二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.188 )
日時: 2022/06/10 20:59
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第101話「黒の夢への手がかり」

【DFFNTの世界 月の渓谷】

???「……………」

何だろう、クリスタルが沢山あるあの場所は。
まるでその場所から、強い闘気を感じるよ。
よしっ、まずは偵察に出てみようかな。
このままこの場所で眺めているよりも、直接行った方が話が早そうだ。
気になる場所の中に入ると、広いお部屋の中に繋がっていたんだ。

【クリスタルルーム】

???「綺麗…。まるでこの結晶から何かを感じるみたいだ」
???「恐らく、クリスタルの結晶であろうな…」
ダイ「えっ……!? き、桔梗様?!」
桔梗「ダイ。私はこの結晶の事について、以前セシル殿に聞いた事があるのだ。」
ダイ「えっ…?」
桔梗「彼は笑顔でこう言っていたよ。8つのクリスタルが全て揃いし時、更なる扉は開かれんっとな!」
ダイ「…。地底の世界にある闇のクリスタル、地上の世界にある4つのクリスタルが揃えば……黒の夢にも繋がるんだね?」
桔梗「そこまでは分からないが、もしかすると…それ自体が可能になる日も近いかも知れぬぞ!」
ダイ「…………」
桔梗「さっさと戻るぞダイ。あまりお前の帰りが遅いと、あのピンクの武闘家娘に私が叱られてしまうのでな!」
ダイ「あっ……。ま、待ってよ桔梗様〜!!」

初めて来たのに、桔梗様は全てを知っていた。
クリスタル……、それは光の力を持っているおれたちに必要なキーアイテムかも知れないね。
月の渓谷を後にすると、外にはクロコダインの相棒・ガルーダが待っていた。
桔梗様は彼の背中に乗せて貰い、おれはガルーダの左足を抑えながら皆がいるクリミア国へ戻っていく。

【クリミア国 アイクの家】

ガラガラガラー

ダイ「皆、ただいま!」
アラウミ「おぉ勇者ダイ、待っていたぞ!」
イサリ「任務ご苦労様でした。して、クリスタルルームの状況はいかがでしたか?」
ダイ「うん。明日にでもセシル王の世界に行って、地上にあると言う4つのクリスタルを片っ端から集める必要があるんだ!」
アラウミ「…。やはり、黒の夢に行くにはクリスタルが必要不可欠なんだな?」
ダイ「うん。これはあくまでおれの推測なんだけど、おれたちが2手に分かれたら向こうも動き出すと思うんだ!」
文淡ブンタン「…。カオス軍の総大将が漁村の村の住人だからね、これは気を引き締めて行かないと私らがやられてしまうよ!」
巨峰「それで…? どのように組み合わせ、するんだ?」
ダイ「…………。ごめん、そこはおれが1人で考えたいんだ。いいかな?」
文淡「そうだね。誰をどの班にするかは、じっくり考えた方が良さそうだ…」
巨峰「ダイ…。焦らず、ゆっくり悩め…」
ダイ「うん…。ありがとう、巨峰」

それ自体しか今は考えられないから、食事すらロクに取れない気がする。
そんなおれを心配しつつ、少しだけでも食べろとヒュンケルは言ってくれる。
ありがとう、その気持ちだけで嬉しいよ。
確かに何かを口にしないと、十分に英気を養う事は出来なくはない気がするんだけどね。
それでもおれ的には、かなり悩んでしまう癖があるんだよなぁ〜……。

102話に続きます。

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