二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.132 )
日時: 2021/10/11 20:45
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第78話「初めての初夜」

※ラブラブ描写がありますので、ご了承下さい。

【ユライシャ号 ロックの部屋】

しゅうぅぅぅん……

エアリス「ロック。お風呂上がったよ!」
ロック「ああ。早く入らないとヒュンケルにどやされそうだ…」

ロック、無理して笑っているなぁ。
サトシの最期、彼からはあまり話そうとしなかったもん。
それ程までに、言いたくない事なのかなぁ。
先に眠気が襲い掛かり、わたしは何とか維持しようと踏ん張っている。

しゅうぅぅぅん……

ロック「あ〜、気持ちよかったな!」
エアリス「………」
ロック「そうだエアリス、これを君に渡すよ!」
エアリス「ロック……。このお花…」
ロック「ヒュンケルやマサトに言われたんだ。これ以上大切な人を泣かせるなって…」
エアリス「………」
ロック「エアリス。俺と、結婚してくれるかい? 何があっても俺はエアリス、君を守る事を誓うよ!!」
エアリス「ロック………ふみゅっ!!」
ロック「これでも、まだ信じられないって言うのか?」
エアリス「も、もうっ!!//////////」

そんな事はないよ、ロック。
更に彼からのキスを受け入れながら、わたしたちはシーツの海へと流れていく。
わたしの心は更に、ロックが暖かくしてくれる。
わたしの知らない彼を少しずつ、少しずつ知って行きたい。
無事愛の儀式は終わると、わたしたちは同じ部屋でスヤスヤと眠ったんだ。
今度はわたしが、ロックを守りたいなぁ。

ロック「なあ、エアリス…」
エアリス「な〜に?」
ロック「まだ先だけどさ。新婚旅行は何処に行きたい?」
エアリス「行きたいところ、沢山あり過ぎて困ってる!」
ロック「じゃあさ。夾と透に会おうか、そして俺たちの事を報告しような!」
エアリス「うん、そうだね!」

今度はその手を、離さない。
もしケフカに寄って、世界は引き裂かれたとしてもわたしはあなたを何処までも探す。
山や川 ティンバー ガルバディア モブリズなど、色んな場所を回りながらあなたを見付けたい。
それはロックもきっと、同じ想いなのはわたしだけの特権でもあるかな。

79話に続きます。