二次創作小説(新・総合)

Re: ポケットモンスター~交わり編~ ( No.5 )
日時: 2022/09/25 15:33
名前: れんかあの (ID: s/G6V5Ad)

Step2.パートナーは…

 れんかあのです!さっそく本編、スタート!
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 「はあ、はあ…ヒイラギ博士!おはよう!いきなりだけど、俺にポケモンを…」
「あっ、ロアじゃないか…でもポケモンはなあ…ってか君なんでそんなに汗だくなんだい?」
「失礼します!」
「あっこら、知り合いだからって僕の研究所に勝手に入るんじゃない!」
 ヒイラギ博士の研究所は、真っ白な清潔感のある広い空間だ。机に本棚、パソコンなど、いろいろ置いている。博士の主な研究対象はポケモンのリージョンフォーム。他にも進化やら技やら、いろいろ調べては本にしている。(売れ行きはよくないらしいが)
「あっ、これか!」
 部屋の奥に、三つのモンスターボールが並んでいる。それぞれにアシマリ、アチャモ、サルノリが入っている。
「博士!俺、アチャモを選びたいんだ!」
「えっ…いやその~…」
「その反応、アチャモはもういないってことか?」
「え~そのつまり…」
「ならサルノリがいい!」
 すると、博士はしばらく目を泳がせてから、
「もう、三匹ともいないぞ」
「いややっぱアシマリも…へっ?!」
「逆に、何でいると思ったんだ。一時間以上遅刻してるのに」
「えぇぇぇぇぇぇぇ~!!!!」
 マジかよ!てか、ということはさ、
「俺ポケモンなしで旅始めるのかよ?!」
「ま、そういうことだな」
 これじゃあジムリーダーどころか、コイキングにも勝てないじゃないか!いや、あいつははねてるだけだから勝てるかもしれねえ。
 …じゃなくて!どうすりゃいいんだよ!
「…まあ、モンスターボールとポケモン図鑑は渡しておくよ。」
 タンタラタッタッタッタン♪
『ロアはモンスターボール×10もらった!』
 タンタラタッタッタッタン♪
『ロアはポケモン図鑑を…』
 いやそういうのあるけど!ここでやるな!
「ロア。がんばれよ。とにかく、ポケモンを探すんだ。そして仲良くなれ。そうすれば、仲間になってくれなくもないかもしれないだろ」
 可能性が一ミリも感じられないんだが。
「ロア、よく聞け。運命の出会いってのは生きていれば必ずあるんだ。僕のニャースだって、出会えたのはきっと運命なんだ。己を信じろ。己を疑うな。まっすぐ生きろ」
「人生相談会してくれてサンキュー」
「ふざけてるのか?」
「いや。俺は誰にも負けたくない。自分にも、他人にも。本当のゼロからスタートする。そして、絶対にリーグで優勝してみせる。じゃあ、行ってくる。いろいろありがとな!」
「ああ。…君なら、きっとできる」

            ~To be continue~