二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々 ( No.119 )
- 日時: 2022/04/12 21:24
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第87話「それぞれの変化と最後の一夜 中編」
【ぷよぷよテトリスの世界 プリンプタウン】
「此処が、あたしたちの世界なんだ!」
「………。確かにあの事件の後って感じね、想像も付かないくらい大きな事件があったの?」
「簡単に言うとね。当時の元凶が、ティの前に王者を務めていたエックスって人だったんだ!」
「……。要するにそいつが何かしらやっちまったせいで、2つの世界が1つになっちまったと言うわけか!」
「その通りですわ。流石はバレットさん、素晴らしい解釈のまとめ方ですわ♪」
「ラフィーナ……(汗)」
未だに、お嬢様気分なのはあの事件から変わっていないけど。
あたしでも時々は驚いたりしたよ、今までぷよしか使わなかったのに急にテトリミノを使えるようになるなんて。
レムレスも時にはテトリミノを使っているみたいだから、今度教えて貰おうかな。
あの事件以降あっていないから、たまには会いに行きたいよ〜。
「あら、アミティサン?」
「へっ?」
「うふふっ。もしかして、ワタシと先輩の事を考えていたのかしラ?」
「う……、うん! あの事件でフェーリ、かなり錯乱していたからさ…! その頃あたし、ラフィーナを助ける為に必死だったから考えていなかったんだよ!!」
「な……、何を仰るのアミティさん! あの時私は全力であなたに勝負を挑みましたが、本気モード全開のあなたには全く及ばなかったのですのよ!!」
「そうよ。もしそこにあたしもいたら、アンタのサポートに入っていた所だわ!」
「いやいや、マリベルさん! そもそもあなたがいたら、勝負する以前にこちらが不利になりますわ(汗)」
確かに、ラフィーナの言い分には理解出来るよ。
無理にあたしのサポートをしたって、返ってラフィーナが降伏するしかないよ。
助太刀したい気持ちは凄く嬉しいけど、あの頃の戦いはあたしの全力を掛けての勝負だったからね。
後あっていないのは、アコール先生やシグたちだけかな。
【キノコ王国 ルイージとセリスの新居】
「そっか。兄さんも少し前にゴールインしたんだね!」
「うん。せつなさんがね、これからもボクのバックアップを任せてくれるって言ってくれたんだ!」
「それ以前にマリオ。どうしてあなたたちの結婚式の時、私とルイージを招待しなかったのよ?💢💢💢💢」
「ヒィィィ……。だ………、だってその日はルイージにとって初めての仕事もあったから声掛けれなかったんだよ〜」
「大切な仲間の前で黙っていた事に関しては私も同罪だ。此処は私に免じて、マリオを許してやって欲しい」
「………。分かったわ、今回はせつなに免じて許してあげるわ♪」
「そうだね。悪気はなかったし、今回は大目に見てあげようか!」
「ありがとう2人共、恩に切るぞ!」
確かに、我々の結婚式が決まった時は仲間たちに招待状を贈るのが当たり前だよな。
しかしその日はどうしても、キノピオたちの固い意志に刃向かう訳には行かなかったんだ。
黒崎一護に招待状を贈れば喜んで参加するが、檜佐木殿はそういう気分にならない。
何故なら、我が姉であるとわの死を少しずつ受け入れているから仕方ないだろうな。
後編に続きます。此処までが中編ですが、感想OKですよ。