちらの依頼もオカルトじみているというか・・・まぁ、そういうのは今まで何度もあったか。」





本探しのメンバーは、例の『虚空図書館』付近で桜木霊歌サイドの者達と待ち合わせ、鏡の世界に向かうメンバーは、部屋で待ってもらっているエイジアサイドの者達の元へ。








《虚空図書館付近》


優(桜木霊歌)「『時ノ小路優』です。今回はよろしくお願いしますね。」

陽斗(桜木霊歌)「で、俺は『柳沢陽斗』!陽斗でいいぜ!」



マリオ「ああ、よろしく。」

シェゾ「・・・それで、あそこに見えるのが、例の『虚空図書館』か。」


優(桜木霊歌)「はい、その通りです。」


・・・向こう側に見える、廃墟のような図書館。あれが、目的の本があるという『虚空図書館』である。


千枝「うわぁ・・・見た目だけで恐ろしい・・・やっぱ帰って「駄目です。(byマリオ」でーすよねー;;」

雪子「よし!張り切っていこっか。」


陽斗(桜木霊歌)「これって張り切るものか・・・?(汗」




・・・こうして、虚空図書館へと向かう一同であった。





????「あら・・・久しぶりに誰か来たわね・・・」

???ちゃん「折角だからちょっかいかけてやろーよ?ウケケ・・・」









《スマブラ屋敷:待機室》


待機室では、エイジアサイドの『カミヤ(男カムイ)』と『ゼルダ』が、鏡の世界へ行くため用の禍々しい光を放つ鏡を持って待って(くれて)いた。


カミヤ(エイジア)「あっ・・・来たようですね。自分は『カミヤ』と言います。今回は協力ありがとうございます。」

ゼルダ(エイジア)「私は、エイジアサイドの『ゼルダ』と申します。」


カービィ「よろしくー。」

リツ「つか、こんな鏡でホントに行けんのか?」

ピカチュウ「行けるから持って来たんだろ。」

コウ「・・・フン・・・」


ゼルダ(エイジア)「・・・それでは、早速行きましょう。一刻も早く、行方不明の人たちを見つけなければなりません。」


カービィ「だね!早速行こう!!」


カミヤ(エイジア)「それでは・・・行きますよ・・・!」



・・・という感じで、鏡の世界へ向かう一同であった。





??????「むぅ・・・?誰かが入り込んだか・・・?

そうか・・・いいだろう・・・ならばそいつらも永遠に閉じ込めてやろうではないか・・・」








シャドー????「・・・おっと・・・やっぱりアイツが・・・どうしたものかなぁ・・・」








一旦区切ります。感想まだ。

本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。 ( No.60 )
日時: 2021/10/22 17:12
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。



