二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.227 )
- 日時: 2022/10/16 23:17
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第5章で追加するキャラを入れて置きます。
【キングダム】
嬴政
河了貂
【弱虫ペダル】
今泉俊輔
青八木 一
真波山岳
【クレヨンしんちゃん】
野原みさえ
風間トオル
【ボルト ナルトネクストジェネレーションズ】
奈良シカマル
山中いの
奈良シカダイ
今は、以下のキャラたちを出す予定です。
それでは、次の更新から第5章スタートしますので…宜しくお願いします。
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.228 )
- 日時: 2022/10/17 21:48
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第182話「一時期な休息」
【DFFNTの世界 次元の狭間】
???「甘いっ! 飛んでけっ!!」
信「ぐっ!!」
信の方が、微かに押されているぞ。
特に相手はあの星を巡る闘いを制して来た実力者だからな、それなりに強そうだ。
しかしこのフロア、ロードレースの会場とも違うな。
今泉から誘いを受けて、気晴らしにこちらの世界に来たけど。
ギルガメッシュ「見学客か?」
手嶋純太「ああ。小野田に頼まれてな、いい気分転換になると言われたからこうして見学をしているんだ」
ギルガメッシュ「成程。実際にどうだ? 戦っている様子を見て」
手嶋純太「…。かなりハードとも言うべきだな、走るだけでは力は付かない。戦うことも…大事になる気がしてな…」
それ以前に、今まで見たことない風景だ。
つまり、何らかの闘争もあって…それらが実現しているって事か。
凄い…凄いぞ、正に本物の闘いそのものだ。
この世界にいるだけでもその知識を極める事で、いつか本来の世界に戻る時が来てもそれらを上手く生かす事も可能に出来る筈だ!!
183話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.229 )
- 日時: 2022/10/18 08:38
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第183話「ティナの誕生日 前編」
【デルムリン島 浜辺】
『キィン キィィン…』
ダイ「よしっ! いいぞゴーレム、その意気だよ!」
ヒュンケル「…………」
あれからポップが復帰して2日と少しが経過した頃、何やら別の意味で皆がそわそわし始めていたんだ。
それは、ある日の出来事だ。
おれはカール城にある自分の部屋に篭り、キスティスを守る為の方法をいくつか探している時だった。
時刻が丁度22時になろうとした時、おれの部屋に入って来たのは飛信隊の軍師・河了貂だった。
【回想:カール城 ヒュンケルの部屋】
ヒュンケル『ティナの誕生日?』
河了貂『うんっ。こんな事さ、バッツには凄く言いづらくて……だから元軍団長のヒュンケルに相談しようと思ったんだ』
ヒュンケル『成程な…。だかな貂、彼女が喜びそうなプレゼントまではおれは何も知らないぞ!』
河了貂『そこは大丈夫。既にオレの方から何人かの仲間たちにも声は掛けたから、安心していいよ!』
ヒュンケル『…………』
一体何を話したと言うんだ、貂は。
あの最後の言い分が離れず、何かを考えていた時…先程ダイと特訓をしていたゴーレムに心配をかけられた気がしたんだ。
気にするな、俺は平気だから大丈夫だ。
しかし……、貂は一体何をしようとしているんだろうか…。
【ダイの実家】
『コトッ』
バッツ「さあ出来たぞ。冷めない内に滞納してくれっ!」
ダイ「美味しそう! 頂きます!」
ヒュンケル「…。まさか彼女直々に、このような休息を提供するとはな……」
アイク「当たり前だろ。メーアもメーアなりに俺たちの為を思って考えてくれた結果さ、この日を無事迎えるまではちゃんと羽を伸ばして欲しい…とな!」
クロコダイン「確かにそうだな。一時的な休息で合っても、時にはちゃんと俺たち自身がしっかり休める事もメーア殿は理解しているんだ」
ヒュンケル「そうだな…」
ダイ「…………」
クロコダイン「んっ? どうかしたのか、ダイ!」
ダイ「…。マァム、今頃おれがいなくてもちゃんと食べてるかなぁ〜……」
アイク「……。ゼルダ……」
ヒュンケル「……。キスティス………」
3人『はぁ〜〜〜………(溜息)』
バッツ「あのな。確かに大切な人の事を考えるのも大事な事だけど、今は食事をしっかり取らないと栄養が漂ってしまうんだぞ!!」
ヒュンケル「それもそうだな。折角作ってくれたバッツの美味しい飯が不味くなってしまうぞ、皆! 冷めない内に食べきろう!!」
ダイ「うんっ!」
アイク「ああっ、そうだな!!」
まさか、俺と同じ事を考えている者が2人もいるとはな。
バッツの言い分もよく分かるが、今は焦っても何もいい事はないだろうな。
ダイはマァムの事を心配していて、アイクはハイラル国の女王・ゼルダを心配している。
そしておれは……こんな俺を受け止めてくれると言ってくれたキスティスの為にも、今度はおれ自身が強くならなければ行けない気がするんだ!!
