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第2話「フィガロからの便り」

【第6世界 ドマ城】

「お帰りなさいませアイク殿下、ゼルダ王妃」
「ああ。俺たちの留守中変わりはなかったか？」
「いえ、ありません！！」
「皆さん。よくやってくれましたわ、後はゆっくり休んで下さい！」
「はっ！！」

各場所を周り、ドマ国は少しずつ復興している。
今は私たちの大切な仲間たちが、色んな場所を回って戦いの前の訓練をしている。
一護さんとコハルさんは新婚旅行、せつなさんは私たちの為に訓練をしています。
今では立派な親衛隊の隊長になり、常に日々を送っている。
いつ世界が崩れるか分からないし、かなり警戒しないと行けませんわね…。

がちゃっ

「お休み中失礼します、ゼルダ王妃様に手紙が来ています！」
「誰からですか？」
「はい。フィガロ国のマァム王妃様からです！」
「たまにはいいと思うぞ。行って来い、ゼルダ！」
「で…、でもアイクさん…」
「心配するな。ゼルダは1人じゃない、俺やみんなが付いているからな！」
「……。はい……」

1人だと不安って分かっていたのか、いつもこうして安心させてくれます。
あの戦いがあったから、私たちはこうして結ばれました。
タブーを消滅し、マスターを救ったあの事件を私たちは覚えています。
明日、マァムさんの元に向かいますわ。
女同士でお話したい事が、沢山ありますもの。

3話に続きます。