本探しメンバー


《虚空図書館》


マリオ「さーて、いざ中に入ったわけだが・・・たしかに不気味だなぁ・・・」

シェゾ「御託は良いだろ。早く目的の本を見つけてしまうぞ。」

千枝「うん、それが良いよ・・・;」

天城「何かあったらすぐに燃やせば「それはそれでダメだから!!!」



20分後・・・


優(桜木霊歌)「あたりを探し回ってみましたけど・・・全然見つかりませんね・・・」

陽斗(桜木霊歌)「特に何も起こらないしなー。」

マリオ「それが一番いいんだけどさ・・・そういうこと言ってると・・・」


千枝「まぁ、あんまり長居するわけにもいかないし、一旦戻ってみる?ね、雪子?」


雪子「えっ、千枝、それ私じゃないよ?」


千枝「えっ?」


千枝は、椅子に座っている人影を雪子だと思って肩をちょっと叩いたが、雪子本人は千枝の横にいる。


・・・千枝が叩いたのは、ゴスロリ服を着た、長い白髪の、マリオ達と同じくらいの身長の、女の子の人形だった。


優(桜木霊歌)「これは・・・?僕だけに見えているわけではないですよね・・・?」


すると・・・


白髪の人形「・・・フフ・・・」


千枝「ぎゃあっ!?喋った!?喋ったよね!!?」

シェゾ「こいつ・・・闇の気配を感じるな・・・」


白髪の人形「フフ・・・アハハッ!!!」

・・・すると、その白髪の人形は、大きなカッターのような武器を取り出し、こちらに向かって攻撃をする。シェゾが、自身の剣で人形の攻撃を防ぐ。


白髪の人形「あら・・・流石に一筋縄ではいかないかしら・・・」

大きなカッター「ウケケ・・・やるじゃないかぁ」


陽斗(桜木霊歌)「カッターの方も喋った・・・!?どうなってんだ・・・」



白髪の人形「フフ・・・ところで、あなた達が探してるのって・・・コレ?」

・・・白髪の人形は、一冊の本を取り出す。その本のタイトルには、今回の目的の本のタイトルと全く同じモノ・・・というか、目的の本その物である。


優(桜木霊歌)「そ、その本・・・どうして・・・」


白髪の人形「どうしてって・・・そりゃあ、ここ、私の住居にしてるから。数十年前から居座ってるから、よくわからない本の配置場所は大体把握しちゃってるのよね。貴方達がここに入ってくる前にこっそりとっちゃいましたー。」


