二次創作小説(新・総合)

Re: ポケットモンスター~交わり編~ ( No.3 )
日時: 2022/09/25 11:26
名前: れんかあの (ID: s/G6V5Ad)

Step1.旅を始めよう!

 コメントくださった女剣士さん、ありがとうございます!一緒にがんばりましょう!
 それから訂正があります。バズのパートナーはジバコイルではなくレアコイルです。いきなりすみませんでした。
 長くなりました。それでは本編、スタート!
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 ジリリ…朝だよ!おはよう!起きちゃおう!
「んあ…ん…おは…おや…すみ…」
「ロア!いい加減起きたら?今日から旅に出るんでしょ?!別れるときくらい姉の言うこと聞いた…ら!」
 掛け布団が勢いよく引っ張られ、俺はベッドから落ちた。
「いってぇ…。何すんだよ、マタビ」
「お・ね・え・ちゃ・んと言いなさい!」
「なあ~にがおねえちゃんだよ。料理もポケモンの世話もできないくせに」
「料理はできないけど、世話はあんたがやるって言うから?仕方なくやってもらってるの!」
「はあ?!マタビがウールーのふわふわな毛をめちゃくちゃにしたからだろ?!母さんと父さんがすっげえ大事にしてたウールーなのに!」
「おねえちゃんよ!私だってすっごく大切に世話を…あ」
 急にマタビは静かになり、青ざめた。
「やばっ。スクール遅れちゃう…」
「おお?いつもより始まるの遅いのに先生が遅刻ぅ?それは、ちょっと、だめなんじゃねーの?」
「笑わないでよね。てか、あんたもヒイラギ博士んとこにそろそろ行ってポケモンもらったら?」
「は?」
「時計見てみ」
 現在8時46分。ちなみに、博士がトレーナーにポケモンを渡す時刻は7時30分からである。
「…行ってくる。」
「そんなに落ち込まないでよ。ちょっとうるさいのがあんたのいいところなんだからさ。まだ間に合うわよ、きっと」
「…そうだよな。よし、姉ちゃん、行ってくる」
「ええ。素敵な旅を。さみしかったら戻ってきてもいいのよ?」
 マタビがにやにやしながらそう言った。
「…からかうなっ!」

 こうして俺の旅は始まった。ここから先、いろんな困難に出会うことを、俺はまだ知らない。