二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの愉快な日々 ( No.104 )
日時: 2022/04/06 08:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

※今回は作者の諸事情に寄り、80話までの更新となります。
しかもこの最新話で、懐かしの女性キャラたちが登場しますよ。

第73話「再び再会①」

【FF7の世界 セブンスヘブン】

カランカラーン

「あっ!! 皆、久し振りね!!」
「ゼシカ。どうしてあなたが此処に?」
「うん。本当は故郷でもあるリーザス村の事も心配だったんだけどね、お母さんが私に言ってくれたの! 「ゼシカ、私たちは私たちで自立して行くから心配は無用です! あなたはあなたの人生を進みなさい」てね!!」
「そっか……。アローザさんがそんな事を!!」
「ふふんっ。それにこうして集まるのも暫くないかも知れないでしょ? それをティファに提案してみたらね、今日は私たちだけじゃなく他の皆の為に貸し切りにするって言い出したのよ!」
「もうっ! それならわたしもじっとしてられない、少しでもティファの負担を減らさなきゃ!」
「うんっ、そうだねエアリス!」
「ティナ、わたしと一緒に開店前の準備をしましょう!!」
「ええっ!!」

このセブンスヘブンは、わたしにとって大切な友達の1人・ティファが経営しているの。
いつも1人で切り盛りしているから、わたしたちも何か手伝える事があるかも知れない。
するとフィーナがキッチンの近くに置いてあった売り上げリストと描かれている紙を見つけ、黙々と見ているの。
その彼女が気になり、マァムも一緒に見始めたんだ。

ペラペラペラ ペラペラペラ………(フィーナとマァムが売り上げリストをめくる音)

「…………」
「…………」
「凄い。このお店、カクテルだけじゃなくカフェもやっているんだ!」
「確かレオナが言ってたけど、此処は日中がカフェで夜はバーをやっているみたいらしいわ!」
「…………」
「フィーナ……?」

たまにあるのよね、フィーナが突然手を止める時って。
以前彼女を慕っているレインに話を聞いてみたら、何年間もクリスタルの中で眠っていたみたい。
幼い彼もまた、その時の痛みが何なのかすらよく分からなかった時期があったのね。
まるで私がダイを1番に考えてると自覚する、その時までみたいに。


「………。レインや皆を招待するなら、もっと食料とか必要な調味料を揃える必要があるかな!」
「名案ですわ。それでしたら、わたくしとフィーナさんが必要な食材や調味料の買い出しに行きますわ!」
「そうね。それなら私はマァムさんと一緒に飾り付けを担当するわ!!」
「Σだ、駄目ですよ! グランバニアの王妃様がそんな危険な事をしては私が殿下に叱られてしまいます!!💦」
「あら。私なら心配ないわ、これでも過去は1人でやって来たんだもの!」
「だからって危険です! それに過去とかそう言う事とかの話じゃないんですってば!!」

一般市民かも知れないけど、ビアンカさんは一国の王妃様なんですよ。
フローラさんやゼシカ以外の平民に混ざって、飾り付けとか任せたら絶対に危険です!
あぁ、もっと周りの事とか考えて行動を取るようにして下さいよ王妃様。
もしも万が一王妃様に何かあったら、殿下に叱られるのは私の方なんですからね!!💦💦

②に続きます。感想OKです♪