二次創作小説(新・総合)

超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 ( No.97 )
日時: 2021/11/02 18:25
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

どうも。おろさんです。


再開した『インクウェル島編』。新たに現れたエネミーをやっと倒せたと思ったら、また厄介な事態が起きて・・・





《インクウェル島2》



菜乃「『ハートレス』・・・異世界の書物を読んで、ある程度は知ってましたが・・・どうしてそのような魔物がこの世界に・・・」

シンボラー「・・・少なくとも、アウトローが関わっている可能性は高いだろうな。」



・・・遊園地のあるエリアで、探索を続けいる菜乃達。


薬子「・・・ま、とりあえず倒せるんだったらまずそれはそれでオールオッケーじゃないのー?」

デスバーン「同意見。」


・・・薬子とデスバーンもついてきていた。


菜乃「・・・気を抜くのは命取りになりますよ薬子さん。アウトローの目的や手の内が分からない以上、油断は禁物です。」

薬子「まぁ、言われてみたらそれもそうだけどさ・・・・・ん?」


・・・すると、薬子が何かを見つける。


菜乃「・・・どうしたんですか薬子さん?」


薬子「いや、あれ・・・」



・・・薬子が指さす方向に、何やら人影が。

紅目赤髪のボブヘアに青いブローチを飾り、魔法使いのような服装で、三角帽子を被っている女子高生だった。



魔法使いのような服装の女子高生「んあー・・・・」




菜乃「・・・あの人は・・・たしか『夢野秘密子』さん・・・?」

薬子「希望ヶ峰学園の人だよね?何でここに・・・「わああっ!!?」うぇっ!?」


・・・すると、誰かが菜乃達側に駆けつけてくる。どうやら大量のエネミーから逃げていたようだ。


菜乃「な、何ですか!?って・・・貴方達は・・・」


・・・駆けつけてきたのは、黄色い目と紺色がかった黒髪の少年・・・もとい超高校級の探偵『最原終一』と、金髪セミロング(アンテナ付き)の明るい性格の少女・・・もとい超高校級のピアニスト『赤松楓』だった。


最原「ハァ・・・ハァ・・・ってええっ!?君たちは・・・」

赤松「あれ、何でいるの・・・?」


菜乃「それはこっちのセリフですよ!?何故この世界に・・・「ケケケケケケ!!」げっ・・・」



そこに、2人を追いかけていたディスタスやハートレスが茂みから出てきた。



エネミー達「カカレ!カカレ!!」



魔法使いのような服装の女子高生「・・・!!」


・・・エネミー達が現れたと同時に、魔法使いのような服装の女子高生・・・いや、『超高校級のマジシャン』である『夢野秘密子』が、エネルギーが籠ったカード弾を飛ばしてきた。



