二次創作小説(新・総合)
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.185 )
- 日時: 2022/05/13 17:24
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【依頼15】
『スター・ウォンテッド・データ・モンスター』
「はぁ、はぁ、はぁ……アニキ、どこまで逃げればいいの!?」
「聞いてる暇があるなら走れ!!捕まっちまうぞ!!体をグチャグチャにされてもいいのか!?」
「いやだ!」
「ならもっと早く走れ!!」
『脱走!脱走!』
『魔獣が2匹脱走しました!!』
ーーーーーーーーーーーーーーー
魔トリョーシカ
「はい、正義の悪役ご意見ラジオのお時間になります」
B太郎
「時間ねぇわからってラジオ番組作って依頼解決とかやべーよアンタ」
魔トリョーシカ
「最初のお便り(無視)」
魔トリョーシカ
「イマイチ出番のない人もいますが、何をしてますか?」
魔トリョーシカ
「あーこの質問はねー」
ーーーーーーーーーーーーーーー
犬塚
「ちっ、見つかった!!」
「待てぇ翼!!」
魔トリョーシカ
「まず犬塚さんが逃亡犯だから、迂闊に外に出せないんです」
レザード
「めんどくせー………」
魔トリョーシカ
「レザードさんはレーザー銃を定期的にメンテする必要があるから戦闘系の依頼以外は留守番」
魔トリョーシカ
「キスキルとリィラはずっと配信してて、ヒルデはゴロゴロしてるよ」
B太郎
「マルスは……ヒーローなんでな、俺達とは別で色々やってんだ、緊急収集にも呼べないくらい」
魔トリョーシカ
「と、こんな理由なんです!次の質問は……」
ーーーーーーーーーーーーーーー
魔トリョーシカ
「いやー、楽しいねラジオ」
魔トリョーシカ
「動かず解決する依頼は皆これでやっちゃおうか」
ネズミの神さま
「それでも雑用が多すぎるけどね……」
B太郎
「なんで毎日毎日大したことない仕事が山ほど飽きず送られてくるんだよ」
七夜
「おい所長、なんかでっけぇ荷物届いてるぞ」
魔トリョーシカ
「え?誰かkumazonでポチッた?」
Sonic.exe
「こんなデカイのは頼んで無いはずだが」
魔トリョーシカ
「どれどれ」バサッ
封を開けてみると、そこには大きなテレビが
魔トリョーシカ
「テレビ……ああ、なるほど」
カチッ
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.186 )
- 日時: 2022/05/13 17:26
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ボタンを押すと、即座に画面がついてアナウンサー風の男が出てくる
『これはこれはどうも、フィユティーヌ様』
魔トリョーシカ
「それはこちらの言葉だよ、カスタマーサービス」
Sonic.exe
「誰だ?知り合いか?」
魔トリョーシカ
「この人はホーリーナイトメアって会社のカスタマーサービスさん、さまざまな分野、用途の魔獣を提供販売しているんだ」
魔トリョーシカ
「ほら、今飼っているガブリエルもここから購入したんだよ」
カスタマーサービス
『ガブリエルを大層気に入ってくれたようで大変光栄でございます』
魔トリョーシカ
「それでカスタマーサービスさんがなんで通信を?誰か魔獣買った?」
カスタマーサービス
『いえ、この度はビジネスの話をしにきたのでございます』
魔トリョーシカ
「というと………」
魔トリョーシカ
「依頼だね?」
カスタマーサービス
『はい』
ーーーーーーーーーーーーーーー
カスタマーサービス
『いまナイトメア社長がお熱になっているのが、こちらの星の戦士【カービィ】』
カスタマーサービス
『生まれてまもない生物ですが潜在能力が高く、我社が提供している魔獣を次々と撃退していると陛下から度々報告が上がります』
ネズミの神さま
「陛下って誰?」
魔トリョーシカ
「あの世界のデデデの事」
カスタマーサービス
『そこでフィユティーヌ様には、カービィの戦闘データを取ってもらおうかと』
魔トリョーシカ
「魔獣と戦ってるところを調べてってわけね、期限とかは?」
カスタマーサービス
『期限などはありませんが、およそ3種類ほどのデータを用意していただけると』