雪子「だから、探しても見つからなかったんだね・・・。」

優(桜木霊歌)「・・・それは、僕の学校の人が探している本なんです。」


白髪の人形「だから、あげろって?まぁ、別に、これには興味がなかったからあげてもいいけど・・・



・・・でも、そういうんだったら、その前に私と遊んでくれないかしら?」










その頃。



《鏡の世界》



・・・鏡の世界へ入ったカービィ達。あたりは禍々しいエネルギーが漂っている。


カミヤ「此処が鏡の世界・・・なんて不気味な場所なんだ・・・」

ゼルダ(エイジア)「この世界の何処かに、行方不明者の皆さんが・・・」


メタナイト「・・・どこかで見たような妙なエネルギーを感じるな・・・」

カービィ「まさか、またあの時の奴じゃないよね?」

リツ「んあ?『あの時』ってなんだ?」

メタナイト「・・・以前、ポップスターでも、鏡関係で厄介ごとが起きたことがあったんだ。」

リツ「あーそういう・・・」

コウ「・・・あまり長居はしたくないな。さっさと行くぞ。」



こうして、鏡の世界の探索を始める一同。




5分後・・・




メタナイト「手当たり次第に探してみたが・・・反応も痕跡も無いな・・・」

コウ「・・・段々、本当にこの世界に行方不明者がいるのか怪しくなってきたのだが?」

カミヤ(エイジア)「いや、ちゃんとした筋からの情報ではあるし、ガセだって事は無いはずなんですが・・・」

リツ「でもたしかにどこにも見当たらねーじゃねーか「そりゃあそ、ウサ。」ん?誰・・・」



・・・突然声が聞こえた。



ゼルダ(エイジア)「この感じ・・・何か来ます!!」

カミヤ(エイジア)「まさか黒幕か!!姿を現せ!!」




背後を見てみると、刺の付いた鎧を身につけた、赤い目玉のような大きなコアの謎の存在が現れる。



謎の存在「ククク・・・」



メタナイト「お前は・・・『ダークマインド』!!!」

カービィ「やっぱり・・・!」



謎の存在→ダークマインド「クク・・・久しぶりだな。向こう側の星のカービィにメタナイト。それと初めましての人は初めましてだ、ナ。」



・・・現れたのは、かつて鏡の国を利用し、すべてを支配しようとしていた『ダークマインド』だった。



ダークマインド「・・・と、コロデ、貴様らは、最近発生していた行方不明事件の行方不明者を探して、イルヨウダナ・・・」



ゼルダ「確かにそうですが・・・!まさか・・・・!」



ダークマインド「ククッ・・・察しの通りさ。」


・・・ダークマインドは、沢山の人々が入れられた、大きな鳥籠を取り出す。



カミヤ(エイジア)「あの人たちは・・・!・・・何でこんな真似をするんだ!!」



ダークマインド「なんでも何も、無イサ。長い年月をかけて、ようやく、私は復活したのだ。だから、色々試して、体の調子や力を、戻シタンダ。


・・・持ってて、も特に必要はないだろう、シ返シテヤル。」



・・・そう言うとダークマインドは、カミヤ(エイジア)が持っていた、移動のための鏡の中に、鳥籠に入れてあった行方不明者たちを放り込んだ。


ゼルダ(エイジア)「や、やけに素直ですね・・・」


ダークマインド「さぁ、さっさと帰った、ラドウダ。用はもうな、イダロウ?」



メタナイト「いや、そういうわけにはいかないな。








・・・そもそも、関係のない他者を攫っている時点で、まともなことは考えていないだろう。」



ダークマインド「・・・ケッ・・・そうだよ、ナァ・・・


・・・流石にわかってしまうよ、ナァァァァァ!!!?」




・・・やはり何か悪だくみをしていたようで、ダークマインドは本性を現し、カービィ達に襲い掛かって来る。












その頃。



《スマブラ屋敷》



行方不明だった人々「・・・・(気絶してるようだ」



うた「・・・何?この状況」←反応に困っている







一旦区切ります。感想まだ。

本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。 ( No.61 )
日時: 2021/10/22 18:04
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き






《虚空図書館》



陽斗(桜木霊歌)「『遊ぶ』・・・?」

シェゾ「何のつもりだ。戦うのであれば、全力でやってやろうか」


白髪の人形「あ、いや本当にバトるんじゃなくて・・・


・・・言葉通りちょっと遊んでほしいのよ。」


マリオ「言葉通りねぇ・・・どうやら、裏は無いようだね。」


白髪の人形「そーそー物分かりが良くて助かる助かる。まぁ本当だったらバラしたいところだけど、貴方達強そうだし、私じゃァどう考えても勝てないしー。」

大きなカッター「ウケケ!!正直乙!!」


シェゾ「(何だこいつ・・・)」


千枝「ていうか、遊ぶって何するつもりなの?」



白髪の人形「うーん、そうだなぁ・・・


・・・ここはいざ、『カードゲーム』で勝負しないかしら?」



マリオ「カードゲーム・・・?」



・・・・突然、カードゲームで遊ぼうと話を持ち込んできた白髪の人形。



白髪の人形→ジェニー「あ、ちなみに私は解体人形『ジェニー』。クリーチャーよ。こっちは『カットちゃん』♪」

大きなカッター→カットちゃん「ヨロシク。ウケケケケ!!」

ジェニー「・・・私達は、カードゲーム『デュエルマスターズ』の世界に住む存在。だーかーらー、元の世界以外では、そのデュエルマスターズ、略して『デュエマ』で戦ったりーしてるのよねぇ。