184話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.230 )
- 日時: 2022/10/18 17:37
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第184話「ティナの誕生日 中編」
【カール城 大広間】
レイン「………」
レオナ「レイン殿下。どうかしましたか?」
レイン「フィーナが食料調達に行くと行ったきり帰って来ないんだ、多分だけど…危険な気配がするんだ!」
ポップ「まさかっ、またあいつらが?!」
信「行くぞ。何としても2人を助け出さなければ!!」
竈門炭治郎「待って下さい。俺も行きます!」
血の匂いとは格段と違うけど、やはり何かある気がする。
ポップ殿下の力を借りてテランまで飛んだのはいいけど、そこにはティナさんが普段から身に付けている髪留めがあったんだ。
やっぱり、彼女たちに何かあったのかも知れない。
もしやと思って、禰󠄀豆子を同席したのは正解だったな。
【テラン 竜の祭壇】
ポップ「…。まさか、本当にティナたちが攫われたって言うのかよ…?」
信「くそっ。こんな時はどうしたらいいんだ!!」
竈門炭治郎「…。ランカークスに行きませんか? 何か手掛かりを見つけるかも知れませんし」
ポップ「仕方ねぇ。それしか他に方法はねぇみてーだからさ、行くか! おれの故郷に」
信「ああっ!」
竈門炭治郎「はいっ、宜しくお願いしますポップ殿下!」
再びルーラを唱え、俺たちはランカークスに到着した。
村の人に事の経緯を話すと、女の子が何か知ってると察したんだ。
おれはその女の子が目撃したと言う経緯を聞きながら、忘れないようにメモに書き記して行く。
つまり2人が捕らえられた場所はきっと、サウスフィガロの街にある地下の牢屋になりそうだな。
しかしこの現状を打開するにも、バッツさんには言いにくい内容だったりするんだよなぁ。
185話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.231 )
- 日時: 2022/10/18 21:26
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第185話「ティナの誕生日 後編」
【カール城 大広間】
レオナ「…。間違いない、ティナの髪留めよ!」
竈門炭治郎「恐らくですがレオナ王妃。敵側はその休息を潰そうとしているかも知れません!」
レオナ「まさか、間を待たずして闘いが始まるって言うの?!」
しかしどうする、後にバッツの奥方となるあの方の消息が立ってしまったらどう説明すればいい。
その一部始終を聞いていたのか、我々より動き出したのはゴウだった。
だからとはいえ、ダイ様に知らせる訳にもいかないぞ。
ゴウ「きっと。サウスフィガロに行けば、その2人を攫った元凶を知る事が出来るかも知れない」
奈良シカマル「ゴウ。仮にそうだとしてもどうする? そいつは口を割るとは考えにくいだろう…」
ラスウェル「ならば。俺が先に動くしかない」
マァム「駄目よラスウェル、それでこそ万が一の事があったら…」
ラスウェル「大丈夫だ。見張りを巡回するなら俺の役目だ、残りはティナたちの救助に向かってくれ」
マァム「………。ラスウェル………」
それでも駄目なのよ、ラスウェル。
あなたはヘス側の頂点にいる人なのよ、一国の殿下に何かあったらマイロたちが寂しがるわ。
どうしよう……、ダイがいてくれたら彼を止めてくれる筈なのに。
こんなことになるんだったら、彼の休暇を取り消して置くべきだったわ…。