魔トリョーシカ
「魔獣は倒されてもいい?」
カスタマーサービス
『かまいません 』
魔トリョーシカ
「魔獣はそんなに出るの?」
カスタマーサービス
『ホホホ、陛下は魔獣を存分に購入なさるのでお時間はかけませんよ』
魔トリョーシカ
「了解、しばらくポップスターに滞在しようかな」
カスタマーサービス
『ああそれと、こちらは無理に行わなくても結構ですが』
カスタマーサービス
『陛下が踏み倒している魔獣代の料金をある程度回収していただけると………』
魔トリョーシカ
「任せといて、ポップスターに出発!」
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.187 )
- 日時: 2022/05/13 17:28
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
~ホップスター〜
プププビレッジ
Sonic.exe
「ここがカービィの世界?村があって、人がいて……文明がある?」
Sonic.exe
「もう少しのほほんとした世界と前にティーから聞いていたのだがな」
魔トリョーシカ
「ここはちょっと特別だからね、村も生活感もある」
レザード
「こんな所で魔獣が暴れるんだよな」
七夜
「改めてこの依頼ってよ、俺たちはカービィの敵なのか?」
魔トリョーシカ
「直接手を下すワケじゃないけど情報提供するわけだからね、なるべく目立つような真似はさけておきたい」
スターアベネス
「アイツも言ってたがカービィってどの世界でもだいたい強いからな……」
魔トリョーシカ
「ここなんてまだマシな方だよ?ほら、隠れて様子を伺おう」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ガサガサ……
メタナイト
「ん………?」
ソードナイト
「どうしました?メタナイト様」
メタナイト
「……何か気配を感じるな」
メタナイト
「時空から来た客人という事でもなさそうだ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
魔トリョーシカ
「この世界のカービィはカスタマーサービスも言ってたが生まれたての赤子同然」
魔トリョーシカ
「メタナイトはかつて『銀河騎士団』を率いていたけど全滅し、本人もだいぶ歳を取っている」
魔トリョーシカ
「デデデはあの始末だ」
サビィ
「とすると、この世界ってヒーロー側として見ると結構追い詰められてる所なんすね………」
B太郎
「実質戦力は1人だけで成り立ってるわけだからな、なんか聞いてたら気が引けるぞ……」
レオン
「1番嫌なのは関係がバレてまとめて八つ裂きにされることだけどな」
魔トリョーシカ
「その時はほら、Mr.ショータイムさんの力でさ」
Mr.ショータイム
「………」
Mr.ショータイム
「!」
Sonic.exe
「どうした?」
チドリ
「あれをご覧下さい」
魔トリョーシカ
「あ!」
空に緑色の物体が飛んでいるのが見える
魔トリョーシカ
「魔獣だ!!もう戦い始めてる!」
魔トリョーシカ
「急がないと!」
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.188 )
- 日時: 2022/05/13 17:33
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【高速機動魔獣】
【エアロスター】
キイィィィン!!
緑色で高速に動く魔獣、エアロスターは空を自在に飛び回りカービィを翻弄する
カービィ
「ぽ……ぽよ………」
七夜
「はええよ!!目で追えねぇ!!」
猿渡
「ていうかなんで手書きなんだよ戦闘データ!!パソコンくれ!!」
魔トリョーシカ
「なんかこの方がデータ取ってるっぽいじゃん」
サビィ
「データと言っても今ん所一方的にボコられてるばかりだけど」
Sonic.exe
「どうする?」
魔トリョーシカ
「このまま倒れても面白そうだ」
レオン
「お前……自分は関係ないからって………」
魔トリョーシカ
「冗談だよ」
魔トリョーシカはピストルを作り、カービィに向かって投げ飛ばす
それと同じ頃、エアロスターが旋回してカービィに向かってミサイルを発射する!
