二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.234 )
- 日時: 2022/06/29 06:41
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第132話「戦士たちの息抜き②」
【ユライシャ号 キッチン】
ドスンっ
???「………? ねぇ、ポップ…」
ポップ「……。俺とマリオがお前らの事を忘れる訳ねぇだろ? あの時以来だな! シュウ、そしてタツナにレイ」
タツナ「ポップ。俺たちを覚えていてくれたのか。」
ポップ「あったり前よ。一度あった奴らのことを忘れないのが、俺たちなりの主義なんだよ!」
シュウ「…。そうだね、また…君たちに会えると思っていなかったよ…。」
タツナ「なあポップ。あの闘い以降って聞いたんだが。どんな戦いをして来たんだよ?」
ポップ「……。それを話す前に、お前らにも紹介したい連中がいるんだわ!」
タツナ・レイ「「???」」」
ポップがそう言うと、次々と色んな男性軍が入って来たんだ。
その先頭を歩いているのは、銀色のショートヘアをした戦士っぽい服装をした冷静な男性。
そんな彼に続くように黒と茶色が混ざった髪形をしている若い剣士と、髪が少しだけボサボサな成人男性。
まぁ、タツナたちから見たら彼の事は知ってるかな。
その男性より後ろを歩いているオレンジの髪をした男性の頭に乗っている黄色鼠と、一族の証とも言える服装をしている変わった両目をしているリーダーっぽい男性も続けてゾロゾロと入って来たんだ。
マリオ「じゃあみんな。順番ずつ自己紹介をして言って!」
???「ああ。オレはヒュンケル、そこにいるポップの知り合いだ」
シュウ「うん。こちらこそ宜しくね。ヒュンケル。」
ヒュンケル「お前がシュウか。アイクと時リンから話は聞いた、俺たちの仲間が随分と世話になったようだな。」
マリオ「お世話になったというか……。あれは……、ねぇ……」
レイ「ああ…。それを知らずに俺…本気でポップやマリオを……。」
ヒュンケル「…………」
???「おい。そこのお前…」
レイ「何? それよりさ、お前たちこそ誰なの?」
タツナ「確かにな。よくよく見ると。そちら側の奴らもかなりの手練れらしいが。」
ポップ「忘れてたわ。右から順に紹介するぞ、まず…右辺りに傷を負っているのが俺とマリオの仲間、竈門炭治郎。その横には…お前ら3人でも顔馴染みだろ?」
タツナ「まさか。ピカチュウか?」
ピカチュウ「……ッ!!!」
マリオ「あっ……、デジャヴ……」
シュウ「駄目だ…。タツナとレイの殺気が強過ぎて、後から来たオレンジの髪の男性かバッツの頭の方に避難しちゃったよ…」
レイ「確かにオレンジの髪をした奴は只者じゃねぇな…。まるで…俺たちの知ってるリーダーと同じ位の戦闘能力を感じる…。」
???「俺は船戸イカダ、元船戸一族の司令官だったけどさ。今は彼らの大切な仲間の1人なんだよ。」
タツナ「しれいかん?何だそれ。」
レイ「要するに。こいつらを纏める指揮官って奴だよ、タツナ。」
そうか、今此処にイカダがいるって事は何人かの仲間たちは来れないって事なんだね。
それ以前に、鼠のような姿をしている人を紹介するのをすっかり忘れていたよ。
彼はドロッチェ、僕たちとは違う世界から来たカービィの友達でドロッチェ団を率いる団長さんなんだ。
ドロッチェがいるって事は、今はティナの介抱でいない壁画の魔女・ドロシアもいるって事になるかな。
話を戻そうか、シュウたちの前で大量に出て来たのはホワイトデー用に使われる道具なんだよ。
ガチャっ
タツナ・レイ「「???」」
???「お取り込み中の所突然済まない。ボルトの奴の氷枕の替えをしに来たんっすけど……」
マリオ「あ、シカダイ! 悪いけど、氷枕の替えなら洗面台の方でやって来てくれるかな?」
奈良シカダイ「すいませんマリオさん。えっと……。洗面台って何処ですか?」
船戸イカダ「それなら俺が案内するよ。シュウ、悪いけどピカチュウの事を任せて貰ってもいいか?」
シュウ「うん。彼の事は任せてイカダ。」
ピカチュウ「…………」
船戸イカダ「ああ。後の事は任せたぜ、シュウ」
シュウ「うん。」
ピカチュウ「………。怖かった……」
バッツ「………。ピカチュウ、折角の久々の再会なのに。タツナたちの前でその態度は流石にないだろ?」
ピカチュウ「だって……。タツナとレイを見ると、どうしてもあの事を思い出しちゃうから………」
タツナ「……………(滝汗)」
レイ「ごめん…。多分だけどそれは…。俺たちの所為のせい……かも……。」
シュウ「えっ……?」
ヒュンケル「………。そうか、ならばその分のお礼をしなければならないな…?」
ドロッチェ・竈門炭治郎「「………ッ!!!」」
バッツ「お……おい、止めろってヒュンケル!!」
シュウ「そうだよ。それにレイにタツナも原因がハッキリしてるなら、ちゃんと謝らなきゃ駄目じゃない!」
タツナ「ごめんなさい……」
レイ「俺の方こそごめんね。ピカチュウ…。」
マリオ・ポップ「「…………」」
凄い、流石はシュウだね。
ボクと同じ主人公の立場として堂々としているから、凄く憧れるよ。
だけど……、他のみんなには言わなきゃ行けない事があるんだ。
シュウはボクたちと同じ表世界で育ったけど、タツナやレイたちと行動する事が多いからね。
それに僕たちのような表世界にない、過酷な日々を彼らは送っている事を知って貰わなきゃ行けないからね。
133話に続きます。
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