二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.200 )
- 日時: 2022/06/16 08:48
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第110話「3つのPT編成②」
【アルバーナ宮殿 会議室】
???「…………」
問題なのは、そのラヴォスに立ち向かう為にどう先手攻撃をするかどうかなんだよね。
こんな時パパがいてくれたら、冷静な判断を下してくれる気がするけど。
無事に例のイベントを終えた彼らを迎えに、今は不在中だったのをすっかり忘れていたわ。
こういう時はボルトにも相談したい所だけど、今はイカダとどんなPTがいいのかで真剣に話し合っているから無理があるなぁ。
ぽんぽんっ
クリリン「サラダさん。君は話し合いに参加しないんですか?」
うちはサラダ「違うの。今は私も何とか考えてはいたんだけど、別の事で少し心配になってしまって…」
船戸イサリ「…。無理もないな、確かにサラダお嬢様のお父上・サスケ殿を心配しない娘は何処にもいないからな…」
うちはサラダ「あのね。私的にも色々考えて、こんな風にして見たんだけど…」
斑目一角「成程。第2と第3のみを中ボスなどの奴らを抹殺する班、第1を彼らが進めるように先行する班か…」
カワキ「つまり。偵察任務みたいな物だろう、それなら最初の班に任せた方が無駄な闘いを避ける事も出来るからな!」
???「いや。油断はしない方がいいだろう」
カワキ「ボルト…?」
うずまきボルト「俺たちがそこに行くと言うことは、カオス軍の幹部ら2人が控えている筈だ。中でも1番厄介な奴がサントハイム出身の姫君・アリーナの姉ちゃんだってばさ!」
船戸イカダ「確かに。ボルトの言う事にも一理ある、七代目から託された敵軍の戦力表を見ると…アリーナ姫が特に手強いぞ!」
そうだね、彼女は分身拳の他にも色んな格闘技で私たちを攻撃してくる事は間違いないよ。
その彼女を止められるとしたら、クリフト神官の他にいない。
でも……、これは本当の戦場でもあるんだ。
いくら主君を助けたいと思っていても、生半可な覚悟で向かわせる事は出来ないからね。
バァァン……
アラウミ「…………」
船戸イカダ「……? 父上…?」
アラウミ「やっ……、やったぞ! トルース村の若者がついに完治したぞ!!」
船戸イカダ「………ッ!!!」
ルッカ「……ッ!! そ……、それは本当なんですか?!」
アラウミ「ああ。今は万全を立て直す為に食事しているとコブナが言ってたから、ゆっくりしながら奴の元に向かうといいぞルッカよ!」
ルッカ「ええ!!」
うずまきボルト「へへっ。これでルッカ姉ちゃんも、本領発揮が出来そうだな!」
船戸イカダ「ああ。……、俺の姉ちゃんにも見せてやりたかったよ。ルッカ姉ちゃんの喜ぶ姿を……」
うちはサラダ「そうだね。彼らはちゃんと状況を理解しながらも、私たちの分まで頑張っているからね! それに万が一の事があっても、向こうにはミツキと恋次さんがいるから何も心配はないよ!」
本当に、そうだといいけど。
中々会えないデスゲイズは、1度逃げたら捕まえるまでが1番ロスを食らう事になってしまう事だってあるんだけど。
だけど、これは本当の遊びなんかじゃないんだ!
私たちは私たちで、最後の場所でもある瓦礫の塔に上陸する為の最善策を一生懸命に行っているからね。
後は、パパたちが帰還次第…最後の打ち合わせに入ろう!
この沢山いる仲間メンバーの中で、誰が戦場に赴くのかをしっかり決めなきゃ行けないからね!!
111話に続きます。
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