二次創作小説(新・総合)
- マスターシェフ〜仁義なき戦い〜 準備回 ( No.98 )
- 日時: 2025/06/07 15:29
- 名前: 大瑠璃音葉 (ID: kx1LgPV4)
リニューアルしてから初めてのあの企画がスタート!
NRCで行われる趣向を変えたマスターシェフが行われるのだが・・・?
某日。ナイトレイブン・カレッジの生徒達は学園長に呼び出されて講堂へと集まっていた。
学園長「え〜、皆さん静粛に。今回は次回のマスターシェフについてです。」
マスターシェフとはナイトレイブン・カレッジの選択科目の1つだ。
シェフゴースト達から基礎から料理を教わり、魔法を使わずに料理を作るというものだ。
もしかしたら審査員をこの場で発表するのかもしれないが、それはないだろうと優彼は考える。
何故ならば、事前に審査員を決定した結果買収行為が相次いだ為だ(これを聞いた時に優彼は(流石NRC生・・・;)と思った事は内緒にしておく。)
学園長「今回のマスターシェフは、趣向をガラリと変えて、料理対決として開催することにします!今回は審査員及び、挑戦者を決定するくじを引こうと思います!」
エース「へぇ~料理対決ねぇ」
優彼「すごく楽しそうだね」
グリム「オレ様は審査員側がいいんだゾ」
デュース「グリム、選ばれたらちゃんと審査しろよ?」
各々の反応はマチマチだ。優彼の様に興味津々な生徒もいれば、興味なさげに聞いている生徒もいる。
学園長「高得点を取れれば、単位取得+成績に応じた景品をプレゼントします!当然、今決定した審査員に対する買収行為を確認した場合、即失格となります!審査員は、私を含めて5人です。残る4人をくじで決定します。呼ばれた生徒は前に出てきてください。」
景品が出る、その言葉を聞いて多くの生徒が浮足立った。
「では、1人目行きますよ~」と言って学園長がいつの間にか用意していたくじの箱からボールを取り出す。
学園長「1人目は、ユウヒ・トキツグ君」
優彼「うえぇ!?僕!?」
学園長「2人目は、シルバー・ヴァンルージュ君」
シルバー「分かった。しっかりと務めを果たそう」
学園長「3人目はエース・トラッポラ君」
エース「へーい」
学園長「4人目はヴィル・シェーンハイト君」
ヴィル「あら?選ばれたからには生半可な審査はしないわよ?」
学園長「この4人と私の計5人で審査を行います。続いて、挑戦者の抽選に移るとします」
4人は心の底で、料理が得意な人に当たりますようにと祈った。
出来るなら美味しい料理を食べたい。
学園長「では挑戦者のくじが引けたので発表したいと思います!呼ばれた15人は前に出てきてくださいね!まずはグリム君、デュース・スペード君、セベク・ジグボルト君、エペル・フェルミエ君、ジャック・ハウル君・・・」
グリム「ぶなぁ〜オレ様食べる側に回りたかったんだゾ」
デュース「僕か!?よし、頑張るぞ!」
セベク「出る以上、最善尽くすぞ!!!!!」
エペル「よし、何を作ろうかな・・・?」
ジャック「お題は何なんだ?」
学園長「リドル・ローズハート君、ジェイド・リーチ君、ラギー・ブッチ君、ジャミル・バイパー君、カリム・アルアジーム君・・・」
リドル「料理対決か・・・初めての試みだから緊張するね・・・」
ジェイド「おやおや、面白そうですね」
ラギー「シシシ!景品狙いで頑張るっすよ〜!」
ジャミル「ふむ、負けるつもりはない。料理は得意分野だ」
カリム「楽しそうだな!」
学園長「トレイ・クローバー君、ケイト・ダイヤモンド君、ルーク・ハント君、イデア・シュラウド君・・・」
トレイ「料理対決か・・・まあ、ほどほどにやるか」
ケイト「面白そうじゃん!マジカメ映えする料理を作っちゃお〜!」
ルーク「ふふふ、楽しそうだ。食材の準備も万全に行わないとね」
イデア「マジ・・・?」
学園長「では、これで最後・・・ぶえっくしょん!」
学園長が最後の挑戦者の名前が書かれたボールを取り出した瞬間、学園長が大きなくしゃみをする。
ボールはコロコロと優彼の足元に転がる。
優彼「もう、学園長ってば・・・最後の最後で締まらないんだから・・・えっと最後の1人は・・・え・・・!?」
ボールに書かれた名前を見た瞬間、優彼の顔色が一瞬で青くなった。
顔面蒼白で震えてしまっている。
シルバー「監督生、どうかしたのか?」
優彼「・・・です・・・」
エース「え?」
優彼は涙目で震えながらボールを4人に見せる。
その瞬間、理解してしまった。理解できてしまった。
優彼「リリア・・・ヴァンルージュ先輩です・・・」
リリア「ほう、儂か!腕がなるわい!」
学園長・エース・シルバー・ヴィル「」
リリア以外の挑戦者達(ごめん皆・・・(俺/僕/私)達選ばれて良かったと思ってしまった・・・)
ディアソムニア(ごめん審査員の皆・・・(俺/僕/私)達審査員にも挑戦者にも選ばれなくて良かったと思ってしまった・・・)
学園長「と、兎に角お題とルール説明に移ります。」
ルール説明
・お題は「パン料理」
・準備及び練習期間は1週間
・予算として5000マドルが支給される(足りなかった場合はポケットマネーを使ってよし)
・他の挑戦者の材料をネコババしたり審査員に不正な取引をした場合即失格
・植物園に使われている野菜や果物は自由に使用可能
審査員
時継優彼、ディア・クロウリー、エース・トラッポラ、シルバー・ヴァンルージュ、ヴィル・シェーンハイト
学園長「それと、今回のマスターシェフでぜひ活用していただきたいアイテムがあります。」
音葉『それに関しては私が説明するね〜』
そう言って青い光の蝶の姿をした音葉が講堂の中に入り、人の姿に変化する。
音葉「じゃじゃーん!イグニハイドの皆に協力して作ってもらったパン生地自動生成機!他の世界の料理対決で使われてたし、小麦粉ベースからライ麦に米粉・・・色んなベースの生地を作れるようにしてもらったの!」
学園長「勿論自力でパン生地から作っても構いません!皆さん頑張ってくださいね!」
感想OKです!
