二次創作小説(新・総合)
- Re: 謎の接続書 冒険の始まり ( No.7 )
- 日時: 2022/05/03 19:34
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
(第5章 セレーネ時代)
2人は早速青いページを本に置いて話を聞いた。
先ほどと同じだが、アクナーのしゃべり方が段々悪い方へと流れていき、もうコナンと平次は決めていた。
白いページの本当の持ち主を信じると。
「さて、最後やな」
「ああ。残るは、あの乗り物みたいな物だな」
と2人は同じことを考え、今までやって来た通りに暗号を得ると、まだ入っていない建物に入ると、そこは、今にも何か出そうな雰囲気だったが、無事にボタンの付いている部屋に着いた。
「ここだな」
「ああ」
と、平次がボタンを押すと、扉は上にスライドして開き、中に入ってみると、赤いボタンが2列ずつに並んでいる変な装置が有った。
「これをどないかせなあかんな」
「ああ。確かに、数時はこれだから……と、コナンはボタンを押していき、減らし、増やしを繰り返して、無事に指定された数字になった。
「よし、後はこれを」
「ブレーカーで送る。やろ?」
「ああ」
と、2人が言っていると、何やら平次の首がくすぐったくなった。
「ワワワ。こら、リール!何すんねん!」
「さっきから2人の世界になってないか?」
と、若干ご立腹だ」
「しゃ~ないやろ? お前はハムスターなんやからじっとしときて。それにお前、自分でメシ出せるんやったら食うとったらええやんけ」
「お前達が望めば、それを出す事も出来るが?」
「あん? どういう意味なんやそれ?」
「お前の食べたがっている物を、今この場で出してやると言ってるんだ」
「はあ?今喰いたいもん・・・ほな、たこ焼き」
「あ、僕レモンパイ」
と、すかさずコナンが言うと、ルーシーは床に降り、2人の前に、たこ焼きとレモンパイを出して見せた。
「んな!? まじで出しよった」
「もぐもぐ……美味しい~」
「これは……あむ……もぐもぐ……お~やるやんけ。結構いけるでこれ」
「分かったかな?俺の能力が」
「ああ。ほな、ブレーカーを入れに行こうや」
「だな」
と、2人はそこをでて、ブレーカーを捜してみると、小屋の後ろに、ブレーカーらしき物が見えた。
「あれか?」
と、コナンが行ってみると、そこはかなり急斜面で、長い階段の上に有った。
「これか」
彼は梯子を登り、レバーを下げると、
「カチッ」
という音がした。
「おーい服部。こっちはブレーカーを入れたから、スペースシップに行ってみようぜ」
「分かった。ほな先行くわ」
と言うと、コナンの方は、後から追いかけると、スペースシップの扉が開いた。
「成功みたいだな」
「ああ。後は、ここの事書いとる本があるはずやけど……ここにあるんはレバーと、5つのスライドレバーにデカいレバーがあるっちゅう事は、何かを合わさなあかんちゅうことやけど……」
と、コナンが、ミニパイプオルガンらしき物を見つけた。
「これが有るって事は、コレの音を合わさなきゃいけねえって事だけど……ん?待てよ……確かどれかの本に、似たような……まさか!?」
と、コナンはスペースシップを飛び出し、ライブラリーにやって来ると、本棚の本を片っ端から見ていき、ついに念願の本が有った。
「有った。これだ!」
「おい工藤どないしてん。あのレバーは、このオルガンの通りにしろって事だったんだ。服部。俺はレバーを合わせるから、オルガンの方を頼めるか?」
「OKや! ほな、これをメモして、やってみよか」
そして、2人の共同作業が行われ、全ての音源を入れ終わると、大きめのレバーを下げた。
すると、音が順番に流れ、ついに丸い画面上に本が現れた。
「これが最後の時代か」
「ああ。これの青いページを私、最後の一枚の場所を聞き出して、白いページを手に入れる」
「やな! 行くで工藤」
「ああ!」
そして、平次はコナンの手をしっかりと握り、画面に触れた。
すると、さっきと同じ場所にでて、一瞬キョロキョロしてしまうが、そこは間違いなくセレーネ時代だった。
「着いたみたいやな」
「ああ。さて、ここでまずは何をするかだな」
「そうやな~」
と、2人が悩んでいると、リールがナニカに気付いた。
「2人共静かにしろ。何か聞こえる……水か……」
「こっちだ」
「お、おいリール……」
と、2人が彼を追いかけると、確かにかすかに水の音が聞こえて来た。
「どんなええ耳しとるんや? あいつ」
「まあ、良いじゃねえか。無事に青いページもゲット出来たし」
「せやな。他に変わった所は……ん? あれは……集音機? なんであないなとこに?」
「ここの音を録音する為じゃねえか? ほら、ボタンだってあるし」
「一応押しとこか」
と、平次は側に有った赤いボタンを押し、リールは、無事に平次の肩に登り、次の場所に行こうとすると、また彼は有る音を聞いた。