186話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.232 )
- 日時: 2022/10/19 07:59
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第186話「希望への光」
【サウスフィガロの町 地下1階 拷問部屋】
ティナ「……。ごめんねフィーナちゃん、私のせいであなたまで捕まってしまって」
フィーナ「気にしないで。もしティナ、あなたに何かあったらバッツが冷静じゃいられなくなるからこの位お互い様だよ!」
ティナ「!? 待って、誰か来るわ」
足音はしない……、それに気配自体も禍々しくないわ。
するとその人物は私たちがいる部屋に入って来て、お得意の鎌を使って手錠を破壊する。
確かこの人は、かつてバーンって人の配下だった人だわ。
そしてもう1人は既に1つになっている元大魔王・バーン、どうしてあなたたちが此処に。
『ガチャッ』
バーン「どうやら。うぬらを追って来るものは来ていないようだ」
ティナ「その前に、聞きたい事があるの!」
バーン「待て。事情は移動しながらの方がいいだろう、とにかく脱出するぞお前たち!」
フィーナ「うん。さあ、ティナ!」
ティナ「ええっ!!」
キルバーンを筆頭に、私たちは先に脱出した。
1番端っこの部屋に行き、扉を見付けたの。
この扉って確か、脱出口への入口かしら。
キルバーン フィーナは先に入って行くけど、次に私がバーンに背中を押して貰ったその瞬間だった。
まさかの彼らが、その場に現れたのは!!
ワリオ「おっと。折角捕らえた2人をみすみす逃がす訳には行かないな〜」
バーン「たわけ。お前たちのようなクズにはこれでも食らうがいいわ!!」
泥ポックン「はあはあ……。せめてティナちゃんのおパンティだけでも………wwwww」
ティナ「なっ、何て酷い事を……」
バーン「貴様の腐った性根。このバーンが自ら叩き直してくれるわ!!」
???「さあ。お急ぎ下さい、ティナさん」
バーン「おぉクリフト神官。待っていたぞ」
クリフト「はい。ラスウェル殿下よりティナさんたちの救助を命じられました、キルバーン殿。今の内にお2人を安全な場所に」
キルバーン「OK。さあ2人共、此処からはボクの出番だよ♪」
今までになかった怒りが、バーンから伝わって来る。
脱出口を目指しながら何事もなく先へ進むと、扉の奥から声が聞こえて来たの。
しかも、1人じゃないわ! もう1人からも安心の気配がするわ。
するとキルバーンは私たちを逃すように扉を開き、私はバッツ フィーナちゃんはレインに抱き付いたの。
『ガバッ』
バッツ・レイン「「ティナ(フィーナ)。良かった、無事で良かったな!!」」
ティナ「バッツ!!」
フィーナ「レイン。きっと来てくれるって私、信じていたよ!!」
レイン「ああっ。フィーナ、やっと会えたよ」
キルバーン「……。おやおや、かなり激しい戦いだねぇ」
2人『…………ッ!!!』
ラスウェル「つまり。裸族の2人がティナたちを攫ったと言うのか?」
キルバーン「そう。彼ら2人は本当に懲りないからねぇ、まあっ! ボクが下さなくてもバーン様ならやってくれるさ♪」
レイン「………。あいつら………(怒)」
バッツ「迂闊だった。ごめんなティナ、俺がいない間に苦労を掛けて……」
ティナ「大丈夫よ。バッツはちゃんと、こうして私を助けに来てくれたから」
あぁ、バッツ……。
私の為に必死で探してくれたあなたも、好きよ。
いつかあなたに、色々な事を沢山言われて来たわ。
道は選ぶな、作るんだ!!
