二次創作小説(新・総合)
- 空渡彼岸紹介 ( No.798 )
- 日時: 2021/07/03 22:30
- 名前: 桜木霊歌 (ID: xIyfMsXL)
空渡と芥川(戦闘開始前)
彼岸「ジー…」
龍之介「?彼岸、どうしたんだい?」
彼岸「龍之介先生、お風呂入りませんでしたね?」
龍之介「うっ、相変わらず彼岸はよく見てるねぇ・・・」
彼岸「もう!終わったらすぐに浴場直行ですよ!」
龍之介「えぇ・・・お風呂面倒なのに・・・」
彼岸「お姉ちゃんに嫌われてもいいなら僕は放っておきますけど?」
龍之介「そっちも嫌だなぁ・・・」
彼岸「じゃあお姉ちゃんに嫌われて煙草禁止されるか、お風呂入るかどっちにします?」
龍之介「・・・終わったらお風呂入ります・・・」
彼岸「よろしいです!」
空渡と里見
弴「あっいたいた!彼岸ー!」
彼岸「ぴゃっ・・・!えっと・・・確か、里見弴君でしたっけ?」
弴「そうだよ!僕ね、君と話してみたかったんだ!」
彼岸「え!?文壇の大御所と言える白樺派の一員である弴君が僕に・・・!?」
弴「うん!だって僕と君って同じ弟で長寿の文豪でしょ?だから仲良くしたいなーって」
彼岸「そう言えば君って有島武郎さんの弟でしたっけ・・・?確かに弟で長寿ってところが一緒ですね!」
弴「生きてた時代は違うけどね!・・・あと、僕の場合は武郎兄、君の場合は霊歌さんが早くに亡くなったっていうありたくもなかった共通店もあるけど・・・」
彼岸「そこ、完全に同意です・・・」
手紙
桜木霊歌
拝啓 空渡彼岸様
色々話したいことがありすぎて、手紙にかけないことが多すぎるの。
だから、ここはあえてあなたの詩についての感想を書かせてもらうの。
とても綺麗で、優しくて儚くて、あなたらしさが出ていてよかったと思ったの。
・・・あなたが詩人になる前に病気で早死しちゃった私にそう言われても困るよね・・・
今度はいっぱい思い出を作ろうね
敬具 桜木霊歌
萩原朔太郎
拝啓 空渡彼岸様
君は本当に優しくて素敵な詩を作るよね。
白秋先生だって君を殊更目をかけていたし、僕や犀だって君を弟のように思ってたよ。
ふふっ、また君を構い倒す事ができるようになった事、白秋先生も犀も僕も楽しみだよ。
また彼岸君の詩を聞きたいな。
敬具 萩原朔太郎
中野重治
拝啓 空渡彼岸様
君とこうして直接顔を合わせる事になったのは初めてだよね?
僕らが生きてた頃は文通でしか交流がなかったから。
顔を合わせる事になったのがこうして転生した後っていうのが皮肉に思えるけれど、君の詩は本当にあのときも今も素敵だと思えるよ。
敬具 中野重治
追伸 そういえば司書さんから聞いたけど、学者の中には君もプロレタリアの一人って数えてる人もいるんだってさ
中原中也
拝啓 空渡彼岸様
彼岸先生、生前は俺の詩を評価してくれてありがとうございます。
つか、あんたが俺を評価してくれなかったら今の俺はここにいなかったと思うし、俺を評価してくれた人に会うことができるなんて、すげー嬉しい。
でもまさか16歳のガキの姿で転生した事は驚くけどな。
敬具 中原中也
三木露風
拝啓 空渡彼岸様
白秋が最も目をかけている弟子ですので、少し興味を持ちました。
君の詩はとても美しくて儚さを併せ持った良いものでした。
あと、白秋から君が僕を『越えるべき壁』として見ているとも聞いています。
いつか君が僕を越える事を楽しみに待っていますよ。
敬具 三木露風
追伸 君の兄弟子の萩原朔太郎については本当に何とかしてください。こちらも迷惑を被るのはゴメンですので
感想OKです!