「カービィ!吸い込みよ!!」
カービィ
「!!」スゥゥゥーーーー
声に反応してカービィは吸い込みを始め、ミサイルと魔トリョーシカが投げたピストルを吸い込む
カービィ
「!」
スターアベネス
「お前………」
魔トリョーシカ
「すっぴん縛りなんてつまらないだろ?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
カービィ
「ハアッ!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
カービィはピストルを構え、赤い帽子を被った姿に変身した
メタナイト
「あれは……レンジャーカービィか!」
カービィ
「!」
エアロスター
「!!」ドドドド
エアロスターは再びミサイルを乱射するが、カービィは慌てず標準を定めて一つ一つ弾を打ち込んでいく
七夜
「全部撃ち落とした!?」
レザード
「さっきと全然違うじゃねぇか!」
Sonic.exe
「ていうかあんなコピーあったのか」
魔トリョーシカ
「いいねぇデータ取り甲斐があるよ」
カービィ
「ハァァァーー!!」
エアロスター
「!!」
エアロスターがどんなに機敏に動いても標準が逸れることなく………
カービィ
「ウリャー!!」
溜めて放たれたエネルギー弾は、正確にエアロスターに直撃した!!
Sonic.exe
「倒した!」
レオン
「…………倒したのはいいけど」
レオン
「こっちに墜落してきてないか!?」
ドォォォォン!!
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.189 )
- 日時: 2022/05/13 17:37
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
「えー?合体魔獣にする予定の2匹が逃げた?」
「ちょっと!絶対捕まえてよ!私が改造して素敵なモンスターちゃんにするんだから!」
「見てこれ!顔と首を繋ぎ合わせて、ドラゴンの下半身と合わせたオルトロゴン……」
………
「………ぜぇぜぇ、外には出られた………出られたんだよな?」
「アニキ………」
「ちっ、ここからどうするか、だな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔トリョーシカ
「すごいね、さすが子供向け作品」
魔トリョーシカ
「魔獣が直撃して爆発しても黒焦げだけで済んでる」
七夜
「これがDOOMとかDEAD SPACEとかだったら四股がもげたり首が吹っ飛んだりしてたな……」
ネズミの神さま
「むしろあの作品達は体が簡単にもげすぎじゃないかしら」
魔トリョーシカ
「でもこれで1体目のデータは取れた、順調だね」
サビィ
「…………」
B太郎
「どうした、悪の首領さんよ」
サビィ
「いや………負けると分かっているのに怪人の戦闘データなんて取って何の役に経つんだろうって考えてた」
サビィ
「俺も特撮の方でメタルポリタンのデータは取ってた場面もあったけど、勝つこと前提だったし」
サビィ
「負けると分かっていて、せっかく作った怪人を無駄死にさせるのは理解に苦しむな」
…………
一方その頃、プププビレッジの住民は
フーム
「え!?カービィを狙っている人がいる!?」
メタナイト
「ブレイドナイト達が、この間のエアロスターとの戦闘をずっと観察していた者を見たという」
メタナイト
「情報を集めていたとも言っていた、恐らくは………」
フーム
「ホーリーナイトメア社のスパイ?」
メタナイト
「まだ断定は出来ないが、有り得なくもない話だ」
メタナイト
「ここ暫くは周囲を警戒したほうがいいだろう」
フーム
「そうね……またデデデの奴が変なこと考えてるのかもしれないし」
ーーーーーーーーーーーーーーー
デデデ
「ウェヘヘヘ!みんな買い占めてやったゾイ」
エスカルゴン
「まーた無駄遣いしちゃってもう」
デデデ
「無駄じゃないゾイ!」
デデデ
「生活用品をワシが全部買うことで、手に入れるためにはワシから貰わないといけない!」
デデデ
「これで愚かな人民共の代金をむしり取ってやるゾイ!」
エスカルゴン
「ほほー、陛下も中々あくどいことを考えるでゲスな」
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.190 )
- 日時: 2022/05/13 17:39
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
「ここ最近洗剤が不足してて……」
「ウチはトイレットペーパーだ、殆ど売り切れで全く補充できないんだ」
