二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.217 )
- 日時: 2022/06/23 21:24
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
今回の121話は作者が現在プレイ中のFFアプリ・ブレイブエクスヴィアスネタが中心になりますので、ご了承下さい。
第121話「ティファとシトラ」
【FF7の世界 セブンスヘブン】
キュッ………キュッ………キュッ………
???「……。ティファ!」
ティファ「はい。まずは当店名物・コスモキャニオンをご滞納下さい」
???「しかし。私は……」
クラウド「シトラ。話はまず、ティファの作ったカクテルを一口飲んで見てからにしてくれ!」
シトラ「……。ああ、そうだな………」
闇の長・ソルを、現アルドールの王様・レインが倒そうとしていたのにも関わらず。
あの男は、元アルドール皇帝の側近だったウラドとの直接対決を幾度か繰り返していた。
あの時ソルは言っていたな、光と闇は表裏一体だと。
ヒョウになってまでレインは、今の座を目標にしていたんだったな。
しかし何故だ、あれだけ遭遇した中で奴は自分自身の感情を殺し続けて来たと言うのか。
コトッ
シトラ「…。聞きたかった事があるんだ、クラウドにティファ。お前たち2人はセフィロスがして来たこれまでの行為を……本気で許せると思うのか?」
クラウド「…………」
ティファ「……。………るせない、許せないよそんな事は!」
クラウド「……ッ!? ティファ?!」
ティファ「今のセフィロスはあの頃とは違うけど、かつての頃のセフィロスは私たちの大切な家族や村の皆を殺して来たんだよ!」
クラウド「………」
ティファ「あの子が……。草摩依鈴が前に言ってたの、今みたいに自分もね……あの頃は草摩家の当主である槏人を許す事が出来なかったんだって!」
シトラ「…。それでも、それでもそいつを受け入れたんだろう…? 透という娘が……」
ティファ「…………」
シトラ「確かにな。誰だって、かつての出来事を許す事が出来ないのは良くわかるよ…」
英雄セフィロス、一時はクラウドが最高のソルジャーになる為に憧れていた伝説の男。
しかしクラウドは親友であったザックスにも到底及ばず、一般兵として行動を共にしていたそうだ。
色んな任務をこなして行く中で、ザックスとセフィロスは戦友になったらしい。
だが、そんなセフィロスに変化が起きたのはそれから数日の事の出来事だった。
ティファ「今なら……、シトラに私たちの過去を話せる気がするんだ! 最後まで聞いていてくれると、嬉しいな!」
シトラ「あぁ……! 構わないぞ。ティファ自身が辛くないなら、私は聞こう!」
クラウド「ティファ……、本当にいいのか?」
ティファ「うん。話せば少しは、楽になる気がするから……」
クラウド「……。分かった、だがティファ。あまり無理はするなよ?」
ティファ「……。うん……」
シトラ「…………」
確かに、クラウドの不安な気持ちもよく分かる気がするよ。
私もあの頃は、常闇のヴェリアス……かつての大戦時のレーゲンが好きだったからな。
そして私が光輝のヴェリアスになったのも、強い力を得る為だったかも知れない。
こんな無様な私の姿を……、妹のサクラやオルデリオン出身のエリート軍師・ニコルに見せたくなかったからな。
話が思いっきりズレてしまったな、今はティファたちの過去をじっくり聞く事にしよう。
122話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