二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.293 )
- 日時: 2022/07/13 08:23
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3KvV.ocm)
エピローグ「仲間たちの新たな旅立ち」
【魔の森】
『ピュンピュンピュンピュンピュンピュン……』
ダイ「…。ユライシャ号、一体誰が乗って来たんだ?」
???「おうダイじゃないか。1年振りだな」
ダイ「クロコダイン、ヒュンケル」
???「ダイお兄ちゃん!」
ダイ「おっと。だからって後を付けてきたら危ないって、生前のマァムから何度も言われているだろミーナ」
ミーナ「うん…。でもミーナ、ダイお兄ちゃんたちの無事を信じてお守りを作ったから。渡したかったんだ」
ダイ「……。ミーナ………」
時は、その前の夜に遡る。
おれたちを守る為に光となって消えてしまったマァムを復活する方法をついに見つけた俺は、レイラさんと村長さんに事情を話したんだ。
レイラさんが言うには、マァムを復活させるには強い光球のある場所がお勧めだと言う。
もしかすると、以前レインから聞いていたフィーナを復活する時に行ったあの場所の事かな。
【回想:ネイル村】
レイラ『ダイさん。娘の事を、宜しくお願いします』
ダイ『はい。そこは心配には及びませんよ、レイラさん』
ネイル村の村長『ダイくん。わしらの事なら大丈夫じゃ、ダイくんがいなくとも…この方たちがわしらを守ってくれる』
コブナ『うん。俺もゴカイもダイ様のように強い騎士になれるように頑張るから、後の事は任せてくれよ』
ダイ『ああ。じゃあゴカイ、俺がこの村に戻るまでミーナたちを宜しく頼んだぞ!』
ゴカイ『はっ。長い旅かも知れませんが、道中お気を付けて!!』
コブナ『ダイ様。マァム様のこと、本気で頼みましたよ!』
ダイ『うん。必ずマァムを連れて帰って来る、それまで村の皆。その間はコブナたちの言う事をよく聞くんだぞ!』
村の皆『はいっ!』
あの場にゴメちゃんがいなくて、正直ホッとしたけど。
だからってゴメちゃんならきっと、おれが何処に向かおうとついて来る気がするんだよなぁ。
デルムリン島を離れる時も、ずっと一緒にいてくれたからね。
ユライシャ号は順調に進んで行き、今はラピスの世界に向けて飛び続けている。
【現在:ユライシャ号 ニコルの部屋】
『パサッ……』
ニコル「マァムのビジョンを更に強化するならば、やはりこの場所でしょうね」
ダイ「…。クリスタルの祭壇か…」
レイ「そうだな。レインたちもその場所である奴らにあったらしいからな。」
タツナ「要はその祭壇まで。辺な奴らに絡まれなきゃいいけどよ。」
ダイ「…………」
『コンコンコンっ』
???「な〜にしけた面してんだよ、勇者様」
ダイ「ポップ。お前、どうして?!」
ポップ「どうしても何も。アポロたちが俺とレオナを見送ってくれたんだわ」
レオナ「うん。やっぱりあたしたちも行った方が、ダイくんや皆の助けにもなると思ってね」
イカダ「ああ。それに俺とボルト、ゴウも一緒に行くことになったんだよ」
ダイ「えーーーーーっ?! おっ、俺たちの仲間になるって言うのかい?」
イカダ「あぁ? 何言ってんだよダイ、俺たちはもう『仲間』じゃないか!」
ラーハルト「ダイ様。目的地まではもう少しだけ掛かります、此処はこのラーハルトにお任せし。ダイ様はゆっくり体を休めて下さい」
ダイ「えっ……。でっ、でも……」
ヒュンケル「心配は無用だ。例えオレたちが目指すその場所でお前を狙う奴らが現れようとも、オレたちが盾となってお前を守るから安心しろ」
リド「そうだね。元々その世界を旅した事がある仲間たちはアタシの知り合いたちだからさ、案内も必要でしょ?」
ダイ「うっ……。うん……、それはそうだけど……」
ジークハルト「勇者ダイよ。お前はヒュンケルの言葉をよく聞き取れなかったのか、彼も言っていたであろう。オレたちが付いているから心配はないと…」
ダイ「…………」
確かにヒュンケルはおれにとって、兄弟子だから仕方ないんだけどね。
今振り返ると、ゴカイやコブナが心配になって来ちゃったんだよね。
それらを理解してくれたから、皆もおれと一緒に行く事を決意したんじゃないかな。
まさかポップたちまで乗って来るなんて、留守中のアポロさんたちがかなり多忙になる姿を想像してしまうよ。
それはそれで、平和だと言う象徴でもあるかな。
エピローグ 完結。
はい、結構長く連載して来ましたがついに今作を完結する事が出来ました。
次回作の続編でも引き続き、色んなアニメ・ゲームとのクロスオーバーで描きたいと考えていますので…宜しくお願いします。
最後に、作者が戻り次第あのコーナーを更新してからこのスレッドを閉じさせて頂きますので…ご了承下さい。
それまでに感想・アドバイスなど、じゃんじゃん描いて下さいね。
2022年 7月13日 作者:謎の女剣士