「歯磨き粉がそろそろ無くて不安だねぇ………」
魔トリョーシカ
「おや?プププビレッジでなにか起きたみたいだね」
B太郎
「生活用品不足か……俺もよくあったなぁ、そういうの、だから買いだめしてる」
レオン
「おい情報見つけてきたぜ、ここのデデデ陛下が生活必需品を買い占めて高額で販売しているそうだ!」
スターアベネス
「今どき転売ネタかよ!!」
魔トリョーシカ
「でもあの陛下ならやるかやらないかで言えば、やるね」
Sonic.exe
「どうするよ」
魔トリョーシカ
「転売は放置!」
七夜
「ええええええええええ!!?」
魔トリョーシカ
「そして転売で稼いだ代金をボクらが盗……取り上げてカスタマーサービスに料金として提供!」
レオン
「第2の目的もやる気かよ……」
魔トリョーシカ
「モンハンのサブターゲットみたいなものだよ、出来るならやっときたいじゃん?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
【数時間後】
デデデ
「うへへへへ!」
デデデ
「ティッシュやシャンプーがこんなに高く売れるとは笑いが止まらんゾイ!」
エスカルゴン
「この調子でどんどん独り占めして、人民共から金を撒き上げてやりましょうなぁ!」
バァーン!
フーム
「やっぱりデデデの仕業だったのね!」
カービィ
「ポヨぽよ!」
フーム
「酷い!皆が使うものを独占して高く売るなんて!」
デデデ
「何を言うか!全部ワシが使わず販売してやってるだけ有難く思うゾイ!」
フーム
「アンタが買い占めなきゃ村の皆は普通の値段で買えたのよ!!」
デデデ
「うぬぬぬぬ!文句がある奴は黙らせるゾイ!行けっ!!魔獣ーーー!!!」
ゴゴゴゴゴ!!!
フーム
「な、何!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Sonic.exe
「おい、なんか地面が揺れてないか!?」
魔トリョーシカ
「いいから!皆はお金だけ持って先に逃げて!」
ユージン
「何がデデンだふざけた硬貨しやがって!!」
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.191 )
- 日時: 2022/05/13 17:44
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
カービィ
「ぽ!ぽよー!!!ぽよーーー!!」
フーム
「カービィ!」
デデデ
「デェーヘヘヘヘ!!」
カービィは巨大な土竜のような魔獣に体を掴まれていた
【土竜魔獣】
『モーリィ』
そのまま地面の中に潜っていった
魔トリョーシカ
「おっと………地面の中とは面倒な、こういう時は!」
魔トリョーシカ
「たくっちスノー直伝、ブラックコンタクト!」
魔トリョーシカは自身の右目を出し、モーリィが沈んで行った穴に向かって落とす
デデデ
「このままカービィが上がってこないように使えなくなったゴミで埋めてやるゾイ」
エスカルゴン
「処分も出来て一石二鳥ですな」ドドドドドド
ネズミの神さま
「子供向けアニメの悪役がやることじゃない」
Sonic.exe
「ばいきんまんだってド外道になるのは劇場版ぐらいだぞ 」
魔トリョーシカ
「うーん、大丈夫かなボクの右目」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、魔トリョーシカの目とカービィがいる地下深くでは………
モーリィ
「ももも」
カービィ
「ぽよ……」
カービィがガラクタに埋められそうになっていた
魔トリョーシカ
『あら、本当に危ないことになってる』
魔トリョーシカ
『悪いけどこっちは「三体ぐらい」情報を集めたいんだから、ここでやられちゃ困るんだよ』
魔トリョーシカ
『カービィ、吸い込みよー』
カービィ
「!!!」スゥゥゥーーーー
パクッ
カービィ
「!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
B太郎
「今更だがどうやってカスタマーサービスに金送ればいい訳?」
七夜
「あーホーリーナイトメア社ってどこにあったっけ!?」
レオン
「つーか世界超える暇あんのか!?」
ごごっごごごごごご
レオン
「ああもうまた揺れ始めたぞ!!!」
チドリ
「時空の渦の準備が出来ました」
七夜
「でかした!おい急げ!さっきよりも揺れが大きいぞ!!」
レオン
「子ども向け作品で生き埋めになったらどうなるんだろ」
ユージン
「大丈夫だこういうのは来週になればなにも無かったかのように元通りになるだろ」
ヒルデ
「来週ってなんですか!?」
ごごごごごごごご!!
