二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.255 )
- 日時: 2022/07/01 10:46
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第137話「マァムの災難③」
【王国歴1000年 メディーナ村の宿屋】
ゾロゾロゾロゾロ…(裸族らがマァムに迫って来る音)
???「ぐへへへ、探したぞ? マァムちゃんwwwww」
マァム「きゃーーーーーー!!!」
なっ………、何でよりにも寄って''この時代''にアイツらがいるのよ。
そうだ、ダイは?! ダイは何処に行ったのかしら?!
慌ててベッドから出ようにも、目の前には裸族軍団がいて包囲されているわ。
その他にも、この静かに感じる殺気…これっていつぞやの道化師かしら。
私が動くと初めから見切っていたのか、近くにいたラーハルトとイサリが私を守る体勢に入り始めたの。
スッ………
???「残念だが。この者は勇者ダイ様の次期夫婦になる素晴らしい女性だ、そんな彼女に手を出す者はこの陸戦綺・ラーハルトがいる限り…お前たち裸族を許さんぞ!」
ワリオ「ぐへへへへへ、これでも避けられるかな? ''究極のワリオっぺ''」
ラーハルト「………」
タブー(ネルさん次元)「何なんだこいつ、明らかにワリオのオナラを食らった筈だろ?wwwww」
???「まだ分からないのか?!」
ワリオ「何を〜?!」
ラーハルト「そうだ。よく見破ったな、イサリよ!」
船戸イサリ「はい。お褒めの言葉を、ありがとうございます!」
ワリオ「なっ……、何だと?!」
そうか、確かホワイトガーデンにいた頃も同じ技を出していたわ。
あの頃は魔王軍の最後の大幹部・ミストバーンがいて、本当なら私もダイと一緒にバーンを倒したかった頃があったけど。
あの時は……、回復能力の少ない私が行ってもダイの足枷にしかならないと判断したの。
だから私の友達でもあるレオナに、私の代わりとしてお願いしたの!!
バァァン………(何者かが勢いよく扉を開ける音)
???「やっぱり、懲りずにまた現れましたわね? このど三流が!!」
???「残念だったな。これ以上俺たちの大切な仲間に手を出そうってんなら、俺たち2人でその腐った性根を叩き直してやる!!」
マァム「こっ、この声は?!」
ワリオ「ギョギョっ!! おっ……、お前たちはまさか……?!」
タツナ「はぁ〜。危うく万事休すになる寸前だったけど。タイミングバッチリだったぜアイク、ゼルダ姫」
???「残念だったわね。いいタイミングだったのは、そちらの私だけじゃないわ!」
ゼルダ「ねっ……、ネルさん次元の私?!」
ゼルダ(ネルさん次元)「さあ。そちらのアイクさん、彼女を返して欲しかったら此処まで付いて来れるかしら?wwwwwwwww」
ゼルダ「きっ……、きゃあぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!」
バシューン………(ネルさん次元のゼルダがこちらのゼルダを攫って走り出す音)
アイク「ぜっ……、ゼルダーーーーー!!」
ワリオ「おっと。行かせはしないぜぇ〜? アイクよ!」
アイク「いい度胸だ。此処から離れた先にある''勇者の墓''で1対1の大乱闘だ!!」
タツナ「(裸族化したワリオを見て)うわ〜っ、コイツは俺が知ってるレイ以上の執着心があるぞこいつ(汗)」
ラーハルト「不味い事になった。イサリよ、急遽ダイ様の元へ行き…今の状況をお伝えしろ!」
船戸イサリ「はいっ!!」
アイク「……。ゼルダ……、俺が行くまで待っていろよ……」
ワリオ「さあアイクよ。まずは勇者の墓とやらに移動するか?」
アイク「……。そうだな……(静かにながら、理性を失いかけ始める)」
マァム「………ッ!!!」
何かしら、今まで勇敢だったアイクじゃないこの闘気は。
え〜っと、今までのやり取りを纏めてみるとこんな感じだわ。
少し前にダイは私をこの村の宿屋に連れて来て、しっかりと英気を養う為に気を遣ってくれた。
所がダイたちが離れているほんの数分前に、今の状況になってしまっているんだわ。
一時は私やラーハルトたちが知ってるアイクとゼルダが駆け付けて来たからと思って一安心したその時、ネルさん側のゼルダ姫が現れて私たちの知っているゼルダを攫って行ってしまう。
それ以前にアイクの方が心配だから一緒に行きたいけど、それでもラーハルトはダイの為を思って……私を一生懸命に守ろうとしてくれているんだわ。
138話に続きます。
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