でもね、私…時々不安になってしまう事があるの。
今は何ともないんだけど、もし…ヒュンケルみたいに黒髪になったりしたらどうしよう。
嫌っ、想像するだけでも私じゃ私で無くなってしまうわ!!
187話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.233 )
- 日時: 2022/10/19 15:53
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第187話「小さな勇者の静かな怒り」
【カール城 会議室】
『バンッ』
ダイ「……。どうして……、どうしてこんな事にならなきゃ行けないのさ!!」
真波山岳「坂道君からもある程度は聞いていたけど、まさか奴らが敵側の内部にいたなんてね」
立花仙蔵「いや。それだけではない、この休暇を少しでも消したがっていたのは別の者だろう」
黒崎一護「だとしたら。次はコハルが危ないかも知れない!」
レオナ「皆。怒りたい気持ちはよく分かるわ、また同じような事が起こらないとも考えられないでしょう!!」
真波山岳「要するに。このカール城全体の警備を強化すればいいんですね?」
レオナ「ええっ! それからティナには少しだけ休ませてやりたいの、これは…他ならぬバッツ君からの依頼だから」
真波山岳「…………」
それもそうだよね、今度と言うばかりは完全に警備を強化しなきゃ行けない気がするよ。
バーン様とクリフト神官が戻って来た時は、例の2人を駆逐済みだったみたい。
クリフト神官は彼にスクルトを唱えたなら、バーン様は間違いなく天地魔闘の構えかカイザーフェニックスを繰り出したかも知れないね。
元魔王軍の頂点に立っている方でも、今は頼もしい仲間だからね。
バーン「真波か…」
真波山岳「あの。奴らはまた現れるだろうか?」
バーン「分からん。しかしワリオ、あの男の強さは流石の余でも侮れんぞ」
真波山岳「…。坂道君から一部始終を聞いていました、今回のティナさんの事…この世界で再び何か起きようとする事までも全て。」
バーン「そうか……。良き友人だな、その小野田と言う少年は」
真波山岳「はい。何度も沢山のロードレースで闘っていましたからね、勝負ではいいライバルですけど。それ以外はおれにとっては話の分かる大切な友達なんですよ、坂道君は!」
バーン「成程な。分かり合える友…、か…」
真波山岳「……。はい………」
今なら分かるよ、ダイ君。
君の怒りは、俺にだって痛いくらいよく分かるからね。
ねえ坂道君、君は今まで気付いていた事があったかい?
