二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.276 )
日時: 2022/07/08 06:23
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第151話「それぞれの叶えたい願い事 後編」

【タマムシシティ タマムシジム ジムリーダーの間】

エリカ「さあダイさん、今ですよ!」
ダイ「はいっ!」
???「ちょっと待ったーーーーー!!!」
ダイ「…………(汗)」
シュウ「……。この流れって確か、毎回恒例なんだよねぇ〜(汗)」
レイ「あのね。この状況見てお前たちには分からないのかい? 今ダイはこれからいい所なんだから邪魔しないでくれないかい。」
ピーチ(ネルさん次元)「そんなの関係ないわ。今日こそダイちゃんをhshpさせて見せるんですもの!」
ワリオ「ぐへへへ。それにそっちにいるミソウちゃんにも、これから俺様にあーんな事をする絶好のチャンスだからなwwwww」
シュウ「………ッ!!!」
ミソウ「来るな。来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るなーーーーー!」
タツナ「おいお前ら。あまり調子のいいことばっか言ってんじゃねぇぞ。」
ダイ「シュウ、皆!」
レイ「大丈夫だダイ。俺たちが必ずお前を守って見せるから。」
エリカ「ダイさんの邪魔はさせませんよ。ラフレシア、愚かな方たちに鶴の鞭です!!」
ラフレシア「ラフ!」

凄い、流石は草タイプの使い手のジムリーダー・エリカさん。
あと少しで思い人との再会だったのに、こんな時に奴らの邪魔はさせないよ。
それに奴らの標的ターゲットがミソウだけじゃなく、ダイまで狙っていたなんてね。
これまでに僕は好青年の主人公を演じ続けて来たけど、もう我慢ならないよ。

ザッザッザッザッザッザッ……

ピーチ(ネルさん次元)「あら? 大人しく私たちにhsrpされに来てくれたのかしら?www」
シュウ「………いよ………。煩いよ本当に、此処はそんな君たちを寄せ付けない大事なジムだ! そんな好き勝手な真似をこのジム内でしようとするなら…?」
ピーチ(ネルさん次元)「……。するなら…、何だって言うのよ?!」
シュウ「か く ご は で き て る ん だ よ ね ?(激怒)」
ダイ「………ッ!!!」
タツナ「駄目だ。今のシュウは怒りMAXだ。」
ミソウ「シュウ駄目。怒りを抑えて。」
シュウ「………………」
エリカ「シュウさん。彼らへの討伐やお仕置きを執行なさるおつもりでしたなら先程ヤマブキシティにいるナツメさんに事情をお話して置いたので、そちらの方で好きに暴れるといいでしょう!」
シュウ「ありがとう。そうさせて貰いますよ、エリカさん(ニッコリ)」
タツナ「よし。レイはその間ダイをしっかり守れ、野郎たちは俺たち3人で何とかする」
レイ「ふん。お前に言われるまでもないよタツナ。」

そうだね、今このジムで好き放題する訳には行かない。
ヤマブキシティのジムリーダー・ナツメさんは確か、エスパータイプの使い手だ。
あの頃までの僕はそれ程までに強くはなかったけど、ある時に今いる''戦士たちの愉快な日々2''メンバーたちがいるこの世界で彼らと再開出来たんだ。
スピンオフ作品でゼルダさんが去り際に言っていたね、あのベルを鳴らせばこちらに飛ぶことも可能だって。
そのゼルダさんとも久し振りに会おうと思っていたら、最悪な状況になったからね。
多めに貰ったキメラの翼を使用して、僕とタツナ ミソウの3人はヤマブキシティに移動する。

シュタッ………

【ヤマブキシティ ヤマブキジム前】

シュウ「………。此処が、ヤマブキシティだね」
タツナ「すっげぇな。通常のビルの倍以上はあるぜ」
ミソウ「大きい大きい」
シュウ「……………」
???「あなたたちね。タマムシシティのエリカから連絡を受けたと言う3人の子供たちは」
シュウ「はい。僕はシュウ、こちらにいるのが僕の大切な仲間・タツナとミソウです!」
タツナ「おう、宜しくな」
ミソウ「………宜しく(本当は、宜しくされたくないと言う表情をしながら)」
ナツメ「宜しく。既に例の奴らは此処ヤマブキジムの中で彷徨い続けているわ、このヤマブキジムのジムリーダー・ナツメがいる限りあなたたちに危害を加えさせないつもりでね」
シュウ「ありがとうございます。僕たちの為にそう言って頂けるなんて光栄です。」
タツナ「なあシュウ。確かにこのクソビッチなら、今まであった奴らよりもかなりの説得力がありそうだぞ?」
ナツメ「…………ッ!!!」
シュウ「ちょっと。駄目だよタツナ、ナツメさんの前でそんな酷い言い方はないよ」
ミソウ「そんなの全く関係ない。おいそこのお前。」
ナツメ「何かしら?」
ミソウ「お前自身が見るからに只者じゃないのは理解しかねる。だがシュウに何かあった場合私たちがお前をぶっ殺す。」
シュウ「ミソウ。君までナツメさんの前で何て口の悪い聞き方をするの」
ミソウ「安心してシュウ。私たちがあなたを守る為に圧をかけているだけだから。」
タツナ「そうだそうだ。それにシュウには俺たちを助けて貰った恩が沢山あるからな、その位の恩返しを俺たちにさせてくれ」
シュウ「…………。それでも、それでもやっぱり危険だよ2人共。」
ナツメ「待ちなさい、シュウ」
シュウ「でっ……、でも………」
ナツメ「……。アナタが何を言いたいのかは大体分かるわミソウ、私とてこのヤマブキジムのジムリーダーを長く続けているもの。アナタたちの足手まといにはならない筈よ!」
シュウ「ナツメさん……」
ミソウ「本気なんだなお前。」
ナツメ「ええ。こうやって''かつての力''が私の中で目覚め始めたのは、あの時以来だから!!」
シュウ「…………」

それってもしかすると、この女性を負かした人がいるって事なのかな。
だとしても、本来の僕たちならこの人の元に辿り着く事もかなり難しい筈。
その頃の例の彼らは、辺り全体を把握していないせいか…何度も同じ場所をウロウロしていた。
確かこのヤマブキジムの中には、占い師の女性の他にも……頼もしいエリートのポケモントレーナー何人かがいる気がするんだ。
それらを見たナツメさんは両目を閉じながら何かを瞑想し始め、僕とタツナ ミソウの3人を一気にヤマブキジムの頂上へと移動させた。
この力こそが本物の……、今も継続していると言うジムリーダーの真の力かも知れないね。

152話に続きます。

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