二次創作小説(新・総合)

Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.273 )
日時: 2022/07/14 17:33
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【依頼22】
「ゴッド・『』・ダークネス・ブレイク」

魔トリョーシカ
「並行世界行きまくって頭が動かない」

スターアベネス
「一体向こうで何があったんだよ」

魔トリョーシカ
「ナタとの約束だ、言えない」

魔トリョーシカ
「しかしその結果疲れまくって本当にやる気が出ない、なんかこう簡単な依頼しかやりたくない」

魔トリョーシカ
「あれだけで小説1本分くらい冒険した感じがする」

魔トリョーシカ
「なんかもう今日はゴロゴロしたい、ゴロゴロしながら出来る依頼ない?」

Sonic.exe
「何ヒルデみたいなこと言ってんの?」

ヒルデ
「私他メンバーからあんな風に思われてるんですか?」

ユージン
「というか、お前も何かしたらどうだ?」

ヒルデ
「仕方ないじゃないですか!シスターは禁則事項多いんですから!」

ヒルデ
「そ、その………ニートしてた頃ならシスターじゃないのでなんでも出来たんですよ!」

魔トリョーシカ
「くっ、そうなるとニート時代の方が有能だったわけか……こいつ作ったの失敗だったな………」

魔トリョーシカ
「………待てよ?逆に言えばシスターっぽいことは出来るのか」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

魔トリョーシカ
「君の為の役職だ、喜べ」

ヒルデ
「仕事場作らされた!?」

雉野
「えーと、これは?」

七夜
「懺悔室だ、中は防音で何も見えず声しか聞こえないようになっててな」

七夜
「それぞれ部屋が2つあって、この中で神父やシスターにだけ罪を告白して、自分の中のモヤモヤを祓う……みたいな感じだ」

雉野
「へぇー、ここで悩んでることを打ち明けるんですね」

ヒルデ
「ただ聞いてればいいわけじゃないのが面倒なんですけど………」

MX
「GOOD LUCK」

ヒルデ
「うるさい!こんな時だけ流暢な英語言わないでください!」

ヒルデ
「貴方神なんですからやってくださいよ!」

ネズミの神さま
「私はネズミの神であって人は専門外なんだけど!?」

魔トリョーシカ
「贅沢言うな、有料だし、こんなんでも助けになるんだぞ」

魔トリョーシカ
「まぁボクたちも聞いてるんだけど」

レオン
「全然匿名性無いんだが」

Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.274 )
日時: 2022/07/14 17:37
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


とりあえず始めた。


ヒルデ
「私いつまでこの中入ってたらいいんですか?」ズゴゴゴゴ

魔トリョーシカ
「とりあえず半日はやってみよう、あと懺悔室でコーラ飲むのやめろ」

ヒルデ
「嫌ですよ〜、向こうでもサラダばかり食わされるんですよ」

雉野
「むしろなんで彼女、聖職者なのにお肉食べてるんですか?」

ユージン
「ヒルデの宗派はそういうのセーフらしいからな………」

猿渡
「いやでもコーラはダメだろコーラは」

レザード
「懺悔してる途中で出したらまずいぞ、今出しとけ」

ヒルデ
「げ"え"え"え"え"〜〜〜っフ」

カーム
「汚ぇ!!!出すのは良いが音抑える努力をしろ!!」

魔トリョーシカ
「お前小説カキコで女の子がゲップしてる小説他にあるか?前代未聞過ぎるぞ」

七夜
「大丈夫かこの懺悔室、客ひとりも来てねぇのに不安になってきたぞ」


魔トリョーシカ
「あっ静かに、誰か来た」


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「えーと………懺悔させてくれよ」

ヒルデ
「はい」

「まぁ、その、なんだ………俺、その、人に言えないこと沢山あるんだけど、その中でも最近のやつ」

「…………」


「親と、喧嘩しちまったんだ」

「いや、向こうは……喧嘩っていうか、俺が一方的に勘違いしてただけって思ってるだろうが」

「ま、それでムカついて………寝てる間に刀ぶっ刺して中に入れてきちゃった、大丈夫です種族的に」

「でもまぁ……流石に悪いと思ったんで、こうして懺悔しに来たんだ………」


「………神よ、我が罪を聞いてくれ………」

ヒルデ
「神は全ての罪を見て、許しになゲェッす 」

ユージン
(まだちょっと残ってんじゃねぇか!)