- マスターシェフ〜仁義なき戦い〜 準備回 ( No.99 )
- 日時: 2025/06/07 15:19
- 名前: 大瑠璃音葉 (ID: kx1LgPV4)
挑戦者達
グリム
料理は食べる専門の優彼のパートナー。
ツナ缶が大好物なので、料理には高確率でツナが入る。
料理の際には擬人化するが、人間の体に慣れてない+食い意地が張っており、途中でつまみ食いをしてしまう事も多い。
☆2
デュース・スペード
優等生を目指して努力するハーツラビュル寮生。
料理はほぼ初心者だが、向上心の強いチャレンジャー。
苦手な事や難しい事にも果敢に挑戦しようと練習中。
☆2〜3
セベク・ジグボルト
料理の経験自体は乏しいものの、マレウスの為に美味しい料理を作れる様に目指すディアソムニア寮生。
飲み込みか早く、理解が早いので自分なりに頑張ろうと一生懸命
☆3〜4
エペル・フェルミエ
料理の経験は少ないものの、栄養管理が得意なポムフィオーレ寮生。
今回は実家の豊作村からリンゴを仕入れている為、気合いが入っている模様。
☆3〜4
ジャック・ハウル
何事にも真面目に取り組むサバナクロー寮生。
筋肉や体力をつけるためにお肉が入ることが多い。
ゴースト達にビビられるほど熱中する事が多いが、細かい作業や繊細な作業は不得手。
☆2〜3
リドル・ローズハート
料理初心者だが、知識が豊富でチャレンジ精神が強いハーツラビュル寮寮長。
しかし、適量が分からず調味料をドバドバ入れたり、几帳面過ぎて(みじん切りの際には定規を持参して細かくしていた)少し時間がかかる。
☆1〜2
ジェイド・リーチ
モストロ・ラウンジで料理をするため、美味しいパンの候補生のオクタヴィネル寮副寮長。・・・なのだが、好奇心が強い故に何かが起こる危険性が・・・?
音葉に異世界のとある料理について聞いたり、魔法薬学室に出入りしているとの報告があるらしいが・・・?
☆5?
ラギー・ブッチ
料理が得意かつ景品の為に頑張る決心をしたサバナクロー寮生。
スラム育ちの為か食材をほとんど無駄にすることのないエコロジーな料理が多い。
☆4〜5
ジャミル・バイパー
料理が得意で優秀賞候補筆頭のスカラビア寮副寮長。
一切手を抜くつもりはなく、それぞれの好みや体質をしっかり研究しているとのこと
☆5
カリム・アルアジーム
完全料理初心者のスカラビア寮寮長。
刃物の扱いに慣れておらず、怪我をしたり、慌てて転んだりするトラブルが多く、ジャミルの悩みの種でもある。
☆1(マシな方)
トレイ・クローバー
実家がケーキ屋さんかつ何でもない日のパーティーのご馳走の準備をメインで担当している事もあり、優秀賞候補筆頭のハーツラビュル寮副寮長。
見た目が綺麗かつトランプの意匠の入れてる為分かりやすい
☆5
ケイト・ダイヤモンド
料理対決でもマジカメ映えを狙うハーツラビュル寮生。
トレイと同じ様にトランプの意匠を取り入れているが、本人が甘い物が苦手な為、辛い系(ちゃんと相手のことを考える)やおかず系のパンが出てくる。
☆4
ルーク・ハント
サバイバル経験豊富かつチャレンジ精神旺盛なポムフィオーレ寮副寮長。
本人が狩人である事+準備期間の間は学外で狩猟をしていた事からジビエ系のパンが出てくる事は確定。
☆4〜5
イデア・シュラウド
料理初心者ではあるが、やればできるタイプのイグニハイド寮寮長。
簡単な料理やインスタントは作れるが、パンを一から作るという事で現在ネットで初心者向けのパンレシピを検索中
☆1〜2
リリア・ヴァンルージュ
今回の唯一にして最恐のハズレ枠。
大瑠璃音葉Sideでは原作以上に料理の腕が悪化しており、良くて『怪しげな料理』、最低で劇物、最悪の場合『生物料理』が爆誕する。(本人は食べる相手に喜んでほしいという想いで作っている為質が悪い)
☆0〜1
夢楽「おい半分が☆2レートにいるぞ!?」
夢緑「兄さん、音葉ちゃん・・・!こ、これ優彼君達大丈夫なのかな・・・!?」
音葉「私も不安になってきた・・・」
優彼「・・・」(キリキリ…)←胃痛がしてる
物資や救援受け付けます。
感想OKです!