二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.228 )
日時: 2022/06/28 17:16
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第131話「戦士たちの息抜き①」

【ユライシャ号 廊下】

???「…………」

そうでした、確かマルティナ様から交代と言われていたのでティナ様のお部屋に向かっています。
しかしその道中、何やら甘い物を作る気配を感じました。
仲間の介抱に伺いたいですけど、私…甘い物に目はないんですよね!
すると別のお部屋から、1人の女性と遭遇しましたの。

???「あれ? セーニャ?」
セーニャ「まあ。とわ様、今お帰りですか?」
日暮とわ「違うよ。寝過ぎちゃったから飲み物を取りに行こうとしたんだけどね、…何かしてる様子だったから諦めたんだ…」
???「(キッチンの中では)駄目だマリオ、そこはちゃんと形にするんだよ!」
マリオ「……。こんな感じかい? ポップ!」
ポップ「おっ、形らしくなって来てるじゃねーか! 後はオーブンで5分程焼けば、完璧だぜ!」
マリオ「……。焼き上がるまで退屈だからさ、何か歌わないかい?」
ポップ「そうだなぁ。じゃあ、あの歌で行っちゃいますか!」
マリオ「うんっ!」
ポップ・マリオ「「♪ボクは今走り出しめた〜、水しぶきあげて〜。果てしなく続く世界へ♪」」

こ……、この曲はもしやルフィ様たちの世界の?!
それは私たちだけじゃなく、他の方たちもご存じの歌だったんです。
確かに何やら甘い物をお作りになっていますから、一度離れた方が宜しいですわね。
それなら2人共、私を誘って下さっても宜しかったのに。
………しかし、私の何かがこう言っています。
今は……、その場から離れるべきではないと!!

【キッチン】

ポップ「♪ボクは何故探してるんだろう〜、何が欲しいんだろう〜。まだ見ぬ宝は何処に〜♪」
マリオ「♪歩き出す世界の中で、何処まで行ける? 分からないけれど〜!♪」
ポップ・マリオ「「♪ボクは今走り出しめた、水しぶき上げて〜。果てしなく続く世界へ〜。溢れ出す情熱を胸に、こころして行くよ。まだ見ぬ光求め〜♪ 」」
マリオ「♪今は〜♪」
ポップ「♪そーのー♪ 」
マリオ「♪ずっと〜♪」
ポップ「♪向こうへ〜♪」

チーン………

マリオ「……………」
ポップ「……………」
マリオ「………。どっ……、どうかな?」
ポップ「……。ああ、上手く出来てるぜ! これならせつなもきっと、喜ぶと思うぞ。」
マリオ「うん。あっ! もしかして……、今度はポップがお返し用にレオナ姫用のチョコを作るの?」
ポップ「あっ…ああ……。あれ以降闘いとか色々あったからさ、ホワイトデー所じゃなかったんだわ!」
マリオ「ねぇ。それならさ、他の男性軍を呼ぼうよ?」
ポップ「いいぜ。じゃあ早速、男性軍招集と行きますか!」
マリオ「うん♪」
セーニャ「……………」

他の男性軍……? それはつまり、例のあの行事の事ですわね。
確かにポップさんの言う通り、ラヴォスを倒す事や他の事に集中していましたから……それ所じゃないのは充分に理解出来ますわ。
本当なら甘い物専用部門の私も一緒にお手伝いしたい所ですが、きっとポップさんにこう言われてしまいますわね。
「セーニャ。あんた……、いつからそこにいたんだよ?!」と、かなりビックリするかも知れませんわ。
よしっ、ならば善は急げです!
駄目元でもいいので、一度聞いて見ましょうか!!

132話に続きます。

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