………


魔トリョーシカ
「………」ゴソゴソ


ドブシュッ

魔トリョーシカ
「あの野郎………なんか違和感あると思ったらボクの成分にドクロ丸入れてやがった………」

魔トリョーシカ
「しかも知り合いだからバリバリハズレだし」

魔トリョーシカ
(それにしても………何故たくっちスノーは勘違いしてたんだ?)

魔トリョーシカ
(母親?君は……あの黒影もどきが出来た時の副産物だったはずだが?)

Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.275 )
日時: 2022/07/14 17:40
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


「神よ………私は昔、人を殺めてしまって………」

ヒルデ
「大丈夫ですこの事務所でも何人か殺してます」

レオン
(殺してねぇよ!!)


…………


「そうだな、ぼくの罪、はっきり言って思いつくものでもないが、強いてあげるなら撮影禁止区域なのに写真を撮ったとか………」

七夜
(何してんだ岸辺露伴こんな所で)

………


「実は……その、親と喧嘩して、ムカついて変なもの混ぜたんです」

魔トリョーシカ
(またお前かたくっちスノー!この黒影もどきの付属品が!)

………

魔トリョーシカ
「おいおいおいおい………なんかマトモなやつ来ないんだけど」

七夜
「そもそもマトモな依頼来ないところだぜ?この近くに来るやつがマトモなわけねーだろ」

チドリ
「これまでの依頼1〜21までの人物がまともでは無いかのような言い方はおやめください」

魔トリョーシカ
「なんか聞いてるボクまで疲れてきたよ………雉野くん、報酬BOX確認してきて」

雉野
「報酬BOX?」

魔トリョーシカ
「そう、曲がりなりにも正義の悪役の事業だからね………何かしら報酬用意するようにしてある、金じゃなくてもいい」


雉野
「お金じゃなくてもいいって嫌な予感が………」



雉野
「やっぱりほぼゴミ箱にされてるじゃないですか!!」

Sonic.exe
「くっ、依頼人共め………!!罪を償った傍から罪を増やすような真似を!!」


魔トリョーシカ
「一応、ゴミを時間逆行させて新品に変える発明品なら作れるからそこからリサイクルも出来るが………」


魔トリョーシカ
「なんかアウトローな組織とはいえここまでゴロツキが居るのもムカつくね」

魔トリョーシカ
「コイツらのせいで普通の依頼人も寄り付かなくなるのはボクの計画的に困る、大掃除をしよう」




魔トリョーシカ
「七夜達が」

七夜
「アンタはやんねーのかよ!!」

魔トリョーシカ
「ボクは疲れてるって言ったろ?」

魔トリョーシカ
「じゃ………マガイモノでも寝たい気分だ、ベッドでゆっくりさせてもらうよ、じゃあまた後で」


……………


魔トリョーシカ
「zzzzz…………zzzzz……」



七夜
「…………」

Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.276 )
日時: 2022/07/14 17:43
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