デデデ
「何の音ゾイ!?」
カービィ
「とあーー!!」
デデデ
「カービィが戻ってきたゾイ!!?」
メタナイト
「あれは……ドリルカービィ!あれで穴を掘って帰ってきたのか!」
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.192 )
- 日時: 2022/05/13 17:46
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
魔トリョーシカ
「おーっと、出たでた、新しいカービィお披露目だ」
エスカルゴン
「ドリルなんて何でもアリにも程があるでげじょうが!!
デデデ
「おいモーリィ!あんなドリルへし折ってやるんだゾイ!」
モーリィ
「ももも!」
カービィ
「はぁーい!!」
モーリィは穴の中に入っていたガラクタを次々と投げ向けるが、ドリルによって次々と貫かれていく!
モーリィは慌てて地中に逃げるが、カービィは少しずつ穴を掘っていき、周囲を覆い囲む
魔トリョーシカ
(また揺れ始めた……とすると、あの揺れはカービィの力か)
魔トリョーシカ
「というか城丸ごと覆ってない?」
カービィ
「グラウンドーン!!!」ボゴォ
カービィはデデデ城丸ごと盛り上がらせてモーリィを引っ張り上げながら城を陥没させる
魔トリョーシカ
「ぐわあああああ!!」
デデデ
「ぎゃあああああああああ」
魔トリョーシカ
「人形達大丈夫かな………」
ーーーーーーーーーーーーーーー
Sonic.exe
「」チーン
B太郎
「………これ待たないといけないわけ?」
ユージン
「ああ」
B太郎
「来週まで?」
ユージン
「来週まで」
B太郎
「ねぇ知ってる?人間って何日も飲まず食わずするだけで死ぬんだよ?」
Sonic.exe
「大丈夫だ最終回にはまだ早い」
B太郎
「打ち切りって知ってるかぁ!?所長でも誰でもいいから助けてくれよ!!!」
………
カービィ
「ぽよーー!!」ズガン!
カービィ
「ついん!!」
カービィ
「どりるぅ!!」
カービィ
「しゅううううと!!」
カービィの頭部のドリルが2つに分かれ、2重になってモーリィを貫く!
ドォォォォン!!
魔トリョーシカ
「………と、これで2体目のデータを回収完了」
メタナイト
「………!」
魔トリョーシカ
「おっと、バレたか」トトト
メタナイト
「待て!」
……
メタナイト
「なんて逃げ足の早さ……」
ブレイドナイト
「メタナイト様……」
メタナイト
「時空の渦はどうだった?」
ソードナイト
「ダメです……一度に複数の時空の渦が作られており、どの世界に逃げ込んだかも分かりません……」
メタナイト
「そうか…ご苦労だった。」
メタナイト
(一体何を狙っている……?)
ーーーーーーーーーーーーーーー
魔トリョーシカ
「あーーーー、危なかった、見つかったけどボクぐらいになるとこれくらいはね」
七夜
「とりあえずあるだけ金入れておいたぞ」
カスタマーサービス
『ありがとうございます』
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.193 )
- 日時: 2022/05/13 17:49
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
………
「えーー!?あのオオカミ2匹がホーリーナイトメア社からも脱走した!?」
「そんなぁ………まだ魔獣にしてないのにぃ……」
「え?………追いかけたいけど何処にいるかも分からないし………」
『ていうかそもそも貴方の杜撰なやり方に問題があるんですよ!生き物を無理やり合体させて!』
「いいじゃない!魔獣といえばキメラ型でしょ!」
『貴方のやり方は本当に危ないことばかりだ……元時空管理局なのか?これが!』
『なぁ!ホログラムス!』
「本名はやめて!私はホワイトローズ美咲って名前が」
ガッシャァァァン!!