君は何度も俺と同じレースに挑んで来て、少しでもおれに追い付きたくて共に走り続けているんだ。
でもね、走るだけじゃ本当の世界を知るのは難しい事なんだよ坂道君。
おれたち2人や今泉君にも、まだまだ知らなきゃ行けない事が沢山あるかも知れないからね。
188話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.234 )
- 日時: 2022/10/19 20:28
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第188話「お互いの別離」
【アルブルグの町 船着場】
セフィロス「待っていたぞ。私と同行するのは、真の勇者と腕利きのいい剣士だ」
マァム「腕利きの剣士……?」
信「…。ギルガメッシュじゃないとしたら、ゾロの他にいないんじゃないか?」
マァム「………」
確かに、その可能性は十分に高いわ。
腕利きの剣士の正体は信が言ってた通り、緑の髪の剣士・ゾロだった。
そして真の勇者という事は、ダイを置いて他にいないわ。
今回レオナから与えられた任務は、幻獣を見付けなきゃ行けない事。
セフィロス「出発は明日だ。お前たちの為に宿を取っておいた、今夜はゆっくり休んでくれ」
マァム「ええ、ありがとう!!」
信「……。ダイ………」
ダイ「…………」
ダイ、どうして私の時は何も言わずに行ってしまうの。
とにかく今は、セフィロスが用意してくれた宿屋で一晩を過ごさなきゃ。
この無料提供はこの時のみ有効で、お互いが寝静まった時…私は目が覚めてしまったの。
先程見たダイのあの姿を、私は忘れる事が出来ないから。
【宿屋付近の川辺】
BGM設定:FF6よりセリスのテーマ
マァム「…………。ダイ…………」
ダイ「………ッ!!!」
マァム「どうして……? どうして何も話してくれないの?」
ダイ「………。………たくなかったんだ……」
マァム「えっ………?」
ダイ「……。見たくなかったんだ、マァムが…おれ以外の人間と一緒にいるのがさ…」
マァム「ダイ………。謝るべきは、私の方なのよ……」
ダイ「……。えっ……?」
マァム「少しでも……。ほんの少しでもあなたの事を疑ったりして、でも……大切な恋人であり戦う仲間として!」
ダイ「…………」
マァム「ダイ……ッ!!!」
ダイ「……。ごめん、マァム………ッ!!」
マァム「……。ダイ………」
去り際に見たのは、涙だったわ。
お父さん……バランを失った時の涙ではなく、今は私に言えない為の涙でもある。
本当は……、あなたに謝りたい事がたくさんあったんだけど。
今は……、あなたにどう謝ったらいいか分からないからごめんなさいね……ダイ……。
189話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.235 )
- 日時: 2022/10/20 07:36
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第189話「大切な仲間への想い」
【アーマー運搬船】
信「…………」
まさか、魔法自体少ないおれがこうして今回の任務に抜擢されるなんてな。
政からある程度聞いた話に依ると、今おれがいる''この世界''は魔大戦と呼ばれる長き闘いが1000年経った今でも続いているらしい。
レオナ王妃から与えられた任務とはいえ、急に現地へ向かわなければならないとはよ。
無事に幻獣を見つけ出したら、俺たちの任務は終わりになるだろうな……。
BGM設定:クロノ・トリガーより夜の底にて
信「……。セフィロス………」
セフィロス「信か。私に聞きたい事があって来たのか?」
信「まあ。そんな所だな…」
セフィロス「そうか。私に分かる範囲なら、答えてやらない訳でもないぞ。」
信「…………」
セフィロス「どうした?」
信「…。何かよ、色んな事が沢山あり過ぎたせいで。眠れなくてな…」
セフィロス「無理もない。この任務は帝国側とリターナー、2つの重要な共闘任務だからな」
信「……。その共闘任務が無事終わったら、アンタはどうするつもりなんだ?」
セフィロス「お前たちを守るガードに戻るつもりだ。それまでは、私自身が帝国側の人間としてゾロやダイと共に行動するつもりだ」
信「…。でもよ、おれにはまだ''愛''ってどんな物なのか全然分からないんだよ……」
セフィロス「信。お前はまだ若い、いずれ分かるようになるさ…。きっとな……」
信「…………」
その''いずれ''自体じゃ、遅いんだよ。
俺にとっては政やテンたちは大切な仲間だけど、此処まで死闘を乗り越えて来たアンタらもそれ以上に大切な仲間なんだよ。
つまり、共に戦う仲間であって恋人未満って奴なんだ。
特に一護はコハルを真剣に思っているだろうし、ヒュンケルやポップ殿下だってキスティスやレオナ王妃を本気で大切に思っているのによ…。
信「……。でもよ……、おれはその感情を……今知りたいんだよ……」
『ガチャッ』
信「……。誰だ……?」
ロロノア・ゾロ「信か。まだ起きていたのか?」
信「ああ。……、眠れなくてよ……」
ロロノア・ゾロ「そうか…」
信「あのさ、ゾロ……」
ロロノア・ゾロ「オレは何も教えてやれん。答えは自分で見つける物だ!」
信「…………」
そうだよなぁ、結局は俺自身で見付けるしかないんだよなぁ。
するとその場を離れようとした時、ゾロはおれを呼び止めた。
まるで、忠告のような言い方だったけどな。
でも、嬉しい忠告のような気がしたぜ! ありがとうよ、ゾロ。
やっとマァムが現れたと思ったら、すっげー演技をしてやがる。
おいおい、女武闘家の割には船旅平気な癖にこの運搬船だけは弱いんだなぁ…マァムって。
190話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.236 )
- 日時: 2022/10/20 22:35
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
本編更新の前に、ハロウィン企画を行いたいと思います。
①パロディ
②この小説内に登場するキャラ(ペア、またはコンビでも構いません)
③何故この2人を選んだか?
