二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.232 )
- 日時: 2022/10/19 07:59
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第186話「希望への光」
【サウスフィガロの町 地下1階 拷問部屋】
ティナ「……。ごめんねフィーナちゃん、私のせいであなたまで捕まってしまって」
フィーナ「気にしないで。もしティナ、あなたに何かあったらバッツが冷静じゃいられなくなるからこの位お互い様だよ!」
ティナ「!? 待って、誰か来るわ」
足音はしない……、それに気配自体も禍々しくないわ。
するとその人物は私たちがいる部屋に入って来て、お得意の鎌を使って手錠を破壊する。
確かこの人は、かつてバーンって人の配下だった人だわ。
そしてもう1人は既に1つになっている元大魔王・バーン、どうしてあなたたちが此処に。
『ガチャッ』
バーン「どうやら。うぬらを追って来るものは来ていないようだ」
ティナ「その前に、聞きたい事があるの!」
バーン「待て。事情は移動しながらの方がいいだろう、とにかく脱出するぞお前たち!」
フィーナ「うん。さあ、ティナ!」
ティナ「ええっ!!」
キルバーンを筆頭に、私たちは先に脱出した。
1番端っこの部屋に行き、扉を見付けたの。
この扉って確か、脱出口への入口かしら。
キルバーン フィーナは先に入って行くけど、次に私がバーンに背中を押して貰ったその瞬間だった。
まさかの彼らが、その場に現れたのは!!
ワリオ「おっと。折角捕らえた2人をみすみす逃がす訳には行かないな〜」
バーン「たわけ。お前たちのようなクズにはこれでも食らうがいいわ!!」
泥ポックン「はあはあ……。せめてティナちゃんのおパンティだけでも………wwwww」
ティナ「なっ、何て酷い事を……」
バーン「貴様の腐った性根。このバーンが自ら叩き直してくれるわ!!」
???「さあ。お急ぎ下さい、ティナさん」
バーン「おぉクリフト神官。待っていたぞ」
クリフト「はい。ラスウェル殿下よりティナさんたちの救助を命じられました、キルバーン殿。今の内にお2人を安全な場所に」
キルバーン「OK。さあ2人共、此処からはボクの出番だよ♪」
今までになかった怒りが、バーンから伝わって来る。
脱出口を目指しながら何事もなく先へ進むと、扉の奥から声が聞こえて来たの。
しかも、1人じゃないわ! もう1人からも安心の気配がするわ。
するとキルバーンは私たちを逃すように扉を開き、私はバッツ フィーナちゃんはレインに抱き付いたの。
『ガバッ』
バッツ・レイン「「ティナ(フィーナ)。良かった、無事で良かったな!!」」
ティナ「バッツ!!」
フィーナ「レイン。きっと来てくれるって私、信じていたよ!!」
レイン「ああっ。フィーナ、やっと会えたよ」
キルバーン「……。おやおや、かなり激しい戦いだねぇ」
2人『…………ッ!!!』
ラスウェル「つまり。裸族の2人がティナたちを攫ったと言うのか?」
キルバーン「そう。彼ら2人は本当に懲りないからねぇ、まあっ! ボクが下さなくてもバーン様ならやってくれるさ♪」
レイン「………。あいつら………(怒)」
バッツ「迂闊だった。ごめんなティナ、俺がいない間に苦労を掛けて……」
ティナ「大丈夫よ。バッツはちゃんと、こうして私を助けに来てくれたから」
あぁ、バッツ……。
私の為に必死で探してくれたあなたも、好きよ。
いつかあなたに、色々な事を沢山言われて来たわ。
道は選ぶな、作るんだ!!
でもね、私…時々不安になってしまう事があるの。
今は何ともないんだけど、もし…ヒュンケルみたいに黒髪になったりしたらどうしよう。
嫌っ、想像するだけでも私じゃ私で無くなってしまうわ!!
187話に続きます。
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