二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.236 )
日時: 2022/06/29 17:04
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

※ごめんなさい、今回はギャグ要素ありです。
メインはピカチュウととシュウと七松小平太、1部のゲストキャラたちです。

第133話「戦士たちの息抜き③」

【クリミア国 泉へと続く道なり】

ザッザッザッザッザッザッ………

???「たく。マリオにポップまで気付いていないんだから、もうすぐ自分たちの誕生日だって事を自覚してよ!💢」
シュウ「まあまあピカチュウ。君の気持ちもよく分かるけど、彼らは彼らで忙しいだけなんだよ。」
ピカチュウ「……。それはそうかも知れない………け………ど……ッ?!」
シュウ「ピカチュウ?」
ピカチュウ「ぎ………、ぎゃあぁぁぁぁぁーーーーー!!」
シュウ「………ッ!!!」

どすーーーーーーん(ピカチュウが落とし穴に落ちてしまう音)

ピカチュウ「い………、イタタタタタタタタ………」
シュウ「ピカチュウ…。ピカチュウーーーー!!」

う〜ん、息抜きにクリミア国まで来たのにこの仕打ちは酷いよ〜。
しかもこの深い所まで掘ってある跡を調べて見ると、犯人は彼しかいないのは確かだよ。
その彼とは、忍術学園の4年生・綾部喜八郎。
彼の肩書きは「穴掘り小僧」で、学園内にある校庭にもこういうトラップを仕掛ける程の腕前なんだ。
今いる僕の位置から地上までの距離を、お得意の電気で調べて見るけど……それらしい気配からは何も感じない。

???「やったぜ。これで俺様を追いかける愚か者はいないぞ!」
???2「そうだそうだ。今日こそ……、ピーチちゃんやコハルちゃんのおパンティをwwwwwwww」
???3「あら。誰か私を呼んだのかしら?」
???「お〜。その声は……、ネルさん次元のピーチちゃんではないか!」
ピーチ(ネルさん次元)「ふふふっ。それならワリオ、今回は私の考えた作戦にノッてくれるかしら?」
ワリオ「作戦?」
ピーチ(ネルさん次元)「ええ。実は私もこの所hsprしてくれる人がいなくてねぇ、そこでなのよ♪ あなたが言った例の2人を私が捕らえるから、その隙にお目当ての事をして頂戴wwwwwwwww」
ワリオ「成程。それは名案だ!」
ミントハゲ「ぐへへへっ、今日こそ念願のおパンティを手に入れてやるwwwwwww」
シュウ「…………ッ!!!」

そっ……、そんな………。
何やら物凄い事を遠くの場所から聞いてしまったよ、だけどどうする?
このままピカチュウを放って置いて他のみんなに知らせるべきか、あるいは僕が自分で動き出すべきか。
駄目だ駄目だ、今僕が自分で動けばさっきと同じ事になってしまう。
でもピカチュウは……、混ざり合ったあの世界で仲良くなった大切な友達だ。
どうする……? 友達を救うか、仲間を呼びに行くか。

【落とし穴の中では】

ピカチュウ「……。お願い……、誰か助けてよ……」
???「よしっ。いけいけどんど〜ん!!」
ピカチュウ「………ッ!!!」

今の声は………、空耳じゃない。
何やらクナイと言う忍びが使う道具を使って、僕がいる落とし穴まで向かってくる気配がする。
それがもし敵なら……、僕は意地でも脱出して見せるよ。
こんな僕に近寄って来ないで、雷電の衝撃よ!
僕の名はピカチュウ、通称:電気鼠と呼ばれる鼠ポケモン。
僕が心を開く人は受け止めてくれる人、優しくしてくれたり…安心させてくれる人だけなんだ。

ピリピリピリピリ………

???「ピカチュウ。こんな暗い穴の中でワタシに面と向かってお得意電撃攻撃をぶつけるか? 普通。」
ピカチュウ「そっ……、その声は小平太さん!」
七松小平太「まあ。悪気があってワタシに電撃をぶつけた訳ではないなら、細かいことは気にするな♪ がっはっはっはっはっ!!」
ピカチュウ「ごめんなさい。てっきり僕をしつこく狙って来る''あいつら''だと勘違いしちゃったから……、つい………」
七松小平太「…。要するにピカチュウはワタシを、ロケット団の奴らと間違えて電撃をぶつけたしまったと?」
ピカチュウ「………。はい………」
七松小平太「そうかそうか〜、成程な〜」
ピカチュウ「……………」
七松小平太「それよりピカチュウ…。何か困り事があるみたいだが、ワタシで良ければ相談に乗るぞ?」
ピカチュウ「えっ……、いいんですか?」
七松小平太「おう。仲間が来るまでワタシも1人だからな、ワタシたちの誰かが助けに来るまで此処で大人しく待とうぜ♪」
ピカチュウ「……………(汗)」

あ〜、さっきの言葉は前言撤回。
僕は早くこの状況を何とかしたいのに、小平太さんは慌てたりしないんだから〜。
そんな僕たちの話を地上から聞いていたシュウも落とし穴から少し離れた場所でズッコケだ後、一旦その場を離れて仲間たちがいるユライシャ号に全力疾走で戻って行った。
確かにシュウは僕のようなポケモンにも優しくしてくれるし、親切にしてくれる所も沢山ある。
でも……、別の事になると……今までのシュウじゃない一面があるんだ。
それはつまり、裏の顔と言う彼のもう1つの性格。
僕たちが乗って来たあのユライシャ号には、仲間の介抱で大忙しのレオナ姫たちがいる筈なんだ。
お願い……、手が空いてる人がいたら僕をこの窮地から助け出して欲しい!!

134話に続きます。

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