二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.271 )
日時: 2022/07/05 17:45
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第146話「勇者・ダイの行方と居場所」

【ラピスの世界 グランシェルト城 王と王妃の部屋】

ガチャっ……

???「あ、ヒュンケルたち!」
ヒュンケル「フィーナ王妃、ご無事でしたか?!」
フィーナ「うん。私は大丈夫だよ!」

良かった、とりあえず一安心だ。
まずは仲間が無事と確認した後、オレは早速本題を聞く事にしたんだ。
それ自体知らないと悟ったフィーナに、オレたちはこれまでの経緯いきさつをわかりやすく説明したんだ。
ダイを守る為に、マァムが1人でケフカを倒してこの世を去ってしまった事。
そのダイを、俺たちが必死で探している事などを順番ずつ説明していったんだ。

コトッ

フィーナ「成程ね。でもね、その黒髪の男の子は此処には来ていないんだ」
ユウ「えっ? じゃあ行き違いって事かい?」
レイ「何だよ。大体ユウがいけないんだぞ。此処にダイがいるかも知れないって根拠なく言うから。」
ユウ「いやいやいや。私の''情報屋''としての勘が此処だと反応したんだよフジ君。」
レイ「だから、それこそが大ハズレなんだよ。 後フジって言うなリウ」
ユウ「何だと。そっちこそ私をその名前で呼ぶな。」
レイ「うるさい。お前が先に俺のことをそう呼ぶからだろが。」
ユウ「なっ、何だって?!」
タツナ「おいっ。お前たち。」
ヒュンケル「…………」

つまり、このラピスの世界全体を見渡してみたが…ダイの気配は感じられないな。
今は彼女に代わって、レイン殿下の介抱にミストバーンとメタルが担当しているそうだ。
これ以上奴らの邪魔になるから、俺たちは出発した方がいい。
そう判断したオレはタツナたちを連れてグランシェルト城を後にし、一度正門の前で足を止める。

ピタッ……

タツナ「ヒュンケル。何か心当たりがあるのか?」
ヒュンケル「以前ハナダジムのジムリーダーだったカスミから聞いた話だが、タケシがいると言うニビシティにダイがいる可能性が高い気がするんだ!」
タツナ「………ッ!!!」
レイ・ユウ「「えぇーーーーーっ?!」」
???「おっと。この先には行かせないわ!」
???「ふんっ。我々がいる事を甘く見ていたようだな、貴様!」
ヒュンケル「せつな!」
せつな「此処は私とネル殿次元のマリオに任せろ。お前たちは引き続きダイの捜索に当たってくれ!」
タツナ「分かった。そっちも気を引き締めろよ、せつな。」
せつな「ああ!!」

済まない、恩に切るぞせつな。
ひとまずこれで居場所が分かったぞ、やっとダイと合流する事が出来る。
オレは見誤っていたんだ、ダイが今まで平然としていられたのはマァムが一緒にいたからだ。
それ自体を見抜かなかったとは、オレはまだまだ未熟者という事だ。
かつての頃からの付き合いだから説教はあまりしたくはないが、まずは事情を話して貰おうか。
何故俺たちの前から姿を消してタケシの所に来たのかも、ちゃんと話して貰うぞダイ!!

147話に続きます。

感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