二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.204 )
日時: 2022/06/18 07:48
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第114話「パプニカの女王・レオナの助言とゴウたちとの再会」

【瓦礫の塔 ガーディアンがいた部屋では】

ヒュウゥゥン…… ピカーン……

???「よし、ガーディアンを倒したぞ!」
アラウミ「そうだな。これまでワシらはインフェルノ そしてグリーンドラゴンを倒して来ておるからのう、しかし…残っているのは三闘神のみじゃ!」
ダイ「………」
カワキ「どうした?」
ダイ「上陸する前に、クロノが言ってたの覚えてる? 3体の神様を全て倒してしまえば、この世界の魔法は全て消えてしまうって…」
カワキ「…………」
???「しかし、それが事実とは限らないんじゃないでしょうね…」
ダイ「……。ニコル………」
ニコル「さあ行きましょう。どちらにしても、この先には三闘神が控えていますからね!」
カワキ「いや。肝心のリーダーがあの状態だ、少し小休憩をしようぜ!」
ニコル「ええ。確かに体力を温存するなら、少し休憩をしましょうか!」
ヒュンケル「よしっ。辺りに敵がいないかをオレとネル側のルイージたちで見回って来るから、ニコルとダイたちは休んでいろ!」
ニコル「はい、そちらの方は宜しく頼みましたよヒュンケルたち!」
ヒュンケル「ああっ!」
カワキ「気を付けろ。もしかしたら、強い気配がこの辺りを彷徨さまよっているかも知れねぇから……なるべく用心した方がいいぞヒュンケル!!」
ヒュンケル「分かった。お前の心強い助言に感謝するぞカワキ、じゃあ…オレたちは行って来る!!」
ダイ・ニコル・カワキ「「「…………」」」

そうだね、確かにヒュンケルやニコルの言い分にも一理はあるよ。
それとは別に俺は……、少しだけ彼に嫉妬しているような気がするんだ。
今おれたちがいる瓦礫の塔に上陸する前に聞いてしまったクロノの言葉を思い出してから、マァムは静かに泣いていたからね。
それを間近で見ていたヒュンケルやクロコダインが俺の為に動き出し、彼女を精一杯に慰めてくれた事があったんだ。
きっとあれは……、今の俺に入る余地は全くないと言う証拠でもある気がして……正直悔しかったんだ。

パチパチパチパチ……

ダイ「………」
???「仮にも。勇者様が1人で此処にいるなんて、いいご都合だわ!」
ダイ「……ッ!!!」
???「いや、1人じゃないぞ!」

カキーン………

アリーナ「なっ……!?」
ヒュンケル「オレもダイもアバンの使徒だからな。オレがいる限り、ダイには指一本触れさせないぞ!」
うずまきボルト「おいおいヒュンケルの兄ちゃん。そこは俺にも混ぜてくれってばさ!」
ニコル「さあ。勇者様をお守りする我々6人の本気の闘いを、とくとご覧に入れましょう!!」
ネルさん次元ルイージとトゥーン「「うん、そうだね!!」」
うずまきボルト「さあて。一気に畳み掛けようってばよ!!」

確か、マァムと出会ったのは魔の森だったよね。
アバン先生をデルムリン島で失っていたと思っていたら、バーンパレスで再会出来るなんて夢にも思わなかったよ。
でも、元バーン軍の死神・キルバーンは手強くて…アバン先生だけでは太刀打ち出来ないんじゃないかって思った事もある。
皆がおれの為に戦っているのに、おれはみている事しか出来ないなんて悔しいよ。

ぽんぽんっ

???「それでもねダイ君、あたしたちは戦い続けなきゃ行けないの!」
ダイ「……レオナ?」
レオナ「ダイ君。あたしね……、この長い闘いが終わったら…ポップくんと一緒に色んな世界を見て回ろうと思うの!」
ダイ「………」
レオナ「バーンパレスにいた時はね。マァムと実現したかった未来もあったんだけど、彼が本当に好いているのはマァムじゃなくて…あたしなの!」
ティナ「えっ……?!」
???「アイツはいつも言っていた。いつだってレオナの姫さんに頼って貰えるように、もっともっと強くなり続けたいと!!」
ダイ「クラウド………」
クラウド「このままではヒュンケルやボルトたちが危ない。俺たちも助太刀に行くぞ、ダイ!!」
ダイ「うん。皆……、行こう!!」
クラウド・ティナ・レオナ「「「ああ(うん/ええ)!!」」」

再びヒュンケルたちを守る為に闘う決意を新たにして、少しずつ前に進むと…ヒュンケルたちはカオス軍の幹部・アリーナと闘っていたんだ。
中でも瀕死になりかけているのは、ネルさん次元のルイージとトゥーンの2人のみ。
爆弾やファイアーボールを唱えても、彼女の繰り出す分身拳に寄って弾かれてしまった。
そして最高の技、閃光烈火拳に依って……ヒュンケル以外の仲間が瀕死になってしまったんだ!!

