二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの愉快な日々3 ( No.8 )
- 日時: 2022/07/17 06:33
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第6話「ピカチュウの涙 前編」
【ニビシティ ポケモンセンター】
『しゅうぅぅぅん……』
???「ルキナ。君の仲間たちなら皆無事みたいだよ。」
ルキナ「ありがとうございますユウさん。……、ですが……」
ユウ「そうだねぇ。君の表情からすると確かに竜の騎士の後継者様の負担は私と同じ位に大きいかも知れないね。」
ルキナ「えっ?!」
ユウ「先程レイから報告が合ってね。先の戦いでダイくんはこの世界にいない2人の力を一気に使ってしまったらしいんだ。」
ルキナ「………ッ!!!」
その騒ぎが起きていた当日、私はダイさんと蒼炎の勇者が選んだ初心者用のポケモンたちを届けなければ行けないとタケシさんに頼まれていた時でした。
しかしニビシティに来れたのは良いですが、帰り道が分からなくなってしまいました。
こんな時はリゼさんかルフレさんに事情をお話するべき…でしょうか? う〜ん。
【カントー地方 マサラタウン サトシの家 客室】
『コトッ』
???「ピカチュウ、ダイの様子はどうだ?」
ピカチュウ「うん。ドクタールイージに事情話して念の為に見て貰ったけど、命に別状はないって!」
タツナ「そうか。良かったぜ。」
ピカチュウ「バッツさんとシュウは?」
タツナ「バッツならキッチンで俺たち用とダイの分の飯作っていたけど、シュウの奴は元気なかったみたいなんだ。」
ピカチュウ「…。無理をしてまでダイに闘わせたくなかったのかな、シュウは」
タツナ「大丈夫だろう。シュウの事はアイクとラーハルトに任せておこうぜ? ピカチュウ。」
ピカチュウ「…………」
確かネルさんの所のL(エル)は言っていたね、当時は同じ世界にいたドクルイも医者を目指していた事があるって。
でもドクルイは病気で何日か後ら辺で他界してしまい、ドク兄さんが弟の後を引き継いだって前に言っていたけど。
それはまるで……、大魔道士・マトリフさんみたいに無茶をしていたのかなぁ。
僕のいる世界でもドクルイは諦めずに頑張っているけど、彼の兄でもあるドクマリが1年前に亡くなってしまったんだ。
どうして……、どうしてこんな事になるの。
『ガラガラガラー』
レイ「ようタツナ、あれからダイの様子はどうなんだい?」
タツナ「かなりぐったりしてるが大丈夫だけど。ずっと様子を見ていたピカチュウが急に泣き出してしまってな。」
ピカチュウ「……………」
レイ「ん? ピカチュウが持っているその写真って''この世界''の写真じゃないか?」
タツナ「ああ。さっき透が何か思い出したって言って、夾とどっかに行っちまったぞ!」
レイ「きっとアレだな。丁度今日は、この世界のドクターマリオの命日でもあるからな。」
タツナ「レイ。バッツには何があっても絶対にこの事を言うなよ、勿論ティナや他の皆にもな!」
レイ「ああ。そうだな。」
バッツ「(キッチンから)お〜いタツナ。飯出来たから、シュウとアイクたちを呼んで来てくれ!!」
タツナ「ああ。分かったぜバッツ。」
草摩由希「……? ねえバッツさん、クロコダインとオニオンはどうしたんだい?」
レイ「ゆーき。その話は飯の後でも良いだろ、とにかくまずは3度の食事が大事なんだからな。」
草摩由希「うっ……、うん………」
あの時……、僕とバッツさんが当たり前のようにいろんな所を旅して回って居なければよかった。
僕のせいだ、ドクマリの葬儀に僕たちも参列しようって前もって話をすれば良かったんだ。
でもバッツさんは優しいから、何も気付いていない僕を優しく抱き締めてくれる。
すると僕が静かに泣いていると初めから察していたのか、透さんが数日前にゲットした彼女所有のフェアリータイプのポケモン・ニンフィアがスリスリしながら慰めてくれている事に気付いたんだ。
レイは離れた距離から僕とニンフィアのやり取りを見て少し複雑そうな顔をしながらも、バッツさんがいるキッチンに足を運んで行ったのは言うまでもなかったけどね。
7話に続きます。
さくら餅さん、初めまして。
こちらにお越し下さり、ありがとうございます。
今回のお話はタツナ レイ ピカチュウの3人がメインの回になっていますので、少しずつベリーさん側の人たちを出していきたいと考えています。
今後は合作小説と両立しながらになるので、普段から執筆している此処に来る事が少なくなるかも知れないので…そこはご了承下さい。
前半では情報屋ユウちゃんとルキナが出ていますが、ルキナの方が思い詰めた顔をしています。
初の感想コメント、ありがとうございます。
引き続き、宜しくお願いしますね。
感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