魔トリョーシカ
『何、その顔?怒って……いや違うな、泣きそうになってるのか?』

魔トリョーシカ
『君でもそんな顔をするとは意外だね、そんなにこの事実を受け止めるのがショックだったか?』

魔トリョーシカ
『まぁ、言ってなかったボクも悪いとは思う、考えれば当たり前の事だとばかり思って………』


魔トリョーシカ
『それに、失敗したカーレッジのあのコピー計画の延長戦で生まれた、言わばオマケの君があんな風になるんだ、世の中本当に分かったもんじゃ………』


『出てけよ………』

魔トリョーシカ
『何?』







たくっちスノー
『二度と俺の前に面出すんじゃねえって言ってんだよ!!!』

魔トリョーシカ
『…………ま、いいか』

魔トリョーシカ
『元々ボクはヨウコに借りがあってこの船に居座ってたからね、もうそろそろ返した頃だろう』


魔トリョーシカ
『どの道別れても、カーレッジを倒すって目的は同じだろ?』

たくっちスノー
『…………その時は、アンタは一緒じゃないけどな』

魔トリョーシカ
『上等』



魔トリョーシカ
『お互い、いい暇潰しと結果ハッピーエンドになっただろう?』

魔トリョーシカ
『キミやりりすた革命団にいるのは楽しかったよ、たくっちスノー』


魔トリョーシカ
『ヨウコには世話になったってのと、ボクの過去の悪事を帳消ししてくれてありがとうって言っといて』

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魔トリョーシカ
「………ふぅ、なんか最近あの直後の夢ばかりだな、ショコラの夢を見たいんだけど」


魔トリョーシカ
「まぁ誰かを犠牲にして生まれた絶望も無かったことになったんだ、ゼロから始められることで後腐れなく【正義の悪役】を始められる。」

魔トリョーシカ
「………さて、そろそろゴロツキ掃除でもするかな」

魔トリョーシカ
「おはよー、掃除なりしてくれた?」


魔トリョーシカ
「なーーんて、ボク眠ってたんだから人形も………」


魔トリョーシカ
「えっ、なんか綺麗になってるんだけど」


七夜
「…………」


魔トリョーシカ
「………いやまさかな、童謡じゃあるまいしオモチャが勝手に動き出すなんてあるわけ…………」

魔トリョーシカ
「いや、昔のボクの世界(玩具の世界)のヤツらは普通に動き出してたわ………」

Re: 独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】 ( No.277 )
日時: 2022/07/14 17:47
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


魔トリョーシカ
「………まあいい、とりあえずゴミを回収して………キスキル、リィラ、宣伝用の広告を用意して色んなサイトで出るようにしろ」

魔トリョーシカ
「×ボタンで消えないコンテンツを圧迫するタイプのやつな、それでいて大きめのやつ」

魔トリョーシカ
「………で、お前ら、洗いざらいなんでも話してもらうぞ、創造主はボクなんだからな」

「安心しろ、特に大したことはしてないよ」

魔トリョーシカ
「!」

ダリア
「久しぶり、その様子だと何とも上手くやっているようだね」

魔トリョーシカ
「ダリア……そういえばいなかったが何故ここに?」

ダリア
「今、あそこはバリバリの正義の組織になってしまったよ、私にはそういう雰囲気はどうにも合わなくてね」

ダリア
「逃げてきた」

魔トリョーシカ
「へぇ、いっとくがここはもうボクのラボだよ」

ダリア
「はいはい、私はラボなんてなくても開発できるから」

ダリア
「で、何をしたかなんだけど」


ダリア
「ちょっと人形遠隔操作させてもらった」

魔トリョーシカ
「ちょっと?」

ダリア
「そしたらレオンがクシャミしてバレた」

魔トリョーシカ
「あれお前のせいか!!」

ダリア
「そこから倒れた時は流石に予想外で驚いたけどね」

魔トリョーシカ
「………それはまぁ、別件でね」

ダリア
「で、そこまで隙を晒したものだから金城達はレオン人形を回収して既に色々調べてある。」

魔トリョーシカ
「人形から特定する気か……?」

ダリア
「いや、そこまでは至ってないが人形の情報は全部知られてしまったね、私にも」


魔トリョーシカ
「まずいなぁ……カーペンターズに来るんじゃないか?あの会社は貴重なスポンサーなんだから縁が切れるような真似はしてほしくないが………」

ダリア
「そんな事はいい、聞いたところによると君は定期的に人形を作ってるようだ」

魔トリョーシカ
「ああ、ボクの体も依頼で木っ端微塵にされるのは珍しいことでもないからな」

ダリア
「そして、その度に作り直す………君の成分と、絶望の力で」

魔トリョーシカ
「ああ、両方とも枯渇しない無限のエネルギー………惜しみなく使えるよ、何よりマガイモノだから誰でも作れる」


ダリア
「………なら、これだけは言っておこう」




ダリア
【君はこれ以上………成分を使わないようにした方がいい】


魔トリョーシカ
「…………」


魔トリョーシカ
「はぁ?」

【依頼22】
【pending】