二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.40 )
日時: 2021/09/19 06:16
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第20話「ゼルダの不安」

【飛空艇ファルコン 艇内】

夾「………」
サトシ「夾さん。ゼルダ姫は?」
夾「……。気になるだろうけど、今は2人きりにさせてやった方がいいぞ!」
サトシ「……。ゼルダ姫にとってマールさんは、良き話し相手だったからなぁ」
夾「………」

確かに、特にあの2人は仲が良かった。
時にはピーチ姫やレオナ姫を囲んで、お茶会を開いていた事もあったな。
居士の話に依ると、彼女は生前の頃……故郷のガルディア城で嫌気を指していた。
あの時は確か、サトシとカミュが同行していたな。

【回想:ガルディア城 城門前】

サトシ『駄目だ、逃げられない!』
カミュ『くそっ、此処までなのか…』
『おやめなさい!!』
ガルディア城兵士たち『ま、マールディア様!!』
サトシ『えっ……!?』
カミュ『……ッ!!!』
マール『その方たちは私がお世話になったのよ。客人として、もてなしなさい!』
ガルディア城兵士1『し、しかし………』
マール『………。私の言うことが聞けないの?』
ガルディア城兵士2『いえ。滅相もありません!』

何とか無実だと説明しかけた時、父であるガルディア王が現れたんだよな。
反発する娘を王女らしく、城で過ごしたかったと…。
だが、城の外に出た事も彼女が決めた事だと明かして…そのまま城出をした。
それ以降追われながらも何とか逃げ切り、俺たちと旅を続けていた……。

【現在:飛空艇ファルコン 甲板】

アイク「………。く、くそっ……。このままでは俺が危険だ…」
ゼルダ「……ッ!! あ……、アイクさん!?」
アイク「……っ!? 助けてくれ……。助けてくれゼルダ……、もう駄目だ……」
ゼルダ「………ッ!!!」

しゅうぅぅぅん がしっ……(ゼルダが滑り込みしながら、アイクの手を掴む音)

アイク「……? ゼルダ……?」
ゼルダ「全くもう……。だらしないぞ、私のヒーローなのに!」
アイク「………。ふっ……」
ゼルダ「アイクさん、良かったですわ!」
アイク「ああ…。心配かけたな、ゼルダ…」
ゼルダ「ふふっ…。作戦は成功ですわね!」
サトシ「…………」
夾「マジか……。演技だったのかよ…、あれは!」
アイク「……っ!! なっ!? サトシ、夾!!」
ゼルダ「あ、あの……これはですね……。えっと……」
サトシ「あははっ。何はともあれ、アイクさんが無事でよかった♪」
夾「全くだ。心配する側の事も考えてくれよな、お2人さん!!」
アイク&ゼルダ「すっ……、済みませんでした……」

もう、仲間を失う訳には行かない。
あの魚人一味らを倒す為にも、フィーナとルイージを助けに行かないとな。
その前に2人が何処に囚われてるか、ユライシャ号に戻ってから聞いてみよう。
レインかファルコならきっと、何か知ってるかも知れないな。

21話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.41 )
日時: 2021/09/19 09:05
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第21話「フィーナの行方」

【ユライシャ号 作戦会議室】

ざわざわっ ざわざわっ……

ゼシカ「ねえ。急に招集が掛かったんだけど、一体何があったのかしら?」
ビアンカ「気になるわ…」

これだけ不安なのは、あの頃以来…。
幼馴染の彼には、ずっと寄り添ってくれた優しい人がいた。
でもその人は、息子を守る為にゲマに寄って滅されてしまったの。
それから更に月日が流れ、私を育ててくれた母までも他界してしまった。

ラスウェル「……。皆、聞いて欲しい事がある! たった今トロデーン国領に偵察の為不在だった蛮骨から、ある仲間の死についての報告が入った!」
ゴウ「えっ…!?」
ゼシカ「まさか、また犠牲者が出てしまったのかしら。」

そういえば、ここ何日かマールがいない。
つまり亡くなった仲間は、マールって事。
そんな…、これから私たちはアーロン一味を倒すという大仕事が待っているのに。
それに別の大会に参加してるリンクたちも、気になるわ…。

レイン「ラスウェル。俺から話しておく事があるから、代わってくれ!」
ラスウェル「分かった。」
レイン「実は…。フィーナの事だが、コードから彼女の居場所を突き止めたという報告が入った!」
ゴウ「そ……。それで? それでフィーナさんは何処にいるんですか?」
レイン「………。ガルバディア地区収容所の最上階フロアだ、恐らくそこはスコールとリノアの世界だろう…」
ゴウ「でも。アーロン一味討伐を任せている人たちだけでは、やっぱり心配です!」
アイク(暁)「レイン王。無理なお願いなのは承知しています…、だからって諦めるわけには行きません!」
レイン「お願いがあるだと? 言ってみろ!」
アイク(暁)「お願いします。俺たちの中から後2名派遣させて頂けませんか?」
クラウド(AC)「……。俺からも頼む、レイン!!」
レイン「……。分かった、会議が終わったらこっちも考えて置く、それまで休んでいてくれ!」
ゴウ「は、はい!!」

幸いサトシたちは今、その仲間たちの手がかりを探している筈だ。
また2手に分かれると言うことは、どちらかがルフィさんたちの方に行くと言う事だな。
俺たちの中から2人選ぶとしたら……、確実に当たりそうなのはマリオさんだろうな。
後1人は恐らく、ラスウェルさんと話し合って決める事になるかも知れないぞ。

22話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.42 )
日時: 2021/09/19 15:15
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

さて、本編が第2章になって来たのでリクエストを募集したいと思います。

まず、作者の例題としてこの2つを予定しています。

①炭治郎と透
②マリオとコハル

それ以外で、「このお話がいい」と言うリクエストがありましたらお願いします。

希望ジャンルと取り扱う作品、入れて置きますね。

〜希望ジャンル〜
・恋愛
・ほのぼの、日常
・ギャグ
・冒険

〜作品一覧〜
・ドラゴンクエスト ダイの大冒険
・鬼滅の刃
・ONE PIECE
・ポケットモンスター
・ファイナルファンタジーシリーズ(作者は5.6.7.8.9までプレイ済み、後はスピンオフばかりやってます)
・ドラクエシリーズ
・スマブラシリーズ

以上です、宜しくお願いします!
締め切りは、9月26日の21時までとさせて頂きます。
沢山の応募、お待ちしてます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.43 )
日時: 2021/09/19 18:28
名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)

天竜です

リクエストはポケモンのセレナとコハルとヒカリで冒険をお願いします

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.44 )
日時: 2021/09/19 19:15
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

ありがとうございます。

26話更新後にリクエスト、描かせて頂きますね。

まだまだ受付中です。
リクエスト応募についてですが…1人1つまでとさせて頂きますので、ご了承下さい。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.45 )
日時: 2021/09/20 08:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第23話「再会と聞き込み調査」

【キノコ王国 ピーチ城 玉座の間】

タタタタタ……

キノピオ「姫様〜、リンク隊長が帰って来ません!」
ピーチ「何してるのよキノピオたち。諦めずに片っ端から探しなさい!」
キノピオたち「はい!!!」
ピーチ「……。リンク……、早く帰って来て……」
レーゲン「……。少々荒れてるようだが、何かあったのか?」
ピーチ「!?レーゲンさんにリドちゃん。暑苦しいとこを見せてしまったわね、ごめんなさいね…」
リド「気にしないで。ジェイクもさ、ルイージの件に付いて詳しく調べて来なよって許可を貰ったからアタシたちが来たんです!」
ピーチ「……。まさか、ルイージが攫われるなんて……」

本当は、内密にしてって由希くんに言われたのが少し前なの。
万が一他の皆まで取り乱したら、あまり良くないからって本人は言ってたけど。
ルイージやフィーナちゃんがいないと、打倒ケフカ討伐にも行けないわ。
勿論本人たちの居場所は分かっているわ、問題はそこにどうやって行くかだけど。

ばんっ

カミュ「おい。ピーチ王妃様はお取り込み中だ、出直して来い……!? あ、あんたは……?」
ハッサン「へへっ。それなら心配はねぇよ、カミュ!」
カミュ「まさか……。バッツとハッサンなのか?」
ハッサン「ああ。久しぶりだな、カミュ!」
カミュ「何だよ。元気そうじゃねぇか2人とも、今までどうしてたんだよ!!」
バッツ「ああ。此処に来る途中ルカリオに合ってな、俺たちもこっそり協力してたんだよ!」
カミュ「そうか。ティナやせつなが心配してたぜ、彼女たちには会いに行ってるのか?」
ハッサン「ああ。せつなに関してはよ、もろはから聞いた話に寄ると…あの時から俺を気にしていたらしいんだとよ」
バッツ「俺もその話をセリスから聞くまでは知らなかったよ、まさか付き合うなんてな…」
ピーチ「意外ね。私てっきりせつなちゃんはあなたじゃなくて弓親さんを選ぶと思っていたわ!」
レーゲン「確かに。それは初耳だな…」
ハッサン「やっぱそうだよなぁ。俺恋とか全く分からなくてよ、今までバッツと一緒にその恋愛関係に詳しい連中1人1人に聞いて世界中を回っていたんだよ…」
ピーチ「成程…。そう言う事だったのね…」
ピカチュウ「バッツさ〜ん♪」
バッツ「あははっ。よしよしピカチュウ、いい子にしてたか?♪」
ピーチ「うん。キノピオたちのお手伝いとか色々してましたよ!」
バッツ「あははっ。暫く見ないうちに成長したなぁ、ピカチュウ!」
ピカチュウ「えへへへっ…♪」
ハッサン「あのピカチュウ、俺は無視かよ…」
リド「アタシやレーゲンさんの時は警戒してなかったけど、ハッサンは初対面だから少し警戒って所だね…」
レーゲン「確かジークハルトが言うには、少し怖がりな一面があるそうだ…」
リド「もしかして…、嫌な記憶があるの?」
ハッサン「……。ひょっとすると、あの出来事のせいだろうな……」

後恋に敏感なのは、ルフィさんかしら。
ナミさんの押しがないときっと、ルフィさんはこのまま想いを伝えれない気がする。
まあ、本題については後で考えてもいいかしらね。
ピカチュウの過去もだけど、問題はどうやってルイージを助け出すかかしらね。

24話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.46 )
日時: 2021/09/20 21:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第24話「ピカチュウの性別交換」

【トルース村 ルッカの家】

カタクリ「お前たちか。久しぶりだな…」
バッツ「カタクリ。何でアンタがルッカの家に?」
カタクリ「ああ。事情があってな、俺はあの夫妻のガードを任されているんだ!」
ヤマト「彼は凄いんだ。餅の力を使って、邪魔する敵を一気に蹴散らしていくんだ…」
ピカチュウ「今日、ルッカさんとの約束でこちらに来ました…」
カタクリ「待ってろ。すぐに呼び戻す」

元は、ビッグ・マムの一員だった彼。
この2年の間、彼も僕と同じで家族を裏切っている。
君には、ブリュレがいたけど。
僕より前に君は、麦わらのルフィと会っていたんだね。

がちゃっ

ルッカ「カタクリ。急いで帰って来たけど、何の用なの?」
カタクリ「いや。お前に用があるのはこいつだ!」
ピカチュウ「ルッカさん、久しぶり!」

つっで〜ん

ルッカ「ぴ、ピカチュウが喋ってる!!」
クロノ「それなら、ルカリオだって喋るよ…」

あれ? 腰抜かしちゃったかな…。
僕にもよく分からないけど、気が付いたらお話し出来ていたんだ。
マスターの力を借りたんじゃなく、別の人の力が僕の中に入って来たんだ。
あれは多分、ガラフさんたちから与えられた力かも知れない…。

25話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.47 )
日時: 2021/09/21 07:44
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第25話「生まれ変わったピカチュウ」

【トルース村 ルッカの家】

ビリリリリリ……、ピカーン

カミュ「うわっ!」

これで、成功したんだろうか。
すると、中から物陰が出て来る。
マジかよ、これは驚きだぞ!!
ピリピリしていたピカチュウが、成長している。

ピカチュウ「これが、新しいわたし…」
カミュ「お……、女になってるぞ! おいルッカ、これは一体どういう事だ!?」
ルッカ「これは本人自らのご希望なのよ。この装置に入ったのも、彼女の覚悟だったから…」
カミュ「何だって…!?」
ルッカ「それとは逆にこっちを見なさい。カタクリ、いいわよ!」
カタクリ「了解っ!」

更に新しい発明品の中から、俺たちの知ってる雄のピカチュウが顔を出す。
雌のピカチュウは言葉を話す事は出来るが、雄のピカチュウは言葉が話せない。
だが、俺たちの言ってる意味は理解出来るようだ。
この生まれ変わったピカチュウを見たら、コハルたちがかなり驚くぞ。

【パラディアの世界 ポーチカ村】

マリベル「そう……。フィーナさんたちを探して旅をしているんだね…」
サスケ「ああ。此処ならマリベル、アンタから色々聞けると思ったからな…」
マリベル「詳しい事は知らない。でも……、少し前にラスウェルが訪れて来たのよ!」
サスケ「何っ!?」
マリベル「今そっちって、2つの騒動が起きているでしょ? 銀ギツネの船長・フォクシーの能力を侮らない方がいいわよ!」
サスケ「つまり。最終戦のコンバットは要約するとリーダー対決か…」
マリベル「ええ。あたしも本当は一緒に行きたい所だけど、フォルカさんやシトラ姉さんが駄目だって言うの…」
サスケ「要はその時じゃない、ということか…」

今の所、このパラディア世界に被害はない。
2年前に王位を辞退したレインとラスウェルの後に、セシルとテレシアが治める事になった。
2人が王位を辞退した理由……、少しでもフィーナやファイサリスの傍にいる為だろうな。
ヒナタからの報告に依ると、新生猪鹿蝶がテレシアの側近になったらしい。
ヘス国の女王か、今度挨拶に伺わなきゃ行けないな…。

26話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.48 )
日時: 2021/09/21 08:28
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第26話「新たな女王・テレシア」

【ヘス王国】

マノロ「テレシア女王、本日のスケジュールです!」
テレシア「うん、ありがとうマノロ!」

私がこの世界の女王になって、暫くが過ぎた。
まずは新生ヘス軍の就任を兼ねて、初の政務を全うしないと行けない。
七代目火影にも事情を話したら、すぐに聞き入れてくれたの。
前王・ラスウェル殿下もまた、かなり全うしていたんだろうな…。

シカダイ「女王殿下、グランシェルトからレイン前閣下がお見えです!」
テレシア「分かったわ。女王の部屋にお通ししなさい! いのじん、案内を頼むわ!」
いのじん「勿論、女王殿下の仰せのままに!」
チョウチョウ「じゃあ、あちしは…」
テレシア「あなたは就任式の前準備、勿論知り合いを呼んで来てもいいわ!」
チョウチョウ「オッケー。仲間の招集はあちしの出番っしょ!」

皆、ちゃんと自分の役割をしっかり保っているわ。
急な任務とかあったら、マノロには事情を話さないと行けないわ。
今頃コードがきっと、新しいドールナイツのケースを作っている筈だわ。
あの戦いから見ていないティとりんごは今、どうしているかしら…。

27話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.49 )
日時: 2021/09/21 20:40
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第27話「久々の2人」

【カントー地方のマサラタウン サトシの家】

サトシ「……。久々に振舞ったけど、何が行けなかったのかなぁ」
「こんにちは!」
サトシ「あっ、ティファさん!」

出張がてらで立ち寄ったけど、私の出番はありそうね。
久々に腕を振るってみようかしら、この所料理してなかったからなぁ。
まずは、油を少しフライパンに寄せるかのようにする。
その後に、下拵えした野菜を入れる。

じゅうぅぅぅぅ……

サトシ「美味しそう…。いい匂いですね♪」
ティファ「ふふっ。今日はあの2人が久々に来るのよ!」

一方の私たちはと言うと、ティファさんたちが何処にいるのかを探していました。
しかし、こちらもこちらでちょっとした騒動が起きてしまったのです。
いつもいたずらする双子のエンジェル、ジェイとエルはそっぽを向いていました。
理由を聞いてみても、全く話す気配はありません。

【テト号 娯楽室】

キィィン……

エックス「君たち。最近僕の料理を邪魔してるよね…」
ジェイ「だってエックス、りんごがティと過ごすようになってから構ってくれないじゃん!」
エル「そうだよエックス、エルとジェイだってりんごとお話したいのにティが許してくれないんだもん!」
シェゾ「全く。要するにそれでいじけてるってことか…」
エックス「ジェイ、そしてエル! どんな理由があろうとも、君たちのしたことを許すわけには行かないよ!」
エル「え〜、ぶーぶー!」
ジェイ「許したっていいじゃないか〜、ぶーぶー!」
エックス「言い訳無用。お仕置きとして元王者の僕とテトリス3本勝負して貰うよ!!」
シェゾ「………。それこそ、ティとりんごが黙ってないんじゃないか…(汗)」

あれから2年、俺は魔道士として生まれ変わっていた。
よくアルルに変態よばりされていたけど、それを言わせないように精進している。
アルルは今、エスからテトリスについての基礎勉強を学んでいる。
たまにはあいつも、苦手な勉強を克服して貰いたいもんだな。

28話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.50 )
日時: 2021/09/22 08:13
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第28話「不穏な空気」

【ユライシャ号 会議室】

ざわざわっ…… ざわざわっ……

ブルマ「急にどうしたのかしら。また招集が来るなんて…」
ウイス「はいブルマさん。恐らくこの空気からすると、何やら大仕事が我々を待っている可能性がありますね…」
ゾロ「また、誰かが俺たちから離れた…。この件もアリだと思うぞ」
もろは「ボルトに続き、今度は誰が離脱したって言うんだよ!」

テト号組には、ビルス様が連絡をしたらしい。
彼らもこちらに来ると、返事が来たそうだ。
これだけ広いと、あたしら秩序軍の総本部に相応しい拠点地だぜ。
勿論その中には、一護たちも一緒にいる。

ばんっ

ナルト「皆。よく聞いてくれってばよ! まずは歴代の火影、綱手のばあちゃんとカカシ先生から報告がある!」
綱手「どうやら一部知らない連中もいるようだが、あたしが元五代目火影・綱手だ!!」
とわ「えっ!? あ、あの人が元火影様!?」
綱手「とわ。驚くのも無理はないが…話は後だ、まずはあたしの仕入れた情報を皆に伝える」
カカシ「要するにこれは俺たちの大仕事になると言う前兆だ。皆、心して聞くように!!」
乗組員全員『はいっ!!』

ナルトやカカシ先生も言ってたように、これは私たちも動けるようにしなきゃ行けないわ。
これまで続いた平和がいよいよ、崩れ出そうとしている。
まさに今の戦争こそ、生と死を分けた戦いになるわ。
一体、何があったって言うの…。

綱手「まずは悪い知らせだ。カオス軍の新幹部に、ルフィが任命されたらしい。奴はあたしらの為に意地を通し続けたが、カオス軍の連中は容赦なく斬りかかろうとしているそうだ…」
ナミ「嘘っ……。ルフィが……、そんな……」
ウソップ「………。ルフィ………」
カカシ「2人共。落ち込むのはまだ早いよ、まずは綱手様の話を聞こうね!」
ナミ&ウソップ「め……、面目ないです……」
綱手「次にいい知らせだ。この新たな第五次大戦争だからこそ、各自の世界に滞在している仲間たちがあたしたちに力を貸してくれると言って来たぞ!」
由希「綱手様。その代表者の名前は?」
綱手「ああ。その代表者の名は、海賊女帝ボア・ハンコックだ!!」
ナルト「確かルフィがそこに流れ着いた時に、恩があると聞いた事があるぞ!」
綱手「そうだ。此処にはあのバーソロミュー・くまに寄って引き裂かれた事がある奴らが何人かいるからね、のちにシズネに聞いたんだが……あの男は革命軍の幹部という事が分かったぞ!!」
由希「確か、ニョキニョキの力を持っている人だよね…?」
綱手「ああ。あたしからの報告は以上だ、一旦休憩を取ろう!」
ナルト「そうだな。皆、重要な話は明日するから今日は1日ゆっくり休んでくれ!」
乗組員全員『はぁ〜い!!』

後報告を聞いてないのは、カカシ先生だけよね。
その後解散になったけど、私にはどうしても疑問に思う事がある。
それは、ルフィさんの離脱。
今まで彼はナミさんを始め、一味内の中で彼は大活躍していたみたいだけど。
彼の身に一体、何が起きたって言うの?