・・・そういうわけだから、勝負デュエルしてくれるかしら?やってくれたら、勝敗無関係で、この本をあげるわ。」




陽斗(桜木霊歌)「カードゲーム・・・デュエマか・・・俺今持ってないな・・・」

マリオ「僕も・・・;」

千枝「私も・・・;」

シェゾ「そもそもこんな展開を予測できるわけがないだろ・・・」



ジェニー「えー、じゃああげられないなー。」



優(桜木霊歌)「そ、それは困ります・・・でもどうすれば・・・」



・・・唐突に、デュエマで勝負をしてくれという解体人形ジェニー。流石に持っているはずがなく、どうすればと戸惑っていたが・・・



雪子「カードゲーム?やりたい!!ハイ!!ハイ!!持ってきてる!!勝負しましょう!!!」



一同「えっ?」



ジェニー「あら・・・」


すると、天城雪子が手を上げ、勝負デュエルに名乗り出る。



マリオ「えっ・・・持ってきてるの?」

雪子「うん!置いていくの忘れちゃってて。」

千枝「ていうか雪子、カードゲーム・・・デュエマなんて持ってたっけ?」

雪子「作者が持ってるの見かけたら、興味湧いてきちゃって。一部のデッキ借りてるの。」

マリオ「(じゃあ作者の私物勝手に持ってったのか・・・;;;)」



ジェニー「へぇ・・・それじゃあ、決まった?早いところやっちゃいましょ?」



雪子「もちろん!!負けないから!!」


優(桜木霊歌)「何でやる気満々なんですか・・・;」

千枝「雪子はこういう人でして・・・;;」


ジェニー「それじゃあ、思いっきりやっちゃうわよ・・・?」




・・・というわけで、雪子とジェニーのデュエマ勝負が始まったのだが・・・




約10分後・・・


雪子「よし!6連勝!!」

ジェニー「あ、いや・・・え?・・・えっ・・・???」

カットちゃん「エッ、なにこれ・・・?????」


・・・10分くらい時間がたったが、雪子がまさかの圧勝。しかも6連続。


ジェニー「いや、あの・・・えっ?おかしいわね。切り札のロマノグリラ出せたまでは良かったけど・・・えっ・・・???」

カットちゃん「・・・『月光王国』のデッキは盲点だった。オーマイガー!!」


優(桜木霊歌)「つ、強いですね・・・;」

雪子「うん!コツ掴んだら何か!!」

シェゾ「何か・・・か・・・;」

陽斗(桜木霊歌)「・・・それで、そろそろその本くれないか?」


ジェニー「うう・・・嫌だ・・・」


・・・何度もボロ負けしたジェニー氏だが、本を渡してくれない。


千枝「ちょっとちょっと!話変わっちゃうじゃない。」


ジェニー「いや、だって!最初はともかくなんで計6回もほぼ同じやり方でボロ負けするのよ!!『月と破壊と魔王サタン天使エンジェル』で!!呪文『黙示録、それはラグナロク』で!!つか対応早すぎて目のやり場エトセトラに困るわ!!!」


マリオ「元々1回終わったら渡してくれる話だったじゃないか・・・」


ジェニー「ヤダヤダヤダ!!こんなの屈辱的すぎるわよ!!わああん!!」


シェゾ「駄目だこいつ・・・;」


雪子「ジェニーちゃん、また相手してあげるから、とりあえずその本はこっちに渡して?」


ジェニー「何よその上から目線わぁ!!!」


・・・段々駄々をこね始めたジェニー。すると・・・


雪子「・・・舞って!!コノハナサーー」


ジェニー「だああああわかったわかったわよ!!あげるからその謎の人型引っ込めて!!」


雪子がペルソナ『コノハナサクヤ』を呼び出そうとしたが、それを見て慌ててジェニーが目的の本を渡す。



優(桜木霊歌)「最初からそうしてくれればよかったんですが・・・;」

シェゾ「・・・ともかく、その謎の本を、例の女子生徒に渡せばいいんだろう?・・・そろそろ戻るぞ。疲れたしな・・・;」

千枝「うん・・・;」



・・・というわけで、目的の本を手に入れたわけなので、虚空図書館を後にする一同だった。




ジェニー「ううう・・・何でこんなことに・・・やっぱ最初からバラしに行けばよかった・・・」

カットちゃん「後の祭り乙。」

ジェニー「・・・それにしてもあいつら、何であの変な本を?他の本含めて、適当な場所からかっぱらってきたやつだけど・・・」

カットちゃん「・・・そういやジェニー、あの連中、うち2名除いて、たしか『BUG』って奴等じゃないか?」

ジェニー「BUG?・・・そういえば、アウトローだとか何とかでいろいろ聞いたことあるわね・・・



・・・で、たしか、そのアウトローってのは・・・・・むぅ・・・『あの連中』がやったやつに似たこともやってるみたいね・・・あれは私らもやられたからあんまりいい思い出は無いんだけど・・・」

カットちゃん「でもさっきロマノグリラ使ってたよなアンタ「それとこれとは話別よ!!」










*まだ依頼を達成したわけではないのでしばらくお待ちください



前半後半に分けます。



続く。感想OK。