二次創作小説(新・総合)

Re: 逃走中3~Mariana Promenade~ ( No.55 )
日時: 2022/03/31 23:00
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

【重要なお知らせ】

皆様こんばんは、綾木です。いつもこちらのスレッドに足を運んでくださり、本当にありがとうございます。

早いもので、2021年度も今日で終わりですね。皆様にとって今年度はどのような1年だったでしょうか。私は去年の7月頃からこちらで活動を開始し、それから約9カ月間逃走中を中心としたさまざまな作品を書いてきました。11月にはTwitterアカウントも作成し、多くの作者の皆様との交流を深めることもできました。私にとっては活動の場を大きく広げることができた飛躍の一年だったと思います。皆様、いつもありがとうございます。

さて、前置きはこれくらいにして早速本題に入っていきたいと思います。表題の「重要なお知らせ」についてですが、色々と話すことがあります。長文となってしまいますが、最後までお付き合いいただきたく思います。



簡潔に申しますと、こちらの「逃走中3~Mariana Promenade~」をもって、この逃走中シリーズを完結とさせていただきます。

理由といたしましては、まず1つ目は「現在のスタイルで書き続けるのが困難だと感じた」からです。ここで言うスタイルというのは、主に「ドラマとリンクしたゲーム」のことです。ミッションは、逃走中の肝となる部分の1つだと思います。それゆえ私は毎回様々なミッションを考え、何とかしてゲーム内に組み込もうと試行錯誤しているのですが、3作書いてみて、他の作者の皆様のようにミッションを通じて本編とドラマパートとのつじつまを合わせることが予想以上に困難で、私の力では到底成しえないことだということが分かりました。結果ドラマパートが無理やりな進行となってしまい、しいてはゲーム本編にも影響を及ぼす事態となってしまったと感じました。
また、今作で私が1つのゲームで処理できる逃走者の人数の限界を思い知らされることとなりました。今作は3作目にして過去最多の30人での開催となりましたが、30人ともなるとゲーム中の逃走者全員の個性を発揮させることが難しいと感じました。今作以降徐々に出場させる逃走者の人数を増やしていく予定でしたが、私には無謀な試みだったと思います。

2つ目は、「私の逃走中シリーズにおける個性の欠如を感じた」からです。こちらの作品で私の逃走中は3作目となるわけですが、2作目に早くも逃走者の総入れ替えを行い、現行作には3名2回目の出場となる逃走者がいますが、現状私の逃走中を象徴するような「レギュラー逃走者」が不在となっています。2作目の途中から、私の逃走中シリーズに一貫する軸となるようなキャラクターが必要だと思い始めるようになりました。しかし、一度書き始めてしまった以上、後戻りはできません。こういったことは1作目を書き始める前から念入りに長期的なプランを練っておくべきだったのですが、私にはその考えがなく、結果的に見切り発車な進行が裏目に出る格好となってしまいました。前2作品に対する心残りや後悔を引きずり続けた結果、私の執筆に対するモチベーションの低下を引き起こす事態となり、最近の更新ペースの鈍化につながっています。

以上のように、ドラマが絡むあやふやなゲーム進行・(レギュラー)逃走者等の点でモヤモヤが残る状態での執筆を続けるのが辛いと感じたことが、私がシリーズ完結を決断する大きな要因となりました。

 よって、現行作「逃走中3」をもちましてこちらの逃走中シリーズは最終回となります。今までこの逃走中シリーズを読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。コメントを下さった皆様や、Twitterのファボを下さった皆様をはじめとした読者の皆様の存在なしにはここまで執筆活動を続けることはできなかったと思います。私が去年の7月頃に初めてこちらの掲示板に投稿を始めた頃は、まさかこんなにも多くの方々に私の作品を読んでもらえるとは思っていませんでした。感謝という言葉では表しきれない心境です。



さて、この作品の完結後はどうするのか気になっている皆様も多いかと思います。今後についてですが、この逃走中3の後にシリーズをリセットし、次回作の逃走中は新シリーズの1作目として開催したいと思います。どういうことかというと、一旦現行の逃走中シリーズを一区切りとして、次回作は現行作からフォーマットを一新し、新たな逃走中を書いていきたいと考えています。

