二次創作小説(新・総合)
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.11 )
- 日時: 2022/09/11 21:17
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第9話「一難去ってまた一難」
【ランカークス村 ポップの実家1階】
『ガチャッ』
信「今帰ったぜ、レオナたち!」
レオナ「おかえりなさい信君たち。無事に彼らを見付けて来てくれたのね?」
信「ああ。幸いにもバッツとやらは疲労でぶっ倒れちまったみたいだが、問題はこっちにいる電気鼠の方なんだ!」
レオナ「…………ッ!!!」
貂「ピカチュウ?! なっ、何という姿になってるんだよ」
羌瘣「……。その事についてだが、これまでの経緯を分かりやすく説明しよう」
嬴政「ああ。ひとまずは、彼も休ませなければならない」
貂「……………」
あの時信たちがもう少し早く駆け付けていなかったら、特にバッツが危なかっただろうな。
何とか食糧調達は無事に終わり、オレたちに代わってティーダが少し離れた所にあるキッチンの方でスティーヌさんたちを手伝っている。
要するにこの2人はこんな状態になってまで、そのプリムと呼ばれる軍団と闘っていたのか。
【キッチン】
スティーヌ「ありがとうねティーダさん。お手伝いして貰っちゃって!」
ティーダ「いいッスよ。それに仲間のお母さんの作る手料理は最高ッス!」
ジャンク「ほう。ウチのバカ息子より物分かりがいいんだな、ティーダ君は」
ティーダ「いや〜。それ言ったらご自分の息子さんに失礼な気が(汗)」
???「んだとっ! オヤジ、もっぺん言ってみ………イテテテテテ………」
ティーダ「馬鹿。まだ無理して動いたら駄目だろ、ポップ!!」
ポップ「わっ、悪ィ…………」
ティーダ「ほら戻るッスよ。レオナ姫に気付かれたらアンタ、マジでヤバいぞ」
ポップ「…。完治するまで、大人しくしてます……」
本当に良かったッス、一時はどうなるかと思っていたけど。
それにバッツは戦い続けて来て倒れたし、ピカチュウはかなり酷い傷だ。
いくら回復魔法を持っているレオナ姫が側にいても、バッツとピカチュウを同時に治療するのは流石に難しいだろうな。
そうだ、俺の元いた世界にいる恋人・ユウナに俺から連絡してこれまでの経緯を兼ねながら事情を説明すれば何とかなるッス!!
10話に続きます。
次はらるさん、お願いしますね。