【サクラの部屋】

コンコンっ

サクラ「こんな時間に誰かしら…。はぁ〜い!!」
「サクラさん。私ですが、入っても構いませんか?」
サクラ「ニコルくん。待ってて、今開けるわ!」

がちゃっ キィィン……(サクラが部屋のロックを解除し、扉を開ける音)

サクラ「珍しいわね。君が私の部屋に来るなんて……。でもどうしたの? かなり難しい顔をしてるけど…」
ニコル「……。あの場で言い出せなかったんです、実はマールさんに続き…また新たな犠牲者が現れました……」
サクラ「ちょっと待って。ねえニコルくん、その話…本当なの?」
ニコル「……。はい、リドから聞いた話ですから間違いありません!」
サクラ「そんな……。……、ねえニコルくん。今度は一体誰が犠牲になったの?」
ニコル「それがですね…。元聖堂騎士団のククールさんだそうです…」
サクラ「そ……、そんな……」

要するに、かつて暗黒神ラプソーンを倒す為に同行していた彼が襲撃にあったと言う事は。
呑気に作戦会議してる場合じゃ、ないって事だわ。
今聞いた情報をニコルくんと共に部屋を出て、私たちはある人の部屋に向かった。
そう、私たちが向かった先は……ナルトの部屋だったの。

29話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.51 )
日時: 2021/09/22 08:53
名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)

天竜です

ボルトとルフィが敵になってククールがやられたとなると敵との戦いが厳しくなりますね。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.52 )
日時: 2021/09/22 16:45
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

はい。
しかし、ナミやサラダの力が無ければ2人は正気に戻らないと思います。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.53 )
日時: 2021/09/22 21:42
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第29話「仲間の犠牲防止の為に、エアリスの決意」

【ユライシャ号 エアリスの部屋】

キィィン……

エアリス「……。うん、誰も見てない…ね。」

仲間たちに黙って外出するの、初めてかも知れない。
今までは雨竜やイヅルにガードをお願いしていたけど、今回ばかりは無理がある。
誰もいない通路内は静かで、もうすぐで出口が見える。
良かった、念入りにバニシュを掛けて置いて正解だったわ。

【フィールド】

ザッザッザッザッザッ……

エアリス「……。ユライシャ号を出てかなり進んだから、パラディアがあんなに遠くに見える…」

もしロックに見られていたりしたら、1人で動くのは危険だって言われそう。
わたしだって、あなたに守られてばかりじゃいられないもん。
この判断は、あなたやリンクたちを守る為の決意でもあるんだから。
パラディアからラピスに移動すると、目の前に見えたのは王都グランシェルト。

【ラピスの世界 フィーナの家】

ファイサリス「……。うん、いい出来かな!」

バタっ

ファイサリス「!?え、エアリス!?」
エアリス「………」
グリ「かなり消耗してるわ。とにかく彼女を休ませなきゃ!」
ファイサリス「ん〜。そうだ、医者のマリオを呼ぼう♪」
グリ「そうね。でもカルミア辺りでも良かったんじゃないの?」
ファイサリス「そうかも知れないけど、かつての旅した仲間より付き合いが長い医者のマリオの方が早く治るかも知れないじゃない!」
グリ「……(汗)」

確かに、あの医者のマリオなら信用出来るわ。
でもあの人、別次元の医者のマリオと違って薬の知識は期待出来ないかも。
万が一別の薬をエアリスに飲ませたら、それこそパニックになるわ。
やっぱり此処は優秀な医者に来て貰いましょうよ、ファイサリス!!

30話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.54 )
日時: 2021/09/23 06:45
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第30話「エアリスの失踪と行方」

【ユライシャ号 通路内】

がちゃっ…… バタンっ

ロック「何処にもいない…。おかしいだろ、今までこんな事なかったのに…」
善逸「あっロックさん、見回りご苦労様です!」
シカマル「いや。あの様子からすると、どうやらエアリスがいなくなったらしい…」
善逸「えっ…!?」

確かに、彼女の部屋を覗いた時はいなかったような…。
ロックさんも言ってたけど、こんな事って本当にあるのかなぁ。
すると動けるメンバーのみの招集が掛かり、会議室に集まる。
今回の主導者は、忍術学園の職員・土井半助先生だ。

【会議室】

土井「皆も聞いてると思うが。昨夜、エアリスさんが行方不明になってしまったんだ」
綱手「だが。今まで彼女と同じ部屋で過ごしていたしのぶの話に寄ると、今回の離脱は被害者を出さない為の策である事が分かった!」
カカシ「そこでだ。今此処にいる仲間たちの中から2手に分かれて捜索をしようと思う!」
土井「まずはアーロン一味壊滅組を発表する! ではカカシ先生、お願いします!」
カカシ「うん。壊滅組のメンバーを発表するぞ、まずは…一流コック・サンジ 冨岡義勇 不知火実弥 元蒼炎の勇者・アイク ハイラル国の王女・ゼルダ!!」
義勇「まさか俺が呼ばれるとは…」
実弥「ああ。今回は俺も一緒だから宜しくな、冨岡!」

炭治郎の名前がなかったから、きっと捜索組に抜擢される筈だ。
あるいはまどかさんたち魔法少女からも、優秀な女の子を抜擢するのかな。
本来はルフィさんとナミさんがいたけど、急遽変更になったみたい。
次は綱手様より、エアリスさん捜索組のメンバーの発表が来る。

綱手「まず。捜索組のメンバーだが、我々から出撃出来るメンバーを言うぞ!」
さな「……。緊張して来ます…」
水波レナ「ええ。大事な作戦だからね……」
山田伝蔵「綱手様。このような結果になりましたぞ!」
綱手「うむ。皆、心して聞いて欲しい! 捜索組のメンバーを発表するぞ! まずは…竈門炭治郎 うちはサスケ ミツキ 二葉さな 翡翠!!」
翡翠「お……、俺が捜索組のメンバー……」
珊瑚「大丈夫。任務の前の準備運動だと思えば、何とかなるよ!」
せつな「意外だな。まさか翡翠、貴様が呼ばれるとは…」
翡翠「済まないせつな。こうなったからには俺、最後まで頑張るよ!」

母さんの言う通り、これは任務の前の準備運動に相応しいかも知れない。
本物の戦場を見ると、足が震えてしまうかも知れないけど。
今回は鬼殺隊の炭治郎や、火の技がメインのサスケさんが一緒だ。
この捜索組に俺自身が任されたからには、最後まで貫き通すしかないよな…。

31話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.55 )
日時: 2021/09/23 08:18
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

キャラ紹介

ピカチュウ(雌)
ルッカが発明した機械に寄って、女の子になってしまった姿。
見た目は変わっても、風の旅人・バッツにくっついている事が多い。
同性の仲間たちにも人懐っこく、特にふかふかが好きなティナやリノアとは大の仲良し。

「また、バッツさんの力に慣れる日が来るなんて信じられないないわ…」

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.56 )
日時: 2021/09/23 08:43
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第31話「勇者ダイの復活<1>」

【王国暦2300年 未来 死の山】

マァム「………。このクリスタルの導きに従いながら、進んで行くしかないわ!」
ルッカ「大丈夫? いくら山と言っても油断は禁物よ!」
マァム「ありがとう。でも心配はいらないわ、そのためにこれがあるもの!」

いよいよ、ダイを復活する日が来たわ。
此処まで耐えて来たのも、ルッカや皆がいてくれたおかげ。
こっちの編成も、彼が決めてくれたのよ。
祖国である火の国の人たちは、大切な家族同然でもあるからね。

【回想:ルゴルの村 酒場】

ヒナタ『サスケくん。ダイくんの復活の件だけど…』
サスケ『ああ。例の一味討伐開始が来週に控えたからな、それまでにダイの復活を実施しよう…』
ヒナタ『……』
サスケ『ヒナタ。お前の心配も分かるが、マァムの押しは強い事位分かっているだろ?』
ヒナタ『でも……』
ヒマワリ『そうだよママ。パパの言う通りマァムお姉ちゃんたちなら大丈夫だよ!』
ヒナタ『そうだね。マァムさんの負けず嫌いなとこは、ネジ兄さんに似てたから…』

私、そこまで似てるとは思えないわ。
でも、僧侶から武闘家になったのもダイを守る為なのよ。
誰かの為に拳を振るなんて、あの時までは考えもしなかったわ。
私の拳で何処まで出来るか分からないけど、ダイを助けたい気持ちは変わらないわ。
時すら止まったあの場所にきっと、ダイはいる筈よ!!

32話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.57 )
日時: 2021/09/23 21:58
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第32話「勇者ダイの復活<2>」

【ユライシャ号 甲板】

ロック「………。エアリス……」

俺はいつも、君の為に動いているつもりだ。
あの時も、そして今もこうして君の為を思っているのに。
どうして、それが分からないんだよ。
こんな行動に出るなら、意地でも引き止めて置けばよかった…。

キィィン……

「別に。アンタのせいでもないと思うぞ」
ロック「えっ…?」
ページワン「ヤマトもな。自分があいつの娘である事を隠していたんだ…」
ロック「……」
ページワン「あのお嬢さんもきっと、大丈夫だろう…」
ロック「そうだな…」
うるティ「え〜ん。ペーたん…」

がしっ

ページワン「な、何だよ姉貴!!」
うるティ「えぐっ…。エアリスの姉さんが……、エアリスの姉さんが……。昏睡状態になったでありんす…」
ページワン「何だとっ!?」

エアリスが……、嘘だろ…。
くそっ、やっぱり早く止めて置けば良かったんだ。
だけど、エアリスは一体何処にいるんだ。
こう言う時の頼みの綱は、あいつしかしないよな…。

33話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.58 )
日時: 2021/09/24 08:05
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第33話「気が付けば、アラバスタ」

【アラバスタ地方 アルバーナ宮殿 客室】

「この者は確か、ビビ様の大切な客人ではないですか?」
「そうですね。ビビ様のお客人なら、我々の話を聞いてくれるかも知れません…」

何だろう……、話し声が聞こえて来る。
ゆっくり目を開けると、見たことない人たちが僕に視線を向けている。
それ以前に僕は、どうしていたんだろう。
少し前まで僕はナミさんたちと一緒にいて、それから僕は…攫われた筈なのに。

34話に続きます。

※短いです、ごめんなさい。
暫く、ルイージサイドのお話になります。
エアリスサイドも考えているので、ご了承ください。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.59 )
日時: 2021/09/24 09:21
名前: ネル (ID: Rdn6eSoY)

ネルです(・ω・)ノシ
ネル「ルイちゃんメインキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!これは嬉しい限りぞ!!」
マリオ「そっちのルイちゃんんんんんんん!!アラバスタにいるの!?とりま無事で良かったあああああああああ!!(号泣)」
ドロッチェ「うるせぇ(怒)まあ、無事なら良かったが」←耳が大きいので…;
ドクター「良かった…ε- (´ー`*) フゥ」
デデデ「まあ、さすがに冷静になるか…マリオがうるさいから…;」
ルイージ「でも、どうしてそうなったのかわかんないな…続き楽しみです!」
以上です

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.60 )
日時: 2021/09/24 12:48
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第34話「ルイージとヒュンケル」

【アルバーナ宮殿 大浴場】

がちゃっ……

「これはヒュンケル殿。お加減はいかがだったかな?」
ヒュンケル「ああ。丁度いい湯加減で助かった…、それとコブラ王。1つあなたにお聞きしたい事がある…」
コブラ「うむ。要はルイージくんの事だが…。2、3日前に彼の仲間の1人が助けに行ったと言う話を聞いてね。こちらからも救援を頼んだのだよ…」
ヒュンケル「……!? つまり俺の代わりにそいつが助け出したと?」
コブラ「そうだ。確か名は……ボア・サンダーソニアと聞いているぞ…」
ヒュンケル「……ッ!! まさか。あのルイージを助けたのが、九蛇海賊団の者という事か…」

俺だけじゃなく、ルイージまで助けたのは一体どう言う事だ。
今ユライシャ号では恐らく、2つの騒動が起きている可能性が高い。
1つは海賊アーロン一味、もう1つはエアリスの失踪。
今頃あいつらはそれらの対策で忙しい筈だが、1部の復帰が行われようとしている。
そう……、その復帰は間違いなくダイの事だ。

【客室】

ペル「これはヒュンケル殿。ルイージくんなら先程目を覚ました所です、失礼のないように」
ヒュンケル「ああ。急で済まないがペル、ルイージと2人で話したい事があるからチャカを連れて席を外してくれないか?」
ペル「分かりました。冷たい飲み物と口に合いそうなお菓子を持参して来ますね…」
ヒュンケル「ああ、助かる…」

流石はアラバスタ王国、護衛隊だな。
ルイージも何故自分自身が助かったのか、かなり困惑している様子だ…。
これまでの事を話す前に、この国で起きた事件を詳しく話すとしよう…。
あれは…当時クロコダイルが七武海を辞めてない頃の出来事に遡るぞ…。

ルイージ「つまり。そのクロコダイルが率いていた人たちがこの国を乗っ取ろうと?」
ヒュンケル「そうだ。当時アラバスタの王女だったネフェルタリ・ビビが奴らの狙いを知る為に、バロックワークスに2年間潜入している事が分かったんだ…」
ボア・ハンコック「ルイージよ。これがその当時の一面じゃ!」
ルイージ「……。まさか、そんな……」
マーガレット「ルイージ。君がショックを受けるのも無理ないけど、此処に描いてある事自体は事実なんだ…」
ボア・サンダーソニア「そう。かつてはルフィやナミたちもその王女様の為に、敵のリーダー・クロコダイルとぶつかりあったのよ!」
ボア・ハンコック「しかしルフィにとっての大きなショックは、血は繋がってはないが…実の兄弟同然だった白ひげ海賊団の二番隊隊長、火拳のエースの死じゃ!」
ルイージ「な……、何だって!?」
ボア・マリーゴールド「それらの件については、また後で話をするわね…」
ボア・ハンコック「そうじゃな。まずはヒュンケルの話も聞いてやらなきゃならぬからな…」
ルイージ「…………」
マーガレット「………。ルイージ………」
ルイージ「……。僕以上に、ルフィさんが苦しんでいたなんて……」

話は戻るが、あの事件では雨そのものを降らせる粉が当時なかったんだ。
何者かに寄って奪われたかまでは分からないが、その激闘の末…あいつらは勝利した。
しかもタイムリミットが迫ったギリギリまで、奴らは持ち堪えたのは奇跡だな。
マリーゴールドの配慮もあり、本題に入ろうか…。

35話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.61 )
日時: 2021/09/24 17:26
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第35話「ルイージの不安」

【アラバスタ地方 アルバーナ宮殿 ルイージの部屋】

ルイージ「………」

僕やヒュンケルさんは無事だったけど、フィーナさんはどうしてるかな…。
こっちの世界に来てから、毎晩空からガラフさんの声が聞こえて来るようになった。
また更に、命が絶たれようとしてる奴がいるぞい。
それは危篤状態の、エアリスさんを指している気がする。

マーガレット「ルイージ。眠れないの?」
ルイージ「はい…」
マーガレット「あははっ。そうだと思って、先程コブラ殿下から君の新しい部屋を提供して貰ったんだ!」
ルイージ「えっ…!?」
マーガレット「貴方はルフィたちの大切な仲間だからね、彼らと関わりのある人を助けるのは私たち九蛇海賊団の役目なんだ!」
ルイージ「何だか、ロックさんみたいな性格ですね…」
マーガレット「よかったら私の部屋に来て。勿論、蛇姫様には内緒!」
ルイージ「………」

それって、本音言ったら石化するって事かな。
確かに今の部屋にいたら、別の事を考えちゃうのは事実だからね。
ユライシャ号にいる皆の事とか、エアリスさんの事も心配だから…。
こっちにいる間は、僕自身の体調を考えなきゃ行けない気がするよ。
それまでは耐えていてね兄さん、ユライシャ号の皆!

36話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.62 )
日時: 2021/09/24 22:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第36話「大切な仲間の為に、ティナの最期」

【ラピスの世界 グランシェルト フィーナの家】

ばたんっ

ファイサリス「えっ…!? ティナ!!」
ディベル「………。自らの力をこっちの姉ちゃんに分けたのか……」
ティナ「ごめんね……。エアリスさんを失ったら……、ロックが辛い顔するから……」
マリオ「駄目。耐えて、ティナさん!」

いくら呼び掛けても、今にも消えそうな雰囲気がする。
僕は彼女さえ助ける事が出来ず、無性に腹を立てている。
こんなんじゃ駄目なのに、動いて! 動いて!!
目に涙が溢れ出しそうになった途端、ティナさんは拭いてくれた。

ティナ「マリオ。あなたはヒーローだから泣いちゃ……駄目……」
ディベル「ティナ…もういい、今回復するから!」
ティナ「ディベル。最後にお願いがあるの……」
ディベル「……。言ってみろ……」
ティナ「私は皆の中で生き続ける……。迷ったら……、あの森に……来て欲しい……」
ディベル「……。ああ、分かったぜティナ……」
ティナ「ふふっ……。これでやっと……、救われ……る……」
ファイサリス「ううっ…。ティナ……、ティナーーーーー!!!」

どうして、何で助け出す事が出来ないの。
ルイージが帰って来ても、ティナが消えたら私たちはどうしたらいいの。
つまりティナは、こう伝えたかったんだと思う。
自分に何かあっても、バッツには言わないでと……。
それなら私、言わないよ! ティナとの約束だから、絶対に言わないよっ!!

