二次創作小説(新・総合)

エースの御伽学園留学生活 前半 ( No.32 )
日時: 2023/07/04 18:10
名前: 大瑠璃音葉 (ID: bR6mg6od)

優彼の通う御伽学園に興味を持っていたエース。
それを聞きつけた学園長は、御伽学園学園長の月見里翔太郎に掛け合い、エースを留学生として御伽学園に送り出す

歩花「はい、それじゃあ自己紹介行ってみよー!」
御伽学園1年壱組の朝礼。
傍から見ればそれは転校生や留学生の紹介に見える。
高等部の中で背が一番低い優彼は必然的に一番前に来るが、少し面白がっでいる表情をしている。
その生徒は男子生徒で、少しはねたテコラッタの髪にチェリーレッドの瞳・・・優彼の親友であるエース・トラッポラの姿だ。
しかし、彼の左目の目元にはハーツラビュルの規則で描かれるハートのフェイスペイントが描かれておらず、身に纏っている制服は金のラインが入った黒のブレザーとスラックスに黒と白のネクタイであるナイトレイブンカレッジの制服ではない。
白いシャツの上に深緑のブレザーを羽織り、藍色と黒のチェック模様のスラックスを履き、赤とグレーのネクタイを締めている・・・つまり、御伽学園の制服を身に纏っていた。
エース「どーも!俺はエース・トラッポラ!留学期間の間よろしくな!」
事の始まりはS.T.X.Y騒ぎ収束後まで遡る。
エース「元の世界に帰れるようになったってマジ!?」
優彼「うん!学園長、ウィンターホリデーの時遊び呆けてただけだと思ってたんだけど・・・バカンスと平行して元の世界に帰る方法を調べてくれていたみたいなんだ。でも、僕が此処ツイステッドワンダーランドの事も故郷みたいに思ってる事も分かってて、行き来できる方法も調べてたんだ。だからちょっと遅くなっちゃったみたい」
デュース「でも良かったな!家族と会えるんだろ?」
ジャック「親御さん、お前のこと心配してるだろうからな」
元の世界とツイステッドワンダーランドを行き来する方法が見つかったことを、エースとデュース、ジャックにエペル、オルトとセベクと仲の良い1年生に明かしていた。
エペル「そう言えば優彼クンの家は古本屋さんなんだっけ?」
優彼「うん、紙やインクの匂いで満ち溢れれてすごく落ち着くんだ。それに、ようやく携帯も繋がったからお父さんとお母さん、優治にぃに連絡もついたんだ。皆に会いたいって言ってたよ」
オルト「わーい!僕も優彼さんのご両親に会うの楽しみ!」
セベク「お前の世界の本も気になるからな!!!」
そして、エースが御伽学園にいる一端となった言葉を言った。
エース「それに優彼の元の世界の学校も気になるな〜。向こうに行ったら案内しろよ?」
優彼「もちろん「話しは聞きましたよ!」うわぁ!?」
いつの間にか学園長が何時もの如くやってきて、優彼は心臓が止まるかと思う。
もしも刀剣男士が来ていれば、間違いなく刀の切っ先を突きつけられただろう。
優彼「ど、どうしたんですか学園長!?」
学園長「早くても一週間後には準備ができる事を伝えに来ました。そして、トラッポラ君」
エース「え、何スカ?」
学園長「君は優彼君の学校に興味があると言いましたね?」
エース「言いましたけど・・・」
学園長「実は優彼君の通ってる学校の学園長とも連絡がつきまして・・・」
優彼「え、翔太郎学園長と!?」
御伽学園の学園長を務めている月見里翔太郎やまなししょうたろうは、生徒第一の教育者の鑑と言われている男性だ。
一見すると穏やかかつ厳格そうな人物だが、実のところ超がつくほどのマイペースでチャレンジ精神旺盛なお茶目な人物である。
その為か、生徒達若者を理解するには、若者に混ざるのが一番という考えで、部活や授業見学にも来る。
そして、ドッキリ同好会の顧問でもある。
その為か寮生活をしている生徒や教師に寝起きドッキリを仕掛けたりもしている。
そして、歳の割にかなり好奇心旺盛である。
そんな彼が魔法学校の学園長から連絡を貰ったら?
そんなの結果が見えている。
優彼「もしかして・・・翔太郎学園長がこっちの生徒さんに会いたいって?」
学園長「そのとおりです!それで、私は思いました。ウチの生徒を留学生として、異世界について学んでいただきたいと思いました。ですのでトラッポラ君、御伽学園に行ってみませんか?」
元々優彼の通う御伽学園と優彼の世界に興味を持っていたエースは、学園長の話を即決した



時間は過ぎて放課後。
勉強に関しては留学初日の前日にみっちり優彼が教え込んでいた為ある程度の勉強にはついていくことができた。
優彼「授業も終わったことだし、部活見学しない?」
エース「部活かぁ・・・何部あるんだ?ってか優彼は部活大丈夫なのか?」
優彼「大丈夫!前もって部長にはエースの案内のために休むって言ってるから!」
そう言って優彼はエースの手を引いて、学園案内兼部活見学を始める