以上のように、元ネタパロディに繋がる企画を募集したいと考えています。
締め切りは10月23日までです。
皆さんからの参加、お待ちしています。
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.237 )
- 日時: 2022/10/21 08:46
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
こんにちは。
リクエストとハロウィン企画、ただいま募集中です。
リクエストする方は、以下のジャンルからお願いしますね。
・ポケットモンスター
・BLEACH
・ONE PIECE
ハロウィン編のリクエストは、こちらです。
・ドラゴンクエスト ダイの大冒険
・SPYXFamily
・弱虫ペダル
・ポケットモンスター
・BLEACH
以上です。
更新は夜か作者が帰って来てから、更新しようと思います。
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.238 )
- 日時: 2022/10/21 21:37
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第190話「大魔導士と赤い配管工」
【カール城 ポップの部屋】
ポップ「…………」
幻獣を説得出来るとすりゃあ、ティナしかいねー筈だけどよ。
アイツは先のイベントで無理しちまったから、レオナが気を利かせて来れたんだったな…。
それによ、大三角島って3つの神の墓があるらしいな。
その近くにサマサの村があるとしたら、マァムたちはまずそこに行くことになるに違いないぞ。
『ガチャッ』
マリオ「ポップ…」
ポップ「どうした?」
マリオ「うん。何だか眠れなくて…」
ポップ「……。せつなが心配するだろうから、あまり長居は駄目だぞ?」
マリオ「うん…」
きっと、悪い夢を見ちまったかも知れないな。
それでも不安だと感じた時は、メルルに頼るといい。
いい夢が見られる木の実を、お前さんに託してくれる筈だ。
ダイはその木の実を食べて寝たら、両親の夢を見たって自慢げに話してたんだぜ。
『コトッ』
ポップ「……。マリオ……?」
マリオ「羨ましいな、君たちは」
ポップ「何だよ。お前こそカービィやリンクたちと上手く行ってるだろ?」
マリオ「まあね。でも……、闘いの時は別なんだ」
ポップ「レオナから聞いたよ。生前のリノアもさ、俺たちや他の奴らに追いつこうと必死で頑張っていたって。だが、通常のテンポは良くても。闘いになると段々と速くなってしまうらしいんだよ」
マリオ「……。もっと、お話したかったんだ。魔女の事とか、ガードとして必要な事とかをね」
ポップ「かつての英雄が今更弱音を吐くなよ。俺だってな…、不安な事が時々あるんだよ!」
マリオ「ポップ……」
ポップ「いいかマリオ。俺たちがすでに乗っちまったこのルートはな、誰にだって途中下車は出来ねぇんだよ!」
マリオ「そうか…。今の任務が終わらない限り、誰も決められたレールに逆らえないんだね?」
ポップ「そうだ。後は自分自身でその答えを見付けるしかねーんだ、アンタを必要としてくれるせつなを守る為に…今のアンタに何が必要なのか、しっかり考えて決めるしかねぇんだよ!」
マリオ「………ッ!!!」
そうだよ、その通りなんだよ。
どうして僕はいつも、肝心な事を思いつかなかったんだろう。
何度もピーチ姫を助ける時だって、自分自身の中で正しい策を考えていた。
だから僕は頼もしい仲間として、皆の役に立つ事を考えていたんじゃないか。