37話に続きます。

エアリスサイドの話です。
しかしエアリスは生存したが、力を与えたティナが消えてしまいました…。
次は再び、ルイージサイドのお話です。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.63 )
日時: 2021/09/25 05:29
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

もう少しだけ、続きます。

第37話「光の中での決意とルイージの静かな怒り」

【光の世界】

ティナ「あっ……ククール、マールちゃん!」

私は先に逝ってしまった仲間たちの名を呼ぶと、目の前にいたと察したんだ。
まさか私がこんなに早く、こっちに来る事になるなんて考えもしなかったけど。
でもね、私は後悔していないんだ…。
きっと地上だと何人かは泣き崩れてしまうけど、私のやったことは間違いじゃない。

ティナ「やっと会えるって信じていたから。私、消えてもおかしくないって気がしたんだ。
あのね、私頑張ったんだよ? 褒めて欲しいな!」
ククール「ふっ。見ていたさ、此処からずっと君の美しい勇姿をね!」
マール「うん。私も後悔はしてないよ、今までロクでもない姫様だったけど……皆の役に立ててよかったからね…」
ククール「さあ。俺たちはそろそろ行こうか、復活は無理かも知れないがティナ…再び君にチャンスが来たら俺たちの分まで頑張って来て欲しい……」
ティナ「うん。私、迷わないで戦うよ!!」

フィーナちゃんの時もこういう場所で、違ったんだろうな。
だから私は大切な人たちを守る事で、私自身は後悔しないと思ったんだ。
ククールの言う通り、もしかすると私は何らかの特例で再起する可能性がある。
それまでは此処で地上にいる皆を、見守っていたい……。

【アラバスタ地方 アルバーナ宮殿 寝室】

サンダーソニア「………。ティナ…、まさか貴方が逝ってしまうなんてね……」
ヒュンケル「死の寸前だったエアリスに自分の力を受け継ぐ事で、ティナは後悔しなかったんだろう…」
ルイージ「……。そんなの、欲張りだよ……」
ヒュンケル「ルイージ……」
ルイージ「ティナさん自身は満足かも知れないけど、兄さんたちには耐えれないよ!」
ハンコック「そうだろうな。もしかするとルフィたちの仲間の1人が、泣いている可能性も高そうじゃ…」
サンダーソニア「ルイージ。怒りたい気持ちは分かるけど、今は貴方自身の体力を回復しないと行けないわ!」
ルイージ「うん。少しでも英気を養いながら、僕自身を強くして行きたい!!」
ヒュンケル「ああ。それまでは滞在出来るよう俺からペルに話しておくから、心配はいらないぞ!!」
ルイージ「……。ありがとう、ヒュンケルさん……」

さあ、此処からは僕の物語だ。
まずは体力の回復、今後僕たちが活躍出来るように話し合わなきゃ行けない。
生半可な気持ちがあったら、皆に迷惑が掛かるからね。
これ以上大切な仲間を失いたくない、その為にも僕は強くなる事を誓ったんだ!!

38話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.64 )
日時: 2021/09/25 07:33
名前: 天竜 (ID: O62Gt2t7)

天竜です

ティナが犠牲になりましたね。だけどティナが力を使ってなかったらエアリスが逝ってしまいますね。これは必ずどちらか犠牲になってしまいますね

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.65 )
日時: 2021/09/25 08:25
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

きっと大丈夫です。
もう、犠牲者を出さない為にも残っている仲間たちで阻止します。
やっと、この回でルイージが静かに怒り出しました。
まあ、ヒュンケルは冷静なキャラなので今みたいに止めてくれる気がします。

ネルさん
ルイージサイドとエアリスサイド、2つとも更新するので宜しくね。
やっとウチのルイちゃん、これまでの状況を理解してくれました。
やっぱり突然の事になったら、誰だって困惑しますよね。
ティナが犠牲になっちゃいました、また涙目になるかも知れませんね…。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.66 )
日時: 2021/09/25 09:58
名前: ネル (ID: Rdn6eSoY)

ネルです(・ω・)ノシ
ネル「またかああああああ!!(´;Д;`)」
ドロッチェ「…なあ、女剣士さんのところ死ぬやつ多くね?」
マリオ「分かる。ってルイちゃん強くなったなあ…(´;ω;`)」
ルイージ「悲しいよぉ…でもそっちの僕が強くなるのは嬉しいなぁ」
デデデ「…俺から見たらお前さんも強くなったと思うぞ」
ドクター「まあ、こっちも近々更新すると思うからそんときはよろしくな」
以上です

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.67 )
日時: 2021/09/25 10:59
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

ネルさん

炭治郎「この涙目シーンは前から考えていたんだ。その前に来てくれた天竜さんだって言ってたじゃないか、もしティナさんが自身の力をエアリスさんに与えなかったら逆の立場になっていたと…」
うるティ「確かに死亡シーンばかりは多いかも知れないが、時には生存版もありだぞ! こっちも悲しい話ばかり考えてる訳じゃない…」
ナミ「さあ。あたしたちも切り替えなきゃ、これ以上犠牲者を出す訳にも行かないから!!」
ゼルダ「ネルさん。次にティナさん復活はダイさんの後になりますので、前もってハンカチは持参して下さいね! ダイさん復活時も泣いてしまう可能性がありますから…」

ネルさん、私のキャラたちはいい子たちばかりですよ。
フィーナが原典で言ってました、悲しい事の後には楽しい事もあると。
だからネルさん、笑って下さい。
私はあなたの笑顔が好きですから。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.68 )
日時: 2021/09/25 16:06
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第38話「意外な来客者」

【アルバーナ宮殿 大宴会場】

ルイージ「……。広い、キノコ王国の何倍かはあるね!」
テラコッタ「君がルイージくんだね。夫から話は聞いてるから、沢山食べな!」
ルイージ「うん。まずはご飯を食べよう!」

イガラムさんに指摘された席に座ると、左手のガラスコップにオレンジジュースが注がれる。
本日の夕食は、息吹リンクの好きな南瓜を使った料理。
早く元気になって、また皆に顔を見せたいな。
するとノックせずに戸を開ける音を、かんじたんだ!

バァンっ

悟空「ルイージ。良かった、目ぇ覚ましたって!?」
ベジータ「……ッ!!!」

バキンっ ガコンっ

悟空「いってぇ〜。何すんだよベジータ!!」
ベジータ「黙れ。ルイージは食事中だ、話をするなら客室にしろ!!」
悟空「う〜……、まるでディディーに引き摺られてる感覚だ〜」
ハンコック「ふむっ。確かに空気を読んで欲しいのはわらわも同感じゃ!」

悟空さんが僕の安否を心配してくる事が、珍しい。
ベジータさんはこの場の空気を読んで、せのまま客室に向かう。
あのやり取り、確かウィンリィさんもヒューズさんに引き摺られてたっけ…。
あははっ、僕もあんな風に引き摺られてみたいな…。

マーガレット「そうだルイージ。あなたの仲間について教えてくれるかな?」
ルイージ「まずは息吹リンク。別の世界のハイラル城から来たんだけど、弓は勿論……片手剣を軽々と使いこなすんだ」
マーガレット「確かアフェランドラから聞いたけど、中には女性しか入れない場所もあるそうね?」
ルイージ「はい。そこで彼が取った行動は女装なんです…」
ハンコック「……。中々興味深い仲間じゃな、その息吹リンクとやらは」
ルイージ「それ以上に心配性なのが、兄のマリオなんだ…。たった1人の身内に何かあったら、それだけでもかなり荒れるから…」
ハンコック「まるで、頂上決戦でわらわがスモーカーにキレた時以上の恐ろしさじゃな…」

それ以上なんですよ、兄さんの怒りは。
初めて会った仲間だけじゃなく、困っている人を見ると放って置けない立場なんだ。
元気になる為にもまずは、ご飯をしっかり食べなきゃ行けないね。
そして、遅れた分を取り戻そう。
それまでの間だから皆、もう少しだけ待っていてね。

39話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.69 )
日時: 2021/09/25 22:49
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

明日は、本編入る前にNG集企画をしようと思いますので宜しくお願いします。
ぶふっ、思い出したらツボが入りましたw

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.70 )
日時: 2021/09/26 07:56
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: MlJjY9/z)

NG集

38話

ハンコック「わらわがあまりの怒りでスモーカーに……? つい、忘れてしまった❤️」
サンダーソニア「姉様。そこ大事なとこだから噛まないでwww」

ハンコック、長台詞をうっかり忘れてしまう。

まだ途中ですが、これを各章でやろうと思います。
それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.71 )
日時: 2021/09/26 09:06
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: MlJjY9/z)

第39話「フィーナの目覚めと危機一髪」

【宇宙ステーション 医務室】

フィーナ「………」

あれから私、どうしてたんだっけ。
確かアーロン一味の部下みたいな人に攫われたけど、その私を助けた人がいる。
顔まではよく分からないけど、懐かしい感じがした。
見慣れてる金髪に緑の洋服を着てる、若い男の子。

【コックピットへの道なり】

魔人フィーナ「リンク。もう1人の私に代わってお礼を言うわ、あの子を助けてくれてありがとう…」
リンク「当たり前のことをしたまでですよ。ピーチ姫が凄く心配していました、フィーナさんが帰って来ないとずっと言ってたので…」
シカダイ「リンク先輩……」
魔人フィーナ「ふふっ。それにリンク、あなたたちには話してなかったわね。私とあの子が元々は1つだったって事を…」
シカダイ「いえ。七代目からの報告で聞いています…」
魔人フィーナ「……。もう1人の私はね、かつていた小さな村で人として扱ってくれなかったの…。研究所の人たちに寄って連れて行かれて……魔導の実験に使われていたから……」
シカダイ「何て酷い……」
リンク「………」
魔人フィーナ「あの実験はかなりハードでね、かつてティナやセリスが行ったアレと少し異なるのよ…」
シカダイ「魔導注入ですね?」
魔人フィーナ「ええ!」
リンク「……。何て可哀想に……」

部屋の外から話し声が聞こえる、その中にはもう1人の私の声も混ざっている。
そっか……、私は今このビーカーの中で眠っているんだね。
この世界で起きている戦争は今、終結しているんだ。
さっきから温かい感じがするけど、この温もりは一体誰……?
何度も私の名を呼んでいる優しい声、もしかして私の大切な人かな……。

レイン「……ナ、フィーナ!!」
フィーナ「……。レイン……、此処は?」
レイン「宇宙ステーションの医務室だ。ウイスさんに事情を話して、俺たちを此処に連れて来て貰ったんだ…」
フィーナ「……。もう1人の私は?」
レイン「大丈夫。魔人フィーナは消えていないよ、もう…クリスタルになることもないってザマス様が言ってたんだ!」
フィーナ「会いたかった…。会いたかったよ、レイン……」
レイン「………。俺も同じだ、ずっと君に会いたかった……」

レインは手慣れた動きで操作し、ビーカーの中から私の手を取る。
そして彼の力を借りつつ私はビーカーから出ると、本調子で動けなかった。
しかし安心も束の間だった、ビーカーから離れてしまったせいで私は洗脳されてしまう。
身体を乗っ取られてしまい、私は専用の宇宙服を着たままステーションを飛び出してしまった。

バンっ

スコール「レイン。窓を見てくれ!」
レイン「……っ!!あれは、フィーナ!!」
魔女イデア「宇宙服がある場所にあなたを案内します、私について来て下さい!」
レイン「はい。スコール、俺が不在の間シカダイたちを頼む!」
スコール「分かった。ママ先生、後は宜しく頼む!」
魔女イデア「分かりました。さあレインさん、急ぎましょうか!」
レイン「はいっ!」

やっといつものフィーナになったと思ったのに、一体何があったんだよ。
宇宙服がある部屋に案内して貰い、男用のサイズの宇宙服を着用する。
するとリンクが呼びに来て、コックピットに急いで到着すると思わぬ事態が起きた。
まさか……、月の涙が再び起きたって言うのか…。
くそっ、何とかしてフィーナを見つけ出さなきゃ行けないって時にこんなのってアリかよ!!

40話に続きます。

月の涙ですが、FF8本編から登場したネタです。
後5話程レイン・スコールサイドになるので、ご了承下さい。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.72 )
日時: 2021/09/26 21:24
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: MlJjY9/z)

第40話「フィーナを追って」

【宇宙ステーション 通路内】

ナルト「一体何があったってんだよ、フィーナに…」
サクラ「!?ナルト、あそこ見て!」

ちょっと待て、あの大群が地球に向かって来ているぞ。
あんなのが衝突したら、間に合わなくなっちまう。
そんな時だった、背後から俺らを呼ぶ声が聞こえたのは。
レインは必死でフィーナを探してるみたいだが、万が一宇宙の外に出ちまったら…。

レイン「七代目!!」
ナルト「さっきそこの部屋に入ったけど、もう手遅れだ…。このまま彼女はこの宇宙ステーションから飛び出るだろう…」
レイン「くそっ……!!」
サクラ「そろそろこの宇宙ステーションも危ないわ。ナルト、脱出しましょう!」
ナルト「ああ! レイン、お前はコックピットに行くんだ! もし外に例の彼女がいるとしたら助け出せるのはお前しかいない!!」
レイン「………。ですが、俺はヒョウとしてフィーナを傷つけてしまいました…」
サクラ「……。そうだ、エルオーネさんのようには上手く出来ないかも知れないけど…いのの力ならフィーナちゃんの心に話しかける事が出来るわ!」
レイン「……。宛にしていいんですね?」
サクラ「ええ。きっと大丈夫よ、レインくんの声さえ届けばフィーナちゃんは安心する筈だから…」

まるで、チャンスは一度きりしかない。
こんな時だからこそ、この俺にも出来る事がある。
まずはコックピットに行こう、そこにいるいのさんに俺をフィーナの中に入れてくれるか聞いてみよう。
サクラの言うように、エルオーネって人みたいに上手く行かない事もある。
だからこそなんだ、俺がこんな気持ちになったのは初めてなんだよ!

41話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.73 )
日時: 2021/09/27 08:08
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: MlJjY9/z)

第41話「大切な人の為に、フィーナの身に起きた出来事」

【宇宙ステーション 地下】

レイン「いのお願いだ。俺はこんなにも誰かの為にしたいと思った事はないんだ!」
いの「……」
レイン「頼む。俺を……、俺をフィーナの中に!!」
いの「分かったわ。エルオーネさんみたいに上手く行かないかも知れない、それでもいいかしら?」
レイン「ああ。それでもいい、頼むいの!!」
マルス「急いで位置について、レインさん!!」

そうだったな、もうこの場所そのものが持たないのか。
スコールや七代目たちは無事、脱出出来ただろうか。
それを信じながら俺は緊急脱出用ポットに乗り込み、無事宇宙ステーションを脱出する。
それとは別に、何かを感じたんだ…。

【回想:ラピスの世界 フィーナの家】

フィーナ『うん、こんな感じかな!』

ガチャっ

ガボ『フィーナ、遊びに来たぞ!』
マリベル『全くガボったら。いきなりあたしのいる村に来るなり、あんたに会いたいってしつこいんだから!!』
フィーナ『ふふっ。そこがガボらしくていいと思うわ、私は好きだよ…そう言うガボの明るさが!!』
マリベル『まあね。あたしもコイツといると何となく憎めないのよねぇ、あの馬鹿アルスに比べたらまだマシでしょうけど!』
フィーナ『ほらほら。もうすぐで出来るからじっとしてて!』
ガボ『本当だ。美味そうな匂いがするぞ!!』
マリベル『ガボったらほんっとに緊張感がないんだから、食べる前に手洗いするわよ!!』

これは……、俺がもう1つの世界で頑張っている時か。
穏やかな時間はいいけど、違うんだ!!
俺はこんな楽しい気分に戻りたいんじゃない、フィーナに起きた出来事を知りたいんだ。
いの頼む、もう一度俺をフィーナの中に取り組んで欲しい!!

【回想:パラディアの世界 ポーチカ村】

アーロン『よしっ、この村をアーロン帝国にしよう!!』
魚人たち『うおぉぉぉぉ……』
フィーナ『駄目。そんな勝手な事はさせないよ!』
アーロン『もうっ。中々強そうな娘さんだ、いい人材になりそうだ! シャーハッハッハッハ!!』
フィーナ『いや…。離して!!』
クロオビ『さあ、来るんだ!!』
フィーナ『助けて…。助けて、レイン!!』

今のが、フィーナの身に起きた光景。
俺がいない間フィーナは、時々あの村に来てくれていたんだな。
これで分かった、フィーナはあそこであいつらのやろうとした事を止めたかったんだ。
全ての光景を見た後、突然いのが倒れ始めたのを察する。
無理してあの光景を映し出したから、かなりのチャクラを消耗したんだろうな…。

42話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.74 )
日時: 2021/09/27 21:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第42話「宇宙の外へ、フィーナ救出」

【宇宙の外】

フィーナ「……。わたし、もう駄目かもしれない……。もう、無理かも知れない…」
『駄目だ、フィーナ』
フィーナ「私はこのまま……、宇宙の散りとなって……」
『諦めるな…。思い出せ、思い出すんだフィーナ!!』

何もかも、投げ出したかった。
そんな時、目の前に何かが浮かんだんだ。
これはレインから貰った、大切な婚約指輪。
さっきから聞こえるこの声は、レイン本人の声だ。

フィーナ「わたし……まだ……。頑張れる……かな。レイン!!」

ずっと頭の中で、彼に支えられた気がしたの。
きっとレインなら、私を見つけてくれる。
そう思って私は再び燃料を入れ出したけど、切れるのも時間の問題。
私は此処だよ、助けに来て…レイン!

【脱出ポット内】

レイン「フィーナの所に行く!」
いの「ふふっ。私の力なんて必要なかったね!」
レイン「いや。助かったよ、ありがとういの!」

ギギギギギギ……

マルス「これから外に行くのかい? 無茶だよ!」

ごめんマルス、こうなったら俺はやり遂げたい。
更に更に上へ行き、手慣れた手付きでボタンを操作する。
フィーナの動向を確認しつつ、彼女がこちらに来る気配を察したんだ。
良かった…良かったよフィーナ、やっと捕まえた。

【宇宙の外】

フィーナ「ありがとう、レイン! レインの声、聞こえたよ!」
レイン「何も言うな!」
フィーナ「ねえレイン。私たち、助かるかな?」
レイン「俺が助ける!」

だけど、空気燃料も危なくなっている。
このまま俺たちは、宇宙の散りとなってしまうだろうか…。
俺は目の前にいるフィーナを救えないだろうか……、いや。その逆だ!
今度は俺が助けるんだ、フィーナを!