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エースの御伽学園留学生活 前半 ( No.33 )
日時: 2023/07/04 18:15
名前: 大瑠璃音葉 (ID: bR6mg6od)

優彼「まずは、エースが絶対に興味を持ちそうな部活だよ!」
エース「へぇ〜!楽しみだな」
そう言ってついたのは第弐多目的室だ。
エース「俺が挨拶したほうがいいよな?・・・失礼しまーす」
玲子「やっほー後輩くん達!あたしはこの同好会の部長兼高等部二年生、藤枝玲子ふじえれいこだよ!」
健一「副部長兼中等部1年生の高遠健一たかとおけんいちです」
エース「留学生として来ました、エース・トラッポラです。優彼が俺が絶対に興味を持ちそうって言ってたんですけど・・・どんな同好会何ですか?」
玲子「ふっふーん!じゃあ見せてあげるよ、とっておきを!」
そう言って玲子は持っていた黒い本を開く。
すると、本から純白の鳩が羽ばたいてきた。
エースが手品だと気がついた時、教室を見てみると、トランプや人が入ることのできそうな水槽や棺桶、鳩やハリネズミの入ったゲージや杖にハンカチ、ボールに作り物の剣にマリオネットなど、手品で使いそうな道具が所狭しと置かれている。
玲子「改めて、奇術同好会へようこそ!」
健一「ここでは手品を行うんです。文化祭の時にはステージの上で発表するんです」
エース「すっげぇ!あー・・・でも、部員お二人だけですか?」
玲子「そうなの。去年私が創立した部活だから、私と健一君の2人だけ」
エース「でも、さっきの奴すごかったです!」
健一「ありがとうございます!」
手品が得意なエースにここを紹介して良かったと心の中で思いながら、優彼は嬉しそうに笑う。
優彼「エース、奇術同好会はどうだった?」
エース「最高だった!俺こっちでもバスケ部やる予定だったけど、今の所は奇術同好会が第一希望!」
優彼「やっぱりエースにここ紹介して良かった!じゃ、次行くよ」
次に優彼が案内したのは、第壱音楽室。
そこではオーケストラ部の練習に参加させてもらった。
クラシックや吹奏楽に無縁なエースだったが、その演奏にはエースは完全に虜になっていた。
エース「すげぇ・・・」
優彼「うちの学園、コンクールの常連だし、優秀な成績を収めてるんだ。金賞ももちろんたくさん取ってるよ」
エース「へぇ・・・」
とても素晴らしい演奏で、エースは完全に聴き惚れていた。
隼人「今日の練習はここまで」
生徒「はい、分かりました」
生徒「お疲れ様です」
号令を出したのは、部長であり高等部3年生の加藤隼人かとうはやと
エースは彼が纏う雰囲気や声色がマレウスに似ていてあまり落ち着かないが、音楽にかける情熱が誰よりも強いのは一目瞭然だ。
エース「ほんっとすごかったな!」
優彼「でしょ?隼人先輩、お爺さんが加藤宗太郎っていうこっちの世界の世界的作曲家なんだ。」
エース「なるほど、凄い隔世遺伝だな」
優彼「確かに。じゃ、次行くよ。失礼しまーす」
そう言って優彼はすぐ隣の第弐音楽室の扉を、開けた。

BGM:Poppin' Hoppoin' Lovin'

エース「え、何々何々?」
優彼「あー・・・どうやら僕がドアを開けたタイミングでセッション始めちゃったっぽい」
演奏も歌も素晴らしい。
曲の中盤辺りになってからは、2人も合いの手や手拍子を入れたりしている
そして曲が終わると、2人はとびっきりの拍手をした。
楽人「ん?人着てたのか?」
カノン「いつの間にやらオーディエンスが!?」
ロンド「マジか・・・気づかなかったな」
舞「それだけ私達が集中してたってことでしょ?」
エース「勝手に入ってすんません。見学に来ました」
楽人「いいっていいって!気にすんな!」
そう言ってエースと優彼を席に座らせ、お茶とお菓子を用意する
楽人「とりま、自己紹介な。俺は高等部2年で部長の音原楽人おとはらがくと。ギターボーカルやってんだ。って言っても、俺たち全員でボーカル兼任してんだけどな」
舞「中等部3年生の五線紙舞ごせんしまいです。ドラムボーカルをしています」
カノン「私達は同じクラスだから分かると思うけど、自己紹介するね!音峰追走曲おとみねカノンだよ!キーボードボーカルだよ!」
ロンド「カノンの双子の弟兼ベースボーカルの音峰輪舞曲おとみねロンド。・・・ま、よろしく」
エース「俺はエース。エース・トラッポラです」
楽人「エースか!どの部活に入るかは分からんが、気長に楽しめよ!」
エースの部活見学はまだまだ続く

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エースの御伽学園留学生活 前半 ( No.34 )
日時: 2023/07/04 18:39
名前: 大瑠璃音葉 (ID: bR6mg6od)