ありがとうポップ、君のお陰で僕は目が覚めたよ。
今度はボクなりの方法で、せつなを守り抜く為に必要な事を考えなきゃ行けないからね。
191話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.239 )
- 日時: 2022/10/22 08:37
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第191話「幻獣との和解」
【幻獣の聖地】
マァム「…。中々のやり手だったわ、あのオルトロスは」
ゾロ「まあな。だが、俺たちが今まで闘った奴らに比べたら大した事はねぇ」
マァム「……。確かにそうね……(汗)」
小さな島・大三角島に上陸をしても、ゾロはこうして私たちに同行してくれる。
オルトロスのタコ墨はまるで、ドガースが使うヘドロ攻撃によく似ていたわ。
それを直撃された者は確か、マヌーサの様に集中力が落ちてしまう。
急ぎましょう、幻獣たちはこの先にいる筈だわ。
『ぞろぞろ…』
子供リンク「これが…、幻獣…?!」
リンク「?! 危ない、子リン!!」
子供リンク「…………ッ!!!」
信「幻獣たちが、こんなにもいたのか!」
マァム「リンク。子リンを連れて此処から逃げなさい!」
何か、嫌な予感がしたわ。
いいえ、あるいはその幻獣たちのリーダー格が信と向き合っているわ。
力と力を確かめ合っている、もし異常があったらまたあの時みたいに暴走するのかしら。
数分間確かめ合ったけど、結局は何もなかったわ。
青年「君は…、ちょっと違う。我々と同じ力を感じる」
信「…。まあ、な……」
リンク「つまり。君は幻獣界の若者なんだね?」
青年「はい。幻獣はこちらの世界に来ては行けないと言う掟があります、あの時…仲間が囚われていると気付いた時に人間たちがこちらにいました。その中に彼やティナの姿があったんです!」
信「俺にも感じたぜ。扉の奥からお前たちの思いが…」
つまり、ラムウが言っていた内容と一致するわ。
幻獣たちがこちらに来た途端、一気に力を消費したせいでコントロール出来なくなったと。
それらも帝国が好き勝手な事をした上で、これだけの怒りを買ってしまったのね。
その帝国側の将軍・レオがあなたたちと和解したいと言っていたから、早速サマサの村に連れて行く事にしたわ。
【サマサの村】
マァム「レオ将軍、セフィロス!」
セフィロス「お前たちか。無事だったのか?」
マァム「ふふっ、こっちは何とか無事よ!」
レオ「おぉ、マァムか! 幻獣たちには会えたようだな、苦労を掛けた……」
マァム「いいえ。滅相もありません」
後は、当人同士で行くしかなさそうね。
お互いがお互いを許し合っているから、上手く行ったとばかり思っているのはいいけど。
だけど、そう甘くはなかった。
少し遅れて現れたケフカによって、幻獣たちは全て魔石にされてしまったの。
勿論私たちも肝心な時に役に立てず倒れてしまい、レオ将軍がケフカを倒す。
いいえ…あれはケフカ自身じゃない、真っ赤な偽物だったんだわ。
くっ……、かつての同期にまで手を出すなんて……何処まで卑怯なのよあなたは!!
192話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.240 )
- 日時: 2022/10/22 11:39
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第192話「魔大陸浮上と悲しい知らせ」
【レオの墓】
信「……。レオ将軍………」
アンタの事はマッシュから聞いていたよ、敵対していたとはいえ。いい人だった!