43話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.75 )
日時: 2021/09/28 08:24
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

*作者からのお知らせです。

少し早いですが、46話から2章に入りますね。
メインキャラは、ぷよテトからティとりんご。
見守り側として、カワキとサイを保護者役にしようと思っています。
勿論ワンピースからはフランキーとロビンも出てきますよ。

戦闘は4章からになるので、もう暫くお待ち下さい。
第3章からは再びルイージメインの話を描く予定ですので、宜しくお願いします。
第2章の46話〜54話まではアイクXゼルダメインの話を描きたいので、ティたちの話はその後になりますのでご了承下さい。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.76 )
日時: 2021/09/28 21:42
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第43話「2人きりのモンスター退治」

【飛空艇ラグナロク 通路】

グォォォォォ……

フィーナ「……。モンスターがいるね」
レイン「どうやら、楽に行けそうな相手じゃないな!」

だからって、逃げる訳には行かない。
要は同じ色のモンスターを2体ずつ倒さないと、奴らは復活してしまう。
あの世界での経験を生かし、俺たちは乗り物内に住み込むモンスターを片っ端から倒していく。
まるで、闇のクリスタル…虚無の意思と戦ってるみたいだ。

レイン「よしっ、まずは紫のモンスターを倒したな。」
フィーナ「後は黄色と赤 緑だね!」
レイン「………」

ピリリリリリリ……

フィーナ「通信機? 誰からだろう…」
レイン「七代目から通信だ。こちらレインです!」
ナルト『よかった。今俺たちはエスタの人たちに助けて貰った所なんだ! そっちは何処にいる?』
レイン「ラグナロクの中です。しかしモンスターが住みついているので、流石に俺たちだけではキツいかも知れません…」
ナルト『いいだろう。今からサスケがそっちに向かうそうだ、話はお前たちからしてくれ!』
レイン「はい、分かりました!」
ナルト『じゃあな。幸運を祈るってばよ!』

ぷつんっ……

レイン「皆、無事だったんだな…」
フィーナ「………」
レイン「大丈夫だフィーナ。俺はどんな時でもフィーナの側を離れたりしないよ、グランシェルトの騎士として此処で宣言する♪」
フィーナ「うん、あのね…前の戦いの後の返事だけど……」
レイン「ああ…」
フィーナ「また王様に戻るときは言って。わたし、レインを支えたいから!」
レイン「フィーナ…」

それが叶うかどうかはまず、此処の状況を突破してからだな。
数分待ってると、時空間からサスケさんが現れる。
七代目に言われたように、これまでの事を簡潔に話すと理解してくれた。
凄いな貴方は、話の分かる人だよ。

44話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.77 )
日時: 2021/09/29 07:28
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第44話「男としての決意」

【飛空艇ラグナロク 客室】

サスケ「よしっ、何とか倒したな!」
フィーナ「凄い…。そのやり方、まるでもう1人の私みたい…」
サスケ「ふっ。後は俺1人で充分だ、お前たちはゆっくり休んでいろ」
フィーナ「でも……」
「大丈夫よ。私も援護するから…」
レイン「ティファ…」
ティファ「敵は後半分ってとこね。クラウドには私から事情話したらね、サスケの力になってくれって言われたの!」
レイン「ごめん、こんな時に俺たちは…」
ティファ「平気平気。加賀さんにも貴方たちは無事だって伝えたわ、でも…説教は免れないわよ?」
レイン「………」

やっぱ、説教は見過ごせないか。
マルスが危険だからって止めてくれたのに、俺はフィーナの事しか考えなかった。
待つ事数分が経過しようとした時、サスケさんたちが戻って来た。
どうやら無事残りのモンスターを倒した様子だ、本当にアンタたちは凄いよ。
それとは逆に胸騒ぎがするのは、気のせいだろうか…。

45話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.78 )
日時: 2021/09/29 22:06
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第45話「マァムとルッカ」

【死の山 山間部】

クロコダイン「よしっ。この辺りに魔物の気配はないな、俺とヒュンケルは見張っているから2人はゆっくり休んでいろ!」
マァム「でも……」
ヒュンケル「心配はないさ。異変があったら知らせる」
マァム「……」

他のみんなが頑張っているのに、私はどうしたらいいのかしら。
一時は僧侶の道を諦め、格闘家としての道を歩む事を決めた。
あのエクスデスをダイは1人で戦い、帰らぬ人になった。
出来るなら、もう一度会いたい。

パチパチパチパチ……

マァム「………。フィーナ、皆」

スッ……

ルッカ「ヒュンケルが暖かくなるから飲めって……」
マァム「ありがとう……」
ルッカ「懐かしいわ、この場所」
マァム「えっ?」
ルッカ「私もね。クロノにもう一度会うために登った事があったの。」
マァム「……」
ルッカ「私はただ、本来の姿を隠して…いつも強がっていたわ」
マァム「………」

それだけでも、格が違い過ぎる。
私はダイのために強くなりたかったし、皆に追いつくのもやっとだから。
こんなに真っ直ぐ言えるのは、凄いわよ。
なのに私は……、ルッカみたいに強くなんてないから敵わない!!

46話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.79 )
日時: 2021/09/30 07:27
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

次回予告
無事死の山の山頂に着いたマァムたち。
しかし彼女たちの前には、小さなラヴォスが待ち構えている。
ダイと再び会う為にもマァムは、アバンから教わった言葉を思い出す。

一方レインたちにも、別れが来ていた。
嫌われたくない事を恐れ、フィーナはエスタ兵に連れて行かれてしまう。
絶望感に覆われた彼を叱ったのは、ルイージだった。
彼の意外な一言に、レインは大事な事を思い出す。
果たして、2人の想いの行く末は一体!?

次回第3章:帰って来たルイージ

ルイージ「レインさんの馬鹿。フィーナさんと再び会うためにも、しっかりしてよ」

次章を、お楽しみに。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.80 )
日時: 2021/09/30 08:08
名前: 天竜 (ID: hr/PPTT1)

天竜です

次の章もルイージがメインなのですね

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.81 )
日時: 2021/09/30 08:14
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

キャラ紹介

ルイージ
緑の人気者。
ジャンプ力だけじゃなく、行動力も抜群で常に仲間をしっかり見ている。
時には弱気な一面を見せるレインを、厳しく叱る怖い一面もある。
お化けを克服しつつも、何故かすれ違う度に震え出してしまうちょっぴり臆病者。

「うう……、やっぱりお化けは怖いよ!」
「此処、ダイくんたちの世界なんだね!」
「駄目だよダイくん、謝るならボクじゃなくてマァムさんにしなきゃ!」

3章からは、ルイージ ティりん アイゼルの出番が増えて行きます。
先に46話と47話で、ルイージ再登場しますからご期待下さい。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.82 )
日時: 2021/09/30 21:00
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第46話「2人きりの時間」

【ユライシャ号 正門】

ハドラー「……。ではアイク殿、くれぐれもゼルダ様を危険に晒さないようご理解下さい!」
アイク「ああ。暫くゼルダと過ごすから、皆元気で!」
キルバーン「はい。アイク君も元気で!」

今の俺があるのは、メーア様のお陰だ。
かつて俺はダイとは何度か戦ったが、此処までの繋がりにはならなかった。
折角の貴重な時間を見守るのも、俺たち仲間の役目だ。
久しく元の世界に帰ってないが、今度はルイージたちを連れて行こう。

【トロデーン国領 トラペッタ】

ザワザワ ザワザワ

ゼルダ「ミーティア姫、トロデ王!」
トロデ「おおっ。アイクにゼルダ、久しぶりじゃな!」
アイク「何かあったのか?」
ポップ「ああ。ドルマゲスって野郎の足取りを掴んだらよ、とんでもねぇ事実が分かっちまったんだ!」
アイク「とんでもない事実?」
トロデ「そうじゃ。あやつはかつての師だったライラスを手にかけ、わしらに呪いを掛けた張本人なんじゃ!」
ミーティア「お父様。それは過去の出来事です!」

確かその話、ヒュンケルから聞いたぞ。
丁度あいつが、死の山に向かう寸前だったな。
急に此処で何があったのか、あいつは語ってくれた事があった。
あれは…出掛ける数分前に、遡る……。

【回想:ユライシャ号 アイクの部屋】

がちゃっ

ヒュンケル『アイク。身支度中済まないが、少しだけ時間いいか?』
アイク『ああ。構わないぞ』
ヒュンケル『色々調べて回って分かったのが1つだけだ、その1つが……ドルマゲスが招いた悲しい過去の出来事』
アイク『あいつ、自分の師匠にまで手に掛けたのか!?』
ヒュンケル『そうだ。マスター・ライラスはあいつを立派な弟子にするつもりだった、あの頃の俺みたいにな…』
アイク『………。まるで親父も似たような事で、漆黒の騎士に殺されたのと同じやり方だ…』

だが、親父が生きているのはマスターのお陰だ。
つまりダイもまた、あの方法を使わなくても戻って来ると俺は思う。
それにはやはり、マスターの力を借りるしかないって事になるだろうな。
その日が来るのは恐らく、かなり先になるだろう…。

47話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.83 )
日時: 2021/10/01 08:34
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第47話「再合流」

【ラグナロク 客室】

しゅうぅぅぅん……

ルイージ「ただいま。」
レイン「ルイージ、どうやってこっちに?」
ルイージ「本当は本部に帰還する予定だったんだけど、近くに君たちがいるってヤマトさんから報告があったんだ。」
レイン「………」
ルイージ「フィーナさんは??」
レイン「フィーナは…魔女になった。イデア先生の力を受け継いだんだ、少し前にフィーナを迎えにエスタ人が来た。フィーナはエスタに行った…」
ラスウェル「追いかけるぞ!」
シュルク「無理矢理連れて行かれたのかい?」
レイン「違う。フィーナが望んだ事だ、俺たちに嫌われたり…触れてくれなくなる。それが怖いと言って…」
ルイージ「いい加減にしてよ。そんなの貴方の本心じゃないでしょ!? ボクがいない間宇宙に行ってまで彼女を追いかけたのは何のため?」
レイン「………」
ルイージ「もう会えなくなるからエスタに引き渡すため? 違うよね、フィーナさんと一緒にいたいからなんだよね!?」
レイン「ルイージ……」
ルイージ「もうっ。レインさんの馬鹿、少しは騎士としてもう少し堂々としてよ!」

ルイージに馬鹿って言われた、こんな事初めてだ。
何をカッコ付けているんだ、俺は。
あんなに聞きたかったフィーナの声、もう聞けなくなるかもしれないだろ。
口先だけ騎士だなんて、カッコ悪いよな…。

48話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.84 )
日時: 2021/10/01 11:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第48話「レインの決意、ラグナロク発進」

※49話から暫く、アイゼルサイドと交互に描いて行きますのでご了承下さい。

【ラグナロク 客室】

シュルク「決まりましたね。」
レイン「何とか今起きている事とアデルを阻止しなければならない、いのの行方も結局わからないけど…。今分かっているのはフィーナの事だけだ、フィーナを取り返しに行く!」

確かに、あんな決断は俺の本心じゃないよな。
暫く振りにルイージと再開したけど、グランシェルトの騎士として恥ずかしいと評価。
普段の俺は生意気で、皆に世話焼かれてばかりだからな。
すると、飛空艇内から大きく揺れ始めた。

ゴォォォォ……

シュルク「ヤバいね!?」
ルイージ「ねえ…。あんまり考えたくない構図なんだけど…」
シュルク「操縦席にエアリスさんが座っていて…」
ルイージ「「飛んじゃったよ〜♪」って楽しそうに…」
レイン「…。その横では言いたかないけど、ロックが微笑んでる…てとこか?」
ルイージ「うん。とにかく、コックピットに行こうか!」

さっきの揺れも、気になるからな。
気がつくと、PTは俺とシュルク ルイージになっていた。
客室を後にし、コックピットに向かうエレベーターに乗る。
嘘だろ……、本当に飛んでいるのか俺たちは。

【コックピット】

エアリス「飛んじゃったよ〜!」
ロック「なっ? 俺のエアリスは何でも出来るだろ♪」
レイン「飛べたのか?」
エアリス「うん。適当にスイッチ押したら飛べたんだ! でも、落ちる心配はないよ!」
ルイージ「未来の出来事なんて、誰にも分かるわけがない…。今の時間そのものを生きれば、僕たちにもチャンスはあるね!」
シュルク「さあレインさん、いっちょ決めて下さい!」
レイン「ああ。エアリス、エスタに向かってくれ! 多分フィーナは魔女公民館にいるはずだ! 行くぞ皆、フィーナ奪還作戦だ!!」
全員「お〜!!!」

その中には、グランバニア夫妻も含まれている。
ルイージはかなり回復し、ハンコックからこちらに来る許しを得た。
フィーナを取り返しに行くとしたら、やはりハドラーは必須だな。
後1人をさなかルビィにしたいとこだけど、ルビィがガタブルしそうなんだよなぁ。
此処は何事にも動じない、さやかを同行しよう。
彼女の得ている白魔法は、結構頼りにしているからな。
もう少しの辛抱だからなフィーナ、必ず君を迎えに行くよ。

49話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.85 )
日時: 2021/10/01 11:57
名前: 天竜 (ID: p3cEqORI)

天竜です

確かにルビィちゃんは怖がりそうですね。さやかはそんなことないので大丈夫ですね

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.86 )
日時: 2021/10/01 15:58
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

やっぱそうですよね。
だから、最終調整としてレイン ハドラー さやかにしました。
さやかなら、背中を押してくれる気がします。

ネルさん
ルイージを連続で出しました。
評価、お願いします。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.87 )
日時: 2021/10/01 17:25
名前: ネル (ID: Rdn6eSoY)

ネルです(・ω・)ノシ
ネル「よっしゃああああああ!!」
ドロッチェ「うるせぇよ…ε-(ーдー)ハァ」
ネル「だってテスト終わった後にルイージがたくさん出てるんだもん!!ここはオアシスですか?<●><●>カッ」
デデデ「…;あ、首大丈夫か?」
ネル「痛いです…(´;ω;`)」
ドロッチェ「だろうな…;」
ネル「評価?んなもん100点満点なら860点だろう!?」
宇髄「ちょwww」
以上です

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.88 )
日時: 2021/10/01 17:39
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

しっかり者ルイちゃん、降臨です^ ^
帰って来て早々、仲間を叱っています。

ダイの復帰も、近いかもしれませんよネルさん。
ハンカチ持参、忘れないでね…。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.89 )
日時: 2021/10/01 20:32
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第49話「小さな敵、プチラヴォス」

【クロノの世界 AC2300年 未来 死の山】

マァム「!?何、とげみたいな雨は!!」
クロコダイン「マァム気を付けろ、こいつは殻を攻撃するとニードルで反撃して来るぞ!」
ヒュンケル「それだけじゃない。眠り攻撃もあるから油断しない方がいい」

くそっ、本来なら実体験者であるルッカの役目だが。
今は眠りに掛かっているから、俺が説明するしかない。
幸い俺にも少しだけ回復要素があってな、こちらに来る途中マリベルから教わったんだ。
ルッカたちの救援に、俺とクロコダインが呼ばれて支度をしていた頃に遡る…。

【回想:ユライシャ号 ヒュンケルの部屋】

がちゃっ

ヒュンケル『行くぞ、クロコダイン!』
クロコダイン『ああ。先行しているマァムたちが心配だ、急いで合流しよう!!』
『ねぇ、ちょっと待ちなさいよ!』
ヒュンケル『マリベル…』
マリベル『ヒュンケル。アンタは確か…回復呪文を教わってなかった筈だったよね…?』
ヒュンケル『ああ。使う機会すらないと思っていたからな…』
マリベル『馬鹿ね。万が一の事も考えなさいよ、もしマァムお姉様の魔力が切れかけたら誰が回復すんのよ!!』
クロコダイン『俺は戦士系ポジションだから、ガードは出来るが…魔力は少ないからな…』
マリベル『ふふんっ。だからこそなのよ、今はじっとしていなさい! 行くわよ!!』

言われたままじっとしていると、体の中から優しい光が包まれていると感じた。
これが、この光が白魔法なのか…。
一気に俺の頭に叩き込まれ、これを使うのはマァムたちがピンチの時だと察した。
無事に帰ったらお前に礼を言わなければならないな、マリベル。

【現在:死の山 最深部】

ヒュンケル「頼む。目を覚ませルッカ、白魔法・エスナ!!」
ルッカ「……。うっ……」
クロコダイン「おおルッカ、大丈夫か。何があったか覚えているか?」
ルッカ「そうだ。確かあいつの眠りをくらって……」
ヒュンケル「後は奴の口を魔法メインで集中して攻撃すればいい。ルッカ、頼めるか?」
ルッカ「勿論、任せなさい!」

成程な、エスナはステータス異常を回復する効果があるのか。
つまり、状態回復と言うことか。
あと少し奴の戦力を削れば、最初のプチラヴォスを討伐する事が出来る。
援護は心配するな、思いっきりやってくれ!!

50話に続きます。

最新話、更新です。

ネルさん
ヒュンケルとクロコダインが頼りになってますよ、いかかでしょう?
是非感想、聞かせて下さい!!

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.90 )
日時: 2021/10/01 22:00
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第50話「赤面のゼルダ」

【本屋】

ゼルダ「………。あっ、テレシアさんの世界観の攻略本がありましたわ!」
魚谷ありさ「お客さん。良かったらそちらの商品、半額に分けましょうか?」
ゼルダ「で、ですが…」
花島 咲「いいのよ。店長である私なら綺麗な女性の頼みを断る訳には行かないわ…」
魚谷ありさ「今回は特別。いい1日をお過ごし下さい…」
ゼルダ「あ、ありがとうございます…!」

アイクさんは急に、代理で呼ばれたと言って午前中はいませんの。
買いたかった攻略本がありましたから、これでコツをお勉強出来ますわ。
人混みはないですが、カップルたちで賑わっていますわね。
公園に到着すると、見覚えのある方が寝ていましたわ。

【任天公園】

アイク「ZZZZZ……」
ゼルダ「……。お邪魔になりますから、立ち去りましょう!!」

カサカサカサカサ……

アイク「…っ!!ぜ、ゼルダ!!」
ゼルダ「えっ!?」

がしっ……

アイク「………」
ゼルダ「あ、あの…アイクさん?」
アイク「済まない。此処でゼルダを待っていたら急にアレが来たんだよ…、マジでビックリした…」
ゼルダ「ふふっ♪」
アイク「笑うなよ、恥ずかしいだろ…」
ゼルダ「アイクさん、本当にアレが駄目なんですね…」
アイク「ゼルダこそ、コイツが付いてたぞ?」
ゼルダ「きゃっ!!」
アイク「ははっ。俺たち、似たもの夫婦だな!」

アイクはゴキブリが苦手で、私は毛虫が駄目なんです。
特にくっつく物自体苦手なのに、アイクさんったら失礼極まりないですわ!
自分は慣れてるからってからかうなんて、笑止千万にも程がありますわ。
まあ、遅れて到着した私も人の事は言えませんわね…。

51話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.91 )
日時: 2021/10/01 23:51
名前: トクマ (ID: Jolbfk2/)

 初めまして謎の女剣士さん。自分はしがない作者のトクマと申します。
 少しばかり離れていましたが、縁あって恥ずかしながら戻ってきました。

 物語の方を読ませて頂きましたが、一話一話しっかり作り込まれていて、おもしろかったです。
 口調もブレず、キャラもしっかりと主張できており、自分にはないモノがあって、恥ずかしながら勉強になりました。

マリオ「お前の投稿って最短でも一週間だよな」
リンク「その上キャラがブレたり、誤字が多かったりしてるし」
ピカチュウ「カービィ、あれが先輩風を吹かせてるダメな先輩だよ。真似しちゃダメだからね」
カービィ「ハァーイ!」

 しゃーらっぷ!
 しゃーらっぷ!

