二次創作小説(新・総合)
- Re: すべてはここから始まった〜光の竜胆爆誕伝〜 ( No.1 )
- 日時: 2022/03/16 18:46
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
ここは呆れるほど平和なプププランドよりもっと平和なメリーディストピア……そこでは住民達がのびのびと過ごしていた。しかし……こんな中でも、一人鍛錬に打ち込んでいる者がいた。彼は勇者、ラグナス・ビシャシ(表)。ある時は自称勇者、またある時は光の勇者と呼ばれている青年だ。………本来ならば。ラグナス(表)は呪いをかけられており、現在は子どもの姿で大人の自我の状態で鍛錬に励んでいる。その様子は微笑ましいものだが、それを本人に言うと怒られるので置いておこう……ラグナス(表)は一通り鍛錬を終えると、ふうと息をつき、散歩を始めた。
ラグナス(表)「よし、また本来の力を取り戻せた気がするぞ! ………この力を使える機会がもっと増えるといいんだけどなぁ」
ラグナス(表)が息を整えるために散歩していると……進んだ先にはうなだれている青年がいた。その人物は………
ラグナス(表)「あれ、長谷部(表)? こんなところでどうしたんだ?」
長谷部(表)「! ………主。失礼致しました。主の御前で恥ずかしい姿をお見せして」
ラグナス(表)「いや、そんな気にしなくていいぞ? 別に恥ずかしいわけじゃなかったし。どうしたんだよ、何か悩んでいるみたいだったけど……」
ラグナス(表)を主と呼んだこの男性はへし切長谷部(表)。ラグナス(表)は勇者であるとともに、刀剣男士を顕現する審神者でもある。このへし切長谷部(表)もラグナス(表)の本丸にいる刀剣男士なのだ。長谷部(表)はラグナス(表)に見せる、内に熱い思いを抱えるクールな佇まいを崩さない程度に、ラグナス(表)に告げた。
長谷部(表)「俺は………主の志や熱意、そして人柄に憧れて、勇者となれるよう励んでいます。ですが………この世界ではなかなか勇者の出る幕がない。そうは思いませんか?」
ラグナス(表)「まぁ………そうだよなー……俺もちょっと、その事を気にしてたところだよ」
長谷部(表)「!! 主も同じ気持ちでしたか……主と以心伝心できているようで、嬉しいです」
長谷部(表)は自らの名付け親と言える元の主、織田信長にわだかまりを持っている。その影響か新たな主となる審神者に刀一倍尽くす傾向があるが……この長谷部(表)は特にラグナス(表)に憧れを抱いている。そのため魔王を倒す勇者という職業にも興味を持ち、長谷部(表)も立派な勇者となれるよう目指しており、たまに自らのことを長谷部(表)と呼ぶだけでなく、引いては「勇者長谷部(表)」と呼ぶよう願うこともあるほどだ。だが、長谷部(表)の言う通り、メリーディストピアにはトラブルはあれど、勇者が戦える機会はそうそうない。
ラグナス(表)「一応戦闘訓練はあるんだけどさ……長谷部(表)は出てないよな」
長谷部(表)「ええ。俺は呼ばれませんでした……これもあり、尚更勇者としての活動に勤しみたくなっているのですが…………」
ラグナス(表)「そ、そう落ち込むなよ長谷部(表)! そうだ、私と一緒に勇者として依頼を募ってみよう! またはサタン(表)の大迷惑を止めるとかさ!」
長谷部(表)「魔王を倒しに行きたいのは山々ですが………サタン(表)の奴は何か悪事を重ねていますか?」
ラグナス(表)「…………今は、そうでもないな」
メリーディストピアで勇者が活躍できるような機会が絶望的にないことを改めて知り、お互い言葉が詰まるラグナス(表)と長谷部(表)だが………
天悪「何かお困りかい?」
ひょっこり。そんな中にメリーディストピアの創造主の天悪が現れた。恐らくこの様子を見ていて気になったのだろう……天悪の存在に気づいたラグナス(表)は「うわああ!」と軽く驚き、長谷部(表)はめんどくさい奴が来たと言わんばかりのジト目を天悪に浴びせる。
長谷部(表)「出たな変質者。………俺と主に何の用だ?」
天悪「【悲報】長谷部くん(表)、天悪にわりと辛辣」
長谷部(表)「ふざけた言い草をするな。主を驚かせて……用がなければ去るぞ」
天悪「待って待って行かないで!! 長谷部くん(表)もラグナスたそ(表)も困ってたでしょ!? 勇者としての仕事がないって!!」
長谷部(表)「! ………貴様にどうにか仕事を用意できるのか?」
ラグナス(表)「天悪、私と長谷部(表)の悩みを解決できるのか!?」
天悪「うん! いい事思いついて………ほら、他の作者さんがやってるよね? 【ギルド系小説】を! それを天悪サイドでも一度やってみよう! これなら、一人と一振も勇者として活躍できるはず!」
長谷部(表)・ラグナス(表)「「ギルド系小説???」」
ーーーーーーーーかくして、天悪が悩んでる長谷部(表)とラグナス(表)の話からヒントを得て、総合ギルド「光の竜胆」が設立されたのだった……
長谷部(表)「さすがです、主。我々のギルドの名に相応しい名前をつけるとは……」
ラグナス(表)「へへへ、そうか? 正義の名にふさわしい名前がいいと思ってな!」
天悪「あっ、このギルド公平性をきすために他の住民にも所属してもらうからね!」
長谷部(表)「はっ????????」
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