俺たちが倒れている間もアンタは命を掛けて、俺たちを守ってくれたんだろう。
でもな、俺はそんなアンタからもっと学びたかった。
魔法の力だけじゃなく、この世界に関係のある事全てを知りたかったよ…。
信「別の人間でもよ、力が欲しい奴らがいるんだな…。大半は俺みたいになりたいんだろうな…」
マァム「信……」
信「…。もっとアンタから、色々な事を学びたかったよ……」
俺は言いたい事を告げると、マァム ゾロ リンク兄弟 そしてダイも最後の別れを告げる。
全員が悲しみに浸っている時、傷を負ったアンジェロが来たんだ。
そうか、あの人だけじゃなく……セフィロスまでも。
帝国の奴ら、マジで許せねぇ!!
『ギュッ…』
マァム「これで、よし……」
ダイ「優しいんだね、マァム…」
子供リンク「大丈夫。ボクが付いててあげるよ」
アンジェロ「わふっ!」
マァム「…。そうなると、帝国にいるクロノたちが心配だわ!」
信「…。あいつらも、無事だといいけどよ…」
更に悲しみに浸る中、別行動を取っていたクロノたちと合流する。
俺たちを信頼していたあいつらが裏切り、危うくクロノたちも罠に嵌められそうになった。
だがカイエンの話によると、その寸前にエドガーの策略で何とか回避出来たらしい。
何だかんだで任務は終わったけど、後はセフィロスの安否だな…。
【飛空艇ブラックジャック号 甲板】
ノヴァ「魔大陸に行く前に言いそびれた事があるんだ。でも、いい話じゃない…」
セリス「どうしたの?」
ノヴァ「ロン・ベルクさんから少し前に報告があったんだけど、ポップのお父さんが危篤らしいんだ!!」
セリス「どうして、こんな事になったの?!」
ノヴァ「分からない。事が起きる前までは変わらずに元気だったらしいけど、昨日の就寝辺りから体調がが悪くなったって……」
セリス「待ちなさいノヴァ。その件自体ポップに話したの?」
ノヴァ「いや。……しかし、いつまでポップの前で黙秘が出来るかどうかだ……」
セリス「………。事を急用するとしたら、次なるミッションの前に立ち寄る事になりそうだわ」
ノヴァ「そうだね。皆も納得してくれる気がするよ…」
セリス「ええ………」
その次なるミッションこそが、魔大陸の調査になる可能性が充分に高い筈だわ。
あの大陸の最新部にガストラたちがいるとしたら、現在私のポジションになっているダイが後から追いかける事になるわね。
その前にセフィロスと合流しなきゃ行けないから、この甲板には3人に残って貰わなきゃ行けない事に繋がるわ。
だとしたら、河了貂に司令塔を任せるしかないわね。
後は、誰を此処の守りに固めるべきかしら…。
193話に続きます。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.241 )
- 日時: 2022/10/23 00:12
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
今後の更新内容。
まず、3つに分けてダイとの闘いに入ります。
終わったら一旦ほのぼのを入れつつ、一護とコハルのデート回も書く予定です。
しかし信は何やら、難しい顔をしています。
そこにレオナが現れ、彼の悩みを相談する事に。
以上が、簡単なあらすじになります。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.242 )
- 日時: 2022/10/23 22:29
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
さてさて、ハロウィン編が近付いて来ています。
このキャラの出番を増やして欲しいなどの意見がありましたら、どんどん言って下さい。
懐かしのレッツピカをプレイしている為、場合によっては…また新しく作り直すかも知れません。
要するに、ネタ切れです。
明日からでも、新しく作り直したいと考えていますので…宜しくお願いします。
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.243 )
- 日時: 2022/10/24 05:48
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
こんにちは、女剣士です。
さて、今回は終幕ではなく…完全ネタ切れとなった為…この小説を作者の都合により、ロックする事にしました。
しかし、タイトルは今まで通り 「戦士たちの愉快な日々3」のリニューアル版で執筆を開始しようと考えていますので、宜しくお願いします。
それでは、リニューアル版の方でお会いしましょう。
2022年 10月24日 謎の女剣士。