ルフレ「なぜ二回言った」

 そして最新話は……アイゼルですか。カキコではあまり見ないカップリングなので新鮮ですね……

マリオ「リンクを隔離しろぉぉぉ!! 戦争が始まるぞぉぉぉ!!」
リンク「始まらねぇよ」
トクマ「……あ、あの……大丈夫なんですか……その……」
リンク「……こちらのゼルダとあちらのゼルダは違う世界だ。別に怒る必要も理由もないだろ」
ルフレ「……リンクさん……」

リンク「……それに……こっちのゼルダと違って……天然ドSを発動しない甘い空気を……羨ましく思っても……ないからな……」
トクマ「なんか申し訳ありませんでしたぁ!!」
マリオ「リンク、きょうは休もう! 早めに休もう!!」

 無理せず、頑張ってください。
 それでは!!

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.92 )
日時: 2021/10/02 06:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第51話「リンクの静かな怒り」

【クラウドとティファの世界 セブンスヘブン】

カランカランっ……

ティファ「リンク。いつも悪いわね、急な注文ばかりで」
リンク「大丈夫です。そういえば姫は?」
ティファ「うん。今は羽根を伸ばしたいって言ってゴールドソーサーに行ったわ、そしたらクラウドが危ないからガードするって言ってくれてね」
リンク「……。大丈夫でしょうか、ピーチ姫」

いくら、戦いがないからとは言え危険です。
クラウドさんもこんな危険な配達を、コツコツとこなして行ってますからね。
前にトワリンから珍しく連絡が来た時、ビックリしたなぁ。
丁度ポップくんと、今後の事を話していた時かな…。

【回想:ユライシャ号 会議室】

パサッ

ハドラー『ポップよ。このケフカとやらについてだが、最終形態になるとかなり危険になって来るぞ』
ポップ『ああ。カオスを超えて、終幕が近づく…恐らくこの言葉は…、ミッシング・ゼロを繰り出そうとしているぞ』
サラダ『要するに。この形態に辿り着く前に、指定された人が倒されないといいですね…』
ポップ『確実とは行かねーけど、やられるとしたら…ガボかマルスだな…』
ハドラー『ならば。その2人は最後ら辺に回して置いた方が安心だろう、これから待ち構えているならまずはアーロン一味を確実に倒してからだ!』

魚人海賊団・アーロン一味。
自分が夢見る帝国を実現するために、かつて彼はナミさんを連れ去った。
そんなの…、そんな事…許せる筈がない。
逆に僕なら怒りで我が狂いそうになり、そいつを倒すまで収まるわけには行かないよ!!

【現在:セブンスヘブン 地下】

「……さん、時さん!!」
リンク「はっ!! あっ……、トワリン…」
トワイライトリンク「魘されてましたけど、大丈夫ですか?」
リンク「うん。何か嫌な夢、見てたみたい…」
炭治郎「きっと疲れているんですね。今夜はこのエッジの街で泊まりましょう!」
善逸「そうだな。あ、ティファさんから後片付け頼まれてるから俺行くよ!」
トワイライトリンク「待ってくれ善逸。俺も行くよ!!」
リンク「………」
炭治郎「もしかして、俺とリンクさんの為に気を遣ったんでしょうか…?」
リンク「多分……」

現にマァムさんたちは、ダイくんを迎えに行ったままだ。
何で長く一緒にいる筈のポップくんが、同席しなかったのかが気に食わない!
元魔王軍の2人が味方に付いてくれるのに、君が自ら志願しないのはおかしい。
ちょっと、説教して来る!!

【1階フロア】

クラウド「よく寝れたか?」
リンク「はい。ピーチ姫は?」
クラウド「かなり疲れていたからな、子供たちに彼女の事任せて来たよ」
リンク「……。変わったね、クラウドくん」
クラウド「自分自身から逃げるのをやめただけだ。こんな俺を信じてくれるアンタや皆の期待を、俺は裏切りたくないからな」
リンク「そっか……」
クラウド「そうだ。今日はポップがこちらに来ると聞いたぞ、俺たちのお店を祝福すると言っていたからな」
リンク「僕も手伝うよ、何かしないとじっとしていられないからね!」
クラウド「リンクならそう言うと思ったよ。互いに守るべき人は違うが、そこがアンタらしいからな」

僕らしい……、違うよクラウドくん。
僕だって、生半可な気持ちでいたくないだけだよ。
子リンに良く怒られたよなぁ、少しは兄としてしっかしてと!
皆が出るって聞いた今作は結局、僕の復帰は叶わなかったからね。
空さんもマリオさんと共演出来ただけで、凄く満足していたからなぁ。

52話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.93 )
日時: 2021/10/02 06:56
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

トクマさん
こちらでは初めましてになりますね。

そうなんですよ、相手が違くなってもウチのアイクとリンクはそんな小さな事で怒りません。
そちらのリンクの言う通り、こっちのゼルダさんはしっかり者ですよ。
時には恥ずかしがり屋さんですが、こっちのアイクがしっかりリードしますから安心して下さい。
まあ、素直に羨ましいと言ってもいいのに。

最新話ですが、リンピチサイドです。
ピーチは出て来ませんでしたが、次のお話に登場しますのでもう少しだけお待ち下さい。

ありがとうございます、体調に気を付けながら更新頑張りますね。
それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.94 )
日時: 2021/10/02 10:29
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第52話「リンクの秘めたる想い」

【エッジの街 ストライフ家2階 リビング】

パチパチパチ……

ピーチ「………」

いつかリンクとデートをする為に、毎日クラウドと予行練習して来たんだ。
当の本人が一緒だと私、恥ずかしくて中々言い出せない気がする。
あの場所、色んな遊び場があったなんて知らなかったわ。
ゴンドラだけじゃなく、イベント会場まであったなんて正直驚いたもの。

がちゃっ

リンク「姫? 眠れませんか?」
ピーチ「…っ!!!」

ばしゅ〜ん(ピーチが慌てて逃げ出す音)

リンク「……。ってピーチ姫、勝手に1人で外に出るのは危険ですよ!!!」

私、馬鹿みたい…。
折角クラウドや皆に気を遣って貰ったのに、恩を仇で返してしまうような行動を取ってしまうなんて。
かなり走って来たから、何処まで来たのか分からない。
気がつくと私は、いつの間にかリメイクの世界に来ていた。
この光景は……、あの頃の光景とは全く違う風景ね。
あの事件の後だから、復旧作業をしているんだわ…。

【FF7Rの世界 七番街スラム】

ポンっ

リンク「さ、探しましたよ…姫」
ピーチ「どうして追って来たの? 私はあなたを危険な目に合わせたくないから離れたのに…」
リンク「それは姫の本心じゃありません…」
ピーチ「まだ言ってるの? 私の側にいない……ッ!!!」

ぎゅっ……

リンク「これでも。これでも僕を信用しないんですか?」
ピーチ「……。ど、どうしてこんな私を……?」
リンク「あの頃から僕は姫、あなたをお慕いしていました! 初めて共演したあの頃から、僕はあなたの騎士になりたくて此処まで頑張って来れたんです!!」
ピーチ「……。じゃあ、あの時から私はリンクに守られて来たって事?」
リンク「はい。あの頃からの付き合いです、昔も今も僕が好いている人はピーチ姫…あなたなんです!!」
ピーチ「……ッ!! うっ……、ううっ……」
リンク「今は思いっきり泣いて下さい。泣き止むまで僕が、姫の側にいますから…」
ピーチ「リンク……、リンク!!!」

本当に私は、リンクには敵わないわ。
ルッカさんみたいにずっと、物分かりのいい女の振りをしていたのが馬鹿みたい。
いつだったか、ティーダが言ってたわ。
言いたい事も言えないまま自分の気持ちを押し殺すなんて、後悔するだけッスよと。
でもリンクの言葉は偽りじゃない、ちゃんと私を好きと言ってくれる真っ直ぐな言葉だわ。
ごめんなさいリンク、そして…ありがとう。

53話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.95 )
日時: 2021/10/02 14:59
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第53話「炭治郎とルイージの異世界冒険 ぷよテト編」

※53話から暫くの間、炭治郎&ルイージメインのシナリオストーリーになりますのでお付き合い下さい。

【テト号 娯楽室】

ティ「やあ炭治郎、ルイージ! 久しぶりだね」
ルイージ「ティくん。たまにはすずらんに顔出しているの?」
ティ「まあね。今はりんごもこっちで生活してるんだ!」
炭治郎「前から気になってたけど、君たちは何か事件とか起きなかったかい?」
アイ「随分前になるけど。2つの世界が1つになってしまった事件があったよ」
炭治郎「ぷよぷよの世界と…」
ルイージ「テトリスの世界が…」
2人「1つになっただって!?」

つまり俺やルイージにとっては、貴重な経験話になるぞ。
話を聞いてみると、先代王者・エックスが2つの世界を1つにしてしまったらしい。
各自その事は知らず、今まで通り平和な世界で過ごして来た。
ぷよぷよの世界ではアルルたちがりんごの元に飛ばされて、そして此処に来たって感じかな…。

炭治郎「要するに。アミティさんとアルルさんをりんごさんの世界に飛ばしたのはエコロって事かな?」
ティ「まあ、そうなるな!」
りんご「あの時は何でこうなったのか、さっぱり検討もつきませんでしたよ…」
ティ「俺もだりんご。あの時はサタン様やエコロの仕業だと疑っていたけど、まさかエックスが犯人だったなんて信じられなかったからな…」
りんご「たまにティが実家に行くって言うので、私も一緒に来ているんですよ!」
炭治郎「良かったら、俺たちにそのテトリスとぷよぷよを教えてくれないかな?」
ティ「ああ。勿論構わないよ、そうだろ? りんご」
りんご「はい。経験者である私たちが自ら教えますから覚悟して下さいね!」

まずは、ぷよぷよ講座を行う事になった。
赤や黄色などと言った、指定されたぷよぷよが現れる。
もし連鎖を狙っているなら、このやり方で行けばいいのか…。
そして、色と色が合ったら消して行く。
確かにコツを覚えるには、連鎖などのテクニックを掴む必要があるな。

54話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.96 )
日時: 2021/10/02 21:04
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第54話「初めての経験 ルイージVSりんご」

【テト号 エンジンルーム】

ティ「よしルイージ、まずりんごを練習相手でやってみてくれ!」
ルイージ「うん…。やって見る!!」

相手も、テトリス操作だね。
基本は兄さんから沢山教わってるから、これを実践で試すだけだ。
最初は4段位まで、テトリスになるように積み込む。
この青いIの字を空いてる箇所にやると、これで行ける!!

ルイージ「テトリス完成♪」
りんご「あいたたたっ!!」
炭治郎「い、いきなりテトリス発動だなんて…」
ティ「どうやら彼。マリオから基本操作を学んでいるみたいだ…」
炭治郎「凄い……、見てるだけでも凄いぞ…」
ルイージ「あ、また出来ちゃった!」
りんご「ううっ……。次は予習して来ます〜」
ルイージ「元気になったら、また勝負してね♪」

負ける時は、頭の上から林檎が降るけど。
勝った時は、投げてキャッチの繰り返しになるんだね。
まだまだテトリス初心者だから、教えて貰う事は沢山あるかな。
次は、炭治郎とティのぷよぷよ対決かな。
全集中を活かして、どうやって行くのかなぁ炭治郎は。

55話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.97 )
日時: 2021/10/03 08:22
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第55話「異変」

【テト号 コックピット】

ばんっ

シェゾ「大変だティ、アルルたちがいる青き星に異変が起きているらしいぞ!」
ティ「何だって!!」

炭治郎に少しでも早く、ぷよぷよを使い慣れて欲しいとこだけど。
此処は一旦中断し、早めに離陸しよう!
テト号は星座空間からアルルたちがいる青き星に向かって、テト号を発進する。
久々に訪れたけど、辿り着いたのはすずらん商店街みたいだな…。

「シェゾ、ティー!!」
シェゾ「ドラコ。何かあったのか?」
ドラコ「アタシ、ウィッチに頼まれてアルルたちの世界を巡回してたんだけど…見たことない黒い物体が大量に発生してるんだよ!!」
ティ「それでサタン様は?」
ドラコ「アイツなら真剣な顔で原因を突き止めてる最中だよ。とにかく助けて、アタシたちだけじゃ阻止しきれないよ〜!!」
りんご「実家が心配ですね。ティ、急ごう!!」
ティ「ああ!」
シェゾ「よし。炭治郎、ルイージ! 俺たちはドラコと一緒に例の奴らを倒しに行くぞ!」
炭治郎「はい!!」
ルイージ「………」
炭治郎「……? ルイージさん、どうかしましたか?」
ルイージ「黒い物体……。多分、亜空軍かも知れないね…」
炭治郎「成程…。君の見知ってる敵なら話は早いよ。シェゾさん、案内して下さい!!」
シェゾ「ああ。こっちだルイージ、炭治郎!!」

まさか、亜空軍がプリンプにも湧いて来たって事だろうか。
今青き星に到着すると、最初に会ったのはドラコと言う緑の髪の女の子。
少々生意気なとこは善逸によく似てるけど、大丈夫だろうか…。
きっと大丈夫だ、向こうにはポップさんたちが付いているんだ。

【プリンプ】

炭治郎「何て事だ……」
ルイージ「……。此処までプリムたちが大量発生しているなんて…」
「いっくよ〜、ブレインダムド!」
「浴びときな、おやすみ!」
ルイージ「ティーダさん、アルルさん!」
ティーダ「ルイージ、炭治郎!!」
アルル「良かった。元気そうだね、ルイージたち!!」
シェゾ「ティーダ。他の場所はどうだ?」
ティーダ「ああ。魔導学校の方は何とかシグたちが阻止出来たけど、この先のナーエの森が防ぎ切れない状況なんだ…」
アルル「確かボクがサタンを探していた森だね。カーくん、道案内頼めるかな?」
カーバンクル「ぐっぐぐ〜ぐ〜♪」
炭治郎「……。要するに「うん、僕に任せて!」と言いたいのかも知れないね…」
アルル「後はボクたちに任せて。シェゾは2人の事頼んだよ」
シェゾ「ああ。ティーダ、俺がいない間アルルを頼む!!」
ティーダ「ああ、任せろ!!」

へへっ、ブリッツの練習試合には持って来いの準備運動ッスよ。
だけど、大量発生している原因をサタンが調べている最中だ。
先に着いているティとりんごの加勢にも行きたいけど、今頃ナルトが動いている筈だよな…。
もしかしたらユウナも、抜擢するかも知れない…。
久しぶりの長期戦だ、俺たちが絶対に阻止して見せるッスよ!!

56話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.98 )
日時: 2021/10/03 17:02
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第56話から59話までは、ダイ復帰イベントを描きます。
マァムの涙、上手く描けるか自信ないですが頑張って描きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.99 )
日時: 2021/10/03 21:04
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第56話「ダイのいる頂上へ」

【死の山 中間部】

クロコダイン「…。やはりな…」
カワキ「クロコダイン。何か分かったのか?」
クロコダイン「ああ。クロノから聞いた通りだ、あの坂は滑り易くなっていたらしいからな」
ルッカ「それで何度も落ちたって事だったのね…」
マァム「ヒュンケルは?」
カワキ「ああ。ヒュンケルの件だが、ルイージたちの加勢に呼ばれたからと言って俺と交代したぞ!」
マァム「まさか、ルイージくんたちにも胸騒ぎが起きている…?」

そうだとしたら、急いでダイを復活させなくちゃ!
そう言いかけた時、最後のプチラヴォスが顔を出す。
だけどこいつは最後だから、口のみを狙えばいいわね!
行くわよみんな、私たちの力を見せつけてやるべきよ!

マァム「バギマ!」
ルッカ「燃えなさい!!」
カワキ「クロコダイン、決めてやれ!!」
クロコダイン「ああ。行くぞ、獣王会進撃!!」
カワキ「くっ……、殻の反撃か!!」
マァム「回復するわ、ベホマラー!」
クロコダイン「よしっ、あと一撃だ! 今だ、ルッカ!!」
ルッカ「ええっ! 燃えちゃいなさい!!」

よしっ、これで全てのプチラヴォスを倒したぞ!
上に登るにはまず、この殻をこうするしかないな…。
これで、頂上に行く道が完成したな。
ようやくあいつと…、ダイとご対面出来る。
ヒュンケル、後で取って置きの話をするから待っていてくれ。

57話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.100 )
日時: 2021/10/03 21:28
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第57話「届かない祈り」

【死の山 頂上】

『此処が……、死の山のいただき

スッ……

マァム「お願い。私に力を貸して、夜に震えるすべての想いよ…闇に立ち向かう全ての生命…」
クロコダイン「ダイ!!」

私の持つ時の卵。
クロコダインが持っている、ペンダントが共鳴し合っている。
私たちの祈りはもう少しで届く筈だった、だけど…空へと消えてしまった。
そんな、砕けてしまうなんて!!

