二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.223 )
- 日時: 2022/06/26 07:19
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第126話「2人の決意 前編」
【パラディアの世界 アルドール城 会議室】
???「皆、よく集まってくれたね!」
ルイージ「クロノ殿下。今地上ではボルトたちが危険になっているとの報告が出ています!」
クロノ「そう。相手はバーンパレスの心臓部で見た触手だよ、アイツに対抗するなら…もっと強い戦力が必要になる!」
ラスウェル「成程。だから、俺たちを集めたと言う訳か?」
クロノ「うん!!」
黒ツチ「確かに。ボルトたちには爺の一件の事でもお世話になっているし、失う訳には行かない!」
???「たっ………。大変です、クロノ殿下!」
クロノ「駄目だよメタル、今は大事な会議中だよ…?」
メタル・リー「済みません。一大事でしたので…」
フローラ「構わないわ。詳しく話しなさい!」
クロノ「フローラ様……」
確かに、この方の仰る通り…今はそれ所じゃないよね。
少しずつ落ち着きを取り戻したメタルは、事の状況を語り始めた。
こちらの会議が執り行われる少し前、砂隠れの里の風影・我愛羅がボルトに通信を送っていた時みたい。
しかし、ボルトも触手に捕まってしまったと言う事は…こちらからも代表者を出すしかないね!
バンっ
フローラ「クロノ殿下………」
クロノ「皆。これは大切な仲間を救う為の大事な戦いだよ、以前僕はバーンパレスの元主だったバーンから話を聞いた事があるんだ!」
ハドラー「何っ?!」
???「興味がある。その話、詳しく話してくれないか? アルドールの若き王よ!」
クロノ「…。オリヴィエ様のお言葉に免じて話をします、今ボルトたちがいるハルバード内で起きている騒動…あれはバーンパレス内で起こっている出来事と瓜二つなんです!!」
ハドラー「………ッ!!!」
オリヴィエ「要するに。奴らのやろうとしている事が、いつぞやの闘いを再現していると貴様はそう言いたいのか?」
クロノ「………。はい………」
オリヴィエ「確かに……。勇者ダイに寄ってかつて大魔王だったバーンは倒され、今の奴は我々の味方という事は…この様な事が出来る愚かな輩は奴しかいないぞ!!」
うずまきナルト「その人物こそまさに、カオス軍の戦士・ケフカって奴の仕業か?」
ラスウェル「ええ。恐らくはあの男で、間違いはないでしょう!」
フローラ「…。破壊の神・ラヴォスが倒れたからとは言え、その男にはラヴォスを蘇らせる力が健在にあるという事は…手遅れにならない内に動き出す事が懸命でしょう!!」
???「そうだね。だからと言って、ボクの大切な仲間たちをこのままには出来ないよ!」
ハドラー「…。ルイージ………」
オリヴィエ「火の国の長よ。私の部下・マイルズからあの勇者たちの事件が記された記録を持って来たから、それに目を通すがいい!」
うずまきナルト「…。ああ、分かったってばよ!」
ケフカ……、奴はしぶとく生きている。
あの時次元の狭間でボク達の道を邪魔したとは言え、あれで本気を出していないという事は。
あの戦い以降の、リベンジマッチに繋がる筈だ。
これ以上ティナを攫わせたくない、それならこちらからも対策を練るしかないね。
ティナとボルトもだけど、ハルバード組の皆を助けに行く仲間たちを決めた方がいいかも知れない気がする。
【砂の国アラバスタ アルバーナ宮殿 会議室】
シュタッ
ヒット「アルドールの若き王より、伝令を伝えに来た! ハルバード側と通信が途絶えた理由は、あの男が仕組んでいるという事だ!」
ヒム「あの野郎…。やっぱり生きてやがったのか……」
キルバーン「ふっふっふっふっふっ。ティナお嬢さんを再び自分の手中に収めるまで諦めないのが、ケフカくんの完璧な得策だからねぇ…」
クッパ(ネルさん次元)「ぐぬぬぬぬ…。ならば、一刻も早く吾輩たちも救出に向かわねば!!」
???「ふっ。既にクッパ、あんたの仲間たちも本気になっているみたいだよ?」
サンジ「せ……、青煉ちゃん?」
船戸青煉「どうやらイカダたちがいるハルバード組と突然連絡が途絶えたと言う事は、それは恐らくハルバード内が更に危険だと言うことになるって事なんだよ!!」
???『いいでしょう。ならばこちらからも、急遽出撃メンバーを決めなければなりませんね!』
うちはサラダ「水影様!!」
長十郎『サラダさん。こうして顔をお見せするのはあの時以来のご対面になりますね、そこでです。僕が直々にあなた方に頼みたい事があります!!」
サンジ「要するに。俺ら内から優秀な戦士たちの何人かをそこへ向かわせろと、アンタはそう言いたいのか?」
長十郎『その通りですよサンジさん。しかし……名前が呼ばれなかった者たちには残念ですが、待機と言うことになりましょう!!』
サンジ「…………」
確かに、これは緊急事態その物かも知れないな。
今は肝心な時にウチのアイクは風影からの依頼で砂隠れまで行っちまってるし、ピーチちゃんはリンクと一緒に各村や城 街の復興支援を手伝っているからな。
それ以外で動ける奴らと言えば、またアイツの力を借りる必要がありそうだな。
あの大魔王バーンを倒し、真の勇者になったダイやマァムちゃんにも事情を事の状況を話すしかねぇ。
……いや、それとは逆にこのモヤモヤは何なんだ……。
この救出作戦中にまた、新たな犠牲者が出るかも知れねーって言うのかよ!!
127話に続きます。
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