おまけ:御伽学園生徒手帳
藤枝玲子
イメージCV 藤田咲さん
クラス 高等部3年参組
身長 169cm
利き手 右利き
好きな食べ物 林檎
嫌いな食べ物 匂いのきついもの
好きなもの マジックで喜んでくれる事
嫌いなもの 幽霊
特技 手品、手品のトリックを考えること
部活 奇術同好会
天才マジシャン藤枝遙一の娘であり、父に憧れて手品を始めた。
奇術同好会の部長。
健一の幼馴染。
明るく面倒見の良い家庭的な性格で、彼女を慕う生徒が多い。
白髪ショートヘアーをハーフアップにしており、灰色の瞳をしている。
美しい容姿と優しい性格から多くの男子生徒の心を射止めているが、告白した男子生徒に「いいよ!これからも友達だね!」と悪気なく言って心を玉砕してきた

高遠健一
イメージCV 梶裕貴さん
クラス 中等部1年弐組
身長 165cm
利き手 右利き
好きな食べ物 焼き魚
嫌いな食べ物 苦いもの
好きなもの 手品
嫌いなもの 特に無し
特技 手品
部活 奇術同好会
クールで人見知りな性格の少年で、玲子の幼馴染。
玲子の事を姉のように慕っており、いつか彼女と並びだつマジシャンになるのが夢
藍色ショートボブで、右目を前髪で隠しており、黒い瞳をしている。

加藤隼人
イメージCV 加藤和樹さん
クラス 高等部3年肆組
身長 189cm
利き手 右利き
好きな食べ物 フルーツタルト
嫌いな食べ物 特に無し
好きなもの 音楽、バイオリン
嫌いなもの 妥協
特技 演奏一度音楽を聞けば、他の楽器用に編曲できる
部活 オーケストラ部
クールで無口な性格のため、一見すると近寄り難いが実は人見知りかつ口下手で人との距離感を掴むのが苦手なだけで、実際は面倒見がよく心優しい。
オーケストラ部の部長で世界的なコンクールにもよく参加している天才バイオリニスト。
絶対音感を持っており、僅かな音の違いにもすぐに気がつく。
世界的作曲家加藤宗太郎の孫。楽人とは幼馴染
角がないのと髪型がポニーテールだという点を除けば、マレウスと容姿が似ている

音原楽人
イメージCV 梶裕貴さん
クラス 高等部2年壱組
身長 182cm
利き手 左利き
好きな食べ物 ハンバーグ
嫌いな食べ物 ピーマン
好きなもの 音楽
嫌いなもの 退屈
特技 瞬間記憶
部活 軽音楽部
自由奔放でマイペースな性格の軽音楽部部長であり、ギターボーカルを担当している。
隼人とは幼馴染の間柄であり、周囲との距離感に悩みがちな彼を助けたりもしている。
また、クラスでは学級委員を務めており、交友関係が広い。
その為か校内事情に詳しい
赤いメッシュの入った黒髪ショートヘアーであり、ヘアピンで前髪を留めている。

音峰 追走曲カノン
イメージCV 市ノ瀬加那さん
クラス 高等部1年壱組
身長 153cm
利き手 左利き
好きな食べ物 スイーツ
嫌いな食べ物 辛いもの
好きなこと 歌うこと
嫌いなもの 風邪(喉が痛くなって歌えなくなるから)
特技 カラオケ
部活 軽音楽部
明るくマイペースかつフレンドリーな性格の優彼のクラスメイト。
軽音楽部ではキーボードボーカルを担当している。
ロンドの双子の妹であり、兄のことはロンドと呼び捨てにしている。
黒いメッシュの入った白髪ロングヘアを三つ編みにしており、左目を前髪で隠しており、左目が青、右目が赤のオッドアイになっており、右目にのみ音符のハイライトが入っている

音峰 輪舞曲ロンド
イメージCV 花江夏樹さん
クラス 高等部1年参組
利き手 右利き
好きな食べ物 コーヒーゼリー
嫌いな食べ物 特に無し
好きなこと 音楽
嫌いなもの 寒い場所
特技 演奏
クールでぶっきらぼうだが、情に厚く信じると決めた相手は最後まで信じる男気あふれる少年。
寒がりで寒い場所が苦手
軽音楽部ではベースボーカルを担当している。
カノンの双子の兄。
胸元までの長さの黒いメッシュの入った白髪をポニーテールにしており、右目を前髪で隠している。
左目が赤、右目が青のオッドアイになっており、左目にのみ音楽のハイライトが入っている

五線紙舞
イメージCV 上田麗奈さん
クラス 中等部3年弐組
利き手 右利き
好きな食べ物 カップケーキ
嫌いな食べ物 味の薄いもの
好きなこと 青春
嫌いなもの 病院
特技 楽譜の暗記
お淑やかで献身的な性格の軽音楽部のアイドル的存在。
軽音楽部ではドラムボーカルを担当している
実は幼い頃から病弱であり、学園生活をエンジョイしたいと思っている。
優彼とは入院生活の時に面識があり、優彼に淡い思いを抱いている節がある(肝心の優彼には可愛い後輩、可愛い妹分としか思われていない)
水色のロングヘアを緑のリボン(手術に怖がっていた舞に優彼が『元気が出るお守り』とプレゼントした物)でツーサイドアップにしており、藍色の瞳をしている

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