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【プロローグ】

たくっちスノー
「雪、母さん見てない？」

雪
「魔トリョーシカさんなら会社始めたよ、ほらチラシ」

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『独善なんでも依頼ギルド』【正義の悪役】

正義と悪意を込めて、どんな外道な手でも使って貴方を助けます！
どんな依頼でも受け付けます！

所長 魔トリョーシカ

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たくっちスノー
「………は！？」


………

かくして、魔トリョーシカは悪っぽい善人や裏モノ、訳あり達を軽くかき集め、正義の悪役を結成した！

………

七夜
(と、ヤバい所かもしれんが、なんでもやると言うだけはあり体のいい雑用を押し付けられることの方が多い)

七夜
「しんどいけど、これも誰かの為になるのか………？」

「ワンワン！」

七夜
「こら、暴れるな」

………

七夜
「ういー………ただいま、犬の散歩同時に3件終わらせてきたぜ」

魔トリョーシカ
「おかえり、実はたった今スタントマン探してるらしくてね」

七夜
「流石にこの状態でアクションは無理だ」

Sonic.exe
「俺が変わってやろうか？」

魔トリョーシカ
「キミがやると映画の趣旨変わるからダメ」

Sonic.exe
「ちっ、つれねぇなぁ？マリオ？」

マリオ？
「………」

七夜
(しかしまさかマリオが来てくれるとはな………とは言うが、ずっと黙ってばかりだし無理してんのか？)


ﾊﾞﾀｰﾝ!!


七夜
「おっ、こりゃショータイムの爺さんおかえりー」

Mr.ショータイム
「………」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

チドリ
「『依頼にあった大手会社ヤスナリの退職代行、無事に終わらせてきた』と仰っています」

七夜
「よーやるよ、あんたみたいな大物が退職代行なんて」

七夜
「まぁ他もそうだけどな？こうして時空バタバタしてこんな仕事してんだから」


魔トリョーシカ
「ふふふ、細かい仕事でもよそじゃ拾いきれないからね、おこぼれは沢山頂くよ」

魔トリョーシカ
「………と、実は全メンバーに通告」

魔トリョーシカ
「でっかい仕事……拾ってきちゃったんだよねー」

七夜
「何！？」

Sonic.exe
「来たか………」

Mr.ショータイム
「HAHAHAHAHAHA！！」

こうしてまた誰かが、正義の悪役にノックする………！！