二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々 ( No.116 )
- 日時: 2022/04/11 08:26
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第84話「楽しい誕生日会と決意 後編」
【セブンスヘブン】
「ふふっ、ゼルダの方はポップが連れて来たみたいね!」
「俺……もう待ちきれないよ、もういいでしょ?」
「焦るなよ小さな勇者様。こういう時は3カウント後に開けるもんなんだよ!!」
「………。ちぇっ!!」
つまり、例のカウント終了と共に開けるって作戦かな。
デルムリン島にいた時でも、きっと同じような感じになっているだろうなぁ。
ビックスさんは緊張すらしないまま、平静を保ちながら3つのカウントを言っている。
い……いよいよだ、ついに主役たちを出迎えれるぞ!!
バァンっ
パンパカパーン
『誕生日おめでとうピーチ(姫/さん)、ゼルダ(姫/さん)!!』
「み、皆………」
「では、この日の為に私たちを待っていたんですね!!」
「ま、そういう事になるんだわ。悪かったな、黙っててよ…」
「成程。何故俺たちが導かれていたのかやっと分かったよ、こういう事だったんだな!」
「ほらほら主役のお2人さん。豪華な料理も沢山あるから、楽しんで行ってくれ♪」
『ちょーーーっと、待ったーーーー!!!』
「……。また彼らのようだな、表の方は俺とりんごで死守して来るよ!!」
「待てよティ、そーいうおいしいとこは俺にも混ぜてくれよ♪」
「おっ、面白そうだな! 久々に俺たち4人で大暴れしてやろうぜ!!」
「ちょっと!! ……。折角の誕生日会なのに、あんなのでいいのかしら?」
「大丈夫だよマァム。それに表のゴミ掃除ならポップたちが適任だからね♪」
「そうだぜお嬢さん、俺らアバランチのリーダーも加勢するんだ! 何も心配はねぇよ!」
だ、だからそうじゃないのに〜。
恋人のダイだけじゃなく、アバランチのメンバー・ビックスさんまで乗っちゃって。
肝心の2人はと言うと、あんな騒ぎになり掛けてるのにも関わらず楽しく過ごしてるわ。
私もこうして過ごしたいけど、どうしても表の方が気になるわ!!
ババババババババババ……
「この店はよ……、テメェらのような変態どもが来るような場所じゃねーんだよ!!💢💢」
「畜生!! 折角ティナちゃんをhshs出来る絶好の機会だったのに!! こんな仕打ちは、酷いよーーー!!!」
「うわーーーーん、ママーーーー!!!」
『Σお前らは揃いも揃って餓鬼か!!💢💢💢』
「うぐっ………、ヒック…………」
「だってだって。どうしても可愛い女の子をhshsしないと気が済まないんだよ!!💢」
「………。だったら、その腐った性根を俺たち2人で叩き直してやる必要がありそうだな!!💢💢」
「同感だな。それによぉ……!! 今のてめぇの一言であいつが……、バッツが黙ってるとも限らねーんだよなぁ!!💢💢」
『ひ、ヒィィィィィィ………(がたがたブルブル)』
「ワハハハハハ。その隙に俺様は店の中に……」
「甘いですねワリオさん。この私がいる限りそんな好き勝手な事はさせませんよ、ターミテーションx2!!!💢💢💢💢」
バレットたちならともかく、あのりんごが本気で怒っているなんてね。
するとその背後で私の名前を呼ばれたと察し、静かに後ろを振り向いたの。
まるで一部始終を察していたのか、普段はあまり怒らない筈のバッツまでもがカンカンに怒っていた。
本当は行かせてあげたいけど、これもあなたの為だからごめんなさいねバッツ!!
【セブンスヘブン 店内】
「はあっ!!」
どこんっ
「ま、マァム……。どうして………」
「ごめんなさい。あなただって表の処理に賛同したいって分かっているけど、傍らにはティたちがいるんだもの! 彼らは絶対に負けたりしないわ!!」
「そうですよバッツさん。お気持ちは分かりますけど、今回ばかりはティくんたちに任せましょうよ♪」
「だ……、だけど………」
「バッツ。諦めろ、それでも行きたいと駄々をこねたらお前の大切な恋人まで悲しませる事になるぞ!!」
「………。分かった分かった、分かりました!! 本当なら俺も思いっきり暴れたかったけど、今回ばかりはティたちに託すよ!!」
「バッツ〜。あなたの好きな料理も沢山あるわよ、早く来ないと無くなっちゃうわよ〜?」
「ティファ。マジで頼むから、それだけは勘弁してくれよ〜!!」
ありがとう時リン、そしてアイク。
あなたたちのお陰で、もう1発彼を寸止めしなくて済んだわ。
本当なら此処にいる皆だけでも、楽しく過ごすつもりだったけどね。
もし私も今のバッツみたいに駄々を捏ねていたら、今度は大人気ないよってダイに言われるかも知れないわね。
85話に続きます。
※本来なら次の回で最終話を描く予定でしたが、まさかの裸族一味が再降臨してしまった為もう少しだけ続きます。
あっ! 感想はOKですよ♪