新シリーズに移行するにあたっての主な変更点をまとめると、以下の通りとなります。

 ・ドラマパートの廃止
  「やりたいミッションを心置きなくやる」ためにも、新シリーズではドラマに縛られない新たな形でのゲームを展開していこうと思っています。

 ・1回ごとの逃走者の人数の固定化
  新シリーズでは無理に逃走者を増やすことはせず、基本的に本家同様毎回20名前後での開催としたいと思います。

 ・逃走中1~3に出場した計55名の逃走者の累計逃走ポイントのリセット
  新シリーズではより私綾木の個性を発揮するためにも、「レギュラー逃走者」の枠を設けたいと思います。そのレギュラー逃走者が誰になるかはまだ決まっていませんが、そのキャラにつきましては全ての作品中に登場させたいと思います。新シリーズでは、現在のシリーズに出場した逃走者の累計逃走ポイントをリセットし、全員が同じラインに立った状態で再スタートさせたいと思います。ただし、出場したという事実は残り、その際の状況や結果などは新シリーズでもネタにする予定です。

その他細かな部分での変更が予想されますが、ゲーム進行の方法や逃走者の傾向などは現在のシリーズとほぼ同じになると思われます。また、私の趣味の偏りゆえ、新シリーズにおいて一般キャラ(作者枠以外のキャラ)を全員女性キャラにすることも検討していますが、これはまだ確定事項ではありません。これから新シリーズに移行するまでにじっくりと方針を考えていきたいと思います。
新シリーズにおいて私の作品で売りにする一貫した個性(レギュラーキャラ等)というのも、これから煮詰めていきます。この個性という点に関してはわざわざシリーズを変えずともこれからゲーム回数を重ねていくにつれて徐々に確立させることができる(というより、それしか方法がない)ものだとは思いますが、一旦シリーズを全てリセットした上で心機一転新たな作品を書きたいという気持ちの方が勝り、今回の決断に至りました。

また、シリーズリセットに伴い、作者枠に関しても変更があります。今作の初めに「逃走中4」に向けた作者枠の募集を行いましたが、こちらの募集による作者枠は「逃走中4」ではなく「逃走中新シリーズ1作目(仮)」に設けさせていただきたく思います。こちらの都合での一方的な変更となってしまった以上、応募された方の中には不満を抱く方もいるかもしれません。お望みの方は応募の取り下げも受け付けますので、何らかの方法(TwitterのDM・こちらのスレッドへのコメント等)で私にその旨をお伝えいただければと思います。

ここまで新しいシリーズについてのお話を長々としてきたわけですが、まだこちらの「逃走中3」のゲームは終わっていません。新シリーズどうこうよりもまずはこちらの作品の完結を目指したいと思います。残り時間にしてまだおよそ3分の1しか書けていない状態ですが、絶対に打ち切りにはしません。しっかりとこちらのゲーム並びに現在のシリーズを完結させて、思い残しのない状態で新シリーズへ移行したいと思います。まだ完結までは時間がかかると予想されますので、この間に新シリーズの方針を念入りに吟味し、万全な状態にしたいと考えています。

また、このシリーズが完結した後も、今まで書いた逃走中1~3のスレッドを私の方から削除要請はいたしません。私の執筆活動の歴史の一部として、新シリーズ開始後もいつでも読み返せる状態にしておきますので、後で読む気がある方(いるかは分かりませんが……)もご安心ください。このシリーズはひとつの区切りを迎えますが、これらの作品を書く労力や時間が無駄なものであったとは思いません。むしろ、これらの作品がなければ今の私はありませんでした。とても実りの多い3作品だったと思います。



この作品が終わってシリーズが変わったとしても私の作品を相変わらず読んでくださるという方が一人でもいるのなら、それは私にとって非常に喜ばしいことです。引き続き応援してくださる読者の皆様の想いに最大限応えられるよう、これからも精進していきたいと思っております。

最後になりますが、この度は読者の皆様、特に作者枠への応募をして下さった作者の皆様の混乱を招く事態となってしまい、大変申し訳ありませんでした。明日から年度が変わりますが、来年度も私綾木の作品をどうぞよろしくお願いいたします。



それでは。