菜乃「!?(カード弾を切り裂く)・・・この感じ・・・まさか・・・」


最原「あれは・・・夢野さん?」

赤松「一体どうなってるの・・・?急にこんな不思議な場所に飛ばされるし・・・」


シンボラー「・・・一旦下がっていろ。かなり厄介な事になっているようだからな。」



魔法使いのような服装の女子高生→夢野「んあ・・・・」



菜乃「・・・夢野さんは、自分の手品を魔法だと言い張っていましたが・・・





・・・あれじゃあ完全に魔法に近いですねぇ・・・」



夢野「・・・・・(目が金色に光っている」

・・・夢野は、謎の古代文字によって発言した力で得たカード弾を、自分の周りに浮かばせている。



薬子「さっきの連絡で来てたのって、内1人はあの人ね・・・!」

菜乃「シャドウブロックに操られているようですし、目を覚まさせなければ・・・・!!」



エネミー達「カカカカ・・・!!」






《インクウェル島3》


クマ「センセイ達、大丈夫クマかー?一応、一通りエネミーを倒せたみたいクマけど・・・」

ユキナリ「まぁ、大分厄介だったからね・・・あのハートレスって魔物・・・」

アルル「うーん・・・それで、この辺りだったっけ?シャドウブロックに操られてるって人がいるのは・・・」

カーバンクル「ぐぐー」


・・・操られた者を探すために、探索を続けている3名(+1匹)。



ユキナリ「・・・それで、他にも反応があったって聞いてたけど・・・「ウィスーーーー!!!?」わあっ!?」


・・・すると、何かが白くてフヨフヨしたモノが飛んできた。


白くてフヨフヨしたモノ「ウィ・・・ウィス・・・(気を失っている」


クマ「えっと・・・誰クマ?」

アルル「なんか、どこかで見たような・・・「ヴヴヴ・・・」あっ・・・!」



・・・すると、一同の前に、ディスタスやハートレスが発生する。


エネミー達「カカカカ・・・!!」



ユキナリ「エネミー・・・!やっぱりやるしかないね・・・「ニャアア・・・」ん・・・?」


・・・エネミー達の後ろには、腹巻を付けた、赤い猫の妖怪がいる。


赤猫の妖怪「・・・・・(目が金色に光っている」



クマ「あのキューブに操られてるにはあの猫クマね!おのれー!マスコットの座は渡さないクマよー!?」

ユキナリ「何でそこ強引に張り合おうとしてるの・・・?」

アルル「えっと・・・あの猫妖怪ってたしか・・・」




エネミー達「ヴヴヴヴ・・・」


ハートレスが、赤い猫の妖怪から発生しているシャドウブロックのエネルギーを吸っている。


赤い猫の妖怪「ニャッ・・・・・!!(少し苦しんでいる」



クマ「!!・・・あのカンジ、あの猫を操ってるシャドウブロックのエネルギーをハートレスが吸ってるクマか!?何か大分フラフラクマ!!」

アルル「それじゃあ、早く助けないとね!!」








その頃・・・




《インクウェル島1》



水辺に浮かぶ酒場船にて。




クッパJr.「どうなってるんだよー!?急にこんなところに飛ばされたと思ったら、変な怪物に襲われてー!!」

カメック「キキッ・・・これは大分厄介ですぞ・・・」


・・・何故かエネミーと交戦しているクッパJr.とカメック。突然インクウェル島に飛ばされてきたらしい。





白髪ポニーテールの女性「・・・あら・・・中々の腕じゃないの・・・


・・・フフ・・・面白いわね・・・そして丁度良い・・・



・・・いいわ。貴方の力を示してみなさい。」



・・・白髪ポニーテールの女性が取り出した本から、シャドウブロックが生み出されて、一か所に纏まって変化し始める。




・・・その姿は、ガウンコートを着た青いペンギン?に酷似していて・・・






一旦区切ります。感想まだ。

超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 ( No.98 )
日時: 2021/11/03 16:25
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。




