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第4話「気が付けば、別世界」

【秩序の聖域】

ザシュ……ザシュ……

コハル「………」

何だろう、ウチじゃない気がする。
遠い意識の中、私はある家に招かれていた。
美味しそうな匂い、作っているのは誰かな。
ゆっくり目を開けると、バンダナを巻いた男性がこちらを見ていた。

「気が付いたか。大丈夫か？」
コハル「此処は？」
「コスモスの館。私たちのアジトよ！」
コハル「つまり、秩序軍の本部！」

だからなんだ、確かに見渡すと別の世界にいるみたい。
それに、目の前にいるのはお父さん達じゃない。
今はこの世界で役に立って、帰る為の方法を探さないと行けない。
サトシとゴウが敵になるなんて、信じられないから。

5話に続きます。