ガクンッ

うずまきボルト「……。くっ……、くそ…………っ!!!」
ルイージ(ネルさん次元)「………うっ。うぅ………、う………」
トゥーン(ネルさん次元)「くっ……。な……、何て手強い相手なんだよ……!?」
ヒュンケル「くっ……。ボルト……、ネル側のルイージ……。トゥーン……」
うずまきボルト「こんな……。こんな所で……、ダイの兄ちゃんさえ守れずに俺は……俺たちは……負ける訳には行かねーんだってばさ!!」

BGM設定:FF6よりアサシン・シャドウのテーマ(FFVII SoundTrackVersion.(別名:ルイージとトゥーン、〜2人の固い絆〜 ※文淡たちが駆け付ける所から暁の戦士に切り替わります))

トゥーン(ネルさん次元)「(自分の力で何とか立ち上がりながらも)うんっ!! 負けない…。僕は……、僕たちは………こんな所で負ける訳には行かないんだよ!!」
ルイージ(ネルさん次元)「(自分の力を粘りながら)そうだね………。僕の力は同じ世界から来た兄さんとは比べ物にはならないかも知れないけど……、僕は……僕たちはどんな事でも諦めたりしないんだ!!」
アリーナ「…………」
うずまきボルト「(ルイージとトゥーンの力を借りながら立ち上がりつつも)なっ……。何だよアリーナの姉ちゃん……、俺たちに何か言いたい事があるなら今の内に言っちゃえよ…?」
アリーナ「…。何で……? 何でそんな瀕死状態になってでも立ち上がれる気力があなたたちにあるの?」
うずまきボルト「約束……したんだよ……。今は訳あって別行動になったサスケさんにまた会う為に、俺は……俺たちは俺たちの出来る事をするって……」
ネルさん次元のルイージ&トゥーン「「…………(コクン、と頷きながら)」」
アリーナ「…………」
ヒュンケル「……? アリーナ??」
アリーナ「……。成程ね…! 今度はそれ自体出来なくなるように、私が使う最高の必殺技・閃光烈火拳をもう1度お見舞いして上げるわ!!」
4人『………ッ!!!』
???「おっと、そんな事は私たちがいる限り……絶対にさせないよ!!」
アリーナ「……ッ!! ぐはっ!!」
ヒュンケル「……ッ!! 文淡、それにゴウたち!!」
文淡ブンタン「カオス軍の最高幹部・アリーナ……。アンタがこれ以上私たちの大切な仲間に手を出そうってんなら、私らだって容赦はしないよ!!」
アリーナ「くっ……、秩序軍の戦士の癖に小癪こしゃくな!!💢」
???「お〜い、大丈夫か? ボルトにネルさん次元のルイージとトゥーン!」
トゥーン(ネルさん次元)「あはは……。あまり、大丈夫じゃない……かも……」
ゴウ「分かった分かった、今回復してやるから3人共じっとしてろっしょ!!」
ルイージ(ネルさん次元)「ありがとう、ゴウくん!」
うずまきボルト「…………」
トゥーン(ネルさん次元)「本当にごめんね…。君たちが来るまでに何とか……、何とか僕たちだけで時間稼ぎをしたかったけどこの有様で………」
ゴウ「いや。十分にいい時間稼ぎをしてたよ、俺たちの為に……そんな状態になりながらも闘っていたんだな!」
船戸イサリ「ゴウ様。後はお任せ願えますか?」
ゴウ「ああ。ヒュンケルやネルさん次元のルイージたちの治療は俺とバッツさんに任せろ!」
ポップ「……。大体のやるべき事は分かったけどよ、俺たちはどうすりゃあいいんだよリーダーさん?」
ゴウ「……。まずイサリと文淡 時リンクとピーチ姫はアリーナの背後から各自が秘めている通常と魔法攻撃で攻めて行き……セリスとポップ リザードンとゲッコウガは空中からの援護を宜しく頼む!!」
ゴウ以外の第1PTメンバー全員『了解でござるぞっ!!』

凄い……、何て凄い闘いなんだ。
ヒュンケルやボルトたちのピンチに駆け付けて来たのは、ボス戦の少ない第1PTのメンバーたち。
ちゃんとリーダーであるゴウの指示に随ながら、リザードンはセリスとポップを自分の背に乗せながらも一生懸命に闘っている。
ポップは炎の魔人・イフリートを呼び出し、セリスは召喚獣・リヴァイアサンで攻撃をしている。
そんなアリーナは戦力を削られながらも、爆裂拳で反撃をしようとしているけど…遅かった見たいだ。
新生船戸一族の1人・イサリが新たに得た無属性魔法・アルテマと、文淡が繰り出した究極の白魔法・ホーリーに依って…アリーナはその場で倒れてしまう。
これで……、これでアリーナの洗脳が完全にけてくれるといいけどね……。

115話に続きます。

はい、最新話を更新しました。
最強の中ボス・アルテマウェポンを倒したダイたち第3PT、しかし…闘いで疲れたダイを目がけてカオス軍の幹部・アリーナが現れる。
その彼を守るように元不死騎団の団長・ヒュンケル、ネルさんの世界から来たルイージとトゥーンで時間稼ぎをしようとするが…彼女の放った最強の技・閃光烈火拳に依り瀕死状態になってしまう。
そんな彼らのピンチを救ったのは、幻のポケモン・ミュウを捕まえると言う夢を持つ陽気な少年、ゴウ率いる第1PTだった。
果たして2つのPTの戦士たちは、アリーナを正気に戻す事が出来るのか?!

次の更新まで、もう暫くお待ち下さい。
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