二次創作小説(新・総合)
- 空渡彼岸紹介 ( No.796 )
- 日時: 2021/07/03 22:19
- 名前: 桜木霊歌 (ID: xIyfMsXL)
空渡彼岸
誕生日 11月15日
1911~2008(享年97歳)
【代表作】
『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』
『一縷の願いは月越えて』
『人生列車』
【派閥】北原一門
【武器】銃
【文学傾向】詩歌
【精神】不安定
【身長】160㎝
【趣味嗜好】姉と龍之介、白秋に力添えすること
【属性】気絶組
霊歌の実弟であると同時に、主人公である時ノ小路優の曽祖父。
白秋に次ぐ『第二の国民詩人』と謳われている。
本名は『時ノ小路優斗』
気弱で臆病かつ、おどおどした依存気質の少年であり、どこか頼りなさげ。
しかし、いざという時には絶対に曲げない芯の強さを持つ。
優と一緒にいれば見間違えてもおかしくないほど優とそっくりな顔立ちをしており、白いスタンドカラーのシャツの上に赤と黒を基調にした麻の葉模様の着物と黒い袴と黒い編み上げショートブーツを履いており、くるぶしまでの長さのある黒髪を赤いリボンで一本にまとめており、黒いマフラーを巻いている。
また、彼岸花の造花のついた赤いリボンの巻かれた黒いカンカン帽を被っており、黒い指ぬきグローブをはめている。
武器は灰色と黒を基調とした歯車と彼岸花を模したリボルバー式の拳銃。
かつては両親からのネグレクトに霊歌や龍之介を始めとした大切な人達に先立たれた事、戦時中は『非国民』と罵られ続けた為か、孤独と否定される事を何よりも恐れている。
サンプルボイス
「北原一門門下生、空渡彼岸です。あの・・・白秋先生や朔にぃ、犀にぃはいないんですか・・・?」
「北原一門門下生、空渡彼岸です。桜木霊歌さんは僕の実姉なんですよ」
「僕らが想いと祈りを紡いで創り上げた世界を、汚すなんて・・・!」
「さようなら!」
「終わらせましょう!」
「忘却の海底に身を委ねるのはいかがですか?」
「僕はもう・・・守られてばかりの子供じゃいられないんだ!」
「僕の祈りは・・・世迷言なの・・・?」
「嫌だ、嫌だ・・・僕を否定しないでくれ!」
「一人は・・・一人にだけはなりたくないんだぁ!」
交友関係
実姉である霊歌や養父である龍之介との絆は語る間もなく強く、二人には早くに先立たれた為二人との再会を何よりも喜んでいる。
白秋は詩の師匠であり、誰よりも尊敬しており、兄弟子の朔太郎と犀星を本当の兄のように慕っている。
いつか白秋と並び立つ詩人になる事を目標としていた為か、三木露風の事を『越えるべき壁』としてライバル視しているが、露風とはあまり険悪ではない(むしろ露風と険悪になりがちか朔太郎を『朔にぃ落ち着いてよ!』と止めることが多い)
龍之介繋がりで寛と辰雄と仲がよく、寛の事を寛と呼ぶ数少ない文豪。
かつてはプロレタリア組の思想に賛同し、彼らと文通をしていた文豪の一人で、学者の中には彼岸自身もプロレタリア文学の一人と数える人物も少なくはない。
また、無頼派と昼夜の作品を高評価しており、その縁からか特に中也から懐かれている。
転生して以降は姉を通じて童話作家組と仲良くなり、自分と並ぶ長寿文豪の鱒二と弟文豪の弴と仲が良い。
辰雄と霊歌の3人は拗れた関係がなく、彼らを友好的3文豪と言われていたりする。
ただし、啄木には会うたび金を貸してくれと言われる為か、珍しく煙たがっている
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