《インクウェル島2》


夢野「・・・・・(カード弾を飛ばし続ける」



菜乃「っ・・・攻撃の隙を与えてくれないようで・・・(刀でカード弾を切り裂いていく」


エネミー達「カカレ!!カカレ!!」



薬子「邪魔しないでよっ!!・・・(魔導書を開く)毒魔法『毒霧の波動』っ!!!」


薬子は、自身の『毒魔法』で、エネミー達を攻撃し、撃退していく。



夢野「・・・・・・(引き続きカード弾を飛ばす」



シンボラー「意外と小賢しいっ・・・!!(『マジカルシャイン』で弾く」



最原「夢野さん、なんか様子が変だけど・・・」

赤松「まさか前にモノクマが言ってた、変なキューブに操られているの・・・!?」



夢野「・・・んあー・・・っ・・・(少し苦しんでいる」



ハートレス達「・・・ヴヴヴ」


・・・ハートレスたちは、夢野の中に入れられているシャドウブロックのエネルギーを吸っているようだ。



薬子「何か、苦しんでる・・・?ちょっとこのままじゃヤバいんじゃない?」

菜乃「ええ・・・



・・・ならば、いち早く片付けましょう。(魔導書を開く)炎魔法『火炎車輪斬』!!」



・・・菜乃は、自身の炎魔法で、次々とエネミーを切り裂いていき、夢野の元に近づく。



夢野「・・・!!」


菜乃「・・・・せぇいっ!!!」


そのまま、刀の峰を、夢野の頭に叩きつけた。


夢野「ぎゃっ・・・・!!」




・・・夢野を撃退し、彼女から抽出されたキューブも、謎の古代文字によって消滅した。



菜乃「最初からこう済ませておけばよかったですね・・・」



最原「えっと・・・だ、大丈夫だよね!?本当に斬ってな・・・」

シンボラー「安心しろ。流石に峰打ちだろう。」



2分後・・・



夢野「んあ・・・ようやく体の自由が戻ったのぅ・・・」


菜乃「『体の自由』が・・・?意識は平気だったんですか?」


夢野「そのようじゃ。ウチの新たな力の分類なのか、何かの加護なのかは解らんがのぅ。


・・・まぁ、流石に思いっきり迷惑をかけていたようじゃから、一応謝っておこう。」


シンボラー「(一応って・・・;)」


赤松「とりあえず、元に戻ってよかったわね。」


・・・少し落ち着いたのだが、ここで話を変える。


シンボラー「・・・しかし・・・何故、お前たちがこの世界にいるのだ?」


最原「それが、僕も赤松さんも、いつの間にかここに飛ばされて・・・正確なことは全然わからないんだ。」


菜乃「いつの間にか・・・」

薬子「何か、今まででも似たようなこと言ってたよね?音信不通になってた人みんな。」

菜乃「ええ・・・とりあえず、ローアに戻りましょう。」





《インクウェル島3》



赤い猫の妖怪「ニャアッ!!!」


・・・赤い猫の妖怪は、一同に突っ込み、連続で肉球パンチを放ってくる。



クマ「迎え撃つクマ!!『キントキドウジ』!!」

クマは自身のペルソナ『キントキドウジ』で、『マハブフーラ』でエネミーにダメージを与え、赤い猫の妖怪の攻撃も止める。


赤い猫の妖怪「ニャッ・・・!?」



ユキナリ「隙が出来た・・・!」


アルル「今のうちに決めるよ!・・・『ジュゲム』!!」


・・・アルルはぷよを沢山消して、爆発系の魔法『ジュゲム』で、エネミーを一掃、赤い猫の妖怪に大ダメージを与えた。



赤い猫の妖怪「ニャアッ・・・・!!?」



・・・そのまま、赤い猫の妖怪は倒れた。彼から抽出されたキューブも、謎の古代文字によって消滅した。



3分後・・・



赤い猫の妖怪「ニャア・・・オレっち一体何をしてたニャン・・・?」



白いフヨフヨ「ウィ・・・ウィス・・・?ここは・・・?(目が覚めた」


赤い猫の妖怪「ニャ?何でウィスパーが・・・オレっちはたしかチョコボーを買いに行ってて・・・後は・・・?」



クマ「何かよくわからないけど、元に戻ったみたいクマね。」

アルル「だね!」



・・・すると、赤い猫の妖怪がアルルを見て・・・


赤い猫の妖怪「ニャニャ?アルル?何でいるニャン?」


アルル「えっ、何でボクの名前を・・・



・・・ああっ!そうだ思い出した!!君、たしか『ジバニャン』だよね!?」

カーバンクル「ぐぐぐー!」



・・・赤い猫の妖怪は、『妖怪ウォッチ』のキャラクターである、地縛霊の『ジバニャン』だった。


赤い猫の妖怪→ジバニャン「久しぶりニャンねー。・・・それで、後ろの2名は誰ニャン?」


ユキナリ「あ、えっと・・・」


アルル「・・・とりあえず、事情を話した方が良いよね。」


白いフヨフヨ「ウィス・・・?あのー、ワタクシは放置でウィスか・・・?」


アルル「・・・『ウィスパー』にも話した方が良いよね・・・?」



そして、事情を説明中・・・


白いフヨフヨ→ウィスパー「ウィス!!!?そんなとんでもないことが起きてたんでウィスか!!?」

ジバニャン「そういえば、オレっち達の世界でも、行方不明の事件が起きていたような気がするニャン・・・!」


アルル「そうなの!?」


ユキナリ「うーん・・・とりあえず、ローアに戻った方がよさそうだね。作者にも色々伝えなきゃならなそうだし・・・」

クマ「それがよさそうクマね。」




10分後・・・




《インクウェル島1:カップヘッド達の家》


おろさん『そうか・・・用途は他の奴等と同じ・・・とりあえず、希望ヶ峰学園の生徒では最原と赤松と夢野が見つかったわけだが・・・』



ウィッチ「やはり行方不明の事件に関しても、すべてアウトローが関わっているのでしょうかね?」


おろさん『そう考えた方が良いだろうか・・・うーん・・・・ん?』


・・・すると、何か反応があったようで、調べてみると・・・



おろさん『・・・何だ!?・・・近くにエネミーの反応が確認されたが・・・



・・・これは・・・かなり強力なエネミー・・・ディスペクターの反応だ!!酒場船の所に色々反応がある!!』


カップヘッド「酒場船って・・・リビーとクロークスのじゃないか!?」

マグマン「大変だ!助けに行かないと!!」


おろさん「ああ・・・蓮子、メリー、カービィ、過重労働みたいになってる気がするが、カップヘッド達と急いで向かってくれ。」


蓮子&カービィ「オッケー!!」

メリー「(何だか、今結構余計なこと言ってたような・・・;)」













エビテン「・・・そろそろ気づき始めているようですね・・・」

コロモ「・・・兄者、放っておいて大丈夫なのですか?このままでは・・・」

エビテン「そう案ずる必要はありません。大体は『アレ』の予定通りなのでね・・・」











続く。感想OK。