ばたっ

マァム「そんな…、私たちは何の為に此処まで来たの…?」
クロコダイン「気を落とすなマァムよ。やはり人の命まで、俺たちに変える事は出来ないと言う事か…?」
マァム「…………」
カワキ「マァム……」
マァム「……。お願い!! お願いだから返事をして……、私を置いて遠くに逝かないで………」
カワキ「………。もう少しだけ堪えろ、今だ!! 言いたい事を話すんだ!!」
マァム「ええ……。聞こえているなら返事をしなさいよ……、これ以上無視しないでダイ……。ダイーーーーーーー!!!」

カワキくんの勇気を支えに、私は思いっきり叫び出した。
すると空がゆっくりと暗くなり、私たちは止まったあの場所に行く。
此処って……、瓦礫の塔の最初の場所だわ。
つまり私たちしか色はないって事は、それ以外の時間は止まっているんだわ。

【タイムフリーズの世界】

マァム「ダイ!!」
ルッカ「クロノ・トリガー…。時の卵……」
カワキ「過ぎ去った時間の俺たちか…。本当に戻って来れたんだな、この瞬間に…」
クロコダイン「どうやら、俺たちの時間以外は止まっているようだな…」
マァム「後は……、このダイにそっくりな人形と本人をすり替えれば……」
ルッカ「良かった……、良かったわダイ!!」
クロコダイン「感動の再会は後回しだ。今は此処を離れよう!!」
カワキ「ああ。さあ行くぞ、みんな!」

生前のダイはいつも、弱き者を守る勇者だったわ。
それとは逆に、闇のレインさんが最近現れたの。
ずっと片腕だったアルスくんが裏切り者になって、今は古代の岬で彷徨っているみたい。
つまり、新たに現れたあいつこそが本当の黒幕って事になる筈だわ。
まずは女神様の塔に行って、彼に対抗する為の方法を聞いて来た方がいいかも知れないわね。

58話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.101 )
日時: 2021/10/04 08:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第58話「おかえり、ダイ」

※涙腺全開で行きますから、ハンカチを持参して下さいね。

【死の山 頂上】

「………」
マァム「ダイ……。おかえりなさい、ダイ……」
クロコダイン「良かった。本当に良かったな、ダイ……」

するとダイは静かに目を開けて、回りを見渡している。
まずは一緒にいる仲間たちを見てから、私へと視線を送る。
彼は何か言いかけているけど、私から先に言わせて欲しいの。
どれだけ耐えて来たのか、あなたにちゃんと聞いて貰いたいから。

BGM設定:セリスのテーマ

マァム「皆……。皆、あなたの帰りを待っていたのよ…」
ダイ「……。そっか、俺がこうなってしまったから皆に心配を掛けてしまったんだね…」

違う……、違うのよダイ。
私はそんな事が、あなたの弱音を聞きたいんじゃないの。
勿論あなたの本音も聞きたい、その前に私の想いをダイに聞いて欲しいから。
気がつくと私はいつの間にか、あなたに抱きついていたわ…。

ぎゅっ……

ダイ「えっ……!? ま、マァム??」
マァム「もう……。私たちを置いて遠くに逝かないで………」
ダイ「マァム………」
マァム「ダイ。あなたがいない間、色々な事が……たのよ……そこでね、そこでね…私が……したの……」
ダイ「………」
マァム「ねぇダイ。ちゃんと聞いてるの? まだまだ全然……話し足りないんだから……」
ダイ「マァム…、ごめんね……」
マァム「……。謝るのは私の方だからいいのよ、迎えに行くのが遅れてごめんなさいねダイ……」
ダイ「ううん。マァムは悪くないよ、ちゃんと此処に来てくれるって……俺は信じていたからね……」
マァム「………。うん、ありがとう。そして、おかえりなさいダイ……」
ダイ「ただいま、マァム……。あのね、恥ずかしい頼みかも知れないけど…聞いて貰っても良いかな?」
マァム「……。突然どうしたの?」
ダイ「………。今度は俺からマァムを抱き締めて、良いかな…? いつも君から抱き締めて貰っているから…逆に悪い気がするんだよね……」
マァム「ええ。勿論いいわよ、ダイ!!」
ダイ「マァム…。ありがとう、大好きだ!!」
マァム「!?きゃあっ! ち……ちょっとダイ、いくらなんでも大袈裟過ぎよ!!!」

ルッカたち、今は邪魔しては行けないと察して気を遣ってくれたんだわ。
今此処にいるのは、私とダイの2人だけ。
闇のレインと戦う為にも、仲間はもっと必要になってくるわ。
でも……今だけはもう少し、こうしていたいの。
この時間こそが、私たち2人に許された最後の時間その物かも知れないから。

59話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.102 )
日時: 2021/10/04 08:50
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

作者が出勤前なので、アンケートを置いておきます。

次回作ですが、恋愛 ほのぼの 冒険で引き続き描いて行こうと思います。

主人公を、>>0にある作品から選んで下さい。
皆さんからの参加、お待ちしています。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.103 )
日時: 2021/10/04 10:02
名前: 天竜 (ID: UEHA8EN6)

天竜です

次回作の主人公ルビィちゃん(黒澤ルビィ)でお願いします

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.104 )
日時: 2021/10/04 16:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

分かりました。
恋人設定はどうしますか?

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.105 )
日時: 2021/10/04 16:15
名前: 天竜 (ID: xLaEhu2C)

天竜です

恋人設定ありでお願いします。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.106 )
日時: 2021/10/04 16:59
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

分かりました。
じゃあ、ルビィはウソップとくっ付けれるように頑張りますね!

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.107 )
日時: 2021/10/04 20:33
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第59話「2人きりの休息」

【ユライシャ号 ダイの部屋】

ダイ「………」

まだ、夢でも見てるみたいだ。
時間が止まったあの場所で、皆が俺の名を呼んでいたような気がしたんだ。
まるで、あの人たちに言われたよ。
「わしらのとこに来るのは、まだ早い」と……。

ガチャっ

恋次「ようダイ。マァムさんがお前の事呼んでたぞ!」
ダイ「はい、今行きます!」

一部の皆は、驚きを隠せなかったけど。
時には涙を流し、時には笑顔で俺を受け入れてくれたりしていた。
特に涙目だったのが、ポップとクロコダインだったけどね。
もしマァムや皆の気持ちに応えていなかったら、俺はずっとこの世にいなかったんだろうな…。
大切な人を…マァムに心配を掛けるなんて、俺自身がどうかしてるよ。

【甲板】

ダイ「マァム……」
マァム「……。やっと、胸を張って言えるわ!」
ダイ「えっ!?」
マァム「ごめんダイ、1発だけ許してね!」
ダイ「…!?」

ばっし〜ん

マァム「………」
ダイ「ま、マァム……? どうして…?」
マァム「ダイの馬鹿。私だけじゃなくて皆にまで心配を掛けて…」
ダイ「………」
マァム「本当に……。本当にもう会えないかと思ったのよ…?」
ダイ「ごめん…、マァム…」
マァム「見てダイ。今私のお腹、大分大きくなってるでしょ?」
ダイ「うん。凄く大きくなってるよ、マァム」
マァム「今私の中にはねダイ、あなたの子供がいるのよ!」
ダイ「そっか…。もうすぐお父さんになるんだね、夾さんみたいな父親に慣れるかなぁ…」
マァム「大丈夫。犯人前のお父さんだけど、私がしっかりサポートするから任せなさい!!」

そうだ、4年前に俺はマァムと結婚したんだったね。
結婚の報告をアバン先生の墓前に報告したり、マァムのお母さんとも約束したんだったね。
ミーナとも約束しちゃったから、これ以上心配かけないようにしなきゃ行けない。
今度ばかりは俺自身が、しっかりしないと行けないよ。
闇のレインさんを倒すには、今のままじゃ戦力が足りていないからね。

60話に続きます。

ネルさん、お待たせしました。
ダイXマァムメインのお話を更新したので、評価をお願いします。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.108 )
日時: 2021/10/05 07:46
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第60話「ルビィへの想い、ウソップの決意」

【ユライシャ号 食堂】

ルフィ「やっぱうめぇな、ティファの作る飯は♪」
ニコル「………」
ゾロ「おいニコル。レインたちが心配なのは分かるけどよ、今はしっかり体力を付けないとキツイぞ!!」
ニコル「そうですよね。済みません、お食事中にぼ〜っとしてしまって……」

あの闇の力、間違いなく光のレインとは違う強さだった。
元支配者だったアルスは今、あの街に囚われているという話を聞いています。
しかし、彼を仲間にすると言ったら皆さんは反対しますよね。
それでも私は、自分の意思を曲げる訳には行きません。

【廊下】

サンジ「ウソップ。それは多分…恋だと思うぞ?」
ウソップ「恋…?」
サンジ「ああ。クラウドがよ、前にレェンちゃんのいる世界でティナちゃんにこう言われた事があったらしくてな…」
ウソップ「……。何て言ってたんだよ?」
サンジ「「誰かを想う心…。愛するという心を憎しみに変えて、今の仲間を見捨てるなんておかしいよ!」てな。それを聞いてあいつは目を覚まし、ティファちゃんの側にいる事を決めたそうだ!!」
ウソップ「憎しみ…。クラウドにとっての憎しみは、セフィロスって奴か?」
セフィロス「そうだ。だがその出来事は過去の話だ、それよりお前たち食事はどうした?」
サンジ「そうだ。すっかり話し込んじまったよ、行くぞウソップ!!」
ウソップ「お……、おう!!」

ルビィは、こんな俺を好いていてくれるだろうか。
俺は一時ルフィと本気でぶつかり合って、負けた事がある。
今まで苦楽を共にしたメリーを、あいつは買い替えるって言い出したからよ。
それでつい、カッとなっちまったんだよな…。

【食堂】

由希「2人共。俺たちは済んだから、後はゆっくり食べて下さい!」
夾「温め直しといたからよ、冷めない内に食えよ!」
ウソップ「ああ…。夾、由希!」
夾「んっ?」
由希「どうしたんですか?」
ウソップ「俺…。こんなだけど、お前らみてぇに頑張ろうと思う! ちゃんとあいつと…ルビィと面と向かえるようにしっかりするよ!!」
由希「頑張って下さい。今黒澤さんを守れるのはあなたしかいません!」
夾「しっかりやれよ、馬鹿ウソップ!!」

へへっ、夾は夾らしいけど仕方ねーよな。
確かに俺はいつだって、大馬鹿だよ…。
ルビィは恥ずかしがって中々顔を見せないとこもあるけど、俺はあいつを振り向かせたい。
夾自身も透の為に、今必死で頑張っているからな!
俺もあいつみたいに強い男に慣れるよう、此処で宣言するぞ。

61話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.109 )
日時: 2021/10/05 18:59
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第61話「ゾロとの初対面」

【ユライシャ号 廊下】

ザザーン ザザザザーン

ダイ「………」
「こちらにいましたか、ディーノ様!」
ダイ「ヒム。どうかしたの?」
ヒム「はっ! ロロノア・ゾロがディーノ様にご自身の部屋に来て欲しいと…」
ダイ「……。ねえアルビナス、ヒム…。俺…これから強く慣れるのかなぁ…?」
アルビナス「大丈夫です。ディーノ様の強さは我々がよく知っています、次の戦いでは我々が皆をサポートします!」
ダイ「ありがとう、アルビナス!」

未だに痛いなぁ、マァムからのビンタは。
少し前にその話をセリスさんに相談したら、それは愛の鞭って事みたい。
マァムは4年前から俺を好いているからこそ、1人の恋人として背中を押してくれている。
そうだよね、守られてばかりじゃいられないよね。

ダイ「アルビナス。俺の部屋にゴメちゃんがいるから、俺の代わりに支えててくれるかな?」
アルビナス「勿論、ディーノ様の留守中はこの私にお任せ下さい!」
ダイ「そう言ってくれると、嬉しいな…」
ヒム「ディーノ様。俺はどういたしましょう?」
ダイ「一緒にゾロさんの部屋に来て欲しい、正直に言うと…彼に会うのは初めてなんだ…」
ヒム「分かりました、ご同行いたしましょう!」

元魔王軍で、ハドラーの最後の部下だった2人。
闇の王・レインさんが現れた事で、新たな支配者が誕生してしまった。
今欠けている仲間が4人いる、その内の1人を何としても助けないと行けない。
明日俺たちはティナさんを復活する為の方法を聞く為に、光の塔に向かう。
そこへ行くにもきっと、あの人は欠かせない筈だ。
そう…俺たちを先導する人は、バッツさんしか出来ない大切な役目でもある!!

62話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.110 )
日時: 2021/10/06 07:44
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第62話「揺れる心と反抗期」

【ガルディア城 地下牢】

アルス「………」

くそっ、あいつを侮り過ぎた…。
まさかこれまで以上の力を得ていたなんて、知らなかったよ。
しかし、どうしたら僕は解放してくれるんだろう。
今日は裁判の日だから、先にこれまでの罪を白状しなきゃ行けない。

ギィィィン……がしゃんっ

「アルスよ、余が助けに来たぞ!!」
アルス「バーン様。何故バーン様が自ら私をお助けになったのですか?」
バーン「簡単な事よ。あの闇のレインとやらに我々は賛同しないからだ…」
アルス「良かったです…」

そうだ、僕だって諦めてはいない。
闇のレインよ、僕を捉えたと喜んでいるけど甘くみないでよね。
僕自身の本気を出せば、君は僕の前で後悔する筈だよ。
奴らも徐々に動き出す筈だ、そろそろあの2人にお願いしようかな。

63話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.111 )
日時: 2021/10/06 08:27
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

63話は、作者が帰って来たら描きます。
その前に、結婚イベント編ですが…先にリンピチ編から描こうと思います。
リンピチ編の後に、本編再開しますので宜しくお願いしますね。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.112 )
日時: 2021/10/06 21:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第63話「新カップル誕生 リンピチ編」

【ユライシャ号 結婚式場】

ガヤガヤ……

ポップ「き、緊張して来ちまったぜ…」
レイン「間に合ったな。」
ポップ「レインさん。フィーナの方はどうしたんだよ?」
ハドラー「実はだな。七代目様から呼び戻しの命が下されてな、後回しになったんだ!」
マァム「そろそろお見えになるわ。皆、拍手で迎えましょう!」

沢山の拍手に囲まれながらも、リンクさんとピーチさんはゆっくりと進んでいく。
ピーチさんのウェディングドレス、凄く素敵だわ…。
ブーケもしっかり持っているから、次に結婚するのはポップかしらね。
ふふっ、互いに照れながらも進んでるから羨ましいわ。

マノロ「勇者リンク。あなたはこちらのピーチさんを健やかなる時も 辞める時も…どんな時が来ようとも、彼女を愛する事を誓いますか?」
リンク「はい、誓います!!」
マノロ「ピーチさん。あなたはこちらにいるリンクさんをどんな事が来ようとも、彼を愛する事を誓いますか?」
ピーチ「勿論、誓います!!」
マノロ「では。指輪の交換と誓いのキスを!」

リンクさん、しっかりと相手のサイズを考えていたんだわ。
先生、今此処に新しいカップルが誕生したのよ。
2人は頼りになる頼もしい仲間です、これからも2人を見守って下さい。
そして私も彼らに負けないように、ダイを守り抜く事を此処で誓います。

64話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.113 )
日時: 2021/10/07 08:15
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第64話「2人の大喧嘩」

【リックスの村 ドルガンとステラの墓前】

バッツ「……。久しぶりだな親父、お袋…」

やっぱり寂しいよ、ティナがいない日々は。
あの時俺が迷わなかったら、ティナを守れたかも知れない。
生前の時、ティナはよくあいつから魔法を教えて貰っていた。
その次の日はポップに聞いていたから、俺の出る幕はないと思っていた事もある。

【ユライシャ号 艦長室】

ティ「何だって? バッツが何処にもいない?」
ラーハルト「はっ。暫く故郷に留まると書き置きが残していました…」
ポップ「………。最終調整した後に光の塔へ行く予定なのによ、あの人は何考えてんだよ…」
ダイ「俺、心配だから行ってくるよ!!」
ヒュンケル「いや。それは無理だダイ、お前が行った所でバッツの気持ちは変わらないだろう…」
ロック「バッツはリックスにいるのか?」
ルイージ「はい。今日はご両親の命日と聞いていたので、今もそこにいるかと…」
クロコダイン「炭治郎からあいつの過去についての資料を貰った時、母親を早くに亡くしているそうだ…」
ヒュンケル「クロコダイン。彼の母の死因は何だ?」
クロコダイン「発作だ。一時は落ち着いていたそうだが、息子の睡眠を見送った後に再び起こってしまってな……そのまま帰らぬ人になってしまったらしい…」
ロック「……。少しだけ出発を伸ばして欲しい、俺が彼を迎えに行く!」
ダイ「そうだね。俺たちはその間PT候補者がいないか聞いてまわらないと行けないから無理だけど、後1人連れて行った方がいいですよ!」
ロック「………。そうだな……、マリオ! マリオはいるか?」
マリオ「此処だよ。僕をご指名って事は、リックスに向かう決意をしたんだね?」
ロック「ああ。本来のあいつに目覚めさせる、今はあの頃のあいつじゃないからな…」
マリオ「そうだね。いいよ、僕も一緒に行くよ!!」

済まないロック、本当は俺が行きたいとこだけど。
今はダイたちと今後の事を、話さなければならないから無理なんだ。
闇のレインの事や、逝ってしまった3人の事などをどうするか。
済まないロック、バッツの件はお前たちに任せたぞ。

【リックスの村】

しゅうぅぅぅん……

バッツ「ロック、マリオ……」
ロック「………」

ばしーんっ

バッツ「ぐっ……」
ロック「ふざけんなよ……、ふざけんなよ! 今更ティナを幸せにするのが怖いとか言ってんじゃねぇよ!!!」
バッツ「…っ!!!」
ロック「バッツ。あんたが何故本来の力を発揮しないのか分からん訳でもないけど…俺だってな、出来るなら過去の自分から決別したかったんだよ…!!!」
バッツ「ロック……」
ロック「あんたはいつだって強い。俺が出来なかった事をあんたは何だってやってくれた…なのに、それなのに今更怖気ついてんじゃねーよ!! 泣かすなよティナを!!」
バッツ「………。ごめん………」
マリオ「……バッツさん。あなたはどうしたいの?」
バッツ「ティナを……、ティナを助けたい!! 今度は二度と引き離したくない…!!!」
ロック「今頃決意してんじゃねぇよ馬鹿野郎が。此処まで俺様がアドバイスしなかったらあんた、自分から立ち上がろうとしなかったじゃないかよ…」
マリオ「ロックさん……」
バッツ「ごめん……、ごめんなロック…」
ロック「皆があんたを待ってる。そろそろ光の塔に向かうから急げってヒュンケルからの伝言だ…」
バッツ「……。分かった、すぐに旅の支度するから少し待っていてくれないか?」
ロック「分かった…」

強いなぁ、ロックさんは。
何より仲間の事を考えていて、僕たちの向かう先もしっかり把握している。
次に此処へ来るのは、ケフカを倒してからになるかも知れないね。
ずっと溜めていた想いをぶつけるロックさんは、今まで見た事がない。
今なら分かるよ、クロコダインさんが何故一緒に行けなかったのかが……。

65話に続きます。

久々に暴力シーン、描きました。
これはですね、フルーツバスケット The Finalの10話を元に描きました。
まるでロックは由希ポジションですね。
さて65話では、バッツは立ち直るでしょうか。

次のお話を楽しみにしていて下さい。
それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.114 )
日時: 2021/10/07 21:11
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第65話「光の塔へ」

【空艦バトシエ】

ダイ「………。広い、この船には武器やオーブが売っているんだね…」
マァム「ええ。最後の調整もいるから、色々見て回りましょうか」

確かに、中々来ない場所なのは間違いねーな。
コックピットだけじゃなく、酒場まで提供してあるとはよ…。
マジで広過ぎだろ、この船。
どんくらいの広さなんだよ、こん畜生!!

メーア「ポップ。此処ではね、冒険を進めて行くうちにクエストも実施出来るのよ!」
ポップ「要するに。本番前の準備運動見てーな奴か?」
メーア「ええっ、そう思ってくれても構わないわ!」

あの女神様に会うには、やっぱバッツはいるよなぁ。
4人での行動になるから、3人決めないといけない。
リンクは結婚したばかりだしよ、無理させたくねーんだよなぁ。
やはり此処は、恋次 ルイージ 修兵に行って貰うとしますか。

66話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.115 )
日時: 2021/10/08 06:55
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第66話「久し振りのデート」

【コハルの家】

ブオォォォ…

コハル「……。よしっ、準備OKかな!」

昨晩、卯ノ花隊長から長期休暇を依頼されたことにビックリしたけど。
たまにはその1日を使って、デートするのはいいかな。
一護さんと洋服を見て回ったり、色々したいからね。
ドールナイツのケースを見ても、やっぱり1人いないのは寂しいな…。

サクラギ所長「コハル。強化したコーリングチョーカーだ、持って行きなさい!」
コハル「うん。ありがとう、お父さん」

結婚式の時もお父さん、かなり泣いていたなぁ。
あの写真、今はどうしてるかな。
ハルカやヒカリに預けて貰っているって事は、ないかも知れないけど。
まあ、とにかく今日を楽しまなきゃ!

ガコンっ

「ごめんねぇ、邪魔するよお嬢さん!」
コハル「うっ……、催眠ガス……」

突然何者かに連れて行かれ、気がつくと魔女の部屋にいた。
そんな……、私は今誰かに縛られているって事。
嫌……、怖い! 助けて、一護さん!!
すると目の前に現れたのは、ドールイヅミさんだった!