「聞こえる。今度は、炎の音だ」
「どっちや?」
「……こっちだ」
と、彼が行った場所はチャズムで、彼は、慌てて平次の肩に乗った。
「お、これやな」
彼はさっきと同様にスイッチを押し、また先を急ごうとした時、今度は、コナンが壊れた時計塔の音のボタンをを押した。
「さて、こっちはこれでよしっと」
「おう工藤。そっちにも有ったんか」
「ああ。俺の葉壊れた時計だったぜ。でも、この音は、どこで使うんだ?」
「さあな~。ま、とにかくやって行ってみようや」
「そうだな。前の事もあるし」
と2人がそんな会話をしていると、綺麗な音が聞こえて来た。
「ん?なんやこの音」
「結構良い音色だけど……」
「どうやらこの音はこの石が出しているみたいだな」
「石が?」
と、平次とコナンも耳を澄ませると、確かに石から、音が聞こえた。
「不思議な事があるもんやの~」
「ま、俺達としては、その方が解きがいがあるけどな」
とコナンが言うと、平次も微笑んだ。
そして、奥まで言って、ボタンを押すと、すぐさま道を進んで行く。
階段をちょっとだけ上がって、先に進むと、今度は井戸があり、その風の音を記録しているボタンを、リールが押し、再び平次の肩に戻って、梯子を下りて行くと、、蝙蝠と蛾が飛んでいた。
「うわちょ……」
っと、平次が何とかしようとするが、真っ暗で何も見えないが、コナンがレバーを見つけた。
「服部、左だ左のレバーを下ろせ!」
「これか!」
と、レバーを下ろすと、無事に灯りが付き、蝙蝠と蛾がいなくなった。
「フ~ビックリした~」
「これ、奥に続いている。何か有るかも」
と、2人が走っていくと、そこにも梯子があり、登っていくと、そこには、大きな来なぱらぼらあんてながあり、なにかの音を集めている様だった。
「なるほど。ここか」
「と、コナンが扉を開けようとするが、なかなか届かない……」
「あ~届かね~」
「ほなこれでどうや?」
と、平次がコナンを持ちあげた。
「あ、ああすまない」
と、言うと、機械の扉を開けた。
するとそこには、5つの印と集音機が設置されていた場所の絵と、三角マークがあり、それを見たコナンと平次はすぐさま察した。
平次はコナンを下ろし、すぐさま場所を合わせて、大きなボタンが現れると、それを押し、順番がわかった。
「おっしゃ後はあそこに戻るだけや」
「チェ!服部。俺にも解かせろよ~」
「あ~スマンスマン。ちょっと高さが足りひんかったからの~アハハ」
「……」
コナンはブスくれながら、まだ入っていない建物場所へ戻って来た。
「ンで、こっからどうするんだ?」
「簡単なこっちゃ。まずは……」
と、平次は指定された順番にスライドをさげ、赤いボタンを押すと、音が順番に再生されると緑色のボタンになり、扉が開いた。
中に入ると、長い下りの階段が有り、そこを下りて行き、そこから角を曲がると、そこには、地底船らしき船が有り、周りを見られる様になっていた。
それは、なかなか頑丈そうで、青いボタンを押して扉を開くと、コナンが乗るスペースは十分にあった。
「おっしゃおい工藤。これは大丈夫や」
「ホントか?」
と、コナンが嬉しそうにしてはみたが、コクピットでは、足がとどかず、椅子に座ると、操縦が出来そうになかった。
「ダメダ……ハア~……早く元に戻りて~」
「そない言いなて」
と、平次が苦笑しながら言うと、コナンはブスくれてしまった。
「ほな行くで~」
と、平次は扉を閉め、地底船を発進させた。
そして、レールに着くと、
「プシュー」
と、言う音がしたが、平次はその音の意味を理解sしていた。
「よっしゃこのままやな」
と、前進ボタンを押して進み、音の通りに方向を変えながら、どんどん進んで行く。
そんな中で、平次がふと、コナンに問いかけた。
「なあ、工藤。お前はどう思う?」
「ああ、アクナーの事だろ?」
「あの人、おそらくあそこに閉じ込められてるんじゃねえかなって思ってる。それに、3枚目の時、明らかに態度が違って来ていた。しかも同じ兄弟のはずのシーラスって奴に対して、嫌悪感をあらわにしてたし、やっぱり、アトラスさんに会ってみたいとは思ってるけど、何所にいるか、まず、それを確かめなきゃな」
「せやな。俺としてもシーラスっちゅう人とまだ面識した事無いんやけど、明らかにあの二人なんかありそうやな。
「そうだな。まあ、全ての答えは、この青いページをアクナーに渡してからだな。話はそれからだ」
「せやけど、後2枚ゆうてたやんな」
「ああ。1枚はこれだと思うんだけど、もう一枚はどこだろう?」
「う~ん……まあ、話は島のライブラリーに戻ってからやな」
「ああ!」
と、2人が言っていると、ついにゴールに辿り着いた。
「着いたみたいやな」
コナンはボタンを押し、先に行くとやはり本が有った。
はたして、どうなってしまうのだろうか?そして、謎の白いページは何なのだろうか!?