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二次創作小説(新・総合)
- Re: 謎の接続書 冒険の始まり ( No.2 )
- 日時: 2022/05/03 18:41
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
(プロローグ)
それは、ある日の午後、偶然東京へ遊びに来ていた平次と和葉を案内している。コナン達。
今日の気温は、少し夏っぽい感じがしており、コナンと平次も暑そうにしていた。
「たく、いきなりアポなしで、休みなんだからたまには観光に付き合えなんて言うかっての」
と、毛利小五郎が文句を言うと、娘の蘭が、
「良いじゃない。服部君達と会うのも久しぶりだし、和葉ちゃんとも話しとかしたいし」
「フン! それにしても今日はアチーな~。とりあえず、どっか喫茶店に入って、なんか飲もうぜ」
と、小五郎が、空を見上げたその時、
「ゴン!」
と言う鈍い音と共に、何かが小五郎の頭を直撃した。
「ンガ!」
「お父さん!」
「おっちゃん! 大丈夫?」
と蘭と和葉すぐに心配するが、それより、平次とコナンが目を向けたのが、降って来た本の方だった。
今日は晴天の上、ヘリや飛行機は飛んでいない。一体どこから落とされたのかと思ったのだ。
本には、MYST(ミスト)と書かれており、表紙からしても、古い物だった。
「なんやこの本。なんでこんなんが空から降って来るんや?」
と平次が表紙を開くと、右上に黒い何かがあり、それはまるで空を飛ぶような映像になると、船着き場のすぐ近くで降りた。
「降りたぞ」
「一体何なんだ? これは…」
と、コナンが触った瞬間、異変が起きた。
なんと、コナンの体が粒子状になって、本の中に消えたのだ。
「な、お、おい工藤!」
と、平次も思いっきり触ってしまうと、本の中へ消えた。
「コナン君!」
「平次!」
「2人共! 本に触るな! 今目暮警部を呼んでやるから…」
と、小五郎が言った次の瞬間、本はパタリと閉じ、消えてしまった。
「き、消えた~~~~~~!!!」
と、3人の絶叫が響き渡った。
これが、長きにわたる冒険の物語になるとは、誰も知らなかった。
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