『MMMが現れたぞー!!』
「ヤヤヤヤヤヤッフー!! 」
ホロ美
「やばっ!知ってる人来た!逃げよ!!」
「ホワイトローズ美咲………ぶちこr……ぶち転がしにきたよ」
ホロ美
「直ってない!直ってないからやめて桃色魔法少女!もうアレには何もしてないから!」
………
「アニキ………腹減った……」
「人間を……どこかで食わねぇと………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔トリョーシカ
「さて、そろそろ住民にも存在がバレてきたしここらで引き上げたいんだけど………」
七夜
「今度はビックリするぐらい魔獣が現れねぇな」
B太郎
「カスタマーサービスに連絡入れたら陛下に上手く買わせると言っていたが………」
ーーーーーーーーーーーーーーー
カスタマーサービス
『今度の魔獣は大変素晴らしい出来となっておりますよ、完全戦闘型で潜在性能はカービィをはるかに超えております』
カスタマーサービス
『さらにこちら、あらゆる攻撃をシャットアウトする史上最強の鎧をお付けして、400万デデンの所を特別価格で500万デデン!』
デデデ
「おおっ!そりゃお得ゾイ!早速手配するゾイ!」
エスカルゴン
「はァ!?お前ほんと馬鹿じゃねーのアイタッ」ズゴッ
カスタマーサービス
(ホッホッホッ…………)
ーーーーーーーーーーーーーーー
魔トリョーシカ
(………あのセールスの腕は参考にしたいね、顧客が馬鹿すぎるのもあるんだけど)
七夜
「魔獣が現れたぞ!!」
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.194 )
- 日時: 2022/05/13 17:53
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ズゴォォン
七夜
「うおっ、もう戦闘始まってるぞ!!」
レオン
「し………しかもそれだけじゃねぇ!!」
レオン
「カービィがもう負けそう!!」
魔トリョーシカ
「草ァ!」
地面に埋まったカービィと……巨大な鎧を付けた魔獣が既に戦闘を始めていた。
【鋼鉄武装魔獣】
『メガタイタン』
七夜
「さっきからなんで魔獣がガブリエルの同期ばっかなんだよ」
魔トリョーシカ
「ほら、珍しいのいっぱいいるから……」
Sonic.exe
「どうする?」
魔トリョーシカ
「うーーーん」
魔トリョーシカ
「手を出す必要ある?」
B太郎
「えっ」
魔トリョーシカ
「三体ぐらいデータが欲しいって言ってたから勝っても負けてもボクらの依頼は達成出来るし」
魔トリョーシカ
「カービィがヤバいくらいピンチになったらたくっちスノーか時空ヒーロー辺りが助けに来るでしょ」
B太郎
「じゃあアンタ、あのピンク玉を見捨てるのか?」
魔トリョーシカ
「何でそういうことになるの?」
魔トリョーシカ
「まさか本気であんなのに負けると思ってるわけ?」
B太郎
「だ、だけどよ……あんなにボコボコだし」
魔トリョーシカ
「そりゃ無敵の鎧だからねー、作るの苦労したよ」
B太郎
「……は?」
B太郎
「アレお前が作ったのか!?」
魔トリョーシカ
「うん、電気以外はあらゆる攻撃を無効化する最強の装備だよ」
魔トリョーシカ
「はたして今のカービィにスパークをコピーできるかな?」
スターアベネス
「お前いつの間にそんなこと」
Sonic.exe
「じゃあわざと一方的にしたのか?」
魔トリョーシカ
「まーさか?」
魔トリョーシカ
「キミ達は『矛盾』を知ってる?」
七夜
「ある時は最強の矛を売り、ある時は最強の盾を売っていたやつな」
魔トリョーシカ
「こっちは先に最強の盾を作った……でも、僕は元々武器の方が作るのは得意だ」
B太郎
「アンタまさか!!」
魔トリョーシカ
「既に用意はしてあるよ、カスタマーサービスには秘密だけどね」
魔トリョーシカ
【あのね、ボク達は正義の悪役だよ?マッチポンプくらい出来なくてどうするの?】
- Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.195 )
- 日時: 2022/05/13 18:00
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
魔トリョーシカ
「そして完成したものがこちらの剣になります」
ユージン
「はよ渡してこい」
魔トリョーシカ
「言われなくとも」
…………
メタナイト
(正義であり悪役……即ち誰の敵でも無ければ味方になれることもない、か………)
メタナイト
(依頼の為なら手段を選ばないと言うのも事実のようだ、もしかすれば………)
ーーーーーーーーーーーーーーー
魔トリョーシカ
「カービィ!特別性の剣だ!吸い込みよー!」
カービィ
「!!!」ズボッ
カービィは地面から顔を引っ張り出して、稲妻を帯びた剣を吸い込む
カービィ
「!!!」
カービィ
「はあっ!」
「あっ!ソードカービィだ!」
フーム
「でも少し剣が違うわ!」
メタナイト
「電気を帯びた剣を持った特殊な状態……スパークとソードを兼ね備えた、バリッガソードとでも名付けておこう」
魔トリョーシカ
「その電気の剣ならメガタイタンに攻撃が通る!」
カービィ
「たあっ!!」
カービィがバリッガソードを掠らせるだけで、メガタイタンの全身に電気が行き渡り、落下する!
七夜
「アンタまさか極端なものしか作れないのか?」
魔トリョーシカ
「今のボクはマガイモノメイカーでもあるんだもーん」
魔トリョーシカ
(これでも忠実に再現した結果でもあるんだがね)
サビィ
「すげぇ………今度はこっちがほぼ一方的っすね………」
カービィ
「バリッガソードビーム!!」
メガタイタン
「グワーッ!!」ボカーン
メガタイタンの鎧が割れて落下する
魔トリョーシカ
「のおおおお!!!」
そしてその破片が丁度魔トリョーシカの頭部に落ちていった
七夜
「所長ォォォーーーーーー!!」
魔トリョーシカ
「た、助けてB太郎くん……」
B太郎
「来週にでもなれば治るんじゃねーノ?」
魔トリョーシカ
「来週ってなに!?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
かくして魔トリョーシカはデータを提供し終えた。
カスタマーサービス
「申し訳ありませんナイトメア様、魔獣にする予定の生物を2匹逃がしてしまいました」
ナイトメア
「これだけのデータがあれば充分賄える損失だ……カービィの戦闘データ、活動記録……これだけあれば、【ヤツ】を完成させることも不可能ではない」
カスタマーサービス
「とすると、遂に例のアレを開発なさるのですね?」
ナイトメア
「光があるところに影があり、小さな星の周囲には覆うように宇宙がある」
ナイトメア
「そして、宇宙にもまた闇がある」
ナイトメア
「星の戦士の終わりの日は近い」
【プロジェクト『ダークマター』始動だ。】
【私に出来ることがあれば仰せのままに。】
かくして、裏で大きく物語が動いているが正義の悪役には知ったこっちゃないことである
ーーーーーーーーーーーーーーー
B太郎
「なぁ所長さんよ、アンタ………一体なんでそんな滅茶苦茶してまで依頼を解決するんだ?」
魔トリョーシカ
「依頼の解決とは別で使命がある……としか言えないね」
魔トリョーシカ
「成功にせよ失敗にせよ、とにかく沢山、なるべく色んな人から依頼を受けたいんだ」
魔トリョーシカ
「全てはボクの計画のためにね」
B太郎
「なんかワケありってわけな」
七夜
「大変だ!!玄関近くで人が2人も倒れてる!!片方は子供だ!!」
魔トリョーシカ
「引っ張り上げて」
……
チラッ
魔トリョーシカ
「ん?」
「人間……」
「「人間だ!!」」
魔トリョーシカ
「MX、やれ」
MX
「wahhuuuu!!!」
コキッ
B太郎
「ええーーー……」
終わってからというもののカオスな展開になってきたが依頼は終わったので続きは次回の依頼にて
【依頼15】
【complete】