二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.202 )
- 日時: 2022/06/17 07:14
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第112話「いざ、瓦礫の塔へ」
【ユライシャ号 甲板】
ピュピュピュピュピュピュ………
クラウド「見えたぞ、あそこが瓦礫の塔だ!」
セリス「ええ。さあ皆、ラヴォスの所に突っ込むわよ!!」
ポップ「…………」
ハドラー「…? どうかしたのか、ポップよ?」
ポップ「あのさ。確かその…三闘神は幻獣界って場所においては魔法を司る神様みたいな奴なんだろ? 俺たちがその神様を全て倒しちまったらさ……」
アラウミ「……。どうなると言うのだ?」
ポップ「……。よくは、分からねぇけどよ…」
クロノ「幻獣……。そして魔法その物が、この世界から消えて無くなってしまうんです…」
ハドラー「……ッ!!!」
アラウミ「な、何だとっ!? それじゃあ、その魔法自体消えたらどうなるって言うんだ?!」
ポップ「………。フィーナは……?」
フィーナ「……………」
フィーナが何か考えて俯いているように下を見ている、これにはきっと……理由がある気がするんだよね。
それでも私たちは3つの班に分かれて、各自の目的の為に行動を開始しないと行けない。
イサリの話に寄ると、三闘神たちがいた場所の何処かにラヴォスの所に繋がるゲートがあるって言ってたんだよね。
3つの班のリーダーが、そのスイッチを押せば…次元の狭間の最新部に移動する事が出来る。
ダイ「じゃあ皆、遅くなってしまったけど…3つの班のリーダーを発表するね!」
ヤンガス「おぉ〜! 待っていたでガス!」
ダイ「まずは、第2PTのリーダーは……うちはサラダ!」
うちはサラダ「……ッ!! わっ……、私?!」
ダイ「うん。実は前の夜にね、文淡と巨峰が俺の所に来てくれたんだよ…」
文淡「ああ。かぐらの仇を取るときでも、アンタの判断は欠かせなかったからね…」
巨峰「うん…。今回も、サラダがリーダーになってくれると…心強い……」
うちはサラダ「……。2人共……」
???「ねぇ。私は? 私はお留守番って事は絶対にないよね?!」
ダイ「おっ、落ち着いてよファイサリス! 大丈夫だって、ちゃんと君もPTに入れるからそんなに慌てないでよ(汗)」
ファイサリス「やった〜。私は何処の班になっても、ダイが決めたんだったら文句はないよ!!」
うずまきナルト・うちはサスケ「「(心:いやいやいや、さっきまで散々文句言ってただろうが!(汗))」」
確かに、さっきの行動は大人気なかったかも知れないかなぁ。
ラピスの時みたいに、フィーナが不在中の時は仕方ないんだけどね。
これでも私はアルドールとヘスの間に生まれた、たった1つの希望の光でもあるんだから!!
いつぞやのパラディアの世界で、何よりもレインたちの闘いを見ていたのは…他でもない私だからね!
ダイ「まず……、ボスとの戦闘が少ない第1のリーダーにはゴウに行って貰うよ! 特に君、この世界自体の闘いは初めてなんだよね?」
ゴウ「ああ。伝説のポケモン・ミュウを捕まえると言う夢に向かう為にも、1歩ずつ進まなきゃ行けないからな!」
ダイ「成程ね…。残った第3のリーダーだけど……、皆にも意見を聞いて貰いたいんだ!」
???「私は……、ダイくんにリーダーを任せても良いと思う!」
ポップ「えっ……!? ティナ?」
ヒュンケル「……?」
ティナ「よく考えてみて。これまでの闘いで私たちが此処まで頑張って来れたのも、彼の素晴らしい判断があったからじゃないの?」
ルキナ「……。言われてみると、確かにそうですね!」
ポップ「ルキナまで、何もティナの言葉に痛感しなくてもいいだろ?!」
ルキナ「違いますよポップさん。ティナさんが生半可な気持ちでこんな事を言ったのではありません!!」
ポップ「……? へっ!?」
BGM設定:FF7よりシドのテーマ(別名:ルキナの決意)
ルキナ「彼女の言う通り。私たちはこれまでの闘いを数え切れないほど沢山行って来ました、その中でも…ティナさんを救うと言う闘いが特に辛かったのを皆さんもご存知の筈ですよね?」
せつな「……ッ!! そうだ、りおんが妖霊蝶に囚われていた時と同じように、ティナも苦しんでいた事があったぞ!」
りおん「はい。確かに私も囚われていた事もありましたが、あの頃はせつなさんが縁の糸を1つずつ切ってくれた事で…こうして皆さんとお会いする事が出来たのです!」
せつな「……。だが、とわを救い出せなかったのは…私の責任でもある」
???「もう止めろよ、せつな!」
せつな「イカダ…?」
イカダ「やっと俺たちが更に前進しようとしているのに、今更過去の過ちを気にしても仕方ないだろ?!」
せつな「……確かにそれはそうかも知れないが、しかし!!」
うずまきボルト「せつなの姉ちゃん。闘う前から暗い顔をするのは良くねぇよ、その怒りそのものは自分の心に留めて置くしかねぇんだよ…」
せつな「…………」
???「俺も。今回ばかりはボルトの言葉に同感だ」
イサリ「別世界のマリオ殿………」
マリオ(ネルさん次元)「確かによ。前までの俺だったら、今のせつなと同じだったかも知れないからな!」
ルイージ(ネルさん次元)「うん。僕たちが経験して来た沢山の闘いが、今の僕たちを強くしてくれた気がするんだ!」
トゥーン(ネルさん次元)「そうだよ。それに僕たちにはイサリ兄を始め、色んな仲間が沢山いるんだ!!」
やっぱり、仲間の絆っていつ見てもいいよね。
もし私がこの状況で、あんな事を言わなかったらどうしていたんだろう。
そうじゃなかったら、皆は不安を抱えたまま最後の闘いに突入していたと思うな。
う〜ん、確かウラドを倒す前のラスウェルたちも今のせつなと別世界のマリオと同じようにも感じたんだよねぇ。
あれは互いの血が反発しあったせいで、共に闘う事を拒んでいた気がするから仕方ないんだけどね。
だからって私も、あの出来事を気にし過ぎたら駄目だ! 今は出来る限り、目の前の事に集中しよう!!
113話に続きます。
はい、最新話を更新しました。
描写は分かりづらいと思いますけど、ファイサリス視点です。
彼女が語る中では、所々にFFBeの経験が入っています。
FF世界のスピンオフの物語なので、未経験の方は是非追体験をして見て下さい。
次回はいよいよ、瓦礫の塔に上陸します。
果たして、小さな勇者・ダイがかなり悩んで決めた3つのPT編成とは一体!?
続きの113話は、本日の正午辺りを目標にしていますので……更新までもう暫くお待ち下さい。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