【魔女の部屋】

ドールイヅミ「!?コハル様!!」
コハル「………」
デルタ「今コハルはアデルの体内に捕まっている。コハルを助けるには、まずアデルを倒すしかない!」
ゼシカ「つまり。全体系の魔法や必殺技を使うとコハルちゃんまで巻き込んでしまうって事ね?」
カワキ「そうだ。援護は俺とマァムに任せろ、デルタとゼシカはアデルを頼む!」
デルタ「分かったわ!」

せっかく楽しみにしていたデートなのに、また攫われてしまうなんて。
あの時私を攫ったのって、もしかしてコビーくん。
まさか海軍大佐のコビーくんまで、敵になっていたなんて。
新生カオス軍は一体、何処まで汚いやり方をすれば気が済むの!!

67話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.116 )
日時: 2021/10/08 07:23
名前: 天竜 (ID: .OVIgGEm)

天竜です

コハルちゃんが敵に捕まってしまいましたね。助けられるといいですね

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.117 )
日時: 2021/10/08 07:48
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

そうですね。
久々のコハルメインのお話なのに、まさか捕まるなんて。
一護は次の話に出て来ますよ。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.118 )
日時: 2021/10/08 11:15
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第67話「一護の静かな怒り」

【空中スタジアム】

ポップ「メラミ!」
一護「よしっ、大分上達して来たぞポップ!」

まあな、これでも俺を慕ってくれるミーティア姫の為でもあるんだよ。
あの姫さんは未だに、ククールの死から立ち直っていない。
暇を見てこうして、仲間と特訓をしているんだ。
そんな時だ、突然アイクが来たのは!

アイク「ポップ、一護! 緊急事態だ!」
ポップ「なんだよアイク、血相を変えてよ…」
アイク「コハルが攫われた。今ダイたちもそこに向かっている」
一護「な、何だとっ!?」
ポップ「つまり、攫ったのって新生カオス軍の幹部か?」
アイク「ああ。ゼルダの話によれば、かつてルフィに助けられた恩がある元曹長だ…」
ポップ「ちょっと待てよ。その元曹長ってコビー曹長じゃないよな?」
一護「いや、可能性は高い筈だ!」

マジかよ、こっちは今後の事もありつつ修行してんだぞ。
コハルは今も一護に助けを求めているなら、一旦中断した方がよさそうだ。
いや、修行のせいかを見せるチャンスかも知れないぞ。
一護、まずはコハルを助け出そう!
魔法強化の修行は、また今度すればいい!

68話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.119 )
日時: 2021/10/08 22:32
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第68話「コハル救出」

【魔女の部屋】

ゴォォォォ……

コハル「………」

何とか倒したけど、どうしたらいい。
そんな時、ラグナさんとエルオーネさんが来たんだ。
彼女の不思議な力を使い、コハルさんの中にいる悪しき心を振り払う。
そして、コハルさん自身を取り戻した。

コハル「うっ……」
ダイ「大丈夫? コハルさん」
コハル「うん。私、入ってる! 若いアデルの中に」
マァム「今から開幕よ。時間圧縮の!!」
コハル「私、消えちゃうなぁ…」
ダイ「大丈夫。俺たちがそれをさせないから、安心して!!」

空間は更に奥へ、奥へと続いて行く。
つまりあの先には、真の黒幕がいるんだ。
それにしても、此処まで長く旅をして来たんだなぁ俺たちは。
此処は、イデアさんの家だね…。

【時間圧縮 イデアの家】

キスティス「これより先はかなりの強敵よ。ひとまずはバトシエに戻りましょう!」
マァム「ええっ!」

つまり、今はその時じゃないって事ね。
もし、アルティミシア城に入ったら全ての効果が消されてしまうわ。
キメラの翼を使い、バトシエに帰還する。
すると一護さんたちも帰って来ていて、コハルちゃんを抱き止めていたわ。
アデルは私たちが倒したから、安心しなさい。

69話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.120 )
日時: 2021/10/09 06:50
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第69話「開幕! お菓子選手権」

【ドラクエ11の世界 ダーハルーネの町】

シルビア「まずは。誰のお菓子が美しいのか、審査員の皆に味見して貰うわ♪」

1番のお菓子 作った人:エアリス

せつな「うむ。これは中々の美味だ、口の中でクリームがとろけるかのような滑らかさを感じるぞ!」

2番のお菓子 作った人:コハル

ヒュンケル「こちらも上出来だ。どら焼きの中に、あんこをトッピングする事でこれだけの旨さが引き立つのか!!」

ヒュンケルの評価:4
せつなの評価:4
セリスの評価:5

3番のお菓子 作った人:セーニャ

クロコダイン「こ、これは美味い。まるで今の旬に欠かせない代物だ!」
セリス「コハルたち以上に此処まで引き立てるなんて、何て香ばしいのよ!!」

せつなの評価:5
ヒュンケルの評価:5
サトシの評価:5
マリオの評価:5
クロコダインの評価:5

あら、セーニャちゃんのお菓子がかなり高評価ね。
やっぱり、彼女にしか出せない味を引き立てたんだわ。
そして、結果発表に入ったの。
今回の総合優勝は、3番のお菓子を作ったセーニャちゃんよ。

セーニャ「わ、私が優勝するなんて…」
シルビア「さて。次回のお題を言うわ、お菓子選手権のテーマは…チョコを使ったお菓子よ! 皆、頑張って挑戦しなさい!!」

わたしもわたしなりに頑張ったけど、セーニャには敵わなかった。
チョコを使ったお菓子かぁ、ピットと一緒に作ってみようかな。
コハルはティファにアドバイスを聞くかも知れないし、セーニャはポップに相談するかも知れないからね。
次はわたしが、優勝して見せるわ!!

70話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.121 )
日時: 2021/10/09 11:50
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

次回予告
3人の仲間を失いつつも、遂に戦いは最終章を迎えようとする。
バーンの救出に寄り、アルスは復帰した。
しかし、そんな彼を狙う資格が現れる。

次回最終章:それぞれの明日へ

マァム「行きましょう皆。ケフカを倒して、世界に平和を取り戻しましょう!」

最終章に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.122 )
日時: 2021/10/09 13:16
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第70話「ヒュンケルの恋心」

【草摩本家】

ガラガラガラー

「ヒュンケル。君だったのか…?」
ヒュンケル「槏人。はとりは?」
槏人「僕が案内しよう。こっちだ!」

まさか、こんな男勝りの者が女性だったとはな。
初めて会った時、一瞬男だと思っていた。
しかし、それは見た目だけで実際は頼もしい女性だ。
俺は今…、別の仲間に恋をしている。

しゅうぅぅぅん…

「話は聞いている。入れ!」
ヒュンケル「ああ…」
槏人「僕は戻るよ。迎えは透にお願いしたからね…」
ヒュンケル「助かった…」

魔導士ケフカ。
由希の報告に寄ると、あいつは何らかの実験に寄って心が変化したらしい。
まるで、かつての僕みたいだ…。
透自身を傷付けたのに、あいつは僕を1人の女性として扱ってくれる。
紅葉の言葉が、今更になって理解するとはね…。

【槏人の部屋】

透「もうすぐ、最後の戦いですね…」
槏人「透。お前は夾を変えたんだ、今までの夾は由希に勝つ事だけを考えていたからね…」
透「はい……」
槏人「誰もが忘れていたあの話、前にしたよね?」
透「聞きました…」
槏人「僕は父様とうさまみたいに出来ないけど、今はお前が…透がこうして傍にいてくれる…」

いつか透は言っていたね、自分は僕の望む世界を壊そうとしている人間だと。
でもあの時、透は迷わず僕に手を差し伸べてくれた。
あれは、偽りなんかじゃない。
僕は透を大切に思う、1人の友人でもあるんだから。

71話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.123 )
日時: 2021/10/09 19:39
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第71話「少ない休息」

【ゴールドソーサー イベントスウェア】

ゼルダ「………」

劇かと思いましたけど、此処でアイクさんに想いを伝えられるなんて。
今までにない出来事ですが、私は決めました。
どうか、アイクさんに想いを伝えさせて下さい。
その為に、この歌を歌います。

ゼルダ「♪愛し〜の あなた〜は、遠い所へ〜。色褪せぬ、永遠の愛 誓ったばかり〜に〜。
♪悲しい 時にも 辛い時にも、空に振る〜 あの〜星を〜、あな〜たと思い〜。
♪望まぬ 契りを、交わすのですか。どう〜すれば〜、ねえ〜あなた〜? 言葉を待つ〜♪」

一通り歌い終えると、グレイグさんが現れました。
彼に合わせるように、私も踊り出しました。
凄いですわ、此処までの名演技は中々ありませんもの。
間奏は無事に終わり、ついに私の出番が来ました。

ゼルダ「♪ありがとう 私の 愛する人よ。一度でも この想い、揺れた私に♪
♪静かに 優しく 答えてくれて。いつまでも、いつまでも あなたを待つ〜♪」

此処まで涙ぐむと、スタッフさんが現れて私の涙を拭いて下さいました。
勿論、観客席にいるアイクさんも涙目で拍手をしていますわ。
そして出番は終わると、アイクさんの腕の中で沢山泣きましたわ。
ごめんなさい、今はあなたの腕の中で泣かせて下さい…。

72話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.124 )
日時: 2021/10/10 08:01
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第72話「2人を狙う刺客」

【ターミナルフロア】

プシュ〜

アイク「くっ……、煙幕か!!」
男「さあ姫様、参りましょうか!」
ゼルダ「いや。助けて、アイクさん!!」
アイク「ゼルダ!!」

くそっ、油断した!!
ゼルダが連れていかれるなんて、俺は騎士失格だ。
ずっと側にいたのに、結局何も出来ないとは。
その頃ゼルダは、混沌の果てに到着していた。

【混沌の果て】

ゼルダ「………」
バーン「中々のいい娘だ。よしアルスよ、彼女を我が新生カオス軍の幹部に加えよう…」
アルス「はい……」

これで、新しい駒が増えた。
僕の野望はまだ、諦めていないって事だね。
だけど、その頃の彼らもまた…大きく動き出している。
コスモス軍VSカオス軍、いよいよ始まるね。

【ユライシャ号 会議室】

クラウド「ゼルダが奴らの幹部になった、恐らく彼女を止められるのは…アイクしかいない」
サラダ「まさか、カオス軍の刺客に攫われるなんて…」
ポップ「場所もサトシたちに調べて貰ったらよ。元神さまであるカオスの本拠地にいる事が分かったんだ!」
ゴウ「それから、ティナさん救出なんだけど…今回ばかりは俺が生贄になるしかないと思っているんだ…」
ナミ「えっ…?」
クレオメ「まさかゴウ。あの方法を使うの?」
マズルカ「確かに君は普通の人間だけど、そんなのアタシたちは賛同出来ない!」
ゴウ「………」

ごめん、これ以上いい案は出て来ないよ。
FFBEのデイジーさんに出来たのなら、俺にもその価値はある。
光が沢山集まる場所、未来にある光すら届かない場所。
そこから光の宝玉って場所の頂上に行けば、バッツさんを失わずに済むんだ。
これが俺の物語の、最終章になる…。

73話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.125 )
日時: 2021/10/10 08:06
名前: 天竜 (ID: 2DtFjIhe)

天竜です

ゴウは何をするつもりなのでしょうか?

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.126 )
日時: 2021/10/10 08:21
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

はい。
ゴウのやるべき事は、バッツたちの幸せの為にある行動に出ます。
しかしそれを察して、サトシが代わりにやるかも知れません。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.127 )
日時: 2021/10/10 09:04
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第73話「混沌の果て、VS操られたゼルダ」

【混沌の果て】

アルス「ふっ…、やっぱり来ましたか! 後は頼みましたよ、ゼルダさん」
「はい。アルスさんの思うままに!」
メロイ「まさか。此処で君の彼女と戦うことになるなんてね…」

だが、ゼルダを止めなければティナを助ける事は出来ない。
戦闘開始直後、リュックのリミットブレイク・「いいとこ見せるよ〜」が発動した。
先に飛び込んだのは、レイン。
彼は切り札であるクリムゾンノヴァを発動し、俺は大天空を繰り出した。

BGM設定:Force Your Way

ゼルダ「破壊…。破壊こそ、私の使命…」
アイク「駄目だゼルダ、目を覚ませ!」
ゼルダ「ディンの炎!」
ダイ「!?アイクさん今です、もう一度あの技を!!」
アイク「ああ。行くぞ、大・天・空・ー!!!」
ダイ「これで決める! アバン……ストラーッシュ!!」
ゼルダ「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ……」

よし、これでゼルダを助け出せるぞ。
俺とダイの渾身の一撃が直撃し、ゼルダは正気に戻る。
しかし、安心も束の間だった!
既にアルスはこの場にいなくなっていたせいか、この場から姿を消していた。

ゴォォォォォォォォ……

ポップ「こ、このままじゃ此処が持たねえ!!」
アイク「俺たちも急ごう。光の宝玉へ!」

混沌の果てが崩れ落ちたが、俺たちは無事脱出した。
ゼルダは力を使い果たしたせいで、眠り続けている。
俺は許せない、大切な人を道具として使うのは最低だな。
この怒りの一撃は、次に会う時までに残して置くとこの場で決意したのは言うまでもないさ。

74話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.128 )
日時: 2021/10/10 13:39
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第74話「さよなら、サトシ」

【光の宝玉 最深部】

バッツ「くそっ、あと少しで届きそうなのに…」
「駄目だよ、バッツさん!」
バッツ「えっ?」
サトシ「これは、俺の役目でもあるから!」

嘘だろ、いつの間にかサトシがいない。
もしかして、俺を生かす為に自ら行ったのか。
行くな、行くなサトシ!!
必死で叫び続けても、俺の声はサトシに届かない…。

ゴウ「サトシーーーーー!!!」
マァム「駄目よゴウくん。これはサトシくんの決意なのよ!!」
ゴウ「えっ!?」
ムサシ「ジャリボーイ……。サトシはね、今まであたしらを導いて来たのよ!」
コジロウ「ああ。お嬢さんを助けるのも、自分の償いになると覚悟してな!!」
ゴウ「そ…、そんな……サトシ……。」

いつも言ってたじゃないか、ポケモンマスターになるって。
必ずダンデさんにも勝つって、散々言ってたじゃないかよ。
止めに入りたいのに、それを理解して皆は俺を阻止する。
何で……どうして何だよ、皆……。

ピカーン……

サトシ「やった…。今度はティナさんの手、離さなかったよ……」
バッツ「サトシ!!」
サトシ「ああ……。最高の舞台だった……、悔いはないよ………」
バッツ「サトシ……」
サトシ「バッツさん。泣かないで下さい……、俺は此処までですが……バッツさんはいつでも笑って欲しいな……」
バッツ「馬鹿野郎……。お前はいつもいつも、人の事ばかり気にしやがって……」
サトシ「幕が降りるよ……。もっと、もっと一緒に……、いたかったな………」
バッツ「サトシ………?」
サトシ「此処までみたいだ……。俺、そろそろ行くよ……。必ず世界を、守って……」
バッツ「サトシ……。サトシーーーーー!!!」

そんなの無理だろ、サトシ。
ティナを助けても、君がいなくなったら意味がないじゃないか。
でも、これでケフカを倒せる自信は付いたよ。
それを理解してサトシ、君は全ての力を光に変えて俺の恋人を助けたんだ。
自分自身と引き換えに、俺たちに希望を託してくれたんだな…。

75話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.129 )
日時: 2021/10/10 18:56
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第75話「ティナ復活とケフカの企み」

【光の宝玉】

ゴウ「サトシ…。俺とお前はたった1人の仲間だろ、俺を置いていくなんて聞いてないよ……」
ダイ「…!?皆見て、ティナさんの意識が!!」

サトシは消えたけど、変わりにティナさんが復活した。
じゃあサトシは最初から、こうなる事を理解していたのか。
今俺たちは、異界の中にいる。
問題はどうやってティナさんの世界に戻るか、何だよなぁ…。

【光の宝玉 最深部】

「う、ううん?」
バッツ「ティナ!!」
ティナ「バッツ。どうして…? そっか、サトシくんが全ての力を光にしたから……」
バッツ「ああ……。良かった、本当に良かったよティナ…」
ティナ「バッツ……」

ぎゅっ………

バッツ「皆が待ってるよ。一緒に行こうかティナ、俺と一緒に…」
ティナ「ええ…。行きましょう、2人で一緒に!」

更に俺たちは、何度も抱き合った後ゴウたちの元に戻って来た。
これ以上ティナを手放さない為にも、俺は彼女を守る事に全力を尽くそうと誓う。
だが、喜びも束の間だった。
ティナ復活を利用し、あの野郎が現れたからだ。

しゅうぅぅぅん……

ケフカ「まあ。ティナが目覚めればお前たちは必ず僕の邪魔をするって理解していたよ!」
皇帝「惨めな物だな道化師よ。こちらにはドラゴンの騎士とその仲間たちがいるから、貴様など容易い!」
ケフカ「きぃ〜、暑苦しい!! ま、精々そうやって自信満々に気取ってなよ!」

余計なお世話だ、ケフカ。
今に吠え面見せるのは、お前の方だからな。
皇帝も言ってたけど、今俺たちの中にはダイを始めとする仲間たちがいる。
ケフカを倒すなら、更に力を強化するしかないみたいだな…。
まずはマズルカとメロイに、強い魔法を教えないと行けないからな。

76話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.130 )
日時: 2021/10/10 20:50
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第76話「仲間からの特別授業 回復魔法編」

【ユライシャ号 コックピット】

パチパチパチパチ…

マズルカ「まず。勇者ダイに基本となる回復魔法を教えるわ!」
ダイ「お、俺に?」
マズルカ「炭治郎。アンタの水の呼吸で私に攻撃して来て!」
炭治郎「はい! 水の呼吸、壱ノ型・ウォータガ!!」
マズルカ「うっ!! 今よマァム、私に回復魔法を!」
マァム「ええっ! ホイミ!!」

そうか、炭治郎さんは剣士だから水属性の魔法攻撃を放ったんだ。
それで自ら攻撃を受けて、マァムに回復を依頼する。
緑は回復で、白はダメージを意味するんだね。
よし、今度は俺の番だ!!

マズルカ「ダイ。まずは善逸に技を仕掛けて見て!」
ダイ「はい!!」
善逸「行くぞダイ。雷の呼吸、壱ノ型・サンダガ!!」
ダイ「甘い!! 海波斬!!」
善逸「……っ!!!うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
伊之助「紋逸!!ふざけんな、自らダメージ受ける馬鹿が何処にいんだよ!!」
善逸「だ〜っ、煩いよ伊之助! 今は大事な魔法講座を受けてるんだから、黙ってろよ馬鹿野郎!!💢」
伊之助「お、おうっ!! な、何だ。授業じゃ仕方ねーな……(汗)」

凄い、あれが水属性の技か。
クラウドが使う凶斬りと、どっちが強いんだろう…。
皆ティナさんを復活しに行って疲れてるのに、まだまだやる気なんだね。
なあサトシ、お前に救われたこの命で…俺はあいつを倒したい!!

【通路内】

一護「ゴウじゃないか。授業受けなくてもいいのか?」
ゴウ「皆、無理してると思うんですよ…」
一護「……。多分分かっているからじゃないか?」
ゴウ「えっ……?」
一護「サトシの事は聞いたよ。あいつもあいつなりに考えて、今回の行動に出たんだ」
ゴウ「俺たちを守る為に、自らの力を光にして……ティナさんを助けたんですね……」
一護「ゴウ。泣くなら今の内に泣いとけ、俺が受け止めてやるからさ…」
ゴウ「はい…。では一護さん、お言葉に甘えて胸をお借りします!」
一護「ああ。いつでもいいぞ!」
ゴウ「う……。ううっ……、うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜ん………」

俺は本当に、無力過ぎだ!
こんな時だって言うのに、涙が出ないなんてカッコ悪いっしょ!!
伝説のポケモン・ミュウに辿り着くには、サトシがいなきゃ無理なんだよ!!
今更こんな姿を、他のみんなには見せたくない。
今はただ……、一護さんの腕の中で精一杯泣かせて下さい……。

77話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.131 )
日時: 2021/10/11 07:47
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第77話「大切な人への想い」

【ラピスの世界 フィーナの家】

ファイサリス「ねえスコール、エアリス! 2人はリノアやロックのどんなとこに惹かれたの?」
スコール「そうだな…。今まで旅して来たけど、そこまで考えた事はなかったな」
ファイサリス「うんうん。私はラスウェルにあってね、彼ならいい旦那さんになると思ったんだよ!」
エアリス「ふふっ、ファイサリスらしいな!」

ティナが復活して暫く経ったけど、一部はサトシの死を受け入れようとしない。
特にタケシやカスミ ハルカ マサトは彼をよく知っていて、今まで旅をしていた。
勿論ゴウも、彼の死を受け入れるつもりはないみたい。
もしロックが突然目の前からいなくなったら、わたしは嫌だなぁ。

ファイサリス「……? ねえ、聞いてるのエアリス!?」
エアリス「ごめん。別の事、考えてたから…」
スコール「サトシか?」
エアリス「うん。シトロンから聞いたけど、ティナを助ける為に自らを犠牲にしたみたいなんだって!」
ファイサリス「ピカチュウは今バッツと一緒にいるから、その話はしない方がいいかも知れないね!」
スコール「そうだな。ティナが帰って来たお陰でピカチュウは更に明るくなったからな…」
エアリス「スコール……」

それと同じ位、わたしはロックが好き。
もっと一緒にいたいけど、この気持ちを上手く伝える事が出来ない。
愛を知りたい、でもその感情を知り過ぎると本来の目的を忘れてしまうかも知れない。
どうしたら私は、ロックを振り向かせる事が出来るの?

ガチャっ

「ねえ。私の家でハロウィンパーティーしようよ!」
ファイサリス「コハル。今はそんな呑気なこと言ってる場合じゃないよ!!」
コハル「それはそうかも知れないけど。いつまでもサトシロスって訳には行かないじゃない!!」
スコール「コハル。リノアは来てるのか?」
コハル「うん。メーア様の計らいでシトロンやユリーカたちも招待したみたいだって!」
ファイサリス「ラスウェルは?」
コハル「少し遅れて来るって。レインさんもフィーナさんを助けてから行くって言ってたから…」
エアリス「スコール、心当たりがあるの?」
スコール「ああ。パーティーまでまだ間に合う、俺たちも行くぞエアリス!!」
コハル「ファイサリスちゃん。準備手伝ってくれるかな?」
ファイサリス「うん。任せて!!」

元オーダーズって事もあるけど、今は頼もしい仲間。
フィーナちゃんがいるのは、エスタにある魔女公民記念館。
今頃レインさんが向かっているけど、どんな手を使って助けるのかなぁ。
彼女を助けたらいよいよ、打倒ケフカを倒す為の最終会議が始まるんだ。
この戦いを最後にするなら私、迷わないよ!!

78話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.132 )
日時: 2021/10/11 20:45
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第78話「初めての初夜」

※ラブラブ描写がありますので、ご了承下さい。

【ユライシャ号 ロックの部屋】

しゅうぅぅぅん……

エアリス「ロック。お風呂上がったよ!」
ロック「ああ。早く入らないとヒュンケルにどやされそうだ…」

ロック、無理して笑っているなぁ。
サトシの最期、彼からはあまり話そうとしなかったもん。
それ程までに、言いたくない事なのかなぁ。
先に眠気が襲い掛かり、わたしは何とか維持しようと踏ん張っている。

しゅうぅぅぅん……

ロック「あ〜、気持ちよかったな!」
エアリス「………」
ロック「そうだエアリス、これを君に渡すよ!」
エアリス「ロック……。このお花…」
ロック「ヒュンケルやマサトに言われたんだ。これ以上大切な人を泣かせるなって…」
エアリス「………」
ロック「エアリス。俺と、結婚してくれるかい? 何があっても俺はエアリス、君を守る事を誓うよ!!」
エアリス「ロック………ふみゅっ!!」
ロック「これでも、まだ信じられないって言うのか?」
エアリス「も、もうっ!!//////////」

そんな事はないよ、ロック。
更に彼からのキスを受け入れながら、わたしたちはシーツの海へと流れていく。
わたしの心は更に、ロックが暖かくしてくれる。
わたしの知らない彼を少しずつ、少しずつ知って行きたい。
無事愛の儀式は終わると、わたしたちは同じ部屋でスヤスヤと眠ったんだ。
今度はわたしが、ロックを守りたいなぁ。

ロック「なあ、エアリス…」
エアリス「な〜に?」
ロック「まだ先だけどさ。新婚旅行は何処に行きたい?」
エアリス「行きたいところ、沢山あり過ぎて困ってる!」
ロック「じゃあさ。夾と透に会おうか、そして俺たちの事を報告しような!」
エアリス「うん、そうだね!」

今度はその手を、離さない。
もしケフカに寄って、世界は引き裂かれたとしてもわたしはあなたを何処までも探す。
山や川 ティンバー ガルバディア モブリズなど、色んな場所を回りながらあなたを見付けたい。
それはロックもきっと、同じ想いなのはわたしだけの特権でもあるかな。

79話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.133 )
日時: 2021/10/12 07:13
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第79話「色々な世界」

【パラディアの世界 ヘスの本拠地】

ラスウェル「ケフカ……。まさか、あの男が生きていたとはな……」

父さんやイグニシオ、セレナから報告は受けている。
俺はヘスを束ねる王として、こちらの皆を纏める義務がある。
ラピスは大切な故郷だから、俺にとってあそこは第2の故郷と言ってもいい。
しかしこちらに来るにはやはり、あの男を倒さないとならないのか…。

ミツキ「殿下。闇のレインさんはどうしますか?」
ラスウェル「そうだな…」

闇のレインなら、もっと力を強化する必要があるけど。
今は、打倒ケフカに向けて準備を進めないと行けないな。
光のレインを守れるのは、フィーナやマリオたちしかいない。
その為には、仲間をもっと集めなければならないぞ。

感想はまだです。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.134 )
日時: 2021/10/12 08:08
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第80話「各自の対策」

【うちは家】

サスケ「先程レインから報告があった。無事フィーナを助け出したそうだ…」
ヒマワリ「良かった…。でもパパ、仲間が増えても敵を倒せないとは限らないんでしょ?」
サスケ「……。そうだな…」

最近、リカたちの世界に行ってないな。
こちらもこちらで忙しかったから、仕方ない事もある。
サラダはサクラについて行くかと思ったが、ヒマワリがいるからと言って拒否したのは意外だ。
ナルトも今は徐々に英気を養いつつ、今日はパルミドに行くと言ってたな…。

【パルミド 酒場】

ゲルダ「ふ〜ん。闇のレインねぇ、確かに名前からすると相当手強そうな相手だ!」
ナルト「ヤンガスからは何か聞けたか?」
ゲルダ「1つだけあるよ。でもその1つは、かなり危険な対策なんだ…」
ボルト「……。まさか、また自身をクリスタルにするって事か?」
ゲルダ「ちょっと違うよ。でもいい線行ってる!!」

つまり、自らの命と引き換えに仲間を守る。
こんな決意が下されたら、私はどうしたらいいの。
だからってナルトだけじゃなく、ボルトを失いたくない。
そう考えてたら、街の入口でカワキくんが待っていたの。

【正門】

カワキ「何か掴めたのか?」
ボルト「ベロニカお姉さんの時みたいに、もしかしたら俺たちの誰かが犠牲になる…」
デルタ「そんなの、元殻メンバーであるあたしたちが阻止すればいいわよ!!」
サクラ「デルタ……」
デルタ「サクラ。アンタが何を思って不安なのかは理解出来るわ、この対策で更に仲間を失いたくないって考えている事も」
ボロ「ならば。ラムダに行って、長老から話を聞くのがいいんじゃないか?」
サクラ「そうね。ナルト、一旦ユライシャ号に戻って再編成しましょうか!」
ナルト「ああ。そうだな、だけど…あの人が納得するかだな……」
サクラ「……。そう言われてみると、あの方なら確かに拒むかも知れないわね…」

ビルス様なら、間違いなく反対するわね。
まず、ケフカとの戦い前に闇のレインさんとの戦いがある。
しかも決戦の舞台が、スマブラ世界だなんて……。
何人かを編成し直さないと、私たちに明日は来ないって事になるわ。
もしかしたらコハルちゃん、今回はあなたが犠牲になるかも知れない危険な賭けになりそうよ。

次で対策編は終わりますので、もう少しだけお待ち下さい。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.135 )
日時: 2021/10/12 22:46
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第81話「大切な人の為に、コハルの決意」

【ユライシャ号の前】

コハル「………。フルール、フローラ グリーネ、グライネ!」

呪文を唱えると、目の前にドールナイツが現れたの。
私が呼んだのは、ドールイヅミさん。
普段はこの衣装だけど、戦う時は大変身するんだ。
これ以上一護さんに守られてばかりは、嫌だから。

ドールイヅミ「コハル様。どうかしましたか?」
コハル「私。仲間を守れるならこの命、賭けてもいいの!」
ドールイヅミ「行けません。もしうまく行ったとしても、私の主人はコハル様じゃなければ行けません!」
コハル「……。それでもいい、それで一護さんや皆が助かるならそうしたいよ!」
ドールイヅミ「コハル様…」

この気持ちだけは、曲げたくない。
私のせいで仲間を失うなら、こんな旅はもう必要ないよ。
ケフカを倒す前に、闇のレインさんを何とかしなきゃ行けない。
その為なら私、後悔しない道を選ぶんだから!!

無事更新出来ました、感想OKですよ。
それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.136 )
日時: 2021/10/13 07:39
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

先に次回作の発表をします。
あれから悩みましたが、ラブライブ系は一旦お休みしようと思います。
その代わり、スマブラやドラクエキャラをメインにした作品でお話を描こうと思います。

タイトルで悩んでいます、恋愛とほのぼの 冒険を中心にしたいならこちらの3弾を作りますが。
皆さんは、どうしたらいいですか?

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.137 )
日時: 2021/10/13 07:50
名前: 天竜 (ID: 8comKgvU)

天竜です

サトシがいなくなったばっかりのにコハルまでいなくなったらゴウは悲しむでしょうね。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.138 )
日時: 2021/10/13 08:21
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

いや、一護が悲しむかも知れません。
何より、コハルを大事にして来ましたから…。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.139 )
日時: 2021/10/13 08:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第82話「離れたくない、一護の想い」

【コハルの家】

コハル「………」

もし、私が犠牲になるって言ったら皆反対するだろうなぁ。
犠牲者を出さない為に、こうするしかないもん。
やっと帰って来たボルトたちまで、止められるって気がするんだよなぁ。
でも、サトシを生き返らせるなら私がやるしかないよ。

コハル「行ってきま〜す!」

少しだけ、時間が欲しかった。
ゴウは中々学校来ないけど、テストの日だけは必ず来るからなぁ。
ゴウは知ってるのかなあ、サトシの最期を。
ううん、私やポップさんたちしか知らない筈だよね。
何事もないかのように時間は過ぎ去り、無事1日を終えようとしていた。
そんな時だった、肛門の前で私の好きな人が立っていたのは。

感想はまだです。
続きは、作者が戻ってから描きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.140 )
日時: 2021/10/13 23:24
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第83話「それぞれの進む道」

【片道切符のあるゲート】

リノア「……。このゲートから、ガラフの世界に行けるんだね…」
スコール「ああ。俺たちは暫くガラフのいる世界で力をつけよう!」

いつ始まるか分からないからこそ、各自出発すべきだとシカマルは言ってた。
今闇のレインに対抗しても、力の差があり過ぎるから無理だと。
せつなはもろはと闇の世界に行き、とわは修兵さんと移動した。
コハルたちは、どうするんだろう…。

【ポケモンスクール】

イーブイ「ブイ、ブイ〜♪」
コハル「……。イーブイ、どうしたらいいかなぁ?」
イーブイ「イブ〜」

コハルを探していたら、此処にいると察した。
イーブイと一時的な別れになるから、まだ決意していない。
大好きなパートナーを置いていくのは、やっぱり厳しいよな。
だけどコハル、今は立ち止まってる場合じゃないんだぞ。

もう少し続きます、感想はまだですよ。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.141 )
日時: 2021/10/14 07:58
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第84話「それぞれのひととき」

【デルムリン島 ダイの部屋】

ふぁさっ……

ダイ「どうぞマァム、上がって! ラーハルト〜、クッキーとジュースお願いね〜」
ラーハルト「(台所から)はい、ダイ様!!」

普段からダイは、この島を実家にしているみたいね。
闇のレインさんやアルスとの戦いもあるけど、今は新婚旅行を楽しみたいから。
ダイの育ての親・ブラスさんは優しい人で、この島で起きた事を話してくれた。
それは、ハドラーにも関係があったの。

ハドラー「マァムよ。ダイの様子に変わりはないか?」
マァム「大丈夫。あの頃のダイじゃないわ!」
ハドラー「これを。ビルス様からお前が本部を離れる時に作ったから持って行けと!」
マァム「これは、新しい衣装とオリハルコンの小手だわ!」
ハドラー「そうだ。ビルス様も心配になっていたのだ、この世界を救うには我々が強くならないと駄目だと…」
マァム「少しだけ付き合って、報告したい人がいるのよ…」
ハドラー「ああ、分かった!」

そう、向かった先はアバン先生が眠っているお墓。
今日は丁度たった一度の月命日なの、するとハドラーは急に罪悪感を覚えたかのような表情に変わる。
そうよね、自分がアバン先生を手に掛けてしまったから仕方ないわよね。
私は此処に来た事がないから、モンスターたちに道案内して貰ったわ。

しゅうぅぅぅん……

アバン『お久しぶりですね、マァム』
マァム「先生。ご無沙汰しています!」
アバン『まさかハドラー、君がご一緒だったとは…』
ハドラー「私は…いや俺は、あの頃の自分を捨てたんだ! これからは貴様が残した弟子らと共に贖罪しようと思う!!」
アバン『しかし、ヒュンケルなら許さないでしょうね…』
ハドラー「……。貴様の言う通り、俺は魔軍司令として散々貴様やマァムたちの邪魔をして来た。しかしそんな俺に、光をくれたお方がいるんだ!!」
ラーハルト「マァムたち〜、ダイ様がお菓子の準備が出来たとお探しだ〜」
ハドラー「分かった。ではアバンよ、次に貴様に報告するのは世界が平和に戻ってからだ!」
アバン『そうだね。私の分までマァムや私の大切な教え子たちを宜しく頼みましたよ!!』
ハドラー「任せろ。このハドラーが貴様の前で誓おう、同じ事を繰り返さない事を此処で誓わせて欲しい!」

ダイ、ハドラーは心配いらないわ。
初めて会った頃の彼じゃ、なくなっているもの。
これからは、私たちと一緒に戦ってくれるわ。
例えそれが、世界に異変が起きてしまう形となっても。

次は檜佐木xとわ編です、感想OKですよ。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.142 )
日時: 2021/10/14 08:40
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

先に、次回作のタイトル名を発表します。

「戦士たちの新しい日々 part3」です。
メインは、引き続きロクエアを中心にビアンカたちが登場します。

取り扱いジャンルは。

・BLEACH
・ワンピース
・ボルト
・スマブラ
・DQシリーズ
・FFシリーズ
・スーパードールリカちゃん
・犬夜叉
・ポケモン
・半妖の夜叉姫
・ドラゴンクエスト ダイの大冒険
・忍たま乱太郎

以下の作品を、出す予定です。
艦これは2章から出しますね。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.143 )
日時: 2021/10/14 19:14
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

最終話「新しい世界へ」

【ハナダシティ】

「………。さて、ジムも復興しなきゃね!」

ヒカリちゃんからサトシの最後を聞いた時、ニビシティから駆け付けてくれた仲間に慰められたんだよね。
あたしたちの知らないとこでそんな事をするなんて、あんたは凄いわよサトシ。
タケシはジムリーダーを辞めて、ポケモン博士として頑張っている。
でもタケシだって本当は、辛いかも知れないわ。

しゅうぅぅぅん…

「つ、綱手様!」
「久々だなカスミ、あの時以来だな!」
「………」
「サトシの事は聞いたよ。だが、此処で立ち止まるよりも前に進むしかないんだ!」
「綱手様……」
「我愛羅たち五影にも事情を話したらね。すんなりと引き受けてくれたよ…」
「えっ……!?」
「行って来なカスミ。お前たちがいない間、各地方のジムはあたしたちが責任を持って警備するよ!!」
「綱手様……。では、行って来ます!」

何日か振りだけど、ヒカリやハルカもあの世界にいるわ。
確かに、いつまでも泣いてる訳には行かないよね。
あたしだって旅がしたい、少しでもピーチさんやビアンカさん達の力にならなきゃ行けないんだから。
待っててタケシ…みんな、あたしもすぐに行くから!!

感想OKですよ。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.144 )
日時: 2021/10/14 21:09
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

エピローグ「久々の再会」

【パプニカ王国】

「そう…。みんな、強くなったのね」

闇のレインくんや、他の事とかも色々あるけど。
今はこうして、ダイくんたちに会えたのが嬉しいわ。
皆には皆の物語があるけど、こうして暇を見て来てくれるから凄く嬉しいわ。
ダイくんも見ない内に逞しくなったから、少しビックリしたけどね。

「マァム……。これからも、ダイくんをお願いね…」
「レオナ……。勿論よ、彼は私が守って見せるわ!!」

そんなダイくんだからこそ、マァムに惹かれたんじゃないかって気がしたの。
私はこの国をもっと強くしなきゃ行けないから、皆に同行する事は出来ないわ。
一国の姫として、この国を沢山強化しないと行けない。
また、ポップくんとも離れてしまうけど…そこは仕方ないわ。

エピローグ「久々の再会」完結!!

感想OKですよ。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.145 )
日時: 2021/10/14 21:49
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

無事、完結する事が出来ました。
続きを楽しみにしている方、次回作でお会いしましょう!!